山川の教科書では100字ぐらいの記述しかない
スターリン
この思想の成り立ちや背景を知ることはとても有意義です
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スターリンの正体 ~ヒトラーより残虐な男~(小学館新書) Kindle版
1000万人以上を死に追いやった暴君。
『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』に続く、舛添要一氏の独裁者シリーズ第3弾。
現在、ウクライナ戦争を引き起こし、世界から様々な制裁を受けているロシアの独裁者プーチン。彼が手本とする政治家が、約30年間にわたり独裁者としてソ連に君臨したスターリンである。
スターリンは1000万人から2000万人にも及ぶ人々を死に追いやり、徹底した恐怖政治を行った。
猜疑心が強く、身近な同志までも次々に粛清していく様は、ヒトラー以上の残虐さである。
このスターリンの思想、行動を詳細に辿り、ヒトラーやムッソリーニとの比較も行う。
そして、いまなお世界を彷徨う「スターリニズムの亡霊」の危険性を露わにする。
『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』に続く、舛添要一氏の独裁者シリーズ第3弾。
現在、ウクライナ戦争を引き起こし、世界から様々な制裁を受けているロシアの独裁者プーチン。彼が手本とする政治家が、約30年間にわたり独裁者としてソ連に君臨したスターリンである。
スターリンは1000万人から2000万人にも及ぶ人々を死に追いやり、徹底した恐怖政治を行った。
猜疑心が強く、身近な同志までも次々に粛清していく様は、ヒトラー以上の残虐さである。
このスターリンの思想、行動を詳細に辿り、ヒトラーやムッソリーニとの比較も行う。
そして、いまなお世界を彷徨う「スターリニズムの亡霊」の危険性を露わにする。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2022/11/24
- ファイルサイズ5072 KB
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登録情報
- ASIN : B0BN1H1138
- 出版社 : 小学館 (2022/11/24)
- 発売日 : 2022/11/24
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5072 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 231ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,269位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 207位小学館新書
- - 1,375位政治 (Kindleストア)
- - 1,492位政治入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舛添氏が独裁者「ヒトラー」「ムッソリーニ」そして「スターリン」を新書版でエッセンスを要約してくれた一冊。
過去も含めて世界中を見た時、トップにたった独裁者は多い。動物の世界でも群れを統率する「リーダー・ボス」がいるが、人間のそういう人物は、非常に残虐であるが、そういう輩がTOPになる例は多い。なぜ、そういうトップが多く、また、トップになれるのかは、不思議である。
この書では「スターリン」の副タイトルにある「ヒトラーより残酷な男」とあるように、権力支配体制に逆らうものはもちろん、支配を妨害・失敗したを「虫けらのよう」に殺し、さらに、一緒に力を合わせて来た有力者も悉く殺していく。まあ、書いてあることは、その残虐非道ぶりのオンパレードである。
しかし、これが事実であり、そういうことをいとも簡単にやれる人物がTOP(独裁者)になっている。
それは「主義」に関係ない。ヒトラー、ムッソリーニは法的に正当にその地位を獲得し、「反共産主義であり、反ユダヤ」、スターリンは一党独裁の権力闘争から地位を獲得し、「共産主義推進者であり、反ユダヤ」である。
私はそういう人物はまったく極悪人と思うが、一方で国をまとめ、他国家・世界の関係で「国」を守るには、そういう人物が必要なのだろうかとも考える。歴史を振り返ると、「そういう体質で、私から見ると、とんでもない残虐で傲慢なタイプが多い」ように思う。
この書では共通するものとして、第一に大衆を出来るだけバラバラにし「根無し草」にする、纏まらないようにするということであろう。家族も例外ではない。第二点目は、「敵を明確にし、その敵と戦うために暴力を肯定する。それは無慈悲で残虐どころの話ではないレベル。第三に、そのための強大な弾圧、抑圧システムを構築し、それを十分にフル活用する。監視、密告、粛清、逮捕拘禁・拷問、処刑殺害ととどまることこと無し。第四に病的パラノイア(変質狂)的な性質。第五に、唯一絶対自己を強烈に自己を脅かすものは、同僚であろうが、友人であろうが、家族であろうが容赦なく抹殺。
その実態・正体は尋常ではないどころに話でなく、エンマ大王の地獄の世界とも言うべき姿であり、我々には思いつけない・信じられないレベルで上記のことができる人物がトップに立つ例が多い。それを、今回は「スターリン」で見せてくれたが、歴史的、世界的そして現在においても、「偉大な独裁者、小中独裁者」がいて、多くの人がそれに酔いしれ、ついて行く人も多い。要するに大衆がそう言う人物を忌避しないで、存在させているとも言える。「強いもの、憧れの君」に熱狂するする。
過去も含めて世界中を見た時、トップにたった独裁者は多い。動物の世界でも群れを統率する「リーダー・ボス」がいるが、人間のそういう人物は、非常に残虐であるが、そういう輩がTOPになる例は多い。なぜ、そういうトップが多く、また、トップになれるのかは、不思議である。
この書では「スターリン」の副タイトルにある「ヒトラーより残酷な男」とあるように、権力支配体制に逆らうものはもちろん、支配を妨害・失敗したを「虫けらのよう」に殺し、さらに、一緒に力を合わせて来た有力者も悉く殺していく。まあ、書いてあることは、その残虐非道ぶりのオンパレードである。
しかし、これが事実であり、そういうことをいとも簡単にやれる人物がTOP(独裁者)になっている。
それは「主義」に関係ない。ヒトラー、ムッソリーニは法的に正当にその地位を獲得し、「反共産主義であり、反ユダヤ」、スターリンは一党独裁の権力闘争から地位を獲得し、「共産主義推進者であり、反ユダヤ」である。
私はそういう人物はまったく極悪人と思うが、一方で国をまとめ、他国家・世界の関係で「国」を守るには、そういう人物が必要なのだろうかとも考える。歴史を振り返ると、「そういう体質で、私から見ると、とんでもない残虐で傲慢なタイプが多い」ように思う。
この書では共通するものとして、第一に大衆を出来るだけバラバラにし「根無し草」にする、纏まらないようにするということであろう。家族も例外ではない。第二点目は、「敵を明確にし、その敵と戦うために暴力を肯定する。それは無慈悲で残虐どころの話ではないレベル。第三に、そのための強大な弾圧、抑圧システムを構築し、それを十分にフル活用する。監視、密告、粛清、逮捕拘禁・拷問、処刑殺害ととどまることこと無し。第四に病的パラノイア(変質狂)的な性質。第五に、唯一絶対自己を強烈に自己を脅かすものは、同僚であろうが、友人であろうが、家族であろうが容赦なく抹殺。
その実態・正体は尋常ではないどころに話でなく、エンマ大王の地獄の世界とも言うべき姿であり、我々には思いつけない・信じられないレベルで上記のことができる人物がトップに立つ例が多い。それを、今回は「スターリン」で見せてくれたが、歴史的、世界的そして現在においても、「偉大な独裁者、小中独裁者」がいて、多くの人がそれに酔いしれ、ついて行く人も多い。要するに大衆がそう言う人物を忌避しないで、存在させているとも言える。「強いもの、憧れの君」に熱狂するする。
2023年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舛添節が三部作(ヒットラー、ムッソリーニ)で一番出ていた。スターリンの生涯と独裁者としての検証。淡々とした筆致が、スターリンの狂気ともいえる精神状態をえぐり出し、大静粛の恐怖を浮かび上がらせる。また、なぜウクライナがなぜロシア(ソ連)と険悪関係なのか。歴史的背景も書かれているので注目すべきところではある。
2023年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暴君たちは、暴力によって敵の息の根を止めますが、処刑した者の数で群を抜いているのが、ソ連の独裁者、スターリンです。ヒトラーは600万人のユダヤ人を虐殺しましたが、スターリンは1000万~2000万人を死に追いやったと言われています。(同書より)
民主主義オワコンかもという雰囲気がある昨今、でも独裁者を例外なく生み出す共産主義はやはりヤバいということが理解できます。ただ、スターリンのお陰でナチスが滅んだのは事実で歴史は明暗あるねと当たり前のことも考えさせられました。
小難しい言い回しとかなく読みやすかったです。
民主主義オワコンかもという雰囲気がある昨今、でも独裁者を例外なく生み出す共産主義はやはりヤバいということが理解できます。ただ、スターリンのお陰でナチスが滅んだのは事実で歴史は明暗あるねと当たり前のことも考えさせられました。
小難しい言い回しとかなく読みやすかったです。
2023年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去、欧米で出版されたスターリンの評伝を何冊か読みました。 新書版であること、中学生でも理解出来る内容であること、ページ数も限られているわけですが特に目新しい発見はなく平凡な印象でした。
わざわざ買うほどではなく、図書館で借りられるまで待っても十分です。
わざわざ買うほどではなく、図書館で借りられるまで待っても十分です。
2023年8月23日に日本でレビュー済み
落ちこぼれのヒトラーと異なりスターリンは学業優秀で神学校へ入学する。
余談ですがこれで想起したのは以前レヴューした『赤と黒』の解剖学 (朝日選書)の
スタンダールの『赤と黒』の主人公ジュリアン・ソレルだった。
you tube:【世界文学】要約15分「赤と黒」スタンダール作 あらすじ 古典 読書 朗読
マルクス主義に感心を示し、労働運動に関わり神学校から退学させれ、測候所勤務もやめて
1902年労働者の暴動事件がらみでシベリア流刑となる。1904日露戦争の時にシベリアから
戻り、『戦艦ポチョムキン』反乱事件で日露戦争の講話がポーツマスで行われた。
レーニンは165,スターリンは163センチの身長。プーチンは170センチでロシア人の平均身長が175cmより低い。活動資金を現金輸送車を襲ったりして逮捕と流刑を繰り返した。
ウイキペディアにも詳しい。この不屈の活動歴をレーニンが高く評価し1912年中央委員となり
全国的な知名度を得る。スターリン(鋼鉄の人)と名乗る。1914年第一次世界大戦勃発時に
スターリンは流刑中で35歳、ムッソリーニは31歳、ヒトラーは35歳。
レーニンによるクラーク撲滅運動、(kulak)とは、買占人・高利貸などを意味したロシア語で、裕福な農民・富農・農村ブルジョア層を指す.
1918年8月にレーニンは「富農は、ソビエト権力の仇敵である。富農が数かぎりなく労働者を殺すか、でなければ、労働者が(中略)強盗的富農の暴動を、容赦なくふみつぶすかである」と宣言した.
1930年から1931年の間だけで180万人以上の農民が「クラーク」として追放され、1929年から1933年にかけて、飢餓・強制労働による栄養失調・病気、および大量処刑などにより、約60万人が死亡した。本書95ページには7年間で凄いことに1200万人が亡くなったとのことです。
農業集団化こそがスターリン独裁の象徴だ。レーニンもスターリンも革命の主体は労働者であって農民は邪魔者だという認識でウクライナの農民の民族主義を弾圧し500万人もの農民を餓死させた。
特にマルクス主義と共産主義の悪いのは、平等主義の美名のもとで、人間の嫉妬・ねたみとそねみ
を内包する思想。自分の努力や力量不足を棚上げして、人の才能を妬む、成功者を尊敬し教えを乞うのではなく、密告・中傷・嘘を平気でつき、逆に追い落とし潰し、収奪し殲滅する。
ロシア・中国・北朝鮮など国民にとって最悪な独裁者が跋扈する思想。この世界では成功者は
絶対服従ではなく忌み嫌われ・排斥・壊滅させられるのだ。3人の独裁者に共通なのは暴力肯定。
現在極めて厄介なのはプーチン・習近平ともに、先人の独裁者を模範として妄想(時代錯誤な)を膨らませ国民の幸せよりも軍備増強に走り条約・約束などは平気で破る点にある。
参考までに「嫉妬の世界史」山内昌之
著ではミハイル・トゥハチェフスキー(ウイキペディアに詳しい)をスターリンが嫉妬していた。
you tube:【スターリンの生涯】多くの国民を迫害したソ連史上最悪の独裁者
余談ですがこれで想起したのは以前レヴューした『赤と黒』の解剖学 (朝日選書)の
スタンダールの『赤と黒』の主人公ジュリアン・ソレルだった。
you tube:【世界文学】要約15分「赤と黒」スタンダール作 あらすじ 古典 読書 朗読
マルクス主義に感心を示し、労働運動に関わり神学校から退学させれ、測候所勤務もやめて
1902年労働者の暴動事件がらみでシベリア流刑となる。1904日露戦争の時にシベリアから
戻り、『戦艦ポチョムキン』反乱事件で日露戦争の講話がポーツマスで行われた。
レーニンは165,スターリンは163センチの身長。プーチンは170センチでロシア人の平均身長が175cmより低い。活動資金を現金輸送車を襲ったりして逮捕と流刑を繰り返した。
ウイキペディアにも詳しい。この不屈の活動歴をレーニンが高く評価し1912年中央委員となり
全国的な知名度を得る。スターリン(鋼鉄の人)と名乗る。1914年第一次世界大戦勃発時に
スターリンは流刑中で35歳、ムッソリーニは31歳、ヒトラーは35歳。
レーニンによるクラーク撲滅運動、(kulak)とは、買占人・高利貸などを意味したロシア語で、裕福な農民・富農・農村ブルジョア層を指す.
1918年8月にレーニンは「富農は、ソビエト権力の仇敵である。富農が数かぎりなく労働者を殺すか、でなければ、労働者が(中略)強盗的富農の暴動を、容赦なくふみつぶすかである」と宣言した.
1930年から1931年の間だけで180万人以上の農民が「クラーク」として追放され、1929年から1933年にかけて、飢餓・強制労働による栄養失調・病気、および大量処刑などにより、約60万人が死亡した。本書95ページには7年間で凄いことに1200万人が亡くなったとのことです。
農業集団化こそがスターリン独裁の象徴だ。レーニンもスターリンも革命の主体は労働者であって農民は邪魔者だという認識でウクライナの農民の民族主義を弾圧し500万人もの農民を餓死させた。
特にマルクス主義と共産主義の悪いのは、平等主義の美名のもとで、人間の嫉妬・ねたみとそねみ
を内包する思想。自分の努力や力量不足を棚上げして、人の才能を妬む、成功者を尊敬し教えを乞うのではなく、密告・中傷・嘘を平気でつき、逆に追い落とし潰し、収奪し殲滅する。
ロシア・中国・北朝鮮など国民にとって最悪な独裁者が跋扈する思想。この世界では成功者は
絶対服従ではなく忌み嫌われ・排斥・壊滅させられるのだ。3人の独裁者に共通なのは暴力肯定。
現在極めて厄介なのはプーチン・習近平ともに、先人の独裁者を模範として妄想(時代錯誤な)を膨らませ国民の幸せよりも軍備増強に走り条約・約束などは平気で破る点にある。
参考までに「嫉妬の世界史」山内昌之
著ではミハイル・トゥハチェフスキー(ウイキペディアに詳しい)をスターリンが嫉妬していた。
you tube:【スターリンの生涯】多くの国民を迫害したソ連史上最悪の独裁者
2022年12月24日に日本でレビュー済み
20世紀の歴史の根っこの部分がよくわかる!
西ウクライナが、ロシア(ソ連)にとって何なのかがわかる,素晴らしい解説本
学者ならではの逸品…このクオリティ!
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2023年2月19日に日本でレビュー済み
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