アーミッシュの基礎知識を得るのには最適です。
日々の身近な暮らしに付いては’麦わら帽子とハートのキャップ’と併せて読むとより理解が進むと思います。
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アーミッシュの老いと終焉 単行本 – 2021/1/8
堤純子
(著)
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自分らしく老い、自分らしい最期を迎えるには……? アーミッシュの人々とその生活を調査して30年 自らの老いを意識し始めた時にも アーミッシュの人々はどう対処しているのか考えました。 「主は与え、主は奪う」 皆がそれぞれの場所で、それぞれの役割を果たす アーミッシュの高齢者たち その生き方と考え方を詳細に紹介 われわれ自身の対処法にも充分参考になるでしょう
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社未知谷
- 発売日2021/1/8
- 寸法13.7 x 2.3 x 19.6 cm
- ISBN-104896426304
- ISBN-13978-4896426304
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商品の説明
著者について
1957年生まれ。学習院大学文学部英米文学科卒業後、15年以上翻訳の仕事に携わる。その後現在まで、小学校英語講師、小論文添削指導、及び塾講師として、小中高校生の学習指導にあたっている。著書に『アーミッシュ』『アーミッシュホームにようこそ』『アーミッシュ料理』(未知谷)がある。
登録情報
- 出版社 : 未知谷 (2021/1/8)
- 発売日 : 2021/1/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4896426304
- ISBN-13 : 978-4896426304
- 寸法 : 13.7 x 2.3 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,930位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39,442位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月30日に日本でレビュー済み
キリスト教の一宗派で、宗教上の信条から現代でも原則として電気や自動車のような近代的な技術を拒否する暮らしを貫く、アーミッシュの人々。そんな彼らが送る生活を手掛かりに、現代における家族・地域コミュニティーの衰退によって問題化されている高齢者の孤立と孤独の問題を考えようというのが本書のコンセプトとなっている。
全体が約260ページで、三章構成。
第一章はカトリックへの反発から誕生した再洗礼派をもとに、メノナイトから分裂した成り立ちに始まるアーミッシュの歴史を解説する。そのうえで、現代のアーミッシュたちが送る生活の日常、非日常、ツーリズムなどについて紹介する。
第二章は、本書のもうひとつのテーマである"老い"によりフォーカスし、アーミッシュの死生観や高齢者介護、それらを支えるネットワークについての洞察に充てられている。また、一・二章を通じて、現代のアメリカ・日本・世界との出生率や人口増加率、健康状態、自宅で最期を迎える割合などのデータを比較することでも、現代におけるアーミッシュの特殊性を浮かび上がらせる。
終章となる第三章は30ページ強ともっとも短い。内容もアーミッシュの紹介を中心としていたここまでとは趣きを変えて、高齢者の孤立化をどのように防ぐかについての考察のための章となっている。この問題を考えるために前章までのアーミッシュの生活のほかに、中国桂林の高齢者による自発的なサークル活動やアメリカの高齢者向けリタイアメント・コミュニティーが参照される。
アーミッシュたちの存在と生活ぶりについて常に好意的に紹介するスタンスで、否定的なものとしてはアーミッシュを離れてメディアでアーミッシュの暗部を"告発"したという一人の男性の存在が明かされる程度である。謙虚なアーミッシュの人々と歩を合わせるような、終始穏やかな文体で綴られる。
本書で紹介されるアーミッシュの基本情報のなかでとりわけ重要と思われるのは、全てのアーミッシュは強制されているわけではなく、成人した段階で"普通の生活"を送る選択が可能だということだろう。そのための無期限のモラトリアムを与えられた若者たちは、流行の服装や酒・タバコ・車・ダンスやライブといった街の生活を楽しむのだが、結局ほとんどの若者たちは自らの意志でアーミッシュとして生きていくことを決断するという。この自己決定を経ているという過程が重要であり、人びとがアーミッシュとしての生活に不満を持ちにくい重要な動機のひとつとなっていることが窺える。
アーミッシュの社会に見いだせるもうひとつの興味深い点は、先の選択権も含めた、その民主主義的ともいえる基本姿勢にもある。現代技術とどう付き合うかなどといった課題も含め、アーミッシュのなかでの決まり事は、「それぞれが意見を出し合い、全員でそれを吟味したうえで結論を出す」という。だからこそ、「一度決まれば皆が守り抜く」。このように全員で話し合いを重ねたうえで共同体としての結論を導き出すという姿勢は、国家運営のもとで行われる多数決による決定とはある意味で対照的である。これは、最近読んだ『くらしのアナキズム』にあった、多数決が分断を生み、原始的であると思われている過去の共同体はもっと本質的な意味で"民主主義"だったという指摘とも符合する。そう考えれば、自らの意志で前近代的な生活を選びとっているアーミッシュの人々が、このように"民主主義"な社会を営んでいるのはむしろ必然的なのかもしれない。また、多数決に関連していえば、アーミッシュの司教が選挙ではなく「くじ引き」によって選ばれるという事実も面白い。
そして、このような一般的な現代社会とは一線を画すアーミッシュの特徴的な社会を可能とするのは、次のような宗教的な信条を背景とした、アーミッシュの人々が共有する基本理念によるものだとされている。
「謙遜とは、自己評価の低さと自信のなさによるものではなく、相手からの理不尽な要求に耐え忍ぶことでもない。自分を大切にして相手を尊重し、相手との違いに慈しみの心で向きあい、それを受け入れることである。そしてこの謙遜こそが、イエスの生涯を貫く姿勢なのである」。
現代社会と対比してアーミッシュ社会における特徴的な共同体運営のありようの一端を学ぶことができたことが何よりの収穫だった。先に触れた『くらしのアナキズム』では、国家と共存しつつアナキズムを実践する必要性が解かれていたが、国家への税金をきちんと支払いつつもコミュニティーを運営し、強制ではなく人々が納得したうえで結果的に人口の増加が続くアーミッシュの社会は、既にそれを実現しているといえるのかもしれない。アーミッシュの研究だけで十分に興味深く、逆に現代の高齢者の孤立の問題を考えるための終章については、蛇足の感が残った。
(『本の雑誌』に掲載されていた服部文祥さんの書評をきっかけに拝読しました。)
全体が約260ページで、三章構成。
第一章はカトリックへの反発から誕生した再洗礼派をもとに、メノナイトから分裂した成り立ちに始まるアーミッシュの歴史を解説する。そのうえで、現代のアーミッシュたちが送る生活の日常、非日常、ツーリズムなどについて紹介する。
第二章は、本書のもうひとつのテーマである"老い"によりフォーカスし、アーミッシュの死生観や高齢者介護、それらを支えるネットワークについての洞察に充てられている。また、一・二章を通じて、現代のアメリカ・日本・世界との出生率や人口増加率、健康状態、自宅で最期を迎える割合などのデータを比較することでも、現代におけるアーミッシュの特殊性を浮かび上がらせる。
終章となる第三章は30ページ強ともっとも短い。内容もアーミッシュの紹介を中心としていたここまでとは趣きを変えて、高齢者の孤立化をどのように防ぐかについての考察のための章となっている。この問題を考えるために前章までのアーミッシュの生活のほかに、中国桂林の高齢者による自発的なサークル活動やアメリカの高齢者向けリタイアメント・コミュニティーが参照される。
アーミッシュたちの存在と生活ぶりについて常に好意的に紹介するスタンスで、否定的なものとしてはアーミッシュを離れてメディアでアーミッシュの暗部を"告発"したという一人の男性の存在が明かされる程度である。謙虚なアーミッシュの人々と歩を合わせるような、終始穏やかな文体で綴られる。
本書で紹介されるアーミッシュの基本情報のなかでとりわけ重要と思われるのは、全てのアーミッシュは強制されているわけではなく、成人した段階で"普通の生活"を送る選択が可能だということだろう。そのための無期限のモラトリアムを与えられた若者たちは、流行の服装や酒・タバコ・車・ダンスやライブといった街の生活を楽しむのだが、結局ほとんどの若者たちは自らの意志でアーミッシュとして生きていくことを決断するという。この自己決定を経ているという過程が重要であり、人びとがアーミッシュとしての生活に不満を持ちにくい重要な動機のひとつとなっていることが窺える。
アーミッシュの社会に見いだせるもうひとつの興味深い点は、先の選択権も含めた、その民主主義的ともいえる基本姿勢にもある。現代技術とどう付き合うかなどといった課題も含め、アーミッシュのなかでの決まり事は、「それぞれが意見を出し合い、全員でそれを吟味したうえで結論を出す」という。だからこそ、「一度決まれば皆が守り抜く」。このように全員で話し合いを重ねたうえで共同体としての結論を導き出すという姿勢は、国家運営のもとで行われる多数決による決定とはある意味で対照的である。これは、最近読んだ『くらしのアナキズム』にあった、多数決が分断を生み、原始的であると思われている過去の共同体はもっと本質的な意味で"民主主義"だったという指摘とも符合する。そう考えれば、自らの意志で前近代的な生活を選びとっているアーミッシュの人々が、このように"民主主義"な社会を営んでいるのはむしろ必然的なのかもしれない。また、多数決に関連していえば、アーミッシュの司教が選挙ではなく「くじ引き」によって選ばれるという事実も面白い。
そして、このような一般的な現代社会とは一線を画すアーミッシュの特徴的な社会を可能とするのは、次のような宗教的な信条を背景とした、アーミッシュの人々が共有する基本理念によるものだとされている。
「謙遜とは、自己評価の低さと自信のなさによるものではなく、相手からの理不尽な要求に耐え忍ぶことでもない。自分を大切にして相手を尊重し、相手との違いに慈しみの心で向きあい、それを受け入れることである。そしてこの謙遜こそが、イエスの生涯を貫く姿勢なのである」。
現代社会と対比してアーミッシュ社会における特徴的な共同体運営のありようの一端を学ぶことができたことが何よりの収穫だった。先に触れた『くらしのアナキズム』では、国家と共存しつつアナキズムを実践する必要性が解かれていたが、国家への税金をきちんと支払いつつもコミュニティーを運営し、強制ではなく人々が納得したうえで結果的に人口の増加が続くアーミッシュの社会は、既にそれを実現しているといえるのかもしれない。アーミッシュの研究だけで十分に興味深く、逆に現代の高齢者の孤立の問題を考えるための終章については、蛇足の感が残った。
(『本の雑誌』に掲載されていた服部文祥さんの書評をきっかけに拝読しました。)
2021年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コロナ禍の中考える事が多く、終活しながら、いかにシンプルに生きられるか、
アーミツシュの生活に安らぎを覚えた、
宗教は別にしても、人とのコミニケーションのとりかたに成程、同感できた。
アーミツシュの生活に安らぎを覚えた、
宗教は別にしても、人とのコミニケーションのとりかたに成程、同感できた。
2021年9月5日に日本でレビュー済み
堤さんの本、3冊に目を通しましたが、この本が一番良かったです。アーミッシュに読み継がれている『殉教者の鏡』のウィレムスの逸話がすべてを表している感じがしました。