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嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
マルクスとエンゲルスの出逢いを阻止することで共産主義の消滅を企むCIAを描いた歴史改変SFの表題作をはじめ、零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる青年の感動譚「ひとすじの光」、音楽を通貨とする小さな島の伝説「ムジカ・ムンダーナ」など6篇を収録。圧倒的な筆致により日本SFと世界文学を接続する著者初の短篇集。解説:鷲羽巧
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2022/7/6
- ファイルサイズ3162 KB
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出版社より
ユートロニカのこちら側 | ゲームの王国 上 | ゲームの王国 下 | 嘘と正典 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
159
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5つ星のうち4.4
327
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5つ星のうち4.3
343
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5つ星のうち4.3
278
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価格 | ¥924¥924 | ¥924¥924 | ¥924¥924 | ¥924¥924 |
内容紹介 | 第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉受賞作 SF新世代の俊英が描くユートピアの極北 個人情報を提供する見返りとして、生活全般を保証する実験都市アガスティア・リゾート。理想的な環境で生きる人々が向き合うのは、進化と未来を啓示する“永遠の静寂”だった。 | 第38回日本SF大賞&第31回山周賞W受賞作、待望の文庫化! 百万人以上の生命を奪ったすべての不条理は、少女と少年を見つめながら進行する……まるで「ゲーム」のように。規格外のSF巨篇! | 第38回日本SF大賞&第31回山周賞W受賞作、待望の文庫化! 百万人以上の生命を奪ったすべての不条理は、少女と少年を見つめながら進行する……まるで「ゲーム」のように。規格外のSF巨篇! | SFと文学の最前線!第162回直木賞候補作 稀代のマジシャンが本物の時間旅行に挑む「魔術師」、名馬スペシャルウィークを仰ぐ傑作青春小説「ひとすじの光」など全6篇収録 |
商品の説明
著者について
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に第3回ハヤカワSFコンテスト“大賞"を『ユートロニカのこちら側』で受賞し、デビュー。2017年に発表した第2長篇『ゲームの王国』が第39回吉川英治文学新人賞最終候補となり、その後、第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を受賞する。
登録情報
- ASIN : B0B5DFPBT5
- 出版社 : 早川書房 (2022/7/6)
- 発売日 : 2022/7/6
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3162 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 252ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,613位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第三八回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイムスリップして満州にいる気持ちになる面白く小説。
2024年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭の「魔術師」と最後の「嘘と正典」は傑作。他の4作は凡作だった。少なくとも自分にとっては。
以下ネタバレ。
「魔術師」
リーダビリティとミステリがSFに反転する結末は見事。「結局トリックは?」という消化不良感お補って余りある魅力に溢れている。
「ひとすじの光」
何が面白いのかわからない。競馬好きかゲームのダビスタやった人じゃないと興味を持てないのでは?
「時の扉」
メッセージ性の強さはひしひしと伝わるが、メッセージそのものが不明。なぜ突然ヒトラー?双子と妻が死んだのはヒトラーのせい?
「ムジカ・ムンダーナ」
発想は良いのだろうが意味不明。「ダイガ」って結局、主人公の名前とたまたま一致していただけってこと?
「最後の不良」
こういう文化史系のスラップスティックはしらける。
「嘘と正典」
掛け値なしの傑作。ホーガン作「未来からのホットライン」と双璧をなす時間遡行SF。
以下ネタバレ。
「魔術師」
リーダビリティとミステリがSFに反転する結末は見事。「結局トリックは?」という消化不良感お補って余りある魅力に溢れている。
「ひとすじの光」
何が面白いのかわからない。競馬好きかゲームのダビスタやった人じゃないと興味を持てないのでは?
「時の扉」
メッセージ性の強さはひしひしと伝わるが、メッセージそのものが不明。なぜ突然ヒトラー?双子と妻が死んだのはヒトラーのせい?
「ムジカ・ムンダーナ」
発想は良いのだろうが意味不明。「ダイガ」って結局、主人公の名前とたまたま一致していただけってこと?
「最後の不良」
こういう文化史系のスラップスティックはしらける。
「嘘と正典」
掛け値なしの傑作。ホーガン作「未来からのホットライン」と双璧をなす時間遡行SF。
2023年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「嘘と正典」。登場するギミック・人物・時代設定含めて冷戦スパイ長編が書けそうなところ、あえての短編。あえての静謐な結末。暑苦しくなりすぎず、クールに突き放しすぎる感じもない絶妙なバランスの筆致だと思います。
表題作のほか、「魔術師」「ムジカ・ムンダーナ」も良かった。ファンになりました。
表題作のほか、「魔術師」「ムジカ・ムンダーナ」も良かった。ファンになりました。
2023年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本ですから良いも悪いもありませんが、そのまんまです。
2023年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
直木賞受賞の話を聞き文庫本でどんな人が書いているのか知りたくて手を取りました。予想を超える面白さです。読み終わった後も何個かの話は記憶に残りSFの面白さを久しぶりに感じれました。オススメです。
2023年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あとがきにあるようにテッド・チャンへのリスペクトが感じられる。小説がうまいわけではない。ケレンがない。でも乾燥した筆致は好感も持てる。でもせっかくの短編集なら一貫したテーマ(今回なら歴史改編)や、全く違うテーマで書くべき、中途半端に歴史改編に片寄っているのはやや残念。
2020年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嘘と正典:
無理のない展開(飛躍がない)でありながら、着想の大胆さ(スケール、面白さ)があり、文句のつけようがない。
冷めた文体のようで、底からは、熱いものが沸き上がる。
他短編:
気楽に、楽しめる。
無理のない展開(飛躍がない)でありながら、着想の大胆さ(スケール、面白さ)があり、文句のつけようがない。
冷めた文体のようで、底からは、熱いものが沸き上がる。
他短編:
気楽に、楽しめる。
2020年1月12日に日本でレビュー済み
「最後の不良」から読む。不良は大人の既成価値観の押しつけへの抵抗である。尾崎豊の歌がそうだったように。ミリタリールック(特攻服)も自分だけが着ていれば、個性になるが、皆が真似して流行(ファッション)になると没個性的になる。個性→流行(真似)→没個性の繰り返しである。この循環こそがファッション(流行)なのだ。その無意味さを気づかせてくれる内容だ。とても面白く読んだ。差異化も皆が差異化を求めれば、消滅する。デリダもドゥルーズも流行すれば、魅力を喪失してしまうのだ。本書はまさに脱構築的・差延的なSF短編集である。ポスト構造主義のSFだ。こういうSFがあってもよい。したがって、本書も流行すれば魅力を失うかもしれない(笑い)。
お勧めの一冊だ。
お勧めの一冊だ。