臨床研究初学者向けに書かれた本書は、琉球大学で開催される臨床研究ワークショップを元に執筆されている。本書で書かれていることに加えて実際に手を動かし、議論しながら臨床研究を体験していくというワークショップのようである。この領域を内容的に網羅したものではなく、あくまでも初学者向けに内容を絞って、しかし、それだけに絶対に必要不可欠なところを、実体験に即してわかりやすく書かれているため、手探りしながら臨床研究を始めていかなければならない者にとって大変有用な道標になってくれる。
私は自分の研究を振り返り、反省しながら読み進めた。もっと早くに読んでおきたかったな、と思う。
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査読者が教える 医学論文のための研究デザインと統計解析 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/21
森本 剛
(著)
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特長
●図表や写真,イラスト,コラムが豊富(図表・写真・イラスト計130点以上,コラム17点)
●実際に臨床研究を行い一流誌に採用された論文を多数執筆しているからこそ伝えられる,経験に基づく記述が盛りだくさん
●統計の考え方・使い方を筆者独特の視点から教えている。「なぜこうなっているか?」「なぜこんなことをするか?」という統計理論を裏付けた解説は,読者の理解を格段にアップさせる。他書にはない書きっぷり
●掲載順序は,章も章内(節)も難易度順。「易しい」から「難しい」へ
●良い研究(デザインから解析まですべてを含めて)が上質な論文執筆につながることを主張している。研究デザインについて懇切丁寧に書かれている書籍は本邦初
読者対象
●初めての論文を書こうとしている学部生,大学院生
●論文を書いたことがあるけれど,書き方のコツがつかめていない学生,教官
●論文を書いてもなかなか採用されない医療従事者
●学生の論文書きを指導することになった教官
など
●図表や写真,イラスト,コラムが豊富(図表・写真・イラスト計130点以上,コラム17点)
●実際に臨床研究を行い一流誌に採用された論文を多数執筆しているからこそ伝えられる,経験に基づく記述が盛りだくさん
●統計の考え方・使い方を筆者独特の視点から教えている。「なぜこうなっているか?」「なぜこんなことをするか?」という統計理論を裏付けた解説は,読者の理解を格段にアップさせる。他書にはない書きっぷり
●掲載順序は,章も章内(節)も難易度順。「易しい」から「難しい」へ
●良い研究(デザインから解析まですべてを含めて)が上質な論文執筆につながることを主張している。研究デザインについて懇切丁寧に書かれている書籍は本邦初
読者対象
●初めての論文を書こうとしている学部生,大学院生
●論文を書いたことがあるけれど,書き方のコツがつかめていない学生,教官
●論文を書いてもなかなか採用されない医療従事者
●学生の論文書きを指導することになった教官
など
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社中山書店
- 発売日2017/3/21
- 寸法15.5 x 1.4 x 21.8 cm
- ISBN-104521745083
- ISBN-13978-4521745084
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登録情報
- 出版社 : 中山書店 (2017/3/21)
- 発売日 : 2017/3/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4521745083
- ISBN-13 : 978-4521745084
- 寸法 : 15.5 x 1.4 x 21.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 292,242位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 113位医療統計学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月21日に日本でレビュー済み
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2017年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森本先生の著作第2弾である.
2章と4章は統計に関する内容で,どの類書にも載っている事柄ではあるが,本森本本(ほん・もりもとぼん=「この 森本先生の著書」の意)は視点が新しく斬新であった.3章はデータ収集と解析前のクリーニングについてで,5~7章とTopicは研究デザインに関する内容であるが,これらを解説している邦書は私の知る限りほかにない.そしてどの章も,論文を多数執筆している筆者でなければ書けない内容が盛りだくさんである.
例えば連続変数の正規性を判断する際,多くの書籍では「ヒストグラムの形から判断する」とのみ触れられているだけで(それすら書いてない書籍も多い),たまに正規分布の検定方法について述べてあっても,検定法の名称が並んでいる程度である.本森本本の場合,実例を挙げて「このような(多少デコボコがあってさほど裾野が広がっていない)分布でも正規分布と見なす」と示しているので,今後私たちがデータの分布を見たときにそれを正規分布として扱ってよいかどうかの一つの基準を提示してくれている.もちろん正規分布の検定方法にも触れているが,Shapiro-Wilk等の検定はパワーが大きいために標本数が大きくなると正規分布が棄却されがちで,標本数が少ないと正規分布と判断されやすいという自身の経験・実感をもとに,「実用的ではなく,筆者は使っていない.ヒストグラムを見て判断することが一番簡単で確実である」とアドバイスしている(p.64).
全篇にわたって,このような筆者自身の経験に基づいた記述に満ちており,それらすべてに説得力がある.
私は3章を読んで,データクリーニングをやってみたくなった.
論文執筆経験の有無にかかわらず,すべての医療従事者にお勧めしたい.
2章と4章は統計に関する内容で,どの類書にも載っている事柄ではあるが,本森本本(ほん・もりもとぼん=「この 森本先生の著書」の意)は視点が新しく斬新であった.3章はデータ収集と解析前のクリーニングについてで,5~7章とTopicは研究デザインに関する内容であるが,これらを解説している邦書は私の知る限りほかにない.そしてどの章も,論文を多数執筆している筆者でなければ書けない内容が盛りだくさんである.
例えば連続変数の正規性を判断する際,多くの書籍では「ヒストグラムの形から判断する」とのみ触れられているだけで(それすら書いてない書籍も多い),たまに正規分布の検定方法について述べてあっても,検定法の名称が並んでいる程度である.本森本本の場合,実例を挙げて「このような(多少デコボコがあってさほど裾野が広がっていない)分布でも正規分布と見なす」と示しているので,今後私たちがデータの分布を見たときにそれを正規分布として扱ってよいかどうかの一つの基準を提示してくれている.もちろん正規分布の検定方法にも触れているが,Shapiro-Wilk等の検定はパワーが大きいために標本数が大きくなると正規分布が棄却されがちで,標本数が少ないと正規分布と判断されやすいという自身の経験・実感をもとに,「実用的ではなく,筆者は使っていない.ヒストグラムを見て判断することが一番簡単で確実である」とアドバイスしている(p.64).
全篇にわたって,このような筆者自身の経験に基づいた記述に満ちており,それらすべてに説得力がある.
私は3章を読んで,データクリーニングをやってみたくなった.
論文執筆経験の有無にかかわらず,すべての医療従事者にお勧めしたい.
2017年4月6日に日本でレビュー済み
臨床研究の計画から、統計解析、論文執筆までの手引き。
基礎研究でなく臨床研究に特化した内容で、統計解析も数学的な理論よりもエッセンスを理解することを重視している。(わけのわからん数式は出ません)
「難解な理屈を完璧に理解しようとして行動しないより、理屈はまずは大雑把でも少しでも行動する方がずっといい。実践こそ最大の練習」ってことでしょうか。
あくまで入門書ではありますが、statisticsというよりmethodologyを解説した本書はとても稀有な存在で、臨床研究をやり慣れた人でも読む価値があると思います。
「当院における◯◯の△例」のようなclinical questionがない研究(For what?)とか、学会発表だけで論文にしない研究とか(Why?)の次元から一歩進んで、実臨床に少しでも還元できるような研究活動をしましょう、と言ってくれているように感じます。
基礎研究でなく臨床研究に特化した内容で、統計解析も数学的な理論よりもエッセンスを理解することを重視している。(わけのわからん数式は出ません)
「難解な理屈を完璧に理解しようとして行動しないより、理屈はまずは大雑把でも少しでも行動する方がずっといい。実践こそ最大の練習」ってことでしょうか。
あくまで入門書ではありますが、statisticsというよりmethodologyを解説した本書はとても稀有な存在で、臨床研究をやり慣れた人でも読む価値があると思います。
「当院における◯◯の△例」のようなclinical questionがない研究(For what?)とか、学会発表だけで論文にしない研究とか(Why?)の次元から一歩進んで、実臨床に少しでも還元できるような研究活動をしましょう、と言ってくれているように感じます。
2017年4月6日に日本でレビュー済み
データ収集とデータクリーニング、研究計画書の作成など、研究を始める前にきちんと考えるべきことが分かりやすく書かれています。
学位審査で聞かれたことも、こういう背景だったのだと改めて分かりました。
もっと早く出して欲しかった!
学位審査で聞かれたことも、こういう背景だったのだと改めて分かりました。
もっと早く出して欲しかった!
2017年4月3日に日本でレビュー済み
写真やイラスト、図表などがとても豊富でした。特にイラストが可愛く、非常にわかりやすかったです!初めての論文作成で戸惑っていましたが、この本を読んで医学論文の書き方のコツが少しつかめたような気がします。