ツイッターのプロモーションでこの作品を知りました。（人外のイケメン揃い、っていう執事が一番最初のピンクの広告のものです）
絵が好みで興味を引かれてコミプレのサイトから読み始め（複数話コミプレのサイトや作者ツイッター（現X）で読めます）、特に三話の博士に心臓を撃ち抜かれて即座にアマゾンで単行本を取り寄せました。
元は作者の杉戸先生がツイッターに趣味で投稿したものを商業化されたものらしいです。ツイッター掲載から単行本化までとってもスピーディー。
ちなみに絵は丸々描き直されたりしているので、web版を読んだ方でも単行本を購入して損はありません。単行本の描きおろしも多数。ギャルソン？風八郎と博士が見れるのは単行本だけ！しかし描き直しの作業量でこのクオリティ、流石です。
私は元々特撮系の漫画も好きで、『特撮ガガガ』とか『仮面ライダーSPIRITS』等を愛読していたのですが、この『東京怪人ラプソディ』もヒーローや怪人の造形がとても恰好良くて、でもシリアスとギャグのバランスが取れているというか、キャラクターが皆愛らしくていいです。
ちょっと不気味さもアクセントになっていて。
なんといっても絵が上手い。プロだから当たり前なのかもしれませんが、杉戸先生の線は勢いがあってでも確かな実力に裏付けられていて
表情とかも生き生きしてて好きです。五話で怪人形態八郎くんがアンビリ１号さんに攻撃されてショックを受けた時に口の中にハートが現れて（心臓？）それに泣いた顔がついてるのとても好きです。八郎くんを筆頭にほんと表情豊かで読んでて笑ってしまったりとても楽しいです。
五歳児の無邪気な八郎くんと１号さんのやりとり面白いんですよね…。ほのぼのします。
それと、やっぱり博士が大好きで。杉戸先生の凄まじい画力で描かれた博士はすごく美人ででもマッドサイエンティストな表情とか仕草が魅力的で。執事もカッコいい！目増え腕増え人外最高です。博士と執事の過去とか詳細プロフィールが知りたいです。
杉戸先生の前作に博士が登場していたと知って『MoMo -the blood taker-』を読み始めたのですが、第一話から圧倒的リアルな死体が出てきてひえええとなってます。あとすごいシリアスなのでびっくりしています。
先生のキャラデザ、すごく立体映えするというかフィギュアになって欲しいです。バンダイのS.I.C.シリーズとか、海外のホラー映画キャラのフィギュアでも出来がいいもの沢山ありますよね、あんな感じで。
あと作画についてですが、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のコミカライズ版のようにトーンに頼ることなく強弱表情豊かな踊る筆遣いがダイナミックでメリハリある作画になっています。こういう白黒が映える系の作画が好きな方はおすすめ。
他作品名前出したり好き勝手な感想をすみません、レビューになっているのか…？
最後に。アマゾンは注文から手元に届くまでが早い（アマプラに登録していれば送料もかからない）ですが、アニメイト等の各種書店では初回特典付き版が出ていますのでそちらから購入するのもありかも。
特典についても作者様がツイッターにまとめてくださっています。（私はアマゾンで購入後アニメイトとTSUTAYA版も買いました）
これからお話はどうなるのか、もしかしたらシリアス展開が待っているのかとドキドキですが、続きを楽しみにしています。応援しています。
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