日本の洋館の資料が欲しくて購入、予想の倍の厚さでびっくり。
全ページにカラー写真が使われていて、しかも外観のみならず内装や細かい装飾の写真が
充実していて、とても良かったです。
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京都の洋館 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/5
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京都は近代建築の宝庫である。本書では「洋館」と呼ばれる西洋建築を収録。京都府庁や市役所など公共施設の建造物から、京都大学や同志社などの学舎、静謐な雰囲気の教会、三条通に今も遺る商業施設、豪奢な個人邸宅まで。外観から内部まで詳細に撮影した美しい写真と、京都市文化財保護課・文化財保護技師の石川祐一による簡潔な解説とともに、その魅力に迫る。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社光村推古書院
- 発売日2016/12/5
- 寸法21.5 x 15 x 2.4 cm
- ISBN-104838105452
- ISBN-13978-4838105458
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登録情報
- 出版社 : 光村推古書院 (2016/12/5)
- 発売日 : 2016/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4838105452
- ISBN-13 : 978-4838105458
- 寸法 : 21.5 x 15 x 2.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,621位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 947位写真 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年3月25日に日本でレビュー済み
京都の洋館をテーマにした本は過去にも出版されてきたわけですが、本書がそれらと大きく違う点は、内部空間の写真が実に豊富に掲載されているということです。これは類書にない明確に差別化が図れるポイントだと思いました。
京都の洋館の素晴らしさ、美しさは定評があり、主な建物の外観はガイドブックにも掲載してあります。洋館巡りを目的とした京都観光もあるぐらいで、それはポピュラーなのですが、本書のお蔭で、普段は見ることのできない内部の構造、設えを思う存分に堪能できたことは朗報でした。
本書の構成は、オールカラーで、建造物名、建築年代、所在地、設計、施工などの基本情報の記載がありました。近代建築史の研究者で学術博士の石川祐一さんによる丁寧な解説もさることながら、長年京都の洋館を撮り続けてきた神崎順一さんの写真が実に美しい点が特筆すべきポイントだと思います。その洋館の魅力を分かりやすく魅力的に映し出していますので、もし内部を開放してもらえるのなら、すぐにでも訪れたい建物ばかりでした。懐かしい建物たちへの愛が感じられる本と言ってもいいでしょう。
上質の紙質ですのである程度の重さがあり、本書を片手に京都観光をしてもらえるかどうかは分かりませんが、巻末のマップを頼りに、京都に残っている洋館を実際に訪れて雰囲気を楽しんでもらうガイドブックの役割を果たせそうです。お寺や神社ばかりが京都の魅力ではありませんよ、という本なのです。日本で最初に電車を走らせたハイカラ趣味の街でもある京都の至る所に個性をはなっている洋館を実体験するための参考図書の位置づけとなるでしょう。
一例を挙げますと、円山公園にある「長楽館」は住宅に分類されていました。たばこ王の村井吉兵衛の別邸ですので、その通りですが、この白亜の洋館で現在も多くの観光客がティルームやレストランでくつろいでいます。数回利用したことはありますが、全部の部屋を見たことはありませんし、こんなに豊かで趣の違う洋室が展開してあるのは知りませんでした。3階の喫茶室や書院の「和」の内部の写真は珍しいものだと思いました。
また、194ページから6ページの分量で紹介されている伊東忠太設計の「本願寺伝道院」の内部の美しさは格別でした。大きな空間が広がっています。貴重な内部の写真だと評価しています。
烏丸丸太町の「大丸ヴィラ」の内部もこんなに美しいものなのですね。前を通っても塀で隠れていますので、外観も全容を確認することは難しいわけですが、ヴォーリズ設計の素晴らしさを堪能しました。京都の「洋館」を辿って、遥か遠い昔に思いを寄せてください。一味も二味も違う京都を発見するでしょう。
なお、一般に開放されている駒井家住宅、紫織庵(川﨑家住宅)は、訪れることが可能ですので、ぜひ観光の途中でお立ち寄りください。掲載されている京都芸術センター(元明倫小学校)、四条大橋南西詰の「東華菜館」、鴨川を挟んで反対の四条大橋北東詰の「レストラン 菊水」、京都の学生達が愛した「進々堂 京大北門前」などは、今も昔のまま同じスタイルで京都の人達に愛されています。
昔、コンサートの舞台として立った「同志社女子大学 栄光館」のページは思い出との再会のようでしたし、外観しか知らない建物の中に想像を超える広さや構造を見ることでより愛着が湧いた建造物もありました。京都大学、同志社大学、同志社女子大学、平安女学院大学、龍谷大学の建物も掲載してありました。部外者は、なかなか内部を訪れるのは難しいでしょうが、機会があれば是非見学したい建築物群です。
機能美と同時に物づくりの矜持が感じられる内部の豪華さは、往時の繁栄振りをうかがわせるもので、時を越えて今も輝いています。洋館は今見ても風格があり、威厳もありますし、質感の温かみが建物全体から受ける優しさを伴っています。しっかりと養生しながら次の時代へと引き継ぐメンテナンスも大変でしょうがよくぞ今日まで残ってきたという感慨に襲われました。京都の風土に寄り添ってきた歴史とそれを守り続けてきた所有者たちの苦労がしのばれます。残すべき文化遺産がここにありました。
誰もが憧れ、訪れる度にため息をつくような洋館が多く、一度はその空間に身を置きたいと思うものばかりでした。好編集の内容だと高く評価します。
京都の洋館の素晴らしさ、美しさは定評があり、主な建物の外観はガイドブックにも掲載してあります。洋館巡りを目的とした京都観光もあるぐらいで、それはポピュラーなのですが、本書のお蔭で、普段は見ることのできない内部の構造、設えを思う存分に堪能できたことは朗報でした。
本書の構成は、オールカラーで、建造物名、建築年代、所在地、設計、施工などの基本情報の記載がありました。近代建築史の研究者で学術博士の石川祐一さんによる丁寧な解説もさることながら、長年京都の洋館を撮り続けてきた神崎順一さんの写真が実に美しい点が特筆すべきポイントだと思います。その洋館の魅力を分かりやすく魅力的に映し出していますので、もし内部を開放してもらえるのなら、すぐにでも訪れたい建物ばかりでした。懐かしい建物たちへの愛が感じられる本と言ってもいいでしょう。
上質の紙質ですのである程度の重さがあり、本書を片手に京都観光をしてもらえるかどうかは分かりませんが、巻末のマップを頼りに、京都に残っている洋館を実際に訪れて雰囲気を楽しんでもらうガイドブックの役割を果たせそうです。お寺や神社ばかりが京都の魅力ではありませんよ、という本なのです。日本で最初に電車を走らせたハイカラ趣味の街でもある京都の至る所に個性をはなっている洋館を実体験するための参考図書の位置づけとなるでしょう。
一例を挙げますと、円山公園にある「長楽館」は住宅に分類されていました。たばこ王の村井吉兵衛の別邸ですので、その通りですが、この白亜の洋館で現在も多くの観光客がティルームやレストランでくつろいでいます。数回利用したことはありますが、全部の部屋を見たことはありませんし、こんなに豊かで趣の違う洋室が展開してあるのは知りませんでした。3階の喫茶室や書院の「和」の内部の写真は珍しいものだと思いました。
また、194ページから6ページの分量で紹介されている伊東忠太設計の「本願寺伝道院」の内部の美しさは格別でした。大きな空間が広がっています。貴重な内部の写真だと評価しています。
烏丸丸太町の「大丸ヴィラ」の内部もこんなに美しいものなのですね。前を通っても塀で隠れていますので、外観も全容を確認することは難しいわけですが、ヴォーリズ設計の素晴らしさを堪能しました。京都の「洋館」を辿って、遥か遠い昔に思いを寄せてください。一味も二味も違う京都を発見するでしょう。
なお、一般に開放されている駒井家住宅、紫織庵(川﨑家住宅)は、訪れることが可能ですので、ぜひ観光の途中でお立ち寄りください。掲載されている京都芸術センター(元明倫小学校)、四条大橋南西詰の「東華菜館」、鴨川を挟んで反対の四条大橋北東詰の「レストラン 菊水」、京都の学生達が愛した「進々堂 京大北門前」などは、今も昔のまま同じスタイルで京都の人達に愛されています。
昔、コンサートの舞台として立った「同志社女子大学 栄光館」のページは思い出との再会のようでしたし、外観しか知らない建物の中に想像を超える広さや構造を見ることでより愛着が湧いた建造物もありました。京都大学、同志社大学、同志社女子大学、平安女学院大学、龍谷大学の建物も掲載してありました。部外者は、なかなか内部を訪れるのは難しいでしょうが、機会があれば是非見学したい建築物群です。
機能美と同時に物づくりの矜持が感じられる内部の豪華さは、往時の繁栄振りをうかがわせるもので、時を越えて今も輝いています。洋館は今見ても風格があり、威厳もありますし、質感の温かみが建物全体から受ける優しさを伴っています。しっかりと養生しながら次の時代へと引き継ぐメンテナンスも大変でしょうがよくぞ今日まで残ってきたという感慨に襲われました。京都の風土に寄り添ってきた歴史とそれを守り続けてきた所有者たちの苦労がしのばれます。残すべき文化遺産がここにありました。
誰もが憧れ、訪れる度にため息をつくような洋館が多く、一度はその空間に身を置きたいと思うものばかりでした。好編集の内容だと高く評価します。