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くちぬい (集英社文庫) 文庫 – 2014/5/20
坂東 眞砂子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
放射能を恐れ、東京から四国の山村へ引っ越した熟年夫婦。一見和やかで友好的な村の老人たちだが、裏には陰湿な苛めや村八分、「口を縫う」神様の言い伝えなどが横たわっていて……。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2014/5/20
- ISBN-104087451941
- ISBN-13978-4087451948
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2014/5/20)
- 発売日 : 2014/5/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4087451941
- ISBN-13 : 978-4087451948
- Amazon 売れ筋ランキング: - 278,703位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,327位集英社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和33(1958)年、高知県生まれ。奈良女子大学居住学科卒業後、イタリアに2年間留学、インテリアデザインを学ぶ。帰国後フリーライターとして働き つつ童話を発表、57年、第7回毎日童話新人賞優秀賞を受賞。平成6年「蛇鏡」「桃色浄土」が連続して直木賞候補に。8年「桜雨」で第3回島清恋愛文学賞 受賞。9年、「山妣」で第116回直木賞受賞。14年「曼荼羅道」で第15回柴田錬三郎賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 パライゾの寺 (ISBN-13:978-4167584030)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットで本作を知り是非読んでみたいと思い購入しました。小さいコミュニティの一旦枠を外れた者への非寛容性と陰湿極まる嫌がらせ...作者の実体験がベースになってる所が恐ろしかったです。
2020年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田舎の人をどうこう言うつもりはありませんが、よくある勝手な先入観は双方にとって
不幸ではないかと思わせる内容。単純に田舎の人は素朴で親切だからとか、安易な楽観
はヤケドの元かも。著者の実体験が下地にあるとのことで、なるほど農家の会合での
情景など、なかなかにリアルで面白い。
不幸ではないかと思わせる内容。単純に田舎の人は素朴で親切だからとか、安易な楽観
はヤケドの元かも。著者の実体験が下地にあるとのことで、なるほど農家の会合での
情景など、なかなかにリアルで面白い。
2017年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
けしてつまらない訳ではありませんが、面白くもない。一言で感想を言えと言われたら「後味が悪い」。
ストーリー自体は、正直ありきたりです。
「都会に住んでいた夫婦が、定年退職を機に田舎へ移住する。田舎での暮らしは憧れであり(特に夫の。妻は最初は乗り気ではない)、引越当初は希望に溢れ、近所の人達の過度な干渉すら好ましく思える。しかし徐々に地方特有の理解不能な習わし、考えが浮き彫りに…」。
こういう設定の小説は、他にも読んだことがあります。そちらの作品は、確かに理解不能な習わしや考えがあるものの、徐々に精神に異常を来していったのは移住した夫の方でした。
しかしこちらの作品は、元から住んでいた田舎の者、移り住んだ都会人、どちらも…というか田舎の者達の方が遥かに異常者でした。移り住んだ妻が徐々に被害妄想に取りつかれおかしくなっていったのも仕方ないと思えるほど。
愛犬を毒殺され、水道管を破壊され、猫の死骸を敷地内に吊るされ、車がパンクするように敷地内に刃物を埋められ、家に引いている水からはおかしな味がして終いには嘔吐して病院に運ばれ、その他にも…。
確かに物的証拠はないけれど、状況から考えてとてもじゃないけど自然に起こったこととは思えない、少し親しくなった近所の人から「うちも以前は水に毒を入れられた」と聞かされる。
なのに夫は「妻は大袈裟だ。都会に帰りたいがために狂言で言っているのでは?」と取り合わず、駐在も似たようなもの。
私だったら、さっさと愛犬を連れて逃げ出しますね。
猫を殺すような残虐な人間が近くにおり、というかその地域は猫や犬、狸を殺して薬を作るという信じられない風習が未だに残っている。
つまり動物を殺すことに躊躇がない。その上「犬の放し飼いは止めましょう」と、犬の存在を快く思っていない立て札が家の間近に設置される。
そんな場所に住んでいて、どうして愛犬をそのまま外で飼い続けられるのか…。
というかもう、この手のミステリーなどでよく使われるというか、本当に使われ過ぎてウンザリする書き方。
犯行の異常さや残虐さを表現するために、動物が殺される描写がある。
これ大嫌いです。
いくら作り話とはいえ、動物大好きな私はいつもそういう描写がある小説を読む度に「買わなきゃよかった」と思う。
いい加減その安直な表現方法を見直せと。
この作品も、最初に愛犬ロキシーが登場した段階で「あぁ、このロキシーは死ぬんだろうなぁ…」と予想がつきました。
本当にありふれた安直な書き方。
ストーリーに戻ります。
まあ大体お約束の展開でラストに進む訳ですが、結局救いがない。
超がつく田舎というものは、ここまで自治体も警察も機能していないものなのでしょうか?
私も田舎に住んでおりますが(とはいえこの作品に登場する地域からしたら、ものすごく都会)、風習や警察の無能さにただドン引き。
後書きを読む限り、こういった都会からの移住者に対する嫌がらせや虐めは確かに存在するのかもそれませんが。
いくら超田舎とはいえ、犯罪レベルのそれらがいとも簡単に隠蔽されてしまう。
ただただ後味が悪かった。
あと主人公である妻・麻由子の性欲は何なんですか…。
麻由子の言動などがあまりに若かったので、登場シーンでは精々40前後くらいかと読んでいたら、数ページ後に50を過ぎていると判明。
なのに夫への不満は夜の生活のことばかり。
こんなに歳をとっても、性欲があるものなのか?
夫が「もう妻を抱きたいと思う衝動や欲求もないし、いい加減生々しい性生活がなくてもいいじゃないか。こうして仲良くのんびり暮らしているんだから」と考えてしまうのが自然。
これはさすがに夫が可哀想でした。
麻由子が「ひょっとしたら、自分はもうこの先性交渉をすることなく一生を終えるのではないか」と怯えるシーンがあるのですが、いやもういいじゃん、のんびり暮らせよ…とドン引き。
ありきたりなストーリー。
先が読めてしまう展開。
安直な書き方。
所々句読点が多すぎる。
麻由子の異常な性欲描写。
正直この作家さんの作品はもう読まないと思います。
ストーリー自体は、正直ありきたりです。
「都会に住んでいた夫婦が、定年退職を機に田舎へ移住する。田舎での暮らしは憧れであり(特に夫の。妻は最初は乗り気ではない)、引越当初は希望に溢れ、近所の人達の過度な干渉すら好ましく思える。しかし徐々に地方特有の理解不能な習わし、考えが浮き彫りに…」。
こういう設定の小説は、他にも読んだことがあります。そちらの作品は、確かに理解不能な習わしや考えがあるものの、徐々に精神に異常を来していったのは移住した夫の方でした。
しかしこちらの作品は、元から住んでいた田舎の者、移り住んだ都会人、どちらも…というか田舎の者達の方が遥かに異常者でした。移り住んだ妻が徐々に被害妄想に取りつかれおかしくなっていったのも仕方ないと思えるほど。
愛犬を毒殺され、水道管を破壊され、猫の死骸を敷地内に吊るされ、車がパンクするように敷地内に刃物を埋められ、家に引いている水からはおかしな味がして終いには嘔吐して病院に運ばれ、その他にも…。
確かに物的証拠はないけれど、状況から考えてとてもじゃないけど自然に起こったこととは思えない、少し親しくなった近所の人から「うちも以前は水に毒を入れられた」と聞かされる。
なのに夫は「妻は大袈裟だ。都会に帰りたいがために狂言で言っているのでは?」と取り合わず、駐在も似たようなもの。
私だったら、さっさと愛犬を連れて逃げ出しますね。
猫を殺すような残虐な人間が近くにおり、というかその地域は猫や犬、狸を殺して薬を作るという信じられない風習が未だに残っている。
つまり動物を殺すことに躊躇がない。その上「犬の放し飼いは止めましょう」と、犬の存在を快く思っていない立て札が家の間近に設置される。
そんな場所に住んでいて、どうして愛犬をそのまま外で飼い続けられるのか…。
というかもう、この手のミステリーなどでよく使われるというか、本当に使われ過ぎてウンザリする書き方。
犯行の異常さや残虐さを表現するために、動物が殺される描写がある。
これ大嫌いです。
いくら作り話とはいえ、動物大好きな私はいつもそういう描写がある小説を読む度に「買わなきゃよかった」と思う。
いい加減その安直な表現方法を見直せと。
この作品も、最初に愛犬ロキシーが登場した段階で「あぁ、このロキシーは死ぬんだろうなぁ…」と予想がつきました。
本当にありふれた安直な書き方。
ストーリーに戻ります。
まあ大体お約束の展開でラストに進む訳ですが、結局救いがない。
超がつく田舎というものは、ここまで自治体も警察も機能していないものなのでしょうか?
私も田舎に住んでおりますが(とはいえこの作品に登場する地域からしたら、ものすごく都会)、風習や警察の無能さにただドン引き。
後書きを読む限り、こういった都会からの移住者に対する嫌がらせや虐めは確かに存在するのかもそれませんが。
いくら超田舎とはいえ、犯罪レベルのそれらがいとも簡単に隠蔽されてしまう。
ただただ後味が悪かった。
あと主人公である妻・麻由子の性欲は何なんですか…。
麻由子の言動などがあまりに若かったので、登場シーンでは精々40前後くらいかと読んでいたら、数ページ後に50を過ぎていると判明。
なのに夫への不満は夜の生活のことばかり。
こんなに歳をとっても、性欲があるものなのか?
夫が「もう妻を抱きたいと思う衝動や欲求もないし、いい加減生々しい性生活がなくてもいいじゃないか。こうして仲良くのんびり暮らしているんだから」と考えてしまうのが自然。
これはさすがに夫が可哀想でした。
麻由子が「ひょっとしたら、自分はもうこの先性交渉をすることなく一生を終えるのではないか」と怯えるシーンがあるのですが、いやもういいじゃん、のんびり暮らせよ…とドン引き。
ありきたりなストーリー。
先が読めてしまう展開。
安直な書き方。
所々句読点が多すぎる。
麻由子の異常な性欲描写。
正直この作家さんの作品はもう読まないと思います。
2016年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風景、空気が美しく、水や食べ物も美味しい、暮らし。
のどかで、素朴な住人。
大自然との共存への備えだけではなく、じわじわ迫ってくる、因習や人間関係の恐ろしさ。
空気も景色も悪く、隣家の名字や顔も覚えられない都会のマンション暮らしだが、よほど気楽だと思った。
柄が悪いとされている処だけど、越して来て3年、嫌な思いや悩みした事ない。
繁華街近いから、酔っ払いいた所で、明るく人多いから、夜道も安全。
親族が昔から ずっと住み続けて、帰る田舎のある人達には良いけれど、永遠 余所者と判断される人の移住は無理だな‼︎
だから、過疎化するのよ。
のどかで、素朴な住人。
大自然との共存への備えだけではなく、じわじわ迫ってくる、因習や人間関係の恐ろしさ。
空気も景色も悪く、隣家の名字や顔も覚えられない都会のマンション暮らしだが、よほど気楽だと思った。
柄が悪いとされている処だけど、越して来て3年、嫌な思いや悩みした事ない。
繁華街近いから、酔っ払いいた所で、明るく人多いから、夜道も安全。
親族が昔から ずっと住み続けて、帰る田舎のある人達には良いけれど、永遠 余所者と判断される人の移住は無理だな‼︎
だから、過疎化するのよ。
2011年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リアル。
生々しい、人間同士、コミュニティ、その不易に、放射能等、今の不安等の現実を巧い構成にて「人の怖さ」を攻勢的に、ジワジワ、じわじわ・・・とストーリーが展開するにつれ、読み手の私は、息苦しく動悸がし、読むのが嫌になりましたね。桐野夏生さんの「OUT」でもこんな感情が・・・しかし、先が気になる・・・早くさっさと読み上げたい。そしてラストの・・・巧みなそれぞれのそれぞれの立場、感情をしっかりと個々の存在世界と描ききる力。すごい。
かなりやばい・・・
常に超緊張感から逃れられない傑作。
帯に書いてある「人が怖い」・・・これがすべて・・・
生々しい、人間同士、コミュニティ、その不易に、放射能等、今の不安等の現実を巧い構成にて「人の怖さ」を攻勢的に、ジワジワ、じわじわ・・・とストーリーが展開するにつれ、読み手の私は、息苦しく動悸がし、読むのが嫌になりましたね。桐野夏生さんの「OUT」でもこんな感情が・・・しかし、先が気になる・・・早くさっさと読み上げたい。そしてラストの・・・巧みなそれぞれのそれぞれの立場、感情をしっかりと個々の存在世界と描ききる力。すごい。
かなりやばい・・・
常に超緊張感から逃れられない傑作。
帯に書いてある「人が怖い」・・・これがすべて・・・
2019年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あー…怖かった…
じわじわと来る怖さと不気味さが
ラスト一行まで途切れなかった
久々にすごい一冊でした
映像化したら面白いだろう
暗〜い画像で、たくさんのお年寄りと寂れた集落と…
救いのない物語
一気読みでした
じわじわと来る怖さと不気味さが
ラスト一行まで途切れなかった
久々にすごい一冊でした
映像化したら面白いだろう
暗〜い画像で、たくさんのお年寄りと寂れた集落と…
救いのない物語
一気読みでした
2017年9月6日に日本でレビュー済み
田舎特有のウチとソト思考、非論理的で自分勝手な感情に支えられた伝統たる正義の掟。
読んでいくうちに、田舎で住んでいた時の地元民の気色悪い連動や連帯を思い出しました。
巻末にあるように、作者さんも、似たような経験をされたところから着想を得ているみたいですね。
なのでとってもリアルです。
これ、ザ・田舎の日本です。
そして、文明や文化の進んだところで生きよう、と強く再確認できました。
読んでいくうちに、田舎で住んでいた時の地元民の気色悪い連動や連帯を思い出しました。
巻末にあるように、作者さんも、似たような経験をされたところから着想を得ているみたいですね。
なのでとってもリアルです。
これ、ザ・田舎の日本です。
そして、文明や文化の進んだところで生きよう、と強く再確認できました。
2017年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み進めるうち、背中がぞわぞわとしてくるような小説です。
テレビでは、人生の楽園などといって田舎暮らしが称賛されている昨今ですが、
人間、どこに住もうと結局楽園などは妄想に過ぎないのだという思いがしました。
田舎イコール楽園などと安易な発想では田舎には溶け込めないものですね。
テレビでは、人生の楽園などといって田舎暮らしが称賛されている昨今ですが、
人間、どこに住もうと結局楽園などは妄想に過ぎないのだという思いがしました。
田舎イコール楽園などと安易な発想では田舎には溶け込めないものですね。