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「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版 単行本 – 2019/7/12
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シリーズ累計24万部
イェール大学で23年連続の人気講義
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余命宣告を受けた学生が、
"命をかけて"受けたいと願った伝説の授業の完全翻訳版!
――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか――
○死とは何か
○人は、死ぬとどうなるのか
○死への「正しい接し方」――本当に、恐れたり、絶望したりすべきものなのか
○なぜ歳をとるごとに、「死への恐怖」は高まっていく
○残りの寿命――あなたは知りたい? 知りたくない
○「不死」が人を幸せにしない理由
○「死ぬときはみな、独り」というのは、本当か
○自殺はいつ、どんな状況なら許されるのか
○死が教える「人生の価値」の高め方
縮約版では割愛せざるを得なかった「前半部分」
・二元論と物理主義
・「魂」は存在するか?
・デカルトの主張
・「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
・「人格の同一性」について
・魂説、身体説、人格説――どの説を選ぶか?
と、「DEATHからさらに考察を深めたい人のための読書案内」つき!
なぜ、余命宣告をされた学生は、
最後に"命をかけて"、
この講義を受けたのか!?
死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著!
※本書の第1講、第8講~第15講、「死についての最終講義」は、
『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義〔日本縮約版〕』と同内容です。
第2講~第7講の追加に伴い、原書に従う形で一部を再編集しております。
【目次】 第1講 「死」について考える
第2講 二元論と物理主義
第3講 「魂」は存在するか?
第4講 デカルトの主張
第5講 「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
第6講 「人格の同一性」について
第7講 魂説、身体説、人格説――どの説を選ぶか?
第8講 死の本質
第9講 当事者意識と孤独感――死を巡る2つの主張
第10講 死はなぜ悪いのか
第11講 不死――可能だとしたら、あなたは「不死」を手に入れたいか?
第12講 死が教える「人生の価値」の測り方
第13講 私たちが死ぬまでに考えておくべき、「死」にまつわる6つの問題
第14講 死に直面しながら生きる
第15講 自殺
死についての最終講義 これからを生きる君たちへ
- 本の長さ751ページ
- 言語日本語
- 出版社文響社
- 発売日2019/7/12
- 寸法21 x 14.8 x 5.3 cm
- ISBN-104866511281
- ISBN-13978-4866511283
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出版社より
本書の第1講、第8講~第15講、「死についての最終講義」は、『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義[日本縮約版]』と同内容です。第2講~第7講の追加に伴い、原書に従う形で一部を再編集しております。
死の本質
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私が死んだのは一体いつ?おおざっぱに言って、身体の機能が停止したときに人間は死ぬ。 だが、機能といっても、「B機能(消化、呼吸など)」か、「P機能(認知機能)」か、はたまたその両方か? |
「身体の死」VS.「認知機能の喪失や脳の死」図2.2では、Dという新しい段階が加わった。P機能とB機能の喪失はばらばらに起こる。この場合、私はいつ死ぬのか? 仮に、人格説を受け入れると、「私」が存在するためには、私の人格も存在しなくてはならないことになる。 |
「存在しないのに生きている人間」という矛盾だが一つ、厄介な問題がある。おそらく私たちはみな、D段階では私の体が依然として生きていることに同意しているだろう。 だが、「私」はどうだろう? もし生きていたとしたら、私は「存在しない」が「生きている」、と言っていることになる。 |
商品の説明
著者について
イエール大学教授。道徳哲学・規範倫理学の専門家として知られ、着任以来二十数年間開講されている「死」をテーマにしたイエール大学での講義は、常に指折りの人気コースとなっている。本書は、その講義をまとめたものであり、すでに中国、韓国をはじめ世界各国で翻訳出版され、40万部を超えるベストセラーとなっている。
柴田裕之(しばた・やすし)
翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、マイケル・S・ガザニガ『人間とはなにか』(筑摩書房)、ジョン・T・カシオポ他『孤独の科学』、ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』『サピエンス全史』(以上、河出書房新社)、エイドリアン・ベジャン『流れといのち』、フランス・ドゥ・ヴァール『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』、ベッセル・ヴァン・デア・コーク『身体はトラウマを記録する』(以上、紀伊國屋書店)、エイドリアン・オーウェン『生存する意識』(みすず書房)、ウォルター・ミシェル『マシュマロ・テスト』、マット・リドレー『進化は万能である』(共訳)(以上、早川書房)、ジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会』(NHK出版)など多数がある。
登録情報
- 出版社 : 文響社 (2019/7/12)
- 発売日 : 2019/7/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 751ページ
- ISBN-10 : 4866511281
- ISBN-13 : 978-4866511283
- 寸法 : 21 x 14.8 x 5.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,755位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7位社会学の論文・講演集
- - 40位死生観
- - 89位哲学・思想の論文・評論・講演集
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
それをイェール大の教授が講義しているのだから、しっかりと読むにはそれだけの体力が必要。
毎日少しずつ読み進めていくのがオススメです。
本書は、死に対する様々な見解を探求することで、死という存在に対して私たちが抱く懸念や恐れを解消することを目的としている。著者は、死についての多くの哲学的な議論に触れながら、死が私たちにとってどのような意味を持つかを考える。
本書は、哲学に精通している人にとっても、初心者にとっても理解しやすいように書かれている。ケーガンは、読者に対して繰り返し質問を投げかけながら、死に対する私たちの考え方を深く掘り下げていく。また、著者の分かりやすい説明と思考実験を通じて、読者は自分自身の死に対する見解を深めることができる。
本書は、死に関する哲学的な問いに答えを出すことはできないが、死について深く考えることができるように導いてくれる。私たちは、死に直面することは避けられないが、そのような現実を前提に、より深く、より豊かな人生を送ることができるという希望を与えてくれる。
総じて、本書は死についての哲学的な考察を深めるための優れた入門書である。死についての懸念や不安を持っている人はもちろんのこと、死についての哲学的な問いに興味を持っている人にとっても、非常に有益な一冊となっている。
伝統的に「死」は宗教が得意分野なところがあって、いまでも教会や宗教者が多くの言葉やリソースを握っている。
だが、著者は、豊穣な宗教のコトバをあえて一切封印し、世俗の分析哲学だけを使って挑もうとする。その気概たるや尊うべきかな! だが、宗教的言語とか、ハイデガーとかを知っていると、物足りなさを感じてしまうのも事実。「なーんだ、所詮こんなことしか言えないのか」と。
ともあれ、議論の運びは非常に着実なので(それゆえに歯がゆさを感じないではあるが)、論理の飛躍や反証に耐えないようなへんな理屈が少ない分読みやすくはある。そこから先は、他の領域の言語と突き合わせてコラボレーションを行うことが生産的だろう。
第二講:二元論と物理主義
第三講:「魂」は存在するか
第四講:デカルトの主張
第五講:「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
第六講:「人格の同一性」について
第七講:魂説、身体説、人格説ーどの説を選ぶか?
日本縮小版ではみなさんが前半の形而上学パートがカットされているのが非常に残念という声が多かったですが
全て網羅されている完全版でみなさんも納得される内容になっているかと思います。
すでに日本縮小版を読んでいる方は7講まで読むだけでかなりスッキリ理解も深まります。
日本縮小版で前半を割愛したのは、縮小版でさえかなりのページ数になってしまい
死というテーマに直結する部分を中心にまとめたとのことです。
ただベストセラーとなり、全文を読みたい、形而上学的な部分に興味があるという声がかなり多数寄せられたため
今回の出版に至ったようです。
ただ分量や哲学的な内容に抵抗がある方もいると思いますので
まずは日本縮小版を試し読みし、自分が読めそうか判断してからこちらを手に取るのが良いかと思います。
死について、著者は以下のような見解を採用する。
「魂が存在しない」、「不死は良いものではない」、死を恐れる必要はない、「自殺は特定の状況下では合理的にも道徳的にも正当化しうる」(p28。カギカッコでくくっていない部分はレビュアーの要約)。
それはなぜかを、物理主義等の立場に立ちながら思考する。もちろん対立する先人の立場をも批判的に検討している。
2.評価
(1)レビュアーは哲学については門外漢なので(それならレビューを書き込むな!という非難は甘受だし、以降は読まなくてもいい)、著者の立場が妥当かの判断はつかない。
(2)それにも関わらず、著者の思考をたどって死を考えるのは有益な体験だった。レビュアーは魂が存在するかは判断できないが、ないとして考察するのは意外と楽しかった。不死が必ずしもいいことではないというのも納得させられた(体も老いるし、若いころした仕事を一生したいとはたぶん誰も思わないだろうと思った)。本書からズレるが、人の死の時点を脳死にして臓器移植に積極的になろうかな、と考えさせられた。自殺は正当化しうるがごくまれであり、他人にも説明しようと思ってしまった。
(3)(2)で書いたように、死についていろいろ思考でき、穏当な議論になっていると思ったので(魂がないとしても)、星5つとする。