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不滅の愛 上 (角川ホラー文庫 513-1) 文庫 – 1995/4/1
配達先不明の手紙の山から小金をあさる中年男が発見した、偉大なる秘密とは? 人類を神に進化させる物質をめぐり、愛と破壊の神秘の物語が始まる。ホラー・ファンタジーの大傑作。(風間賢二)
- 本の長さ500ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1995/4/1
- ISBN-104042470017
- ISBN-13978-4042470014
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カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
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4 星
圧巻のイマジネーション(上巻)
連邦郵便局員のジェフィは、同僚に強要され、配達不明先の手紙をくすねる日々をおくっていた。大量の手紙に取り組むうちジェフィは、それらの断片に、別世界、世界の始まりと終わり、”アート”についての物語が隠されていることに気がついていく ・・・クライヴ・バーカーのダークファンタジー。上下巻で1,000頁、圧巻のイマジネーションというところか。上巻は、生と死と愛の三度だけ行けるという、異世界(クィディティ=海、島=エフェメリス)を我が物にしようとするジェフィと、それを阻止しようとする麻薬中毒の天才科学者フレッチャーのつばぜり合いに終始する。フレッチャーの完成させたナンシオで、ひとではなくなった二人が争いを続け、ついに硬直状態に陥ったとき、それぞれの意思を継ぐもの=協力者をつくりだしていく。ジェフィとフレッチャーは、善と悪、光と影のような明らかな対立軸を明確化されているのではなくて、異世界を奪うもの、守るものとして描かれている。ジェフの軍団=テラタ対、フレッチャーの生み出す空想の兵士達=ハルシゲニア。アルマゲドンっぽくはある。この異世界の意味は謎なのだが、”アート”や”ショール”といった説明がなされないものを含めて、これらが明らかになることに興味をそそられてくる。上巻のラストで、フレッチャーは消滅し、意外な人物が後継者となる。これは、かなり予想外。下巻に向けて、本来敵同志であるべき二人の力によってなした子ら(生物学的な子ではない)の運命も気になるところ。それ以外のサブキャラクター達はどうなる。冗長とも思える長い長いものがたりであるだけに、息切れせずに読み切れるかが、この作品の評価をわけてしまいそう。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2003年6月10日に日本でレビュー済み
進行性禿頭に悩める男が妄想の中から隠された真実をつかみ、神になるべく暴走する。光と闇に分かれた元・人類の男二人が、なんだかよくわからんものすげえモノになって闘い続ける。はかない恋物語もあるが、淡々とした描写のせいか物語世界にノれず。壮大な設定ゆえに細部がボケた印象あり。
2011年9月4日に日本でレビュー済み
連邦郵便局員のジェフィは、同僚に強要され、配達不明先の手紙をくすねる日々をおくっていた。大量の手紙に取り組むうちジェフィは、それらの断片に、別世界、世界の始まりと終わり、”アート”についての物語が隠されていることに気がついていく ・・・
クライヴ・バーカーのダークファンタジー。上下巻で1,000頁、圧巻のイマジネーションというところか。
上巻は、生と死と愛の三度だけ行けるという、異世界(クィディティ=海、島=エフェメリス)を我が物にしようとするジェフィと、それを阻止しようとする麻薬中毒の天才科学者フレッチャーのつばぜり合いに終始する。フレッチャーの完成させたナンシオで、ひとではなくなった二人が争いを続け、ついに硬直状態に陥ったとき、それぞれの意思を継ぐもの=協力者をつくりだしていく。
ジェフィとフレッチャーは、善と悪、光と影のような明らかな対立軸を明確化されているのではなくて、異世界を奪うもの、守るものとして描かれている。ジェフの軍団=テラタ対、フレッチャーの生み出す空想の兵士達=ハルシゲニア。アルマゲドンっぽくはある。この異世界の意味は謎なのだが、”アート”や”ショール”といった説明がなされないものを含めて、これらが明らかになることに興味をそそられてくる。
上巻のラストで、フレッチャーは消滅し、意外な人物が後継者となる。これは、かなり予想外。下巻に向けて、本来敵同志であるべき二人の力によってなした子ら(生物学的な子ではない)の運命も気になるところ。それ以外のサブキャラクター達はどうなる。
冗長とも思える長い長いものがたりであるだけに、息切れせずに読み切れるかが、この作品の評価をわけてしまいそう。
クライヴ・バーカーのダークファンタジー。上下巻で1,000頁、圧巻のイマジネーションというところか。
上巻は、生と死と愛の三度だけ行けるという、異世界(クィディティ=海、島=エフェメリス)を我が物にしようとするジェフィと、それを阻止しようとする麻薬中毒の天才科学者フレッチャーのつばぜり合いに終始する。フレッチャーの完成させたナンシオで、ひとではなくなった二人が争いを続け、ついに硬直状態に陥ったとき、それぞれの意思を継ぐもの=協力者をつくりだしていく。
ジェフィとフレッチャーは、善と悪、光と影のような明らかな対立軸を明確化されているのではなくて、異世界を奪うもの、守るものとして描かれている。ジェフの軍団=テラタ対、フレッチャーの生み出す空想の兵士達=ハルシゲニア。アルマゲドンっぽくはある。この異世界の意味は謎なのだが、”アート”や”ショール”といった説明がなされないものを含めて、これらが明らかになることに興味をそそられてくる。
上巻のラストで、フレッチャーは消滅し、意外な人物が後継者となる。これは、かなり予想外。下巻に向けて、本来敵同志であるべき二人の力によってなした子ら(生物学的な子ではない)の運命も気になるところ。それ以外のサブキャラクター達はどうなる。
冗長とも思える長い長いものがたりであるだけに、息切れせずに読み切れるかが、この作品の評価をわけてしまいそう。

連邦郵便局員のジェフィは、同僚に強要され、配達不明先の手紙をくすねる日々をおくっていた。大量の手紙に取り組むうちジェフィは、それらの断片に、別世界、世界の始まりと終わり、”アート”についての物語が隠されていることに気がついていく ・・・
クライヴ・バーカーのダークファンタジー。上下巻で1,000頁、圧巻のイマジネーションというところか。
上巻は、生と死と愛の三度だけ行けるという、異世界(クィディティ=海、島=エフェメリス)を我が物にしようとするジェフィと、それを阻止しようとする麻薬中毒の天才科学者フレッチャーのつばぜり合いに終始する。フレッチャーの完成させたナンシオで、ひとではなくなった二人が争いを続け、ついに硬直状態に陥ったとき、それぞれの意思を継ぐもの=協力者をつくりだしていく。
ジェフィとフレッチャーは、善と悪、光と影のような明らかな対立軸を明確化されているのではなくて、異世界を奪うもの、守るものとして描かれている。ジェフの軍団=テラタ対、フレッチャーの生み出す空想の兵士達=ハルシゲニア。アルマゲドンっぽくはある。この異世界の意味は謎なのだが、”アート”や”ショール”といった説明がなされないものを含めて、これらが明らかになることに興味をそそられてくる。
上巻のラストで、フレッチャーは消滅し、意外な人物が後継者となる。これは、かなり予想外。下巻に向けて、本来敵同志であるべき二人の力によってなした子ら(生物学的な子ではない)の運命も気になるところ。それ以外のサブキャラクター達はどうなる。
冗長とも思える長い長いものがたりであるだけに、息切れせずに読み切れるかが、この作品の評価をわけてしまいそう。
クライヴ・バーカーのダークファンタジー。上下巻で1,000頁、圧巻のイマジネーションというところか。
上巻は、生と死と愛の三度だけ行けるという、異世界(クィディティ=海、島=エフェメリス)を我が物にしようとするジェフィと、それを阻止しようとする麻薬中毒の天才科学者フレッチャーのつばぜり合いに終始する。フレッチャーの完成させたナンシオで、ひとではなくなった二人が争いを続け、ついに硬直状態に陥ったとき、それぞれの意思を継ぐもの=協力者をつくりだしていく。
ジェフィとフレッチャーは、善と悪、光と影のような明らかな対立軸を明確化されているのではなくて、異世界を奪うもの、守るものとして描かれている。ジェフの軍団=テラタ対、フレッチャーの生み出す空想の兵士達=ハルシゲニア。アルマゲドンっぽくはある。この異世界の意味は謎なのだが、”アート”や”ショール”といった説明がなされないものを含めて、これらが明らかになることに興味をそそられてくる。
上巻のラストで、フレッチャーは消滅し、意外な人物が後継者となる。これは、かなり予想外。下巻に向けて、本来敵同志であるべき二人の力によってなした子ら(生物学的な子ではない)の運命も気になるところ。それ以外のサブキャラクター達はどうなる。
冗長とも思える長い長いものがたりであるだけに、息切れせずに読み切れるかが、この作品の評価をわけてしまいそう。
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