予想の上をいく複雑さで登場人物が絡み合い、途中で人物の相関関係図をメモしたほど。
一気読みをできなかった私は続きを読む時には少し戻って復習・確認しながら読み進む。
文句なくとても面白く、読者の予想を上回るストーリー展開。
また最後まで読了するとより納得感が高まるタイトル。
お勧めです。星5つ。
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笑うマトリョーシカ 単行本 – 2021/11/5
早見 和真
(著)
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親しい人だけでなく、この国さえも操ろうとした、愚か者がいた。
四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。
『イノセント・デイズ』の衝撃を越える、そして、『店長がバカすぎて』とも全然違う、異色の不条理小説が誕生。
国際政治学者・三浦瑠麗氏、推薦!
「冷酷とは真に空っぽであることなのかもしれない。読了してそう思った。
政治のみならず人間の怖気だつような貌を描き出す小説。ルサンチマンのもたらす破壊力はかくもすさまじい」
四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。
『イノセント・デイズ』の衝撃を越える、そして、『店長がバカすぎて』とも全然違う、異色の不条理小説が誕生。
国際政治学者・三浦瑠麗氏、推薦!
「冷酷とは真に空っぽであることなのかもしれない。読了してそう思った。
政治のみならず人間の怖気だつような貌を描き出す小説。ルサンチマンのもたらす破壊力はかくもすさまじい」
- 本の長さ418ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2021/11/5
- 寸法14 x 2.6 x 19.6 cm
- ISBN-104163911502
- ISBN-13978-4163911502
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2021/11/5)
- 発売日 : 2021/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 418ページ
- ISBN-10 : 4163911502
- ISBN-13 : 978-4163911502
- 寸法 : 14 x 2.6 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,889位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年7月13日に日本でレビュー済み
最後まで目が離せませんでした。一気呵成に読んだ小説でした。
政治家の毀誉褒貶の本質を、マトリョーシカを狂言回しに使って見事に描いた作品です。
自我を形成する思春期の友人関係の大切さを理解するとともに、親や恋人の存在がいかにその人の存在を形作っていくかの反面教師として読み取りました。
人間は誰しも、ある集団の中では「仮面をかぶる」こともあるのでしょうが、ずっと仮面をつけたまま生きていくことはその人の人生の価値まで無くしているように感じています。
エリック・ヤン・ハヌッセンの存在を本書で教えてもらいました。マトリョーシカといい、ハヌッセンといい、政治家の仮面を形作るのには見事に言い表すキーワードでした。
未読の方もおられるのでストーリー展開には触れません。様々な登場人物の抱えている苦悩や想いが、最後はは明らかになり、少しずつ全体像が見えてきます。本書の構成自体がマトリョーシカだと思っています。なかなか凝ったストーリー展開でした。
政治家の毀誉褒貶の本質を、マトリョーシカを狂言回しに使って見事に描いた作品です。
自我を形成する思春期の友人関係の大切さを理解するとともに、親や恋人の存在がいかにその人の存在を形作っていくかの反面教師として読み取りました。
人間は誰しも、ある集団の中では「仮面をかぶる」こともあるのでしょうが、ずっと仮面をつけたまま生きていくことはその人の人生の価値まで無くしているように感じています。
エリック・ヤン・ハヌッセンの存在を本書で教えてもらいました。マトリョーシカといい、ハヌッセンといい、政治家の仮面を形作るのには見事に言い表すキーワードでした。
未読の方もおられるのでストーリー展開には触れません。様々な登場人物の抱えている苦悩や想いが、最後はは明らかになり、少しずつ全体像が見えてきます。本書の構成自体がマトリョーシカだと思っています。なかなか凝ったストーリー展開でした。
2021年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初、青春時代から政治家になるまでの、秘書と傀儡の話かと思ったら、
予想の先をゆく、人間の本質に迫るようなミステリだった。
ページ数は多いがテンポ良くて飽きさせず、人間の業を描きつつ、底が見えないストーリィ展開だった。
おすすめ。
予想の先をゆく、人間の本質に迫るようなミステリだった。
ページ数は多いがテンポ良くて飽きさせず、人間の業を描きつつ、底が見えないストーリィ展開だった。
おすすめ。
2021年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家の新作とあれば読まないわけにいかず、届いたその日に一気読みでした
あいかわらず期待を裏切りません
というか、自分がどんな物語を期待していたのか読んでいるうちに忘れてしまいました
ずっと心が揺さぶられ、目の前がぐらぐらしているような、不思議な読書でした
あらすじはうまく説明できませんが、間違いなく面白い!
「笑うマトリョーシカ」というタイトルが腑に落ちます
あいかわらず期待を裏切りません
というか、自分がどんな物語を期待していたのか読んでいるうちに忘れてしまいました
ずっと心が揺さぶられ、目の前がぐらぐらしているような、不思議な読書でした
あらすじはうまく説明できませんが、間違いなく面白い!
「笑うマトリョーシカ」というタイトルが腑に落ちます
2022年1月22日に日本でレビュー済み
官房長官に上り詰めた政治家を、陰で操る高校時代の同級生だった政策秘書。その実態を暴こうとする女性記者との攻防の物語かと思ったら、もっと奥深く、思わぬ広がりをみせてくれました。
得体の知れない官房長官となった男とのやり取りには心理サスペンスの緊迫感があり、終盤に訪れる二転三転する展開は上質なミステリーを読んでいるようでした。
得体の知れない官房長官となった男とのやり取りには心理サスペンスの緊迫感があり、終盤に訪れる二転三転する展開は上質なミステリーを読んでいるようでした。
2021年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと長すぎ、という感じがしないでもないが、一気に読める。
魅力的な登場人物が多く、是非、映像化して欲しい。
愛南町外泊まりに行ってみたくなった。
魅力的な登場人物が多く、是非、映像化して欲しい。
愛南町外泊まりに行ってみたくなった。
2021年11月22日に日本でレビュー済み
「生きるものは必ず死に、出会ったものは離れることが定め」
冒頭から衝撃的な言葉!
笑うマトリョーシカ
いや、最後に笑うマトリョーシカ
著者のマトリョーシカの世界、これまでの作品の中でも圧巻でした。
時代は違っても、未だこの世界もヒトラーとハヌッセン同様の世界。
ニセモノとホンモノ
優しさなのか偽りなのか
これって永遠にわからないのかもしれない。
唯一わかることは、世の中は無常であり勢いの盛んな者もついには必ず衰え滅びるということ。
「生者必滅会者定離」
どんな偉人でも、誰もが共通していつかは滅びる。
政界であろうが、どんな世界にいても皆同じ人間。
必ずいつか滅びるなら、どう生きるのかを考えさせられました。
でも著者の作品から、またヒントとなるメッセージが残されてました。
生きてさえいるのなら、やり返すチャンスはある。
最後の最後で、笑っていることもできるはず。そのチャンスを自分が与えられるかもしれないと。
力が湧くメッセージ、強く胸に響きました。
最後に笑うマトリョーシカは誰なのか…
誰なのかも永遠にわからないのかもしれないし、誰なのかが重要だとも私は思わない。
政界を主題として繰り広げられていく人間ドラマが深くて、また新たな世界を堪能した作品でした。
是非、再読したい一冊です!
冒頭から衝撃的な言葉!
笑うマトリョーシカ
いや、最後に笑うマトリョーシカ
著者のマトリョーシカの世界、これまでの作品の中でも圧巻でした。
時代は違っても、未だこの世界もヒトラーとハヌッセン同様の世界。
ニセモノとホンモノ
優しさなのか偽りなのか
これって永遠にわからないのかもしれない。
唯一わかることは、世の中は無常であり勢いの盛んな者もついには必ず衰え滅びるということ。
「生者必滅会者定離」
どんな偉人でも、誰もが共通していつかは滅びる。
政界であろうが、どんな世界にいても皆同じ人間。
必ずいつか滅びるなら、どう生きるのかを考えさせられました。
でも著者の作品から、またヒントとなるメッセージが残されてました。
生きてさえいるのなら、やり返すチャンスはある。
最後の最後で、笑っていることもできるはず。そのチャンスを自分が与えられるかもしれないと。
力が湧くメッセージ、強く胸に響きました。
最後に笑うマトリョーシカは誰なのか…
誰なのかも永遠にわからないのかもしれないし、誰なのかが重要だとも私は思わない。
政界を主題として繰り広げられていく人間ドラマが深くて、また新たな世界を堪能した作品でした。
是非、再読したい一冊です!