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あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床〜真剣勝負! エコー侍の技の数々【電子版付】(jmed73) (jmed mook 73) 単行本（ソフトカバー） – 2021/4/25

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◆運動器エコー道をストイックに探究する“エコー侍"たちが、日頃実践している痛み診療の技と工夫を存分に披露!
◆肩・腰・膝を中心に部位別で取り上げ、豊富な解剖図・症例画像とともに診療のコツから実践で必要な知識まで丁寧に解説します。
◆従来の整形外科の教科書には記載されていない、ベッドサイドで使える運動器エコーならではの新しい痛み診療を学ぶことができます。運動器の痛み患者に向き合うすべての医師に役立つ1冊です。
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  1. 本の長さ
    172ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    日本医事新報社
  4. 発売日
    2021/4/25
  5. 寸法
    25.7 x 18.2 x 2 cm
  6. ISBN-10
    4784966730
  7. ISBN-13
    978-4784966738
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著者について

斉藤 究(さいとう・きわむ)
さいとう整形外科リウマチ科院長
【略歴】
1999年 国立浜松医科大学卒,国立国際医療センター内科研修医
2001年 東京災害医療センター救命救急レジデント
2002年 刈谷総合病院整形外科
2006年 名古屋医療センター整形外科リウマチ科
2010年 Los Angeles Veterans Affairs hospital留学
2011年 現職
【所属学会】
日本整形外科学会専門医,日本リウマチ学会専門医,日本整形外科超音波学会会員

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本医事新報社; 第1版 (2021/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本（ソフトカバー） ‏ : ‎ 172ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4784966730
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4784966738
  • 寸法 ‏ : ‎ 25.7 x 18.2 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 14個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 わかりやすい
2021年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
臨床例を中心に解説してあり、わかりやすい内容でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
lami
5つ星のうち5.0 運動器の非特異的疾患において、これからの治療標準になってくるのでは
2021年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変興味深く拝読させて頂きました。

総論及び各論に分かれ、各先生が担当部位毎に運動器エコーを活用した診察&治療法を解説して下さってます。

実際の臨床においては従来のレントゲン検査など画像所見で器質的変化を認めない運動器の疼痛は非常に多く散見され、昨今のMPSに代表されるような概念では、まだまだ医学的エビデンスが確立されているとは言えない分野なのかもしれません。

しかし率直に、いち患者としての立場になった場合、画一的にレントゲンを撮り器質的病変は見当たらないため、湿布を貼って様子をみましょう！よりも、このように非特異的疾患の痛みに対して多角的な視点から診ていただける先生に治療してもらいたいと心より思います。

ドクターでありながら、理学療法や徒手療法的な分野を非常に重要視し、自ら実践されているものと感じました。

10年後、非特異的疾患において、本書にあるような診察、治療が一般的になることを期待しています。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
KH
5つ星のうち3.0 運動器保存療法とエコーの危うさを浮き彫りにする
2021年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「あなたも名医！」という表紙のキャッチコピーが気になり購入した。これはこのシリーズに共通するものだが、4000円未満で名医に近づけるなら安すぎる買い物である。あなたも、というからには少なくとも執筆者らは名医であるはずだ。

通読してまず受けた印象は、おそらく執筆者のうち少なくとも数名はあまり査読のついた医学論文を書き慣れていないのでは？ということだ。従来の教科書同様の診察技術やエコー操作に関する情報はさておき、本書の核心部分となるエコーと痛みの関連において「これまで，どのあたりまで科学的な根拠が示されており」「何が判明していないことであり」「新しい評価や手技の効果は再現、定量できるのか、できるならどの程度なのか」「その裏付けとなる情報には、どれほどの確かさがあるのか」それに「筆者の個人的な経験による印象」といった情報がごちゃごちゃになり、あるいは明確に示されていない。そのために示された情報を科学的に咀嚼しようと思うと、そこそこの精神的苦痛を伴う内容になっている。例えば痛みの病態と組織に関して加害者被害者などという表現の必要性も、正直なところよく理解できない。参考文献にシンポジウムでの発表などと記載されているが、医学書としては珍奇なものに見える。これは果たして検証可能なソースとして記載されたものだろうか、それともあたかも根拠があるかのように見せるために記載されたものなのであろうか。博士号など臨床能力には一切関係ないものであるが、もし医学博士号を取得された際に医学に関してそのような基本的な論述のルールを学ばれなかったのであれば、教育機関や指導教官にもその責が求められるであろう。

症例提示においてさえJKOMやJLEQ、せめてVASなどの評価が出てこない。たとえば糖尿病や高血圧といった病気に関する成書で、血糖値や血圧の値を出さずに議論がされることなどあるだろうか？　いや、私たちはよくそのパターンを知っている。医学書ではなく、そのあたりのネット広告やチラシでしばしば目にするはずである。

これは裏を返せば整形外科の保存的治療を論じる前に、まだまだ十分な臨床研究モデルに基づいた科学的議論の進め方が根付いたものではないことを浮き彫りにするものだ。エコーを手にしたことによって、今まで分かりにくかった体の中の情報に触れ、狙ったところへ正確に注射できるようになったことは間違いない。その中で様々な知見があり仮説や反論があるだろう。基礎のしっかりしていない建物は危ういが、現在にぎわいをみせている運動器エコー界隈にはそれに似た何かを感じるのである。もしそのような議論はスキップしてもよいと仮に考えていらっしゃるならば、それこそが整形外科医の行う保存治療の信頼性と価値を貶めていることを認識しなくてはならない。結局のところエビデンスの示されない治療法が種々のガイドラインで推奨されたことはない。仮定でものを語り患者の身体に侵襲を及ぼすのであれば、提唱者はその正当性を数値として示す義務がある。そうでなければ学術的には骨接ぎやカイロプラクティックと変わらないし、人体実験と言われても仕方ないことだからだ。良心に則るのであればせめてお仲間の内だけに留め、あたかも事実であるかのように表現して出版すべきことではない。果たして整形外科の名医とはこのようなものなのであろうか。

それでも星3としたのは、内容では無く執筆者の熱意を感じたからである。特に執筆者のひとりのJBJSに掲載された臨床研究など、従来の整形外科保存治療についての問題提起の実践についても紹介されている。小生如きが名医に申し上げることは本来なく、おそらく執筆された先生もこのような本ではない形で今後何をすべきかについて重々ご承知のことであろう。巻頭言より「運動器エコー道をストイックに探究する者たちはいつしか“エコー侍”と呼ばれるようになった」。まさか自分自身で侍と呼びはじめるなどと、痛々しいものではないということのようである。しかし侍が医療とは面白いが、本来病める者のそばに立つものは侍の役割なのだろうか？　「エコー侍」の振りかざすものが妙な高揚感や正義感にとらわれた刃ではなく、近代医学のルールに基づいた慎重なメスであることを祈りたい。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち3.0 知りたいのはその先…
2021年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハイドロリリースを全く知らない初学者向けの本でした。
最前線で活躍している先生方の色々なリリースポイントの見つけ方や、あまり知られていないリリース方法等に関して詳しく書いてあるのかなと、勝手に想像して買ってしまいましたが、ごく一般的な内容になっており、アナトミートレインなどに関しても浅く紹介程度に記載されておりましたが、私が知りたいのはその先の実臨床での利用方法でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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あまぞんふぁん
5つ星のうち4.0 発展途上治療の可能性に対する期待を込めて
2021年5月15日に日本でレビュー済み
良かった点
今回の書籍は、今ちまたで流行しているエコーガイドブロックの潮流を知る上で具体的なエコー動画描出や治療手技を総論的に知ることが出来た点は良かったです。
悪かった点
各項目での表記の統一性に欠ける部分は読みにくさに繋がっていたように思います。

まとめると・・
まだまだ医学的に解明されていない部分も多い点であることは理解していますが、どの辺まで分っているかもう少し説明があると他の方にも説明できて良いと思いました。
かなり厳しいコメントもありますが、高血圧や消化器内視鏡のような歴史の中でエビデンスがかっちり積み上がっていない分野の内容である部分を考慮すると、私個人としては今後の治療のパラダイムシフトに繋がる可能性を感じたため☆4つとさせて頂きました。
今回の批評をベースによりよい書籍をまた発刊して頂きたいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
aksan
5つ星のうち4.0 運動器に関して臨床的に知りたい人へ
2022年2月12日に日本でレビュー済み
ベッドサイドで使える運動器エコーならではの新しい痛み診療を学べます。従来の整形外科の教科書には記載されていない情報まで掲載されているのがいいですね。臨床医としての実例も豊富だし，わかりやすい文章なので，スラスラと読めます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
神田
5つ星のうち5.0 とっかかりには助かります
2021年5月3日に日本でレビュー済み
私自身は総合内科医ですが、最近エコーを購入しました。新しく運動器エコーを勉強するにあたり良いエコーの本はないかと探していましたが、日頃から講読している日本医事新報社からたまたま出ていたので購入し拝読させていただきました。
この領域はまだ意見がわれているのか、筆者らによる主観もかなりあると感じましたが、全体的にわかりやすく運動器エコーを始めてみるきっかけにはなるのかと思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
AK
5つ星のうち2.0 医学書というより私小説？文章表現に相性がありそう。
2021年5月9日に日本でレビュー済み
最近流行のテーマで、若手が医局で読んでいたので、総論部と自分の専門分野の各論部を読んでみました。全てを精読したわけではありませんが、類書に比べると、いろんな文章や内容が混ぜられて、ブログのような自己陶酔を感じる、不思議な文章が目立ちました。たまたま、私と相性が悪いだけで、この内容や表現が理解しやすい人もきっといらっしゃるのでしょう。私には、著者らの世界観、独自の言い回し、不意に混ざってくる口語口調と、私小説の夢の中を語られているようで理解が難しかったです。それに、1回読んで意味が理解しにくい文章、解剖名の間違え・単純な誤字も散見され、文章の推敲はされたのでしょうか。
このシリーズは、定期購読しており、新しい分野も多いですが、医学書としての体裁はあったと思いますので、今回はギャップ感が大きかったです。別の方のレビュー（KHさん）と同様の気持ちです。
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