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P+D BOOKS 眞晝の海への旅 Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

帆船という“劇場”で巻き起こる人間ドラマ。

海を愛する若者が生の歓びを求め、ブリガンティン型帆船<大いなる(グローセル・)眞晝(ミッタ-タ)>号に乗り込んで船出をする。

「無一物主義」という哲学思想をもつベルナールを船長に、フランソワ、ターナー、ケイン、女性のファビアン、そして日本人の私など11人のクルーは、ヨーロッパから日本を経由して、一路、太平洋へと航海を続ける。

やがて、南太平洋に入ると、荒れ狂う颶風(ぐふう)圏に突入していく中、嵐のさなかに恐るべき事件が起きてしまう。帆船の船内は、さながら芝居の劇場のように複雑な人間関係が入り組んで、それは悲劇への序章にふさわしい舞台だった。

辻作品らしい“詩とロマンの薫り”に満ち溢れた長編小説。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B073QNDJCB
  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2017/7/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 928 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 446ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辻さんの作品は圧倒的に「一人称」で物語を紡ぐ形が多い。
最後の「西行花伝」にしても、そっれぞれの人物が一人称で西行を語るという形をとっている。
この「真昼の海への旅」もそれに準ずる。
それにしても彼ほど「今あるこの世界」を肯定的に、希望と美しさに満ちた世界として描いた作家はいないだろう。この作品もそうである。事件は起こるが、大いなる希望は貫かれていく。
良くも悪くもというのは彼の作品は読む者にある一定のリズムを求めていることだ。読むなら一気読み。つ中でおいてはそのよさ、リズム感が崩れてくる。
立原正秋はこの作品、だけではないが罵倒したが、「回廊にて」「夏の砦」など初期の作品を読んだ人は多少読みづらいかもしれないが面白く読めると思う。
できればこの作品を読む前に「回廊にて」「夏の砦」「春の戴冠」などを読むことをお勧めしたい。
2021年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭の数学者エリーが披露する魔法陣を天体の音楽に変えようとする人間劇。私を含め男女16人による<真晝への飛翔>。太平洋南下航路は落日の神殿に集う神話劇の様相。ニューギニアに碇泊後サモア諸島で遭遇する颱風は物語を、<ガラスの球>の中の人間悲劇に変容する。それはあるがままの世界の崩壊。
2021年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代より40年ぶりに再読。この歳になって感動できることに喜びを感じる。当時の文庫で読み始めたが、デジタルがはるかに読みやすい。
2022年3月23日に日本でレビュー済み
高評価なんだね。まあ好きな人がいるのは分かる。でも何冊か読んだが私はあまり辻邦生は好きになれない。大体なんか言葉が上っ面を撫でただけというか、噓くさいというか、イマドキの言葉で言うとちっとも心に刺さらない。それも人によるのかもしれないが、話もいい加減なもんよ。たとえば作中の思想として「無一物主義」:「一切を棄て、所有を放擲し、物質のレヴェルのすべてを無とすることによって現前する新しい精神の地平線」が語られるわけだが、豪華ヨットに乗って、何カ月も働かないでビールだコニャックだウイスキーだ仮面舞踏会だとかやりたい放題でなにが無一物だろうね。そんだけ余裕かますカネはどこから出てるんだ?それを所有というんじゃないのか。登場人物はどいつもこいつもなにして食ってるのか分からんヤツばかり。タイの王族だのミラノの名門だの要するにセレブばっかりで、アガサ・クリスティーか、って突っ込みたくなるわナ。なんか説得力ないわ。しかもそのセレブがヘンテコな理由でひとを殴ったり殺したり結婚したり女を犯そうとしたり男に犯されようとしたり、全部結構ハードルが高い行為だと思うけどなぁ、普通人には考えられんわ。結局スノッブ受けというところかな。
2017年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辻邦生の作品は書籍版の再読として電子版を購入している。もちろん書籍版の入手が困難な場合は、電子ブック(特にKindle版)を購入している。
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