心にグサグサくる言葉ばかり。
ピンとくるこないって言うのは相手に対する評価(自分に対して相手は何点か?)が低いってこと。
なんとなく感覚で決めていたけど、言葉にされると確かに納得させられた。
自己肯定感は低いのに自己愛は強いって、本当にグサグサくる言葉でした。
自分のこれからの人生相手を見つけるときに傲慢にならないよう定期的に読むべき本だと思った。
期間限定キャンペーン
キャンペーンを詳しくチェック
- ポイント
キャンペーン
今回の購入で、次回以降のお買い物に利用できる
ポイントを獲得できます
Kindle 価格:
¥850
獲得ポイント:
425pt (50%)
紙の本の価格: | ¥1,760 |
割引: | ¥ 910 (52%) |
| |
Kindle 価格: | ¥850 (税込) |
獲得ポイント: | 425ポイント (50%) |
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
傲慢と善良 (朝日文庫) Kindle版
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2022/9/7
- ファイルサイズ2064 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B0BCNTVTNR
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2022/9/7)
- 発売日 : 2022/9/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2064 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 449ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
イメージ付きのレビュー
5 星
現代日本版の「傲慢と偏見」:婚活をきっかけに善良な若者が己の人生を獲得していく
タイトルからわかるように、ジェイン・オースティン「傲慢と偏見」を下敷きとしています。「傲慢と偏見」では、18世紀のイギリスを舞台に、主人公エリザベスと、若き大地主ダーシーの間の誤解と偏見から始まる恋愛が描かれます。当時、女性が自立できる職業はほとんどなく、良い結婚相手を見つけることが女性の幸せとされていたため、結婚は切実な問題でした。エリザベスはダーシーの高慢な態度に反感を抱きますが、彼からの突然の求婚とその後の彼からの手紙により、自分がダーシーに対して偏見を持っていたことに気づいていきます。描写に値しない、些末な行為と思われていた女性の恋愛を軸にして、オースティンは精緻な人物描写と軽妙なストーリー展開によって、人間が本来的に持つ傲慢さと偏見をあぶり出したが故に、傑作と言われます。本書「傲慢と善良」では、21世紀の日本を舞台に、主人公 真実(まみ)と、若き経営者 架(かける)の、アプリでの婚活から始まる恋愛が描かれます。現代日本においてもなお、特に地方では、偏狭な価値観が依然として存在し、結婚は切実な問題です。恋愛なんて不良のようなことしない「良い子」、成人しても門限を守る「良い子」、お嬢様女子大に通う「良い子」が期待され、自立した職業を持つよりも、結婚までの腰掛け就職こそが良しとされる世界。女性に求められるのは、「良い子」でいること、自立しないこと、なんとかしてくれる「良い男性」と結婚すること。そんな環境で育った真美が、婚活で出会った架との結婚を目前に控えたとき、忽然と失踪してしまう。架が真美を探して、足取りを追うというミステリー仕立てです(物語の前半はね)。オースティンが描いたのは、恋愛の大前提として男女とも無意識に持っている「傲慢さ」と「偏見」でした。辻村深月が本作で描いているのは、現代の男女もやはり抱える「傲慢さ」、そしてその裏にある「善良さ」です。この小説は、単に恋愛・婚活を描いただけではありません。現代の若者は、結婚に際して、出会いが少ないとか、稼ぎが足りないとか、そんなわかりやすい不満があるだけではありません。目前の相手がなんかイヤで「ピンとこない」。これこそが実際の感覚です。その根本問題は、現代人なら誰でも抱える「自分らしさ」の在り方なのだ、と気づかされます。物語の中盤、結婚相談所の小野里との対話が印象的です: 架「婚活につきまとう、『ピンとこない』って、あれ、何なんでしょうね」 小野里「ピンとこないの正体について、私なりの答えはありますよ。 ピンとこないの正体は、その人が、自分につけている値段です。」物語の後半では、傲慢さ、善良さを乗り越える過程が描かれます。・失踪した女性 真実(まみ)は、自分にとっての真実(しんじつ)を探して。・真美を追う男性 架(かける)は、その手助けをする架け橋として。人物名からなんとなく結末が予想できてしまいましたが、それでもやはり、読み終えると涙が止まりませんでした。「現代の恋愛」を軸にして、辻村深月は精緻な人物描写と軽妙なストーリー展開によって、平易な文章で、現代人の善良さに由来する傲慢さと、自分らしさの再発見過程をあぶり出しました。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真実(マミ)なのですが、たまにしんじつと読んでしまう〜。
2024年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
電子書籍最高😀
2024年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ではあるものの、テーマとしてさほど心動かされるものではないので、何度も読みたいような作品ではないと感じました。それを深く深く分析している技術的な部分はすごいなーと思いましたが。
2024年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人と向き合う、全ての人に、
これが正しいではなく一つの考え方として。
読み応えがありました。
これが正しいではなく一つの考え方として。
読み応えがありました。
2024年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛する人から情を受けるのは、喜び?
それに応えるのは、負担?
自分らしく生ようと、愛する自分と愛される自分の心はしっかりと、自身と相手を見つめているのか?認め合っているのか?
愛とは情とは、自己欲による抑圧ではなとと思い知らされました
それに応えるのは、負担?
自分らしく生ようと、愛する自分と愛される自分の心はしっかりと、自身と相手を見つめているのか?認め合っているのか?
愛とは情とは、自己欲による抑圧ではなとと思い知らされました
2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説を読んで、自分と重ね合わせずにいられるだろうか。
自分も傲慢な考え方をしていないか。
自分も善良に振る舞おうとしていないか。
フィクションだが、感情移入せずにはいられない没入感の高い…高すぎる作品。
自分も傲慢な考え方をしていないか。
自分も善良に振る舞おうとしていないか。
フィクションだが、感情移入せずにはいられない没入感の高い…高すぎる作品。