日経新聞の書評欄に掲載されたのをみて拝読した。
極めて残念な本だ。確かにメディアの歴史、ニュースを伝える歴史物語が大半だが、それはいかにも欧州的な見方であり、新聞メディアが活躍する20世紀初頭からの部分は、カタカタが読んでいて滑っていく。
そもそも、新聞メディアについて語るなら、その時代の各国の識字率を踏まえて論議しなければ、意味がない。
加えて最も残念なのは、日本の新聞というメディアのリサーチがまったく間違っているし、分析以下のレベルで、だれが情報提供したのか。どういう情報収集したのか。ひたすら疑問しかない。その疑問が本全体の1~11章まで、すべて当てにできない情報として判断してしまう。なんて無駄な書を出版したのだ。
ポイントは、GAFAを解体せよ、という点。
ネット社会に置いて個人の情報をくみ取り判断する力の有無が、情報に流されるのか、情報の海を泳げるのかの分かれ目になろうという、まあ当たり前の結論でした。
3000円も払って買う価値はないでしょう。
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メディアの未来――歴史を学ぶことで、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、SNSの未来は導き出せる Kindle版
【内容紹介】
二〇五〇年、新聞、ラジオ、テレビ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ジャーナリストは、まだ存在しているのだろうか。二一〇〇年ならどうだろうか。
SNSは、今後登場するさらに強力なテクノロジーの波に呑み込まれるのだろうか。
将来、誰がメディアを所有するのだろうか。
正しい情報を得る、知識を共有する、嘘と闘う手段が、これまで以上に存在するようになるのだろうか。
ジャーナリストの役割はロボットが担うようになるのか。それとも、ジャーナリストは民主主義、つまり、真実の保証にとってかけがえのない存在であり続けるのだろうか。
そうした未来の基軸を把握するには、「歴史」を振り返る必要がある。
メディアに関するさまざまな歴史を遡ってこそ、その未来を詳細に描き出すことができると考えるからだ。
私にとって、この物語は細部にわたってきわめて魅力的だった。筆をおいた現在、この物語が綴る壮大な数々の冒険に対する私の驚きを、読者に伝えることができると信じている。
(本書のまえがきより要点を抜粋)
【目次抜粋】
はじめに
第1章 君主のニュース、大衆のニュース~3万年前から近代の夜明けまで
第2章 使者の時代~1世紀から14世紀まで
第3章 印刷革命~1400年から1599年まで
第4章 近代における活字ニュースの始まり~17世紀
第5章 表現の自由、ジャーナリズムと民主主義~18世紀初頭から産業革命前まで
第6章 出版、「大衆の自由の大きな盾」~1788年から1830年まで
第7章 他人よりも先にすべてを把握する~1830年から1871年まで
第8章 進歩を活かす~1871年から1918年まで
第9章 読む、聞く、そして見る~1919年から1945年
第10章 三大メディアの黄金時代~1845年から2000年まで
第11章 徹底的に、読む、観る、聴く、触る~2000年から2020年まで
第12章 情報を得て自由に行動する~2021年から2100年
第13章 何をなすべきか
二〇五〇年、新聞、ラジオ、テレビ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ジャーナリストは、まだ存在しているのだろうか。二一〇〇年ならどうだろうか。
SNSは、今後登場するさらに強力なテクノロジーの波に呑み込まれるのだろうか。
将来、誰がメディアを所有するのだろうか。
正しい情報を得る、知識を共有する、嘘と闘う手段が、これまで以上に存在するようになるのだろうか。
ジャーナリストの役割はロボットが担うようになるのか。それとも、ジャーナリストは民主主義、つまり、真実の保証にとってかけがえのない存在であり続けるのだろうか。
そうした未来の基軸を把握するには、「歴史」を振り返る必要がある。
メディアに関するさまざまな歴史を遡ってこそ、その未来を詳細に描き出すことができると考えるからだ。
私にとって、この物語は細部にわたってきわめて魅力的だった。筆をおいた現在、この物語が綴る壮大な数々の冒険に対する私の驚きを、読者に伝えることができると信じている。
(本書のまえがきより要点を抜粋)
【目次抜粋】
はじめに
第1章 君主のニュース、大衆のニュース~3万年前から近代の夜明けまで
第2章 使者の時代~1世紀から14世紀まで
第3章 印刷革命~1400年から1599年まで
第4章 近代における活字ニュースの始まり~17世紀
第5章 表現の自由、ジャーナリズムと民主主義~18世紀初頭から産業革命前まで
第6章 出版、「大衆の自由の大きな盾」~1788年から1830年まで
第7章 他人よりも先にすべてを把握する~1830年から1871年まで
第8章 進歩を活かす~1871年から1918年まで
第9章 読む、聞く、そして見る~1919年から1945年
第10章 三大メディアの黄金時代~1845年から2000年まで
第11章 徹底的に、読む、観る、聴く、触る~2000年から2020年まで
第12章 情報を得て自由に行動する~2021年から2100年
第13章 何をなすべきか
- 言語日本語
- 出版社プレジデント社
- 発売日2021/9/14
- ファイルサイズ17981 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
欧州最高峰の知性と称されるジャック・アタリ
氏が、メディアと民主主義にエールを送る。
「2050年、2100年、ジャーナリストという職
業はこれまで以上に重要になる」とアタリ氏は
分析する。しかしながら、これからのジャーナ
リストは自己変革が必要である。特に新聞、雑
誌、ラジオ、テレビといったオールドメディア
に属するものは、状況を眺めているだけではダ
メである。SNSや出現するであろう新しいメデ
ィアに対して、デジタルを使いこなして積極的
に関わっていくべきであると提言する。
本書はアタリ氏が綴った「メディア論」である。
氏が、メディアと民主主義にエールを送る。
「2050年、2100年、ジャーナリストという職
業はこれまで以上に重要になる」とアタリ氏は
分析する。しかしながら、これからのジャーナ
リストは自己変革が必要である。特に新聞、雑
誌、ラジオ、テレビといったオールドメディア
に属するものは、状況を眺めているだけではダ
メである。SNSや出現するであろう新しいメデ
ィアに対して、デジタルを使いこなして積極的
に関わっていくべきであると提言する。
本書はアタリ氏が綴った「メディア論」である。
著者について
(著者)
●ジャック・アタリ(Jacques Attali) 1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院 (ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン大統領顧 問、91年欧州復興開発銀行の初代総裁などの、 要職を歴任。政治・経済・文化に精通することから、ソ連の崩壊、金融危機の勃発やテロの脅威などを 予測し、2016年の米大統領選挙におけるトランプ の勝利など的中させた。林昌宏氏の翻訳で、 『2030年 ジャック・アタリの未来予測』『海の歴史』『食の歴史』『命の経済』(小社刊)、 『新世界秩序』『21世紀の歴史』、『金融危機後 の世界』、『国家債務危機一ソブリン・クライシスに、 いかに対処すべきか?』『危機とサバイバルー21 世紀を生き抜くための(7つの原則〉』(いずれも作品社)、『アタリ文明論講義:未来は予測できるか」(筑摩書房)など、著書は多数ある。
(翻訳者)
●林昌宏(はやし・まさひろ) 1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。訳書にジャック・アタリ『2030年 ジャック・アタリの未来予測』『海の歴史』『食の歴史』『命の経済』(小社刊)、『21世紀 の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』(いずれも作品社)、ボリス・シリュルニク 『憎むのでもなく、許すのでもなく』(吉田書店)他、多数。
●ジャック・アタリ(Jacques Attali) 1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院 (ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン大統領顧 問、91年欧州復興開発銀行の初代総裁などの、 要職を歴任。政治・経済・文化に精通することから、ソ連の崩壊、金融危機の勃発やテロの脅威などを 予測し、2016年の米大統領選挙におけるトランプ の勝利など的中させた。林昌宏氏の翻訳で、 『2030年 ジャック・アタリの未来予測』『海の歴史』『食の歴史』『命の経済』(小社刊)、 『新世界秩序』『21世紀の歴史』、『金融危機後 の世界』、『国家債務危機一ソブリン・クライシスに、 いかに対処すべきか?』『危機とサバイバルー21 世紀を生き抜くための(7つの原則〉』(いずれも作品社)、『アタリ文明論講義:未来は予測できるか」(筑摩書房)など、著書は多数ある。
(翻訳者)
●林昌宏(はやし・まさひろ) 1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。訳書にジャック・アタリ『2030年 ジャック・アタリの未来予測』『海の歴史』『食の歴史』『命の経済』(小社刊)、『21世紀 の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』(いずれも作品社)、ボリス・シリュルニク 『憎むのでもなく、許すのでもなく』(吉田書店)他、多数。
登録情報
- ASIN : B09G2JKTKT
- 出版社 : プレジデント社; 第1版 (2021/9/14)
- 発売日 : 2021/9/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 17981 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 473ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 208,418位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,171位社会学概論
- - 6,814位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1943年アルジェリア生まれ。パリ理工科学校を卒業、1981年大統領特別顧問、1991年欧州復興開発銀行初代総裁。1998年に発展途上国支援のNGOを創設(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 1492 西欧文明の世界支配 (ISBN-13: 978-4480092588 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)