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ボヴァリー夫人 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ローガン・マーシャル=グリーン, ソフィー・バルテス, リス・エヴァンス, ミア・ワシコウスカ, ポール・ジアマッティ, エズラ・ミラー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
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商品の説明
どこまでも満たされない、心と身体――
世界文学史に燦然と輝く、文豪フローベールの「不倫小説」の最高傑作が完全映画化!
『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ他、豪華キャスト陣が贈る禁断の文芸エロス!
◆若手女優ミア・ワシコウスカがフローベールのスキャンダラスな問題作にヌード&濡れ場で挑む!
『アリス・イン・ワンダーランド』アリス役のミア・ワシコウスカが、そのセンセーショナルな内容から発表当時には
原作の文豪フローベールが風紀紊乱の罪に問われた「不倫小説」の金字塔に果敢に挑み、
文学史に名を残すスキャンダラスなヒロイン役で美しいヌードや大胆な濡れ場も辞さない熱演を見せる。
◆エズラ・ミラー、ポール・ジアマッティら、ハリウッドが誇る個性に富んだ豪華キャスト陣共演!
共演には『少年は残酷な弓を射る』 で世界を圧倒したエズラ・ミラーや『プロメテウス』の
ローガン・マーシャル=グリーンらイケメン俳優から、 『アメイジング・スパイダーマン』のリス・エヴァンスや
『ストレイト・アウタ・コンプトン』のポール・ジアマッティらハリウッドを代表する名バイプレイヤーまで、豪華キャスト陣が集結!
【あらすじ】
修道院出の夢見がちな少女エマは、情熱的かつ華やかな結婚生活を夢見て年上の医師
チャールズ・ボヴァリーと結婚する。しかしその生活はエマが思い描いていたような
ロマンティックなものとは程遠く、静かな田舎町と退屈な夫の存在は次第に彼女の心に
暗い影を落としてゆく。やがて心の隙間を埋めるかのように、エマは知人の紹介で知り合った
美しい青年レオンに惹かれてゆく。レオンもまたエマに情熱的な思いをぶつけるが、
人妻という立場はかろうじてエマの恋心を押しとどめ、思いは実ることなく彼は仕事のために
都会へと去っていってしまう。再び孤独になったエマは、ほどなくして雇い人を夫のもとへ
診察に連れてきた資産家のマルキと出逢う。ひと目会った瞬間からエマを気に入ったマルキは、
世慣れた態度と甘い言葉で彼女を口説き始める。エマは既存の道徳観を超越するかのような
マルキの堂々たる振る舞いに戸惑いを感じつつも憧れを抱き、遂には体を許してしまう。
夫ではない男に抱かれ、かつてない幸福を感じるエマ。
それがやがて訪れる悲劇の幕開けだとも知らずに……
【キャスト】
ミア・ワシコウスカ『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
リス・エヴァンス『アメイジング・スパイダーマン』
エズラ・ミラー『少年は残酷な弓を射る』
ローガン・マーシャル=グリーン『プロメテウス』
ポール・ジアマッティ『ストレイト・アウタ・コンプトン』
【スタッフ】
監督 :ソフィー・バルテス
脚本 :フェリペ・マリーノ
原作 :ギュスターヴ・フローベール
【特典映像】
予告篇
【DVD仕様】
2014年/ドイツ・ベルギー・アメリカ/カラー/本編119分+特典映像/16:9ビスタ/
片面・1層/[オリジナル英語]ドルビーデジタル5.1chサラウンド/日本語字幕/1枚組
※2016年7月17日よりカリコレ2016にて公開。
発売元:クロックワークス
販売元:TCエンタテインメント
COPYRIGHT(C)2014 BOVARY DISTRIBUTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
※ジャケットデザイン、仕様は変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4562474175296
- 監督 : ソフィー・バルテス
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2016/11/2
- 出演 : ミア・ワシコウスカ, リス・エヴァンス, エズラ・ミラー, ローガン・マーシャル=グリーン, ポール・ジアマッティ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B01J9OH2TE
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,824位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・制作国:ドイツ・ベルギー・アメリカの3ヶ国
・制作年:2014年
本作の原作はフランスの小説家ギュスターヴ・フローベールが1856年に発表した氏の代表作品。
1949年・1969年・1991年・2000年(TV映画)・2014年(本作)の通算5度の映画化です。
こんな不幸な物語ですが、前4作はTVで鑑賞し、最後の(本作)はPrimeで鑑賞し、今のところ全作鑑賞してます。
小説が発表された1856年当時は良くも悪くも大変な反響を呼び、風紀紊乱罪で裁判にまで発展しましたが無罪判決を勝ち取り、皮肉なもので裁判沙汰になったことが小説の宣伝となり、遂には空前のベストセラーとなったそうです。
元来が奔放な性格のエマは何かにつけ戒律の厳しい修道院での生活に辟易し、自由と愛を求めて結婚するものの、修道院の外での生活は違和感だらけに感じる主人公エマ。
・規則の厳しい修道院を離れ、憧れの結婚をしたものの大してすることはない。
・医者の妻という体裁づくりのためだけに、いつも大仰なドレスに身を包むことに違和感だらけ。
・暴力などはないものの大して構ってくれない夫に不満を募らせてゆく。
・夫の会合に付き添っていくと、そこはわざとらしく互いを褒め合い、けして本音を言わない虚空世界だと感じる。
それらの事はエマにとっては、やがてストレスとなってエマの心を徐々に蝕んでゆく。
現代でも激しく糾弾される不倫ですから、160年以上前のネット世界などない時代でも、噂はアッという間に町じゅうに拡散し、むしろ現代よりバッシングの目は厳しい。
テレビ・ラジオ・ネットなどなくても、悪い噂は大いなる尾羽が付きたちまち拡散してしまう。
だから、エマと関係を持った2人の男は、エマへの気持ちはあっても怖気づいて手を引いてしまう。
修道院時代はオカネを使うことがないから、オカネの価値・大切さ・正しい使い方がわからないエマはアッという間に散財し、気がついた時には取り返しのつかない事態となり、夫からの信用は失墜し夫の仕事と権威に汚点を残し、家も家財道具もすべて差し押さえられてしまう。
慌てて金策に奔走するも工面はできず、優しかった夫からは怒りを買い、欲しかった一途の愛も手に入れられない絶望感に満たされたエマはああするしかなかった・・・。
ルウルーのエマに対するセールスは当初「ある時払いの催促なし」で、長らく具体的な金額を提示しなかったのは、エマの腑抜けの金銭感覚を最初から見抜いていたからであり、ボヴァリー家がどうにもこうにも首が回らなくなった「ここぞ」というタイミングの狙い撃ちで金額提示。
現代に置き換えるなら、カードでバンバン買い物して月末に届く請求書を見て青ざめるって感じですかね。
商魂逞しいルウルーの登場シーンについて、現代はキャッシュレス決済が多く金銭感覚が麻痺しがちですから、むしろ現代人の方が気をつけるべきなのかもしれません。
エマの夫はイボリットへの執刀の際、外反足と内反足を間違え、逆の神経切っちゃうなんて現代でも当時でもありえない重大な医療ミスですし、ましてや麻酔なしで神経切断だなんて耐えられません(泣)。
イポリットの手術シーンで、麻酔のある現代に生まれて良かったと心から思いました。
腑抜けの金銭感覚をルウルーにとことん利用された挙句、骨の髄までしゃぶり尽くされ、常に愛に飢え愛を求めるも男に捨てられ続け最悪のラストを迎えたエマでしたが、薬剤師オメー家の使用人で足の不自由なイポリットのために高価な補助具を買ってあげたのは、1時間58分の上映中で唯一ホッとしたシーンでした。
だからこんな小説を自分はどうしてもっと早く読まなかったのだろうと後悔したくらい。
だからこのボヴァリー夫人の映画と聞いて、期待したのだが。
しかし、私としては期待外れの出来の映画だった。
衣装や自然の描写や音楽などは注目する魅力のある部分も存在したものの。
例えば美しい田園風景の他にも、映画の冒頭と最後で森の中をまるで狂ったオフィーリアの如く、必死で駆け抜けていくエマの姿も印象的だし。
それにマルキの領地で主催された狩猟のために森に放たれた、ビーグルの群れが可愛かった。
そして音楽も静かな美しさや哀愁を漂わせていて、魅力的だと思う。
おそらく、満たされない気持ちを抱いたエマの憂愁、憧れや夢想、切望などを表現した、静かで哀愁を帯びた中にも沈潜しては絶えず現れる、情熱などが漂う甘美な旋律。
そして再び映画のエンドロールでも、最初の方で流れてくるこの曲は「Rouen」?それとも「Fireworks」?
ルーアンと言えばしばらくの間、エマがレオンと情熱的な逢い引きを重ねていた場所なので、エンドロールで最初に流れてくるこの曲はこちらの「Rouen」だとした方が個人的にはしっくりとくるような。
(他にもエマとレオンの恋を現わした曲だと思われる「Enma and Leon」と「Piano Lessons」も似ている。
このようにこの映画のサウンドトラックの曲は似ている曲も多いので、判断が難しいが。)
この「ルーアン」と銘打った曲があるのはやはり、このルーアンがある意味、エマにとっては象徴的で大変に重要な意味を持つ場所だったからだろう。
お互いに思いを募らせながらも、一度は思いが実らないまま、離れ離れになった相手のレオンと再び再会を遂げた場所。
そしてついに今度こそは彼と恋人になり、やがてはエマも再び幻滅を味わうものの、しばらくの間は様々なエマの満たされない憧れや情熱が一度はこのルーアンでのレオンとの恋の中で満たされたかに思われた訳だし。
そしてエフゲニー&サーシャ・ガルペリンによる、この映画関連の曲の中にはまさに「The Youth」(青春)という曲もあった。
やはり、これはエマの少女時代から育まれた、何か甘美で高みにあるものへの夢想が大人の女性となってからも、絶えずエマの中で燻り、そんな彼女が無味乾燥で平凡な日常に直面して、鬱屈を募らせ、ついには彼女の破滅にまで至ることを暗示しているのだろう。
また、この映画全体のテーマ曲が流れる前にはエマの死を鎮魂するレクイエムだと思われる、荘厳な女性コーラスの歌声のパートまである。
このようにこの映画にも、部分的には魅力的な箇所がないでもないのだが。
ただ、全体的にあまりにも淡々と話が流れ過ぎてしまい、物足りない。
それにジャケットでもこのようにエマとレオンの顔が使用されているのだから。
だから特にこの映画の中ではエマとレオンとの恋が重要視されているのかと思いきや。
しかし、彼らの恋はエマとマルキ(ロドルフ)との恋よりもさらりと描かれ、とにかくルーアンでのオペラ劇場での再会後はただ身体の関係になだれ込んでいくようにしか見えず。
全体的にはあまりにもこのようにエマとロドルフとの恋も、そしてエマとレオンとの恋も、淡々と描かれ過ぎているような。やはり、特にエマとレオンとの恋ではまだ彼らの恋が情熱的だった時の甘美な描写がいかにも欲しかったものだが。
それから原作では単なる軽薄な独身の女たらしの印象であるロドルフだが。
だが、この映画の中での彼は自由を愛する快楽主義者とでもいうような姿であり、それなりに独自のポリシーを持っている男のように見えた。
それからこの映画の中で致命的なのは。
エマ役の女優があまり美人でもないし、またスリム過ぎてエマを演じるのにはどこか彼女の容姿では清純・可憐過ぎるように見えてしまったことである。
私の中ではエマはいわゆる、男の心をそそる、肉感的な美人のイメージなので。
そしたら「ボヴァリー夫人とパン屋」というボヴァリー夫人のパロディと思われる映画では、エマに相当するポジションの女性を肉感的な女優が演じていて、個人的に大変に納得のキャスティングだった。
やはり、これを見てもフランス人の中でもボヴァリー夫人は肉感的な美人のイメージなのだなと感じた。
何となく、フロベール自身にも、肉感的な美人が好きそうなイメージもあるし。
それからエマを見ていてイライラするような人々は「ボヴァリー夫人」という作品がその人達には合っていないということだと思う。私はエマの生き方がいいとか悪いとかいうよりも、ああ、確かにこういう人もいるよねと受け止めた方なので。
絶えず、ここではないどこか、その場所にはない、どこか遥か高みにあるようなものを追い求めてしまい、それゆえ、それらとは大きくかけ離れた現実に不満や失望を抱くという。
それにこれこそがフロベールのリアリズム描写なのだろうし。
この様な女性は結婚には向いていない。修道院では何を教えて来たのでしょうか?結婚に憧れ、幸せを夢みている時点で無知だと思います。
夫も習慣だから…と、愛してはいたのでしょうが営みを含め満足感を与えていない。
外の世界に興味を持つのであれば、自立すべき。この時代では難しいかと思うが男に依存し過ぎ。
しかし、この時代に限らず現代でも同じような事は、あるのではないでしょうか?
長編2作目となる女流監督ソフィー・バーセスが『ボヴァリー夫人』を撮りました。
主演は『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカで若々しい
ボヴァリー夫人を演じています
フィルムの雰囲気と蝋燭の光漂う文芸描写が美しいです
19世紀コスチュームのまま森を駆け抜ける姿は『アリス・イン・ワンダーランド』を彷彿していて、
彷徨う夫人という新しい系譜を垣間見れたのが面白かったです。
理由が女流監督ということなのか分かりませんが、不倫相手の男性が美しすぎてびっくりします
主演のミア・ワシコウスカの存在が霞むくらいの熱い視線と願望が見て取れました。
総じてミア・ワシコウスカの実力不足が露呈してしまったように思えます
映画化が難しい作品という印象ですが、彼女の芝居が時間経過によって劇的に変化するなど、
視覚的にもリズム抑揚が加われば、それなりに面白い映画になったように思いました。