
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
縞模様のパジャマの少年 単行本 – 2008/9/12
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2008/9/12
- ISBN-104001156237
- ISBN-13978-4001156232
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2008/9/12)
- 発売日 : 2008/9/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4001156237
- ISBN-13 : 978-4001156232
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,216位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても感慨深い内容で、読んで止まらなくなりました。映画化されているので、映画も観たいと思いました。
2018年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態は良かったです。内容も心に残るお話なのでぜひたくさんの人に読んでほしいです。
2015年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代考証はしっかりして欲しい。
そんなユルい警備なら
もっといっぱい逃げたんじゃないかなあ
そして、
もう少し
その後を描いて欲しかった
着眼はいいけど
伝えたかったことはわかるけど
すごくいいけど
設定が「リアル」というには
中途半端で
ファンタジーになってしまいます
児童書ならば
大人の解説が必要です
そんなユルい警備なら
もっといっぱい逃げたんじゃないかなあ
そして、
もう少し
その後を描いて欲しかった
着眼はいいけど
伝えたかったことはわかるけど
すごくいいけど
設定が「リアル」というには
中途半端で
ファンタジーになってしまいます
児童書ならば
大人の解説が必要です
2017年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を見てファンになりました。学校で休み時間とか読書の時間に読んでます。とても悲しい結末なのですが、とっても奥深くてついに小説を買ってしまいました…!状態もいいです(*^^*)
2014年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供向け読み物。友達を裏切ると罰が下りますよ・・・どんなに怖くても友達を裏切ってはいけません・・・それを教えてくれる良書。
追記
戦争はいけない。ナチスは残虐だ。純粋な子供が醜い大人の犠牲になった……その通りなのですが、この本は児童文学書。子供が読むものです。反戦思想に絡め取られた "醜い大人" の感性で "純粋な子供" には勧めないで欲しい本です。
追記
戦争はいけない。ナチスは残虐だ。純粋な子供が醜い大人の犠牲になった……その通りなのですが、この本は児童文学書。子供が読むものです。反戦思想に絡め取られた "醜い大人" の感性で "純粋な子供" には勧めないで欲しい本です。
2016年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子の課題図書。書店でも予約さえ出来なかったので、購入できてよかったです。安すぎて、送料のほうが高いので不安でしたが・・・
2009年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
探検好きの9歳の少年ブルーノが主人公です。
場所はポーランドのとある収容所です。
父親が収容所長となり、住み慣れたベルリンを離れるところから話は始まります。
ブルーノは、幼すぎて「収容所」の意味も解らず、ポーランドと言う土地も知りません。
彼の知らない土地での寂しさを紛らわしてくれたのは、「収容所」の中にいるユダヤ人の少年シュムエルだけでした。
「縞模様のパジャマ」は、収容所の制服のことです。
タイトルの「縞模様のパジャマの少年」が、シュムエルを指すのか、ブルーノを指すのか、それとも二人共なのかは解りません。
でも、そこに込められているのは、フェンスを超えて結ばれた二人の少年の友情であり、「縞模様のパジャマ」はその象徴でしょう。
ブルーノが「縞模様のパジャマ」に着替え「収容所」に入って行くラスト間際のシーンは、素直で幼い少年の純清さが大人たちの醜い対立構造の中で押しつぶされてゆくようで、読んでいても胸が苦しくなってきます。
この物語の素晴らしさは、この少年の素直な純清さが書き込まれれば書き込まれるほど、ここには書かれていない大人の世界の醜さが強調されるところにあると思います。
フェンスに阻まれた少年二人の友情は、大人たちの思惑を超えて結びつきました。でも、それが結局悲劇に終わる時、大人たちの世界も崩れてゆくのです。
この言外の重みが、堪らなく素晴らしい作品です。
場所はポーランドのとある収容所です。
父親が収容所長となり、住み慣れたベルリンを離れるところから話は始まります。
ブルーノは、幼すぎて「収容所」の意味も解らず、ポーランドと言う土地も知りません。
彼の知らない土地での寂しさを紛らわしてくれたのは、「収容所」の中にいるユダヤ人の少年シュムエルだけでした。
「縞模様のパジャマ」は、収容所の制服のことです。
タイトルの「縞模様のパジャマの少年」が、シュムエルを指すのか、ブルーノを指すのか、それとも二人共なのかは解りません。
でも、そこに込められているのは、フェンスを超えて結ばれた二人の少年の友情であり、「縞模様のパジャマ」はその象徴でしょう。
ブルーノが「縞模様のパジャマ」に着替え「収容所」に入って行くラスト間際のシーンは、素直で幼い少年の純清さが大人たちの醜い対立構造の中で押しつぶされてゆくようで、読んでいても胸が苦しくなってきます。
この物語の素晴らしさは、この少年の素直な純清さが書き込まれれば書き込まれるほど、ここには書かれていない大人の世界の醜さが強調されるところにあると思います。
フェンスに阻まれた少年二人の友情は、大人たちの思惑を超えて結びつきました。でも、それが結局悲劇に終わる時、大人たちの世界も崩れてゆくのです。
この言外の重みが、堪らなく素晴らしい作品です。
2009年6月23日に日本でレビュー済み
本書は、アイルランド出身で
短編小説を中心に活躍してきた著者による
ホロコーストを題材にした長編小説。
収容所を管理する将校の息子と
収容所に収容されたユダヤ人の少年―
彼らはフェンス越しに友情を育みますが
その先には、大きな悲劇が待ち受けています。
厳格ではあるが家族を深く愛し、
よき官僚であるがゆえに大虐殺を指揮する父
ことあるごとに主人公を馬鹿にする姉
父が軍人になったことを誇らしく思う祖父と快く思わない祖母
そして、ある秘密を持った父の部下
―など、それぞれ複雑な内面をもった登場人物たちはとても魅力的で
読後、本書では描かれない「その後」を想像してしまいました。
また、物語は純粋な少年の目から語られるので
複雑な事情や固有名詞、具体的な状況は示されませんが
その分、読者は「1940年6月」、「総統閣下」、「見解の相違」
などの語を手がかりに、登場人物たちを取り巻く環境を
より主体的に想像することになります。
個人的に印象深かったのが
本書を締めくくる
「これは遠い昔に起こったことで、その後、おなじようなことはけっして起こっていない。
この時代、いま現在では。」という一文。
もし、いつかこうした「時代」が来たら
それは本当に幸せなことだし、絶対に来てほしいと強く思いました。
歴史書などでは汲み取られない人々の内面と悲劇の重さを
作家の想像力が見事に照らし出す本作。
自分たちも、加害者にも被害者にもなりうる話として
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。
短編小説を中心に活躍してきた著者による
ホロコーストを題材にした長編小説。
収容所を管理する将校の息子と
収容所に収容されたユダヤ人の少年―
彼らはフェンス越しに友情を育みますが
その先には、大きな悲劇が待ち受けています。
厳格ではあるが家族を深く愛し、
よき官僚であるがゆえに大虐殺を指揮する父
ことあるごとに主人公を馬鹿にする姉
父が軍人になったことを誇らしく思う祖父と快く思わない祖母
そして、ある秘密を持った父の部下
―など、それぞれ複雑な内面をもった登場人物たちはとても魅力的で
読後、本書では描かれない「その後」を想像してしまいました。
また、物語は純粋な少年の目から語られるので
複雑な事情や固有名詞、具体的な状況は示されませんが
その分、読者は「1940年6月」、「総統閣下」、「見解の相違」
などの語を手がかりに、登場人物たちを取り巻く環境を
より主体的に想像することになります。
個人的に印象深かったのが
本書を締めくくる
「これは遠い昔に起こったことで、その後、おなじようなことはけっして起こっていない。
この時代、いま現在では。」という一文。
もし、いつかこうした「時代」が来たら
それは本当に幸せなことだし、絶対に来てほしいと強く思いました。
歴史書などでは汲み取られない人々の内面と悲劇の重さを
作家の想像力が見事に照らし出す本作。
自分たちも、加害者にも被害者にもなりうる話として
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。
他の国からのトップレビュー

mcspbr
5つ星のうち5.0
Excelllent books in Japanese.
2019年9月3日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Item delivered in excellent condition.