表紙にひかれて買ったが、なかなか面白かった。
時代小説はほぼ、読まないけどすんなり読めた。
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お師匠さま、整いました! 単行本 – 2017/1/18
泉 ゆたか
(著)
享保十一年、茅ヶ崎は大岡越前守の菩堤寺である浄見寺。今は亡き夫の跡を継ぎ、桃は寺子屋で子どもたち相手にお師匠さまをしている。そんなある日、酒匂川の氾濫で両親を亡くした春が寺子屋を訪ねてくる。すでに大人の身でありながら、もう一度算術を学び直したいという。はじめは戸惑う桃だったが、春の朴訥さと一生懸命さに次第に魅せられていく。しかし、寺子屋で一番秀才な生意気娘・鈴が黙っているはずはなく……。
いつの世も、働く女性はカッコいい
寺子屋を舞台に女師匠が大奮闘!
爽やかでほんのり温かい“時代×お仕事”小説登場!!
享保十一年、茅ヶ崎は大岡越前守の菩堤寺である浄見寺。今は亡き夫の跡を継ぎ、桃は寺子屋で子どもたち相手にお師匠さまをしている。そんなある日、酒匂川の氾濫で両親を亡くした春が寺子屋を訪ねてくる。すでに大人の身でありながら、もう一度算術を学び直したいという。はじめは戸惑う桃だったが、春の朴訥さと一生懸命さに次第に魅せられていく。しかし、寺子屋で一番秀才な生意気娘・鈴が黙っているはずはなく……。
活き活きとした人物描写を全選考委員が絶賛!!
一筋縄ではいかない寺子屋ライフを描いた
第11回小説現代長編新人賞受賞作!!
いつの世も、働く女性はカッコいい
寺子屋を舞台に女師匠が大奮闘!
爽やかでほんのり温かい“時代×お仕事”小説登場!!
享保十一年、茅ヶ崎は大岡越前守の菩堤寺である浄見寺。今は亡き夫の跡を継ぎ、桃は寺子屋で子どもたち相手にお師匠さまをしている。そんなある日、酒匂川の氾濫で両親を亡くした春が寺子屋を訪ねてくる。すでに大人の身でありながら、もう一度算術を学び直したいという。はじめは戸惑う桃だったが、春の朴訥さと一生懸命さに次第に魅せられていく。しかし、寺子屋で一番秀才な生意気娘・鈴が黙っているはずはなく……。
活き活きとした人物描写を全選考委員が絶賛!!
一筋縄ではいかない寺子屋ライフを描いた
第11回小説現代長編新人賞受賞作!!
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/1/18
- ISBN-104062203936
- ISBN-13978-4062203937
商品の説明
著者について
1982年神奈川県逗子市生まれ。早稲田大学第二文学部、同大学院政治経済学部修士課程修了。大学在学中から小説の執筆をはじめる。現在は塾講師の傍ら、バイク専門誌のライターとして活動中。「お師匠さま、整いました!」で第11回小説現代長編新人賞を受賞し作家デビュー。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/1/18)
- 発売日 : 2017/1/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4062203936
- ISBN-13 : 978-4062203937
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,220,551位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 322,832位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月27日に日本でレビュー済み
多少纏まりに欠けてる気がしないでもない。全員に的を当てようとして、印象が散漫というか…
序盤、お師匠さまのキャラに慣れるまで、読むのに少々苦痛感があった。
他のキャラ全員を侮ってる感じで。
心づくしの精一杯気張った菓子を「がさつなしぐさでは無理もない」
で、自分は、茶を供すのも忘れてる不調法者かよ…言えた義理か。で終始した。
児童書と思えばこの位分かり易い方が良いかも知れんが、「お師匠さま」がこれじゃ、ヤダな
鈴の小生意気+真摯、と春の善良、と平助の実直は好感が持てたから、褒められた性根じゃないキャラに「魅力」を感じさせてくれるようになるのか、「今後に期待」。
序盤、お師匠さまのキャラに慣れるまで、読むのに少々苦痛感があった。
他のキャラ全員を侮ってる感じで。
心づくしの精一杯気張った菓子を「がさつなしぐさでは無理もない」
で、自分は、茶を供すのも忘れてる不調法者かよ…言えた義理か。で終始した。
児童書と思えばこの位分かり易い方が良いかも知れんが、「お師匠さま」がこれじゃ、ヤダな
鈴の小生意気+真摯、と春の善良、と平助の実直は好感が持てたから、褒められた性根じゃないキャラに「魅力」を感じさせてくれるようになるのか、「今後に期待」。
2018年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
和算に関心があるので結構楽しめた。寺子屋の優秀な生徒である鈴と春の成長を描き出す事に成功していると思う。この小説は主人公桃の教師としての成長物語であると思うのだが彼女の性格がいまいちわかりにくい。あと塵劫記が難しい本であるように描かれているが当時のベストセラーでもっともっとポピュラーな本だったはず。
2017年2月11日に日本でレビュー済み
天地明察に続く、算術時代劇。
キャラクターも生き生きしているし、何となくガラスの仮面的な足の引っ張り合いも面白い。
算術については良く分からないが、分からなくてもその熱気と愛情だけはよく伝わってきた。
非常に面白かった!
キャラクターも生き生きしているし、何となくガラスの仮面的な足の引っ張り合いも面白い。
算術については良く分からないが、分からなくてもその熱気と愛情だけはよく伝わってきた。
非常に面白かった!
2017年3月12日に日本でレビュー済み
桃、鈴、春は現代でいえば数学者。鈴は寺子屋の若き秀才数学者。春は学はそれほどないが、生まれ持った才能をもつ天才数学者。そして、書物から要点を抜き出し、うまく整えてゆくこれも数学者の桃。三者三様の数学者の葛藤が面白い。江戸時代という女性が学者などという環境で、それも数学というなかなか実仕事に結びつかない学問に打ち込む姿は圧巻である。桃が川に流された春を援けるところは感動的。欲をいえば、3人の数学勝負というものをみてみたかった(時代的にそんな設定をするのは難しいだろうな)