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語るボルヘス――書物・不死性・時間ほか (岩波文庫) 文庫 – 2017/10/18
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1978年6月に,ブエノスアイレスのベルグラーノ大学で行われた連続講演の記録.ボルヘスが選んだテーマは,「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」,そして「時間」.――「この五つのテーマはわたしの内面と深くかかわっていて,これまで自分が思念を凝らしてきたものなのです」(ボルヘス).
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2017/10/18
- 寸法10.5 x 0.7 x 14.8 cm
- ISBN-104003279298
- ISBN-13978-4003279298
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対象商品: 語るボルヘス――書物・不死性・時間ほか (岩波文庫)
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2017/10/18)
- 発売日 : 2017/10/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4003279298
- ISBN-13 : 978-4003279298
- 寸法 : 10.5 x 0.7 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40位その他の外国のエッセー・随筆
- - 267位文学理論
- - 1,465位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
円熟のボルヘスが語る自身の世界観が語られ、読者はその講演会場にいる。「思い出しました」[p82]「思いつきで」[p84あたり]というような箇所から、ライブ感がある。あらかじめ入念に話すことを決めてそれを話すだけなら、記述する方が後世に残るし、生き続けるだろう。「〜といったのは確か〜だったと思います」[p82]と言うように、話しながら記憶を辿っていく。もしかしたら、結論だとか、これを言いたいというようには全く決めていなかったかもしれない。話すうちに答えや疑問が生まれていくボルヘスの思考を辿る感じ。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に博識に、種々の文献から引用してすごいなあとは思う。しかし問題を追及する能力が決定的に足りない
単なる学説の紹介に終わっている
バベルの図書館の鑑識眼はすごいと思ったし、そこに収められた彼自身の作品もよかった。しかし他に心に刺さる著作はなかなか見つからない
単なる学説の紹介に終わっている
バベルの図書館の鑑識眼はすごいと思ったし、そこに収められた彼自身の作品もよかった。しかし他に心に刺さる著作はなかなか見つからない
2020年7月29日に日本でレビュー済み
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訳が木村榮一で正直不安でした。(バルカス・リョサの『緑の家』の訳は最悪だったので)
しかし、今回は特に問題なく読み進められました。不死性や時間といったボルヘスおなじみのテーマについて、博識に裏付けられた独自世界を展開してくれます。そして本作において驚いたのが、ボルヘスが探偵小説について概ね肯定的な意見を持っているという点に驚かされました。ボスヘスが好きなら手にとってみるもアリかと思います。
ただ、ページが全150ページほどのため、どっぷり浸かりたい方は少し物足りないと感じるかもしれません。
しかし、今回は特に問題なく読み進められました。不死性や時間といったボルヘスおなじみのテーマについて、博識に裏付けられた独自世界を展開してくれます。そして本作において驚いたのが、ボルヘスが探偵小説について概ね肯定的な意見を持っているという点に驚かされました。ボスヘスが好きなら手にとってみるもアリかと思います。
ただ、ページが全150ページほどのため、どっぷり浸かりたい方は少し物足りないと感じるかもしれません。
2022年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わからないなりにボルヘスの著作が好きで、それはたぶん、本好き、書物LOVEの人が書いているからだろう、と思う。
本書も書物を通したボルヘスの博学・碩学ぶりがよく出ているけれど、この人の場合、いっぱい読んでる、すごい記憶力、というより、ああ、本が好きなんだなあ、というのを強く感じる。
そして、文字表現とそこから刺激される想像力に、知と冒険ということを思い起こす。
本書は大学での講演録で、テーマは「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」「時間」となっている。
その中でわたしが興味を持ったのは「不死性」と「時間」。
個々の人の不死性ではなく、これまでの人の考えが伝承されるといった形での不死性。
過去と未来との間の抽象的な点としての現在、それを踏まえたうえでの時間。
〝全体〟というのか、個々の論理の集合ではなく、これまでをバッと捉まえる広角レンズのような思考がとても刺激的だった。
本書も書物を通したボルヘスの博学・碩学ぶりがよく出ているけれど、この人の場合、いっぱい読んでる、すごい記憶力、というより、ああ、本が好きなんだなあ、というのを強く感じる。
そして、文字表現とそこから刺激される想像力に、知と冒険ということを思い起こす。
本書は大学での講演録で、テーマは「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」「時間」となっている。
その中でわたしが興味を持ったのは「不死性」と「時間」。
個々の人の不死性ではなく、これまでの人の考えが伝承されるといった形での不死性。
過去と未来との間の抽象的な点としての現在、それを踏まえたうえでの時間。
〝全体〟というのか、個々の論理の集合ではなく、これまでをバッと捉まえる広角レンズのような思考がとても刺激的だった。
2017年10月24日に日本でレビュー済み
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1978年にブエノスアイレスのベルグラーノ大学で行なった、「書物」、「不死性」、「エマヌエル・スヴェーデンボリ」、「探偵小説」及び「時間」と題した5つの連続講演を収録したボルヘスの知性の塊の肉声が迫って来る貴重な講演集。この5つの講演は当時のボルヘスが身近と考えていたテーマを扱っている由。この講演の際、ボルヘス79歳、既に失明しており、過去の自身の作品を振り返っているという趣きもある。
縦横無尽に過去の文学者・哲学者・歴史を引用する該博なボルヘスの知識には相変わらず驚嘆した。講演の内容を紹介するというのは野暮だが、一言注釈すると、エマヌエル・スヴェーデンボリ(私は本書で初めて知った)とはスウェーデン生まれの哲学者兼神秘論者兼多分野における実務家の由で、いわばボルヘスの同類である。「探偵小説」以外を読むと、「伝奇集」中の「バベルの図書館」、「円環の廃墟」、「エル・アレフ」中の「不死の人」、「神の書き残された言葉」、表題作などの代表作(の創作裏話)が想起される。特に、<時間の循環性>(東洋風の<輪廻>)を扱っている点が何時ものボルヘスの特徴で、本書中で、「方丈記」の冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」に似た文言が出て来るのには驚いた。「探偵小説」は(一見)意外な題材で、主にポーを採り上げ、ポーの文学性・探偵小説の"読者"を創った先見性を称える(ただし、チェスタトンの方が評価が高い)と共に、文学におけるジャンル分けの無意味さを謳っている。しかし成程、「伝奇集」中の「死とコンパス」、「エル・アレフ」中の「アベンハカン・エル・ボハリー、自らの迷宮に死す」といったミステリをボルヘスが執筆している理由がようやくこれで飲み込めた。
高度に知的でありながらも、東洋風の<輪廻>、「人と死(あるいは不死)」、神学論的考察などを織り込んで、読者(聴衆)を迷宮へと誘う珠玉の講演集だと思った。
縦横無尽に過去の文学者・哲学者・歴史を引用する該博なボルヘスの知識には相変わらず驚嘆した。講演の内容を紹介するというのは野暮だが、一言注釈すると、エマヌエル・スヴェーデンボリ(私は本書で初めて知った)とはスウェーデン生まれの哲学者兼神秘論者兼多分野における実務家の由で、いわばボルヘスの同類である。「探偵小説」以外を読むと、「伝奇集」中の「バベルの図書館」、「円環の廃墟」、「エル・アレフ」中の「不死の人」、「神の書き残された言葉」、表題作などの代表作(の創作裏話)が想起される。特に、<時間の循環性>(東洋風の<輪廻>)を扱っている点が何時ものボルヘスの特徴で、本書中で、「方丈記」の冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」に似た文言が出て来るのには驚いた。「探偵小説」は(一見)意外な題材で、主にポーを採り上げ、ポーの文学性・探偵小説の"読者"を創った先見性を称える(ただし、チェスタトンの方が評価が高い)と共に、文学におけるジャンル分けの無意味さを謳っている。しかし成程、「伝奇集」中の「死とコンパス」、「エル・アレフ」中の「アベンハカン・エル・ボハリー、自らの迷宮に死す」といったミステリをボルヘスが執筆している理由がようやくこれで飲み込めた。
高度に知的でありながらも、東洋風の<輪廻>、「人と死(あるいは不死)」、神学論的考察などを織り込んで、読者(聴衆)を迷宮へと誘う珠玉の講演集だと思った。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
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例えば、イタロ・カルヴィーノのような独創的な視点は意外と見られないのですが、正統なものの考え方を簡潔に、丁寧に述べているので、読む側がテーマについて自省的に考えられます。
2019年7月21日に日本でレビュー済み
ボルヘスの講演集、1978年ベルグラーノ大学にて。テーマは「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」「時間」の五つ。やはり「書物」の講演が最もボルヘスらしく興味深かった。
情報とは、或る目的に従属しその目的に奉仕することだけが求められる手段としての知識でしかない。しかし書物は、単に情報を伝達する媒体なのではなく、それ自体として独立した意義をもつ存在なのだということ。単なる媒体以上である本の存在理由、それは本の「物質」性、その「物質」としての存在感、の内に在る何かではないか。以下は、「物質」としての本の魅力を表現した最も詩的で美しい文句であると思う。
「私は今でも目が見えるようなふりをして、本を買い込み、家じゅうを本で埋め尽くしています。・・・。家の中にその百科事典のあることがはっきり感じとれ、私は一種の至福感にひたっていました。今の私にはそのゴシック文字は読めません。地図や図版も見ることはできないのです。それでも、書物は間違いなくそこにあり、私は書物が放つ親しみの込もった重力のようなものを感じていました」
私は本を読むのが好きで、本を読み終わるのはもっと好きだが(そこから私が本の中に自由に吸収されて、こうした文章を書いている)、一番好きなのはそうして読み終わった本を本棚にしまうときだ。「物質」としての本を収集し・分類し・排列する、それは自分の内なる世界を外化するということ。しかし、書物によって積み上げられたその世界は、作者だとか読者だとかいう個体化された存在を超え出てヨリ大きな何かに人を接続していく、そんな予感をボルヘスは何度も書いているように思う。
情報とは、或る目的に従属しその目的に奉仕することだけが求められる手段としての知識でしかない。しかし書物は、単に情報を伝達する媒体なのではなく、それ自体として独立した意義をもつ存在なのだということ。単なる媒体以上である本の存在理由、それは本の「物質」性、その「物質」としての存在感、の内に在る何かではないか。以下は、「物質」としての本の魅力を表現した最も詩的で美しい文句であると思う。
「私は今でも目が見えるようなふりをして、本を買い込み、家じゅうを本で埋め尽くしています。・・・。家の中にその百科事典のあることがはっきり感じとれ、私は一種の至福感にひたっていました。今の私にはそのゴシック文字は読めません。地図や図版も見ることはできないのです。それでも、書物は間違いなくそこにあり、私は書物が放つ親しみの込もった重力のようなものを感じていました」
私は本を読むのが好きで、本を読み終わるのはもっと好きだが(そこから私が本の中に自由に吸収されて、こうした文章を書いている)、一番好きなのはそうして読み終わった本を本棚にしまうときだ。「物質」としての本を収集し・分類し・排列する、それは自分の内なる世界を外化するということ。しかし、書物によって積み上げられたその世界は、作者だとか読者だとかいう個体化された存在を超え出てヨリ大きな何かに人を接続していく、そんな予感をボルヘスは何度も書いているように思う。
2017年11月12日に日本でレビュー済み
私は、紀田先生の「現代人の読書術」という本の巻末に付いていたブックリストによって、
初めてボルヘスという作家がいることを知りました。その本は「伝奇集」という短編集で・・・
ボルヘスの作品はほとんど10ページ前後の短編ばかりです・・・、円環、無限、循環、時間、永遠、不死性、
迷宮、宗教、神、本、などがテーマですが、
ともかくその膨大な知識、博学、そして驚くべき記憶力に圧倒されました。
本書は、そんなボルヘスが、1978年にブエノスアイレスの大学で行った5回の講演録を文庫化したものです。
取り上げているテーマは、書物、不死性、エマヌエル・スヴェーデンボリ、探偵小説、時間で、
いずれもボルヘスの小説の根幹をなすものばかりです。
エマヌエル・スヴェーデンボリは、神秘主義者で、一般的にあまりなじみがないと思いますが、
幻想・怪奇小説が好きな方は、よくご存じなのではないかと思います。
そして、よく名前の出てくるウィリアム・・ブレイクも幻視者で、
スヴェーデンボリの系統をひく詩人・画家であることはよくご存じの事かと思います。
また、ボルヘスの小説は、読み方によっては、探偵小説と読めるものがかなりあり、
自身もそのことを隠してはいません。
そして、ポーに関しては、探偵小説の創始者だけではなく、
探偵小説特有の読者をも生み出したという指摘、チェスタートンを高く評価していること、も注目に値します。
最後のテーマは時間ですが、ボルヘスの時間に関する考え方がよくわかります。
また、書物ですが、ボルヘスは、「書物は記憶されるために読まれる」と語っています。
この言葉は、ボルヘスの考え方を象徴しているのではないかと思います。
初めてボルヘスという作家がいることを知りました。その本は「伝奇集」という短編集で・・・
ボルヘスの作品はほとんど10ページ前後の短編ばかりです・・・、円環、無限、循環、時間、永遠、不死性、
迷宮、宗教、神、本、などがテーマですが、
ともかくその膨大な知識、博学、そして驚くべき記憶力に圧倒されました。
本書は、そんなボルヘスが、1978年にブエノスアイレスの大学で行った5回の講演録を文庫化したものです。
取り上げているテーマは、書物、不死性、エマヌエル・スヴェーデンボリ、探偵小説、時間で、
いずれもボルヘスの小説の根幹をなすものばかりです。
エマヌエル・スヴェーデンボリは、神秘主義者で、一般的にあまりなじみがないと思いますが、
幻想・怪奇小説が好きな方は、よくご存じなのではないかと思います。
そして、よく名前の出てくるウィリアム・・ブレイクも幻視者で、
スヴェーデンボリの系統をひく詩人・画家であることはよくご存じの事かと思います。
また、ボルヘスの小説は、読み方によっては、探偵小説と読めるものがかなりあり、
自身もそのことを隠してはいません。
そして、ポーに関しては、探偵小説の創始者だけではなく、
探偵小説特有の読者をも生み出したという指摘、チェスタートンを高く評価していること、も注目に値します。
最後のテーマは時間ですが、ボルヘスの時間に関する考え方がよくわかります。
また、書物ですが、ボルヘスは、「書物は記憶されるために読まれる」と語っています。
この言葉は、ボルヘスの考え方を象徴しているのではないかと思います。