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西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム 単行本 – 2018/12/14

4.6 5つ星のうち4.6 217個の評価

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英国で10万部超、世界23ヵ国で翻訳、英国のアマゾンレビュー700件超!
「サンデー・タイムズ」紙のナンバーワンブック、「イブニング・スタンダード」紙のブックオブザイヤーに輝いたベストセラー!

英国で数々の賞を受賞した若きジャーナリストが欧州の移民問題を徹底ルポ。
移民受け入れをめぐる「罪悪感」と「疲れ」がもたらした
欧州リベラリズムの死に方を克明に描く。

中野剛志氏絶賛!
「本書の著者マレーに匹敵するような優れた書き手が、残念ながら日本にはいない。
われわれ日本人は、本書を日本の<自死>として読み換えなければならなくなった」


【内容紹介】

出生率の低下、移民問題、増幅する社会への不信感、自己嫌悪感など、今日の欧州大陸を覆う閉塞感は、人々が自身の社会について議論したり社会変化に対抗する力を弱体化させ、欧州は自壊への道を進んでいる。

著者は、シリア難民や移民問題をめぐって、ベルリンからパリ、ギリシャなど欧州を横断し、難民、歓迎側、拒否側など、様々な立場の人々を取材しながら、独自の視点で、今日の欧州が自らを追い詰めていく人口的・政治的現実を分析。

欧州各国がどのように外国人労働者や移民を受け入れ始め、そこから抜け出せなくなったのか。

マスコミや評論家、政治家などのエリートの世界で、移民受け入れへの懸念の表明がどのようにしてタブー視されるように至ったのか。

エリートたちは、どのような論法で、一般庶民から生じる大規模な移民政策への疑問や懸念を脇にそらしてきたのか。

欧州が前提としてきた「人権、法の支配、言論の自由」をコアとする啓蒙主義以降の西洋近代が潰えていく様を描く。




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移民イギリス難民ドイツフランスブレグジット西洋リベラル宗教イスラム中野剛志リベラリズムヨーロッパEU

英国のアマゾンレビュー700件超の話題作!

「欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した」

本書には、移民の受け入れによって欧州の社会や文化が壊死しつつある姿が克明に描かれている。

欧州各国は、なぜ外国人労働者や移民受け入れから抜け出せなくなったのか。

マスコミや評論家、政治家などのエリートの世界で、移民受け入れへの懸念の表明が、どのようにしてタブー視されるに至ったのか。

気鋭のジャーナリストが誰も書けなかったタブーに挑んだ大問題作

ヨーロッパEUBrexitイギリス移民難民イスラム教宗教リベラルリベラリズムドイツフランスオランダ西欧キリスト教
ヨーロッパEUBrexitイギリス移民難民イスラム教宗教リベラルリベラリズムドイツフランスオランダ西欧キリスト教

世界第4位の移民大国ニッポン

移民への新たな在留資格を創出する出入国管理法改正案が

2018年11月2日閣議決定された。

「日本政府は、本格的な移民受け入れへと、大きく舵をきったのである。

国民的な議論がほとんどなされぬままに……」

ヨーロッパEUBrexitイギリス移民難民イスラム教宗教リベラルリベラリズムドイツフランスオランダ西欧キリスト教
ナショナリズムの美徳 新しい地政学 西洋の自死 富国と強兵 中東・エネルギー・地政学
ナショナリズムの美徳 新しい地政学 西洋の自死 富国と強兵 中東・エネルギー・地政学
カスタマーレビュー
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価格 ¥2,860 ¥2,640 ¥3,080 ¥3,960 ¥1,862
著者 ヨラム・ハゾニー (著), 中野 剛志 (解説), 施 光恒 (解説), 庭田 よう子 (翻訳) 北岡 伸一 (編集), 細谷 雄一 (編集) ダグラス・マレー (著), 中野 剛志 (その他), 町田 敦夫 (翻訳) 中野 剛志 寺島 実郎
内容紹介 トランプ政権の外交基盤となり、アメリカ保守主義再編や欧州ポピュリズムに大きな影響を与えた問題作! 自由と民主主義を守るのは国民国家であるとして、誤解されがちなナショナリズムの価値観を問い直していく。 その一方で、リベラリズムのパラダイムは、専制や帝国主義と同じだと警鐘を鳴らす。 ナショナリズムと国民国家400年の歴史を再評価する括目に値する1冊。 中野剛志、施光恒の両氏によるダブル解説付。 民主主義や法の支配が失われ、リベラルな国際秩序が失われつつある世界はどこに向かうのか? 日本を代表する知性を結集し、再び動き始めた「地理」と「歴史」で世界を理解する視座を提示。 「ポスト・マッキンダー」時代の地政学を示す。 英国で10万部超、世界23ヵ国で翻訳、英国のアマゾンレビュー700件超! 「サンデー・タイムズ」紙のナンバーワンブック、「イブニング・スタンダード」紙のブックオブザイヤーに輝いたベストセラー! 英国で数々の賞を受賞した若きジャーナリストが欧州の移民問題を徹底ルポ。 移民受け入れをめぐる「罪悪感」と「疲れ」がもたらした 欧州リベラリズムの死に方を克明に描く。 本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。 『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。 三井物産に入社して以来、イランでのIJPCプロジェクトをきっかけに 中東、アメリカを中心に欧州など、世界と深く深くかかわってきた著者が、 自身の過去を語りつつ、いま世界で何がおきているかを整理する。
発売日 2021/3/26 2020/2/28 2018/12/14 2016/12/9 2016/8/26

商品の説明

著者について

ダグラス・マレー
ジャーナリスト
1979年生まれ、新進気鋭の英国人ジャーナリスト。英国の代表的な雑誌の一つ『スペクテーター』のアソシエート・エディター。『サンデー・タイムズ』紙や『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙へも寄稿多数。英国議会や欧州議会、ホワイトハウスでも講演を行った実績がある。ツイッターのフォロワー数は15万人を超える。本書は英国で10万部を超えるベストセラーとなり、世界23カ国で翻訳。『サンデー・タイムズ』紙のナンバーワンブック、『イブニング・スタンダード』紙のブックオブザイヤーにも選ばれた。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (2018/12/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/12/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 526ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492444505
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492444504
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 3.7 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 217個の評価

著者について

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ダグラス・マレー
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月1日に日本でレビュー済み
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埼玉のクルド人問題など、既に日本でも問題の芽は出つつある。
安易に安価な労働力を求めて移民(技能実習生と言う名の奴隷制度を使って)を受け入れるのは何としても避けるべきだ。
経済界の近視的なやり方に強く反対する。彼らは「自分たちだけが金儲けが出来ればいい」と言う輩で、日本の文化・伝統を破壊する事をなんとも思わない「守銭奴」たちだ。
この著書は非常に参考になるし、我々はミスしてはならない。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ全文は読んでませんが、今後10年先、20年先の日本を思うと考えさせられるないようです。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年にイギリスで出版された作品です。
2001~2011年にイングランドとウェールズに住むイスラム教徒の数は150万人から270万人に増加し、不法入国数は他に100万人くらい居る、とのことです。
移民により新たなタイプの多人種・多文化社会になれる、との考え方は有識者たちからは歓迎されたために、移民に対する反対論は過去にはヨーロッパではずっと抑えら続けていた。また、今日の欧州人は、大航海時代以来の植民地主義、人種差別主義、などの負い目から自分たちが歴史的罪悪感を背負うべきだ、と考えている。
それで、移民に対して欧州の政治家達は抑制政策は採らなかった。特にドイツのメルケルなどは多くの移民を受け入れた。
欧州は元来キリスト教の国々ですが、欧州人の文化、価値観を受け継いでいない人々(特にイスラム教徒)が大挙してやってきた場合はどうなるか。そこで起きたことは性犯罪の増加、自爆テロ、など治安状態の悪化です。
いま、69%の英国人が過去10年間の移民を「英国にとって悪いこと」と見ている。
結局、謳われた「多文化社会の繁栄」は現実とは程度遠く、キリスト教とイスラム教の対立が深まっただけである、、のが現在の状態のようです。キリスト教はダーウィン以来、そしてニーチェが手ひどく攻撃して以来次第に精神的バックボーンの力を失っており、対して、イスラム教は「イスラム教とその秩序に反抗する者達やアラーとその預言者に敵対する者達はシャリーア(イスラム法)にある通り、殺害し、絞首し、虐殺し、或いは追放してよい」と力強く語る指導者が居て、教徒はそれを背景に生きている。
今後この対立をどう調整するか、それは調整が可能なのか、ニューコロナ禍が起き、ウクライナ戦争が起きて社会情勢はますます混沌とする現在、明快な解決策は無いでしょう。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本はとても綺麗で、対応も迅速でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパ諸国は中東や西アジアと陸続き、アフリカ大陸からもジブラルタル海峡を挟んで、近い距離、東欧危機、昨今のロシアのウクライナ侵攻による、難民の増加、移民が増える理由、その時政治はどう動いたか?
大陸内の、ドイツ・フランス・ドーバー海峡を挟んだイギリス、それぞれの国の価値観、政治倫理が垣間見えて、大変勉強になりました。人口減、国力低下が叫ばれる、島口日本にとっても他人事ではない、全知識人が読むべき良書です。お値段は貼りますが、それだけの価値がある1冊でした。あなたの前に私たちの力を必要とする困った人がいたらどうしますか?迷うことなく手を差し伸べる。そんな社会になればいいかと感じました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月1日に日本でレビュー済み
ヨーロッパ人は「多文化共生・多様な価値観の共存」という夢を信じてイスラム教徒を受け入れてきた。しかしイスラム教徒は最初からそんな夢は信じていない。そんな夢を信じたら、アッラーの神以外一切の価値観を認めないイスラムの教えが成り立たなくなるからだ。コーランをきちんと読めばわかるはずなのだが。結局、ろくに読みもせずに受け入れてしまって、今頃になってまずいと気づいている。フランスのサルコジ元大統領は他の政治家たちと連名で、「コーランの中から異教徒に敵対的な部分を削除せよ」という声明を出している。イスラム指導者たちは猛反発しているが、ひと昔前なら宗教戦争に発展している事態だ。

わたしはイスラム教が広まっていくことの最大の脅威は、出生率の高さだと思う。コーランやハディースには男女の役割について、こと細かに規定がある。夜の生活についても規定している。その通り実践していくと、子供がたくさん産まれる仕組みになっていて、誰にも止められない。イスラム教は一夫多妻制を認める上に、女性が10歳程度で結婚するのは珍しくない。その出生率は高く、ヨーロッパ人の2倍を軽く超えている。アメリカ人のイスラム研究者が、シミュレーションした研究論文を発表している。イスラム教徒が人口の16%を超えると、その国のイスラム化は止まらなくなる。そしてその後、100年程度でイスラム化が完成するという予測だ。

ドイツに逃れたシリア人が、テレビのインタヴューに語っていた。「妻と2人で難民認定を受けることができ、生活のメドがたった。実はもうひとり妻がいるので彼女も呼ぶ。さらにもうひとり、10歳の女の子と結婚する。写真を見て決めた。彼女も呼ぶ。将来は子供を10人はつくって、児童手当をもらって安定して暮らしていきたい。」ドイツの法律では重婚は禁止だが、彼らはイスラム法(シャリーア)さえ守ればいいと堅く信じている。ドイツ人もようやく何かがおかしいと気づいたようだが、気づくのが遅い。

日本にもイスラム教徒のタレントが活躍する時代だ。彼女達はイスラム教に同情的な言葉を吹き込もうとしている。しかし日本が居心地のいい場所だという噂が広まれば、母国から親類縁者を呼び寄せてどんどん増えていく。そうなればイスラム教徒地区ができるのは時間の問題だ。その後どうなるかはヨーロッパを見ればわかる。英国在住のイスラム教徒で、イスラム法に基づいて結婚したカップルが10万組に達したという。離婚するときもイスラム法の裁判官の所に行く。これは治外法権を認めることに他ならない。そして治外法権地域からは、非イスラム教徒は住んでいられなくなって追い出される。こうして事実上乗っ取られていく。どの宗教が生き残るかは教義の内容で決まるわけではない。信者の数を増やせるかどうかにかかっている。その点から見ると、イスラム教は最も優れた宗教である。参考文献:飯山陽「イスラム教の論理」
417人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イスラム教と、移民と不法移民。
ヨーロッパの人権派グループが主導したレイプ犯罪隠蔽。
 なぜここまで、ヨーロッパは、グダグダになったのか?
その疑問の答えを深く深く探っていきます。
 最後まで読む価値があります。
 懺悔の原罪は、何か?
 人権とは、何か?
 日本で起こっている事も、当てはまることが多々あるました。
 読む価値がある重たい中身です。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひとことで言うと、親移民政策への批判であり、西欧のナショナルな文化的アイデンティティの危機を語る内容だ。その意味で2004年のハッチントン教授による「分裂される米国(Who are we?)」の西欧版だと言えるだろう。

ただしハッチントン教授の著書が、中南米(その過半はメキシコ)からの移民、ラティーノがこのまま増え続ければ、米国の建国以来の文化的アイデンティティが維持できず、変容してしまうというものであったのに対して、ダグラス・マレーの認識は「西欧の文化的アイデンティティは、もはや崩壊、死んでしまったか瀕死の状態」というものだ。

なぜ西欧諸国は、海外からの移民に対して既存のリベラルも保守も寛容で、負の問題に目をつぶり続けたのだろう?その点の事情が繰り返し、繰り返し本書の中で問われている。

欧米のリベラルは総じて他民族の移民に対して寛容で、保守の一部(ビジネス系保守)も移民を低賃金労働力として受け入れに積極的だった。

しかし私達は長い歴史の中で形成してきた何かしらの文化的なアイデンティティを共有する集団(それを「民族」と呼ぶとして)と概ね重なる国民国家という枠組み無しで社会を営むほどには、おそらくまだ成熟していないのだろう。

今、そのひずみが吹き出して来ているということのようだ。
日本としては貴重な他山の石とするしかない。

アマゾンのレビュー欄を読むと、思想的には保守から中道に位置すると思われる人々からの評価する投稿ばかりだ。日本の左派がこの書の提起する問題をどう考えるのか、知りたいものだ。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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