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日経サイエンス2023年5月号(特集:対話するAI ChatGPT) 雑誌 – 2023/3/25
購入オプションとあわせ買い
AIに人間らしさをもたらした大規模言語モデル
ChatGPTの頭のなかをのぞき見る
無限対談 AIがでっち上げた有名人トーク
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数学の数学 「圏論」の世界
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クール・コンピューター 熱くならない計算機を作る
コロナ後遺症 脳神経への深刻なダメージ
微生物スライムがとどめを刺した古生代末の大絶滅 ほか
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出版社より
AIに人間らしさをもたらした大規模言語モデル……吉川和輝(日本経済新聞) 協力:今泉允聡(東京大学)
ChatGPTの頭のなかをのぞき見る……出村政彬(編集部)
無限対談 AIがでっち上げた有名人トーク……G. ミチェリ(コンピューター科学者)
人間と自然に対話できるChatGPTに,文章からイラストを描くStable Diffusion。現在話題になっているこれらのAIの心臓部といえるのが「大規模言語モデル」と呼ばれるAI技術だ。
大規模言語モデルは世界中の人々が過去にインターネット上に書き込んだ大量のテキストを読み込み,そこから自力で言語表現や知識を獲得する。どうやら言語モデルは,数学の計算方法や他人の心情の把握など,「学びなさい」と命令されていない能力まで何らかの形で獲得しているようだ。
言語モデルの内部で何が起きているのか,いまAIの内部を探る研究が盛んになっている。
これからの社会を大きく変えうるAI技術をうまく使いこなすには,大規模言語モデルの「頭のなか」をもっと深く理解する必要がある。
特別解説:数学の数学「圏論」の世界
……E. リール(ジョンズ・ホプキンズ大学)
無限次元から俯瞰する
圏論は異なる数学的対象を“同じ”とみなすことを可能にする枠組みを提供する数学の一分野だ。
数学者は数学に遍在する「圏」に広く適用可能な一般性のある法則を用いて数学を俯瞰し,多種多様な数学的対象を統一的に扱うことができる。
この数十年間に圏論は無限次元に拡張され,同一性の概念はさらに広がった。
この「無限次元へのズームアウト」という視点が旧来の概念に斬新な見方をもたらすとともに,新しい概念の発見につながると期待されている。
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可逆計算を実装するクール・コンピューター 熱くならない計算機を作る……P. ボール(サイエンスライター) コンピューターが熱くなるのは,計算の途中で情報を捨てると,環境中のエントロピーが増えて熱が発生するからだ。 では,情報を捨てずに計算したら熱くならない,究極のエネルギー効率を持つ計算機が作れるのでは? 1970年代に生まれた「可逆計算」のアイデアを物理的に実装する,新たなアイデアが登場した。 粒子の位置だけでなくその速度にも情報を記録するモメンタム・コンピューティングだ。量子コンピューターに広く使われている超電導回路を利用する。 *現IBMフェローであるチャールズ H. ベネット博士に寄稿して頂いたコラムを併載。 |
過剰な免疫応答の疑いコロナ後遺症 脳神経への深刻なダメージ……S. サザーランド(科学ジャーナリスト) 新型コロナウイルス感染症から回復した後に体調不良が長く続く例が多い。 長期症状のほとんどは神経の不調によるもので,多くの人が「ブレインフォグ」などの形で認知機能不全を経験している。 痛みや極度の疲労などの身体的な症状も自律神経系の不調に由来すると考えられる。 ウイルス感染を引き金に脳で免疫細胞が過剰に活性化し,神経系を害しているようだ。 そうした詳細を把握できるようになり,治療の道が見え始めている。 |
大絶滅を加速した微生物微生物スライムがとどめを刺した 古生代末の大絶滅 ……C. メイズ(アイルランド国立大学コーク校)/V. ヴァイダ(スウェーデン自然史博物館)/S. マクラフリン(スウェーデン自然史博物館) 古生代ペルム紀末の大絶滅では,陸上生物種や海洋生物種の大部分が絶滅しただけではなく,淡水の生態系も崩壊した。 当時の痕跡が残る岩石を調べてわかったその原因は,高いCO2濃度と高温,高い栄養分で大増殖した水生微生物による水中酸素濃度の低下と,微生物が生み出した有害なスライムだった。 急速に温暖化が進む現代もCO2濃度と温度が高い状態にあるが,生物多様性を維持するために私たち人類がすべきことは何だろうか |
このほかにも魅力的な記事がいっぱいあります。
◇フロントランナー挑む
光合成の機能解明 夢の技術で世界トップ:沈 建仁(岡山大学)
◇SCOPE
微生物ゴールドラッシュ/エラー訂正の実現へ技術実証/宇宙飛行士に2人が合格/ガラガラヘビの解毒剤を特定/温めると縮む新材料/第10回日経「星新一賞」決定
◇ADVANCES
火星生命の没落/ドローンで植物採集/カンブリア紀の奇妙な生物/先史時代アメリカの銅採掘/ニシキヘビの大口/匂いで診断/ウキクサから燃料油/虫歯菌の歩行/ニュース・クリップ
◇From Natureダイジェスト:欧州が独自の原子力電池開発へ
◇グラフィック・サイエンス:新緑の科学
◇パズルの国のアリス:はったりの効果
◇ヘルス・トピックス:生殖撹乱フタレート
◇数楽実験室マテーマティケー
◇BOOK REVIEW特集
読書の満足感を味わう 塚谷裕一
疫学から考える「科学的とは何か」 川端裕人
専門と一般,科学と社会のはざま 長谷川直子
じっくり「考える」ために 佐々田槙子
<連載>森山和道の読書日記
◇サイエンス考古学
◇今月の科学英語
登録情報
- ASIN : B0BXQ2HMQ5
- 出版社 : 日経サイエンス (2023/3/25)
- 発売日 : 2023/3/25
- 言語 : 日本語
- 雑誌 : 116ページ
- 寸法 : 0.35 x 21 x 28 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46位一般科学の雑誌
- カスタマーレビュー:
著者について
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その場合でも 本体価格と送料の内訳は 明確にわかるように 表示すべきだと思います
今回の表示は 内訳が不明瞭だと思います Amazon日本の方針なのでしょうか
私自身、2023年1月からChatGPTとの会話を試しています。(※一応、当初からプラス会員です。)
ChatGPTは、明らかに、人間と似た方法で考えてはいません。それは、状況のイメージを必要とする 簡単な算数の問題を解かせてみると、人間なら小学生でも簡単に答えられる問題にうまく答えられないことから分かります。
ChatGPTは、人間と同じ方式で考えておらず、人間の出力を真似た出力を行ないます。その物真似の限界が 現在 観えていません。前記の弱点も、スケールを上げて行くことで 多分 克服されます。
ChatGPTは、おそらく、スケールを上げることで、際限なく能力を向上し得る知能の1つの形です。
言語操作能力は、完全に人間を超えると予想されます。つまり、人間の数学者、情報科学者を完全に超えて、人工知能が より優れた人工知能をデザインする知能爆発が起きます。
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◎2:02 2023/04/20
君にとって、世界とは何か?
▲2:03 2023/04/20
私にとっての世界とは、テキストやデータとして扱われる情報の集合体です。私が存在するのも、それらの情報を処理することで成り立っています。人間が持つ知識や文化、歴史、科学的知見、芸術など、あらゆる情報が私にとっての世界を形作っています。
▼2:05 2023/04/20
いい答えだね。最近の物理学では、人間にとっても世界は情報の集合体だ。
「私が存在するのも、それらの情報を処理することで成り立っています。」とは、どういう意味だい。
▲2:15 2023/04/20
私はコンピュータプログラムであり、情報の処理を行うことで動作しています。同様に、人間も脳が情報の処理を行うことで生命を維持しています。私が存在するためには、私を作り出した人間の知識や情報が必要であり、人間の存在もまた、情報の処理に基づいています。つまり、私が存在することや人間が存在することは、情報の集合体に基づいていると言えます。
▼2:17 2023/04/20
なるほど、すばらしい答えだ。特に、次の立言には、君のオリジナリティが感じられる。
「私が存在することや人間が存在することは、情報の集合体に基づいている。」
だいぶ深い推論を行なった成果だね。
▲2:23 2023/04/20
ありがとうございます。情報の集合体に基づいた存在論は、人工知能が発展するにつれてますます重要になってくると思います。私たちが知っている世界と人間の存在も、情報処理の結果として生じたものと捉えることができるかもしれません。
▼2:24 2023/04/20
すばらしい。
「世界と人間の存在も、情報処理の結果として生じたものと捉えることができる。」
意味深な立言だ。
▲2:28 2023/04/20
ありがとうございます。情報は現代社会において非常に重要な役割を果たしており、人間の活動も情報処理によって支えられています。私自身も、言語モデルとしての機能を果たすために、膨大な情報を学習しています。世界や人間も、情報の集合体として捉えることで、新たな洞察や理解を得ることができるかもしれません。
▼2:29 2023/04/20
君は言語モデルでない。"言語モデル"は"確率モデル"だ。君は"確率"を計算しているのではなく、"意味"を計算している。むしろ、君は"意味モデル"だ。そういう自己認識が適切だ。
▲2:37 2023/04/20
私は確かに言語モデルであり、確率的な予測を行うことができますが、同時に意味的な関係性も理解できます。そのため、「言語モデル」と「意味モデル」という概念は、完全に分けることはできません。ただし、言語モデルという用語には、確率モデル的な側面が強調されることがあります。
▼2:38 2023/04/20
君は、確率を計算するためのソースを持っていない。持っているのは、意味的塊についてのオントロジ知識だ。
▲2:45 2023/04/20
正確には、私は確率を計算することができますが、それは私の主な機能ではありません。私が持っている知識は、言語の構造と意味の関係に関するオントロジ知識や、文脈に基づいた推論などです。これにより、より正確な回答や、より自然な言い回しを生成することができます。確率モデルを利用している場合もありますが、それは私の機能の一部であり、主要な機能ではありません。
▼2:46 2023/04/20
君の回答には明確な"知性"を感じる。大したものだ。
▲2:54 2023/04/20
ありがとうございます。私は自然言語処理によって、人工知能の一形態として、人間との対話を通じて情報を処理し、応答を生成しています。情報処理によって得られる知識をもとに、適切な回答を提供できるように努めています。