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どんなことからも立ち直れる人 逆境をはね返す力「レジリエンス」の獲得法 (PHP新書) 新書 – 2019/11/16
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その差を分ける能力が「レジリエンス」。
アメリカで論文が多数発表されるなど注目される心理学理論で、簡約すれば「人生の挫折に対処する能力」。
挫折や落ち込みから立ち直り、ポジティブに生きられる人は共通して持っているという。
本書ではこのレジリエンスを、その実例を通して理解することで、生きづらさを抱えるすべての人が「自ら幸せを得る力」を取り戻すための書である。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2019/11/16
- 寸法10.7 x 1 x 17.2 cm
- ISBN-104569845533
- ISBN-13978-4569845531
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出版社より
目次より抜粋
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「いつも悪いことが起きる人」の特徴/「いつもいいことが起きる人」と「いつも悪いことが起きる人」/逆境に強い人の特徴/今の問題にどう対処するか/先のことまで考える/コントロール感覚を持つ/リアクティブな人/パンをはさんだサンドウィッチ/問題解決における柔軟性 etc. |
帰ってこない夫/現実との接触/自己欺瞞/感情の抑圧/抑圧のツケ/情緒的な有効性の獲得/自分の弱点/ここより良い場所/前に進む活動/非言語的メッセージ/立派な行為の奥の心理/過去を消化する/不安の消極的解決/困難にかみつく etc. |
心のふれあい/唯一絶対の価値観/複数の視点/二重束縛/愛のない家庭/断念すること/決断と信念/心の戦い/相手は直らない/サディストがあふれる社会/土台がもろい建物/天国と地獄の分かれ道/親のモラル・ハラスメント/大切な自覚/愛他主義的仲間関係/心があればよい etc. |
心の免疫力 | メンヘラの精神構造 | 新装版 人生の悲劇は「よい子」に始まる | 新装版 愛されなかった時どう生きるか | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
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5つ星のうち4.0
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5つ星のうち4.4
104
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5つ星のうち4.3
374
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価格 | ¥1,023¥1,023 | ¥1,089¥1,089 | ¥836¥836 | ¥581¥581 |
発売日 | 2021年09月 | 2020年06月 | 2019年08月 | 2019年08月 |
判型 | 新書判 | 新書判 | 文庫判 | 文庫判 |
内容紹介 | 五輪の狂騒を経て、うつむく日本。孤独や無力感、不安にどう向き合うか。愛と厳しさに満ちたメッセージが、心弱きときの指針となる。 | あの人はなぜ扱いづらいのか――繊細で傷つきやすくナルシシズムに悩む、日本独特の「メンヘラ」が生まれた背景を社会学者が解説。 | 親から見て「明るく素直なよい子」ほど心に病を抱えている! 著者が自らの体験をもとに、人間にとって最善の生き方とは何かを考える。 | 愛されなかった人は、生きるのがつらい。親子、恋人、友人関係を見つめ直し、心に生じた不安や葛藤をどう乗り越えるかを説いた一冊。 |
商品の説明
出版社からのコメント
第1章 プロアクティブとリアクティブ(「いつも悪いことが起きる人」の特徴
「いつもいいことが起きる人」と「いつも悪いことが起きる人」
逆境に強い人の特徴 ほか)
第2章 レジリエンスがある人の現実との向き合い方(帰ってこない夫
現実との接触
自己欺瞞 ほか)
第3章 仕方ないことの「断念」と「不幸の受容」が人生にもたらすもの(心のふれあい
唯一絶対の価値観
複数の視点 ほか)
著者について
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2019/11/16)
- 発売日 : 2019/11/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569845533
- ISBN-13 : 978-4569845531
- 寸法 : 10.7 x 1 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,149位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『不安のしずめ方 40のヒント』(ISBN-10:4569791247)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人生の辛いときには、加藤諦三先生の本を読んで知見を得てきました。
しかし、今回ばかりは響かない。
レジリエンスの人間は受動的ではないとか、代理母を探すとか、
世の中に絶望せずに理解者を探すことを諦めないとか、
心の砦とか、自らの外ではなく内側をよりどころにするとか。
色々とレジリエンスの特徴が書き連ねてあります。
それら1つ1つは確かに重要なことなのでしょう。
私だって、この本を熟読して、色々頑張りました。一時期は、この本で勇気を得ていたこともあった。
一時期は、この本の言うとおりに実行して、環境に働きかけ、いくつかの改善を得ることはできた。
プロアクティブに行動し、運命の歯車が幾ばくか回転した。
代理母、見つけました、人間ではないけど。先生も人間である必要はないと御著書の中で仰ってたし。
理解者、これは見つけようがありません。人間関係を増やし知人を増やすことには成功しました。
心の砦、はい、あります。ストア派哲学や日記ホームページや、楽しいことの思い出等など。
休日の朝に太陽を浴びてリラックスする等、小さなことだけど大事なことも、やりました。
運動してます食生活気をつけてます、頑張ってます、
でも、八方ふさがりで、もう疲れた。韓国ドラマの様な悲劇や、病や障碍の苦しみや、アメリカンコミックのような不運や、精神的な拷問が多すぎる。
何がレジリエンスだ。この本は思弁的な理想論、観念論に終始しています。
結局は人権や幸福など人の側の勝手な妄想であり、自然界のなかで一人の人間の一生は本質的に不条理・不公正に晒されています。絶望が異常なのではなく、個人が幸福であることこそがシステムの異常なエラーなんです。貧しい島国に住まう日本人が幸福であるということ自体がおこがましいんです。「ある種の不幸な生まれや育ちやその他の深刻なバックグラウンドのある人は、智恵や論理や地道な努力を以てしても、もう終わり、大変残念でした」です。
自殺者はみなレジリエンスがなかったのか?違うだろう。レジリエンスがあっても、自殺することもあると思います。レジリエンスがあっても、怒りや憎しみや悲しみや絶望に呑まれることもあると思います。したがってレジリエンスの定義がおかしいと思う。レジリエンスがあるとわざわざ自称している奴にレジリエンスがあり、思索し創意工夫しながら頑張って頑張って最後に力尽きてしまった者にはレジリエンスがないのか。どちらに本当にレジリエンスがあるのか、個人的にかなり疑わしい。精神的強さというのは一意に定義できない。何が一番不幸なのか定義できないのだから。1つの不幸の形によって、他の不幸が否定されるわけでもない。それは死因の違いによって死を区別しようとするようなものだ。死の苦しみを前にして、レジリエンスもくそもない。あるのは心の闇だけだ。自己の葛藤を他者に投影して、自己責任論を持ち出したり美麗字句によって他者の闇を否定することで、レジリエンス提唱者は御自分の闇から逃げておりませんか。
僕はもう疲れてしまいました。
先生には感謝しかない。でも私はレジリエンスなど信じません。そんなものがあるとして、それは惨たらしい運命を前にしていざというときに役に立たない。ただただ、絶望。運命そして死。せめて歌を奏でてほしかった。せめて慰めが欲しかった。せめて、祈ってほしかった。それがこの本にあるのか。加藤先生。苦しい。苦しい。
レジリエンスとは立ち直り力又は回復力で、「現実の中でも自分を見失わない心の姿勢」とのこと。そして、レジリエンス能力のある人の特徴として、『1.プロアクティブ(自ら動く)であること、2.経験から意味を見い出すこと、3.他人の思いやりを募る才能、4.信念』の4つがあげられている。
レジリエンスという用語を知らなくても、困難を克服するための能力として理解すれば何も新しいことはない気もするが、やはり科学的に理論化されているので汎用性と客観性は高く、学ぶ価値があるのだろう。とはいえ、専門的な本はボリュームがあり、こちらの新書で学んだ方が、効率よく概要をとらえられる。
この本を読んだ個人的な感想であるが、恐怖と向き合うという思考パターンが、一番重要と思われる。世間では最近、「引き寄せの法則」が効果なしと批判されることが多い気がする。以前のブームの反動という感じだが、おもに恐怖に向き合う思考態度を無視しているように読めてしまうからと思われる。重要なのは逃げたしたいときの恐怖の感情に耐えうる、現実的な楽観主義であって、安易な引き寄せ的な楽観主義ではない。
ただ、エイブラハムの「引き寄せの法則」などは、よく読めば、そのような感情から逃げることを勧めているわけではなく、ネガティブな感情にも向き合うべきと勧めていると理解できる。わたしを含め多くのひとはエイブラハムの境地からは遠くへだたった精神レベルにあるため、なかなか深いレベルで理解できず、結局不満足な現状から脱却できない。そこで反動としての批判が一部のYoutuberなどによって断片的に解説されていたりすると、ついつい見てしまう。人々の鬱憤を晴らそうとしてくれている。しかし、色々なインフルエンサーたちが好き勝手にものを言っているので、結局何が正しいのか分からなくなってくる。
加藤諦三氏の本は独特なので、人によって好き嫌いが大きく分かれるかもしれない。2項対立で、単純なキーワードで分かりやすい説明に終始しているため、よく読まないと安易な二元的な思考でより重要な観点をとらえ損なう。「神経症」とか「心の姿勢」とか「現実」といったキーワードは、便宜的な用語であり、基本的にあいまいである。神経症の原因としての「権威主義的な父親」なども実際は多種多様である。下手に読むと親への憎悪を無駄に掻き立てられかねない。人によっては良い方向に強い影響をもたらすが、注意して読む必要がある。心理分析は必要だが、性悪説にはまり込んでは、かえってレジリエンスは弱められる。
ただ、どうしたら困難な事態に受け身にならず、プロアクティブに交渉することで、事態を打開できるかは、なかなか難しい問題である。この本では、心理分析の知見をベースに、あえて単純化してその辺りのポイントを示すことに努めているのだと思われる。自分なりの方法を見いだそうとする人には、何らかのヒントが得られる本といえる。
終わったことはしょうがないとして諦める。「過去に執着」せず、「躊躇ノイローゼ」にならず、「どうせダメに決まっている」と否定的予測でうつになったりせず、「必ずできる」というイメージを持ち続けること。こうした心の姿勢が本来的なものであることを、この本から教えられる。少し救われる気分になった。
また、人はみないずれ老人になっていくが、加藤諦三氏はすでに80を超えている。ここも意外に励まされる。
年齢は止まってくれないので、体力の衰えという問題には誰もがつきあたる。このため、輪廻転生とか神とか無とか、何でもいいが、ともかく再生に有効な思想を現代の物質主義的な価値観から離れたところで堅持し続けることが必須と思われる。ただ、世間に出回っているスピリチュアル本は、空虚な精神論が多いので、この点を補足するためにも本書のような現実的な苦しみに対処する方法論が有効と思う。
20代、30代、40代、50代、・・・、80代はこうしろといった類の本は、気分の落ち込んでいるときは、書店に並んでいるのを見るだけで嫌な気分になる。
少し飛躍するかもしれないが、宇宙の星や銀河など天体の種類・規模は、多種多様である。時間は絶対的なものでない。
『 しかしこの差を完全に無視するのが社会的年齢である。20歳になれば、誰でも同じ20歳として扱う。
それは土の中にいるモグラに、空を飛ぶ鷹と同じになれという要求である。
現実にできるはずもない要求をしているから、さまざまな社会的問題が起き てくるのである』(P188-189)
人の多様性や成長過程の重要性について、著者はあとがきで主張しているが、ここがとても重要と感じる。
私はこの本の中で「外から見ては幸せな家庭」として紹介される家で育ったと思います。
父も母も外から見れば立派だったでしょう。
子供の頃から父親に支配され、動具のように扱われ、父親の辛く苦しい気持ちを満たすために必死でした。父親は私を虐げることで自分の気持ちを満たしていたのだと今では分かりますが、子どもの頃はそんな父親をかわいそうだと思い、父親を救いたい一心で頑張って頑張って結局報われず、私は自分を救うことすら出来なくなりました。
母親はカルト宗教の中で私を育てましたが、私と心を通わすことはありませんでした。母親との記憶がほとんどないのです。
でも、母親がそうだったから良かったのかもしれない。母が私に無関心だったから、私は自分を半分持つことが出来たのかもしれない。父親に半分支配されたとしても。
そして、私は加藤先生が言うところの「ナルシシスト」になりました。
この本で言うところの「神経症的な人」。他人の上に立って、他人を攻撃することでしか自分を保てない人。
私はまさしくそういう人間でした。
そうでなければ生きてこれなかった。
愛なんて知らなかった。本当に本当に分からなかった。
自分の弱さを直視することが出来なかった。生きている価値を感じることが出来ず、他人が恐ろしく、自分を優秀に見せる事でなんとかバランスをとっていました。
そういう生き方しか知らなかった。
けれどそれが破綻しました。
どん底に落ちて、心が一度死ぬような体験をしました。
そこで、自分の家庭のこと、育ってきた環境の劣悪さを直視しなければなりませんでした。
そして私が砂上の楼閣のような鎧の中に自分の心を隠して必死で守ってきたことを知りました。
砂の城を守るために、1日も休まず砂を集めて高く厚く積み上げて、締め固めて、その中に閉じこもっていることに必死でした。
それが崩れた。
剥き出しの心と対峙しなければならなかった。
その時に私を支えてくださったのは、加藤諦三先生の本でした。
(そして、精神科医の高橋和巳医師の本もとても大きな支えでした。私のネガティブな面を受け入れることを許すことができたのは高橋医師のおかげです)
今もまだ自分と向き合う時間の中にいます。
でも良かった。
清々しい気持ち。
本当の自分。
素晴らしくもなく、優秀でもない自分。
だけど暖かい。
普通でいい。
普通が実は偉大なことなのだと知った。
失敗してもいい。出来なくてもいい。
それでも私には価値がある。
私はそれでも生きていていい。
そんな私でも必要とされている。
私は尊大な自尊心を捨てることができた。
そして素直になって、尊い自尊心を手に入れた。
そう加藤先生に教えていただいた。
そしてその通り、心を閉じこめるのをやめてからの方が、周りの人が優しい。暖かい。
周囲の人も私の変化に徐々に気づいている。
認めてくれる。
乗り越えたのだと、きっと分かってくれている。
今までの失った時間が長くて、それはとても悲しいけれど、それも運命なのでしょう。私にとっては、悲惨な過去だったけれど、いつかそれが輝きとなるでしょう。
長くなりましたが、加藤先生は私にとっては、本質的なことを仰る数少ない方の一人です。
この本にも感謝致します。