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ボーア革命  原子模型から量子力学へ 単行本 – 2015/1/22

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

20世紀に活躍した著名な科学者、ニールス・ボーア。1913年に「原子および分子
の構成について」という三部作の革命的な論文を提出し、その理論は現在の量子
力学につながる基礎となっている。しかしそれは、当時の物理学に根本から違反
する前提から出発していたので、さまざまな批判も受けた。

ニールス・ボーアはどのように量子の謎に挑んだか。本書では、ボーアが未踏の
世界に分け入って、新しい物理学への扉をあける様子を描く。
第I編は、ボーアの論文にローゼンフェルトが寄せた解説の訳と訳注。周囲との
手紙のやりとりや時代背景を生き生きと伝える。
第II篇では、ボーア原子模型の理論と、当時の科学者たちの反応などを、わかり
やすく解説する。

商品の説明

著者について

物理学者

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本評論社 (2015/1/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/1/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 197ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4535787662
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4535787667
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 1.6 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

カスタマーレビュー

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2グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボーアの原子模型は、高等学校の「物理」の教科書にも載っており、また、量子化学を学ぶとき、その入り口として紹介される理論です。 ボーアの理論から量子力学が誕生し、現在、理学、工学等の広い分野で、量子力学を基盤とする学問が隆盛を極めております。 本書の著・訳者、江沢洋氏は、ボーアのこの提案が、当時の物理学の原理に根本から反していたこと、そして、これが当時の学界でどのような論争を巻き起こしたか、どのようにしてこの理論が認められるに至ったかを、ラザフォード、ローレンツ、ボルン、ヒルベルトなど、多数の錚々たる学者達の生の言葉を引用して、実に生き生きと描写されております。 私は長年に亘り、関連分野に興味をもち、多数の参考書に接してきましたが、新しい学問が誕生する時のドラマとして、これほど深く感銘を受けた類書はありません。 一方、このように量子力学が、連続から不連続へと飛躍したにも拘わらず、現在の化学反応理論が”反応の中間状態のポテンシャル面の解析”という連続の理論に執着している現状に疑問を深めました。 この点に興味を持たれる方は、H. & T. Nohira, J. Theor. Compt. Chem. 11, 379-389(2012) を参照していただければ幸いです。
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