話題のクルドに関して、歴史、地理と
もにわかりやすく説明されていた。
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クルド人を知るための55章 (エリア・スタディーズ170) 単行本 – 2019/1/11
山口 昭彦
(編集)
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国をもたない最大の民族であり、中東地域を中心に4000万もの人口を擁すると言われるクルド人。現代の国民国家の枠組みではとらえきれないその輪郭を、トルコ・イラク・イラン・シリア等の研究者たちが各分野から語ることによって浮かび上がらせようとする意欲的な一冊。
目次
1 クルディスタンを歩く
2 歴史の流れのなかで
3 多様な宗教世界
4 クルド人問題の展開
5 湾岸戦争後の世界
6 経済・生活・越境
7 文化
目次
1 クルディスタンを歩く
2 歴史の流れのなかで
3 多様な宗教世界
4 クルド人問題の展開
5 湾岸戦争後の世界
6 経済・生活・越境
7 文化
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社明石書店
- 発売日2019/1/11
- ISBN-104750347434
- ISBN-13978-4750347431
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商品の説明
著者について
山口昭彦(やまぐち・あきひこ)
聖心女子大学文学部史学科教授
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻助手などを経て、2014年より現職。専門は、イラン史(とくにクルド地域)。
主な著作:「サファヴィー朝(1501−1722)とクルド系諸部族―宮廷と土着エリートの相関関係」(『歴史学研究』885号、2011年)、 “Shah Tahmasp's Kurdish Policy"(Studia Iranica 41, 2012)、「周縁から見るイランの輪郭形成と越境」(山根聡・長縄宣博編『越境者たちのユーラシア』ミネルヴァ書房、2015年)、「『イランのクルド』とサファヴィー朝の「強制」移住政策」(『アジア・アフリカ言語文化研究』93号、2017年)。
聖心女子大学文学部史学科教授
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻助手などを経て、2014年より現職。専門は、イラン史(とくにクルド地域)。
主な著作:「サファヴィー朝(1501−1722)とクルド系諸部族―宮廷と土着エリートの相関関係」(『歴史学研究』885号、2011年)、 “Shah Tahmasp's Kurdish Policy"(Studia Iranica 41, 2012)、「周縁から見るイランの輪郭形成と越境」(山根聡・長縄宣博編『越境者たちのユーラシア』ミネルヴァ書房、2015年)、「『イランのクルド』とサファヴィー朝の「強制」移住政策」(『アジア・アフリカ言語文化研究』93号、2017年)。
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2019/1/11)
- 発売日 : 2019/1/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4750347434
- ISBN-13 : 978-4750347431
- Amazon 売れ筋ランキング: - 198,301位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16位中近東の地理・地域研究
- - 25,165位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月3日に日本でレビュー済み
最近クルド人難民が注目されているが良い話はあまり聞かない。
そもそも日本人でない人々が日本に来て、ろくに税金や社会保険料を納める前に、日本国民と同じような福祉の保護を受けようなどと考える方が虫が良いと思う。
日本列島は日本民族が先祖から受け継ぎ多大な苦労の末に平和と繁栄を築いてきた。
我々の仲間になりたいと思うなら、まず言葉を覚え、日本の法と習慣を守り、良き隣人として同化することを心掛けなければいけない。
好き勝手な理論で我がままを言っていては、何処の国に行こうとも仲間外れにされるだけである。
そもそも日本人でない人々が日本に来て、ろくに税金や社会保険料を納める前に、日本国民と同じような福祉の保護を受けようなどと考える方が虫が良いと思う。
日本列島は日本民族が先祖から受け継ぎ多大な苦労の末に平和と繁栄を築いてきた。
我々の仲間になりたいと思うなら、まず言葉を覚え、日本の法と習慣を守り、良き隣人として同化することを心掛けなければいけない。
好き勝手な理論で我がままを言っていては、何処の国に行こうとも仲間外れにされるだけである。
2019年2月23日に日本でレビュー済み
2019年1月に上梓された書で、このレビューを書いている時点では「エリア・スタディーズ」の最新刊。「クルド(人)」を巡る諸問題は、是非「エリア・スタディーズ」でも採り上げて欲しかったテーマだったので、そういう意味では待望の1冊と言える。ただし、クルド(人)問題や、中東地域やイスラームに関する問題に継続的に強い関心を持ち、これらのテーマが題材の書を既に何冊か読んだ経験があり、一定レベル以上の知識をお持ちの方にのみお薦めしたい。全く予備知識をお持ちで無い読者の方がスラスラと読み進める事は難しいと思われる。
本書の「はじめに」で指摘されているように、「クルディスタン」や「クルド人」が多少なりとも具体像を伴って日本で知られるようになったのは、1991年の湾岸戦争の頃からだろう。それまでは一部の専門家か、音楽愛好家(本書の第20章で触れられているように、ハチャトゥリヤンのバレエ音楽「ガイーヌ」では、あの「剣の舞」などにクルドの音楽が採り入れられており、私自身も「クルド」の存在を初めて知ったのは「ガイーヌ」からである)位しか「クルド」の存在自体知らない人が(日本では)大多数だっただろう。「クルド人」とはそもそも「誰」であり、「クルド問題」とは一体どのような事柄であるのかが、本書に接して「手に取る様に」わかるかと言えば、残念ながらそういう事は無い。陸上の国境を持たず、他国の植民地にされた事も無く、住んでいる人の大多数は「日本語を話す日本人」であるという、世界でも稀な珍国に住む私たち日本人にとって、クルドを含む中東地域の諸問題が非常に(実感を伴っては)理解しづらいのは仕方が無いだろう。ただ、本書をじっくり読めば、理解につながる「手がかり」になるものは少なからず得られると思う。
本書を読み終わって今更ながら思うのは、(わかっていたつもりではあったが)特に第一次大戦終結後の国際社会の様々な動きが、ことごとく「クルド」の問題を複雑化する方向に向かってしまったという事。無論この事は結果論となってしまうとは言え、クルドの人々にとっては全く不運としか言いようが無い。オスマントルコ崩壊後の「セーヴル条約」「ローザンヌ条約」によるクルディスタンの分断、その後そのエリアに誕生した独立国家が、トルコ、イラン、イラク、シリア等々の色々な内部事情を抱えた一筋縄ではいかない国々となった事。そして、米英を筆頭とした欧米の大国の自分勝手でご都合主義丸出しの、クルドに対するスタンスなどを読み進むと、自らの力の及ばない事柄に翻弄されるクルドの人々に同情の念を禁じ得ない。クルドの人々の「悲願」である「独立した国民国家」に最も近い立ち位置にあるのはイラクの「クルディスタン地域政府」であり、本書でも第36章で「事実上の国家」として採り上げられている。ただ、本書を読んで思うのは、「クルドの国民国家」を成立させる事が、本当に(今の)クルドの人々にとって「幸福」な事であるのだろうか?という率直な疑問。
くどいようだが、「なんとか人が大多数のなんとか国」という「国の在り方」を当たり前と思っている人が多分多い日本の人々にとって、クルドを巡る問題は不可解な事ばかりだろう。しかし、私たちが当たり前と感じがちな「国民」「民族」「国家」等の考え方が、決して当たり前の事では無いのだ、という事を鋭く私たちに突き付けてくるのがクルドを巡る一連の問題であると私には思えてならない。どんな読者にもお薦めとは言い難いのは確かだが、この問題に多少なりとも知識、関心をお持ちの方々は一読されて損の無い良書と言える。
本書の「はじめに」で指摘されているように、「クルディスタン」や「クルド人」が多少なりとも具体像を伴って日本で知られるようになったのは、1991年の湾岸戦争の頃からだろう。それまでは一部の専門家か、音楽愛好家(本書の第20章で触れられているように、ハチャトゥリヤンのバレエ音楽「ガイーヌ」では、あの「剣の舞」などにクルドの音楽が採り入れられており、私自身も「クルド」の存在を初めて知ったのは「ガイーヌ」からである)位しか「クルド」の存在自体知らない人が(日本では)大多数だっただろう。「クルド人」とはそもそも「誰」であり、「クルド問題」とは一体どのような事柄であるのかが、本書に接して「手に取る様に」わかるかと言えば、残念ながらそういう事は無い。陸上の国境を持たず、他国の植民地にされた事も無く、住んでいる人の大多数は「日本語を話す日本人」であるという、世界でも稀な珍国に住む私たち日本人にとって、クルドを含む中東地域の諸問題が非常に(実感を伴っては)理解しづらいのは仕方が無いだろう。ただ、本書をじっくり読めば、理解につながる「手がかり」になるものは少なからず得られると思う。
本書を読み終わって今更ながら思うのは、(わかっていたつもりではあったが)特に第一次大戦終結後の国際社会の様々な動きが、ことごとく「クルド」の問題を複雑化する方向に向かってしまったという事。無論この事は結果論となってしまうとは言え、クルドの人々にとっては全く不運としか言いようが無い。オスマントルコ崩壊後の「セーヴル条約」「ローザンヌ条約」によるクルディスタンの分断、その後そのエリアに誕生した独立国家が、トルコ、イラン、イラク、シリア等々の色々な内部事情を抱えた一筋縄ではいかない国々となった事。そして、米英を筆頭とした欧米の大国の自分勝手でご都合主義丸出しの、クルドに対するスタンスなどを読み進むと、自らの力の及ばない事柄に翻弄されるクルドの人々に同情の念を禁じ得ない。クルドの人々の「悲願」である「独立した国民国家」に最も近い立ち位置にあるのはイラクの「クルディスタン地域政府」であり、本書でも第36章で「事実上の国家」として採り上げられている。ただ、本書を読んで思うのは、「クルドの国民国家」を成立させる事が、本当に(今の)クルドの人々にとって「幸福」な事であるのだろうか?という率直な疑問。
くどいようだが、「なんとか人が大多数のなんとか国」という「国の在り方」を当たり前と思っている人が多分多い日本の人々にとって、クルドを巡る問題は不可解な事ばかりだろう。しかし、私たちが当たり前と感じがちな「国民」「民族」「国家」等の考え方が、決して当たり前の事では無いのだ、という事を鋭く私たちに突き付けてくるのがクルドを巡る一連の問題であると私には思えてならない。どんな読者にもお薦めとは言い難いのは確かだが、この問題に多少なりとも知識、関心をお持ちの方々は一読されて損の無い良書と言える。