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勉強の価値 (幻冬舎新書) 新書 – 2020/11/26
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- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2020/11/26
- ISBN-104344986091
- ISBN-13978-4344986091
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2020/11/26)
- 発売日 : 2020/11/26
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4344986091
- ISBN-13 : 978-4344986091
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,754位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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1日1食だというのは、何人か聞いたことがあるが森博嗣さんもそうなんだと。食べなければ食べないで生きていける。勉強を続けていると食べることを忘れるのは本当かもしれない。
映像で見えているものをいろんな角度から言葉にして説明してくれている感じ。ある意味脈絡がないとも言える。
結論は、何でも良いから勉強してみなさい。
先生が中で言われていますが、確かに自分も、学生時代は根を詰めて考えた末、ふとしたときにアイディアが出てきたなんて経験がありました。
私も勉強を始めようと思い立ちました。
そんな、子供に問われて困ってしまうような疑問について、私の人生の中では一番しっくりくる回答を本作で頂いたと感じました。
・・・
その回答は本作のまえがきで早々に出てきました。ちょっと長いですが引用です。
「さて、(子供が)明確な目的を持つためには、少なからず人生経験が必要だろう。世の中には何があるのか。自分の可能性はどの範囲なのか。そういったことは、二十年くらい生きていないと理解することができない。つまり、夢を見るためには、最低限の基礎的なことを学ぶ必要がある。
そうしたうえで、自分はこれがしたい、というものを見つける。それからが、本当の勉強の始まりである。もう、そうなれば「楽しさ」というエネルギィによって、たとえ誰かに止められても前進し続けることになるだろう。
したがって、勉強は大人のためのものである。子供が学校で習っているのは、大人になってから本当に楽しい勉強ができるための基礎体力をつけているようなものだ。
本書は、子供向けの本ではないし、子供に勉強させたい親が読んでも、ほぼ意味がない。もし子供に勉強させたかったら、まず親が勉強すること。親が勉強に熱中している姿を見せること。そうすれば、「なにか楽しいことがあるのだな」という雰囲気が子供に伝わるはずである。教育とは、本来そういうものではないか、と僕は考えている。(P.31-P.32)
つまり子供の勉強は基礎体力作り、本当の勉強は自ら興味を持って取り組むもの。自分が好きで勝手にやることこそが勉強、とまあこういうことですね。
・・・
こうして始まった氏の勉強論には、確かにしたりしたりと膝を打つ内容が随所に見られました。
曰く、勉強というのは人の能力を高めるすべての行為。人それぞれにやり方があり、机の勉強だけが勉強というわけではないこと(1章)。曰く、勉強は勝つためにするのではないし、受け取り手の意欲がない限り成立しないのが教育であるということ(2章)。曰く、勉強の価値とはその内容の獲得ではなく、その過程で自己を知ることができるということ(4章)。曰く、得意不得意は問題ではなく単なる他人との差でしかないこと、また不得意・苦手の名の下で教科を排除するとその方面の可能性を失ってしまうこと(6章)、等々です。
・・・
こうした氏の意見は、近年のハウツー本にあるような嫌な勉強をなるべく効率的に・そして嫌ではないように自己暗示的に言い聞かせる?かのごときメソッドとは対極にあるかもしれません。それらで述べられる勉強の意義とは大抵は実利的・近視眼的であろうと思います。別にそれが悪いわけではありませんし、そもそも目指すところが異なるので比較すること自体間違いかもしれませんが…。
他方、好きになってしまい自発的に学ぶ行為こそ勉強という方向であることを考えれば、本書の先には読書猿氏のごとき「どのように学ぶか」という独学の地平が開けることと思います。
・・・
ということで元名大教授の勉強論でした。
語り口が平易で分かりやすく、内容も子供から成人にまで広く関わりのあるものだったと思います。その点では、筆者自身子供向けではないと言及されているものの、勉強が嫌いなお子さんから再度勉強を始めてみたいという大人の方まで、ひろく読書に値する作品であると感じました。
読み進めていくと、森博嗣さんの勉強に対する考え方がとてもよく整理されていて参考になります。
リカレント教育とかよく言われますけど、結局は子どもの頃の学ぶことへの経験が重要なのだと思います。
勉強するのは嫌だけど、何かしたいことを探している方にオススメできる1冊です。
勉強は、自分で考えることが基本であり、本質なのだ。
質問することは重要。何事にも疑問を持つことが勉強のスタートである。
常に自問自答して、自分なりの考えを持つことが重要である。
なるほど、本を沢山読んでインプットすることも重要であるが、インプットした情報から何を感じ、どう考え、行動を起こすか。
つまり、アウトプットのためのインプットという意識が必要である。
読了後は、ますます勉強を楽しんで、自分を成長させたいと感じました。
森博嗣ファンなら必読。