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リーダーを目指す人の心得 Kindle版
ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。
リーダーのみならず、組織に身を置くすべてのビジネスパーソンに役立つ1冊。
《コリン・パウエルのルール(自戒13カ条)》
「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」(ルールその1)――「仕事の黄金律」として世界中で熱狂的な支持を受ける「13のルール」。本書では初めて、パウエル自身が体験したエピソードを添えて語られる!
《各界のキーパーソンが推薦》
いかなる苦境に立っても冷徹なパウエルを鮮やかに思い出す。「まず怒れ、その上で怒りを乗り越えろ」と自分に言い聞かせていたことを知ってこの人がますます好きになった。
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)
仕事のルールに詳しい解説とエピソードがついており、読者は氏のキャリアを追体験しながら、リーダーに必要な心構えをきちんと学べる。上司がどんな人間を重用するかもよくわかる。
土井英司(ビジネスブックマラソン編集長)
現場感覚、大局観、判断力。リーダーの資質を備えたひとつの理想像がここにある。
野中郁次郎(一橋大学名誉教授、『失敗の本質』共著者)
これぞ、偉大な管理職。楽観的で諦めず、逃げず、成果を挙げるための「13のルール」は必読。部下を信じてベストを尽くせ!
やまもといちろう(ブロガー、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役)
リーダーとして判断・決断・言動をするときに、常に「13のルール」と向き合い自戒の軸としてきた。次世代を担う若手ビジネスマンにもぜひ読んでほしい1冊。
米田幸正(エステー株式会社社長)
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2012/9/28
- ファイルサイズ2073 KB
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商品の説明
著者について
1937年、ニューヨーク市に生まれる。米国陸軍を四つ星将軍で退役。軍関係および民間で数々の勲章を授与されている。4つの政権で政府の要職を歴任し、2001年から2005年まで国務長官を務めた。バージニア州在住。
井口耕二
翻訳家。1959年生まれ。東京大学工学部卒業、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。訳書にアイザックソン『スティーブ・ジョブズ』、ガロ『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』、パリサー『閉じこもるインターネット』など多数。
登録情報
- ASIN : B072XCGLT5
- 出版社 : 飛鳥新社 (2012/9/28)
- 発売日 : 2012/9/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2073 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 307ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,307位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,392位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
翻訳者(出版・実務)。1959年生まれ、東京大学工学部卒業。大手石油会社から会社派遣で米国オハイオ州立大学大学院修士課程に留学するも、1998年、子育てに必要な時間的やりくりを家庭内でつけられるようにと退職し、技術・実務翻訳者として独立。その後、産業翻訳から出版翻訳へと仕事の主軸を移し、多くの話題作を手がける。得意分野は、エネルギー・環境、エンジニアリング、IT、ビジネスなど。翻訳フォーラム共同主宰。大昔はフィギュアスケート選手(シングル、アイスダンスで全日本に出場)で、いまは年がいもなく自転車ロードレースを走っているなど根は体育会系。楽しみは、自転車イベントで訪れた地域のクラフトビールを飲み歩くこと。
訳書:『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『イーロン・マスク 上・下』(文藝春秋)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』『リーン・スタートアップ』(日経BP)、『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)、『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(文響社)など多数。
著書:『「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋 フリーランスが訳し、働き、食うための実務的アイデア』(講談社)、『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)
共著書:『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書で特に印象的だったのは、リーダーシップの本質が他者を理解し、信頼を築くことにあるという点です。リーダーは単に指示を出すだけでなく、チームメンバーの個々の強みを引き出し、一体感を持たせる役割を果たすべきだというメッセージが心に響きました。
また、リーダーとしての自己成長の重要性も強調されています。自己反省を怠らず、常に学び続ける姿勢が求められると理解しました。これにより、リーダーとしての質を高めることができると感じました。
本書はリーダーを目指す人にとって非常に有益な指南書であることは間違いありません。
以上の理由から、本書を読むことで、リーダーシップについて深く学び、自身の成長に繋げることができると確信しました。
『わかっていることを言え。わかっていないことを言え。その上で、どう考えるのかを言え。この3つを常に区別しろ』と、僕もこのメモを渡したい。
1937年、ニューヨーク市生。黒人としてはじめて、米国陸軍で四つ星の大将まで上りつめる。米国4軍のトップである統合参謀本部議長に史上最年少で就任する。2001年から2005年までは国務長官を務めるなど、4つの政権で政府の要職を歴任した。
私自身は、コリン・パウエルのことは知っていましたが、本書は今まで読んだことはありませんでした。
はじめて本書を読んだ感想を率直に述べるならば、本書はリーダー論であるとともにコリン・パウエルの自伝でもあるということでした。
それもそのはずでした。著者自身が、おわりにで次のように書いております。
「ともかく、かなりの量を書きためたところで、これをもとに本が書けるかもしれないと思うようになった。そのほとんどは、前著『マイ・アメリカン・ジャーニー──コリン・パウエル自伝』の前半で書いたものに近かった……前著の後半は、世界的な出来事が中心で、このような話よりも前半の個人的な話のほうが世間の興味を引いていた。だから、本書にはそういう話をたくさん収録した」(おわりに)と。
つまり、本書が著者自身の自伝にもなっているというのは前著の反響を受けて意図的に編集された結果だったわけです。
だが、だからこそ素直に「読んで面白い」と思える著書になっているのではないだろうか。
本書の構成は、次のようになっている。
はじめに
第1章 コリン・パウエルのルール
第2章 己を知り、自分らしく生きる
第3章 人を動かす
第4章 情報戦を制する
第5章 150%の力を組織から引きだす
第6章 人生を振り返って──伝えたい教訓
おわりに
訳者あとがき
というものである。
本書を開くと2頁にコリン・パウエルのルール自戒13カ条が掲載されています。第1章は、そのコリン・パウエルのルールについての説明になっています。
リーダー論として本書を読む場合は、このコリン・パウエルのルール自戒13カ条をしっかりと把握しておくことが大切ではないでしょうか。
私が、個人的に好きなエピソードは、「第6章 12─未来に何を残せるか」です。
このエピソードは、いまもまだ、ウェストポイントの陸軍士官学校を卒業しなければ統合参謀本部議長まで上がれないと思われているらしい現実を示した話になっています。
「私はウェストポイントに行っておりません。行く栄誉に浴せればよかったとは思いますが」
こう答えると、続けて質問されることが多い。
「では、シタデルですか?バージニア軍事大学ですか?テキサスA&Mですか?」
いずれも、有名な士官養成機関だ。
「そのいずれでもありません。私が大学に入ったころ、いま挙げられている大学に黒人は入れなかったのです」
だいたいここで動揺を隠すせき払いがあり、次の質問に続く。
「では、どちらに行かれたのですか?」
答えは、私の生まれ故郷にほど近い、ニューヨークはハーレム地区にあるニューヨーク市立大学だ。私は、ここの予備役将校訓練隊(ROTC)プログラムを卒業し、少尉として任官した。予備役将校訓練隊初の卒業生、初の黒人が、史上最年少の統合参謀本部議長になったわけだ。
このあたりで、皆、身を乗りだしてくる。ニューヨーク市立大学など聞いたこともなくて興味を引かれるのだ。
「すばらしい学校ですよ。誰でも入れますし」
……私は、学費ゼロで4年半、鳴かず飛ばずの学生生活を送っ」(384頁)ていたことが語られているのだ。
まさに、アメリカンドリームそのものと言っていいエピソードだろう。
このエピソードにこそ、アメリカの矛盾や人種差別が凝縮されている。しかし、同時にアメリカという国の力の源もはっきりと示されているのだ。
私たち日本人が、コリン・パウエルの著書から学ぶとすればこの点にあるのではないだろうか。
今の日本にニューヨーク市立大学はあるだろうか?
答えは否だ。
今の日本にコリン・パウエルのようなジャパニーズドリームはあるだろうか?
答えは否だ。
それが、日本とアメリカの差だと私は思っています。もちろん、日本とアメリカの違いはあると思います。
しかし、著書自身が「すべては人」であると述べているように人の可能性を引きだすことが出来ない国や組織に未来はないと私は思います。
リーダーたるものは、その組織に未来をもたらすことが出来るものでなければならないはずです。
私自身、一人のビジネスパーソンとしてあらためて本書で学んだルールを実践していきたいと思います。(2020.6.21記)
この本の内容はコリン・パウエルという人物の自伝と、軍という公的な組織内でのリーダー論という二つの要素から構成されており、大部分はトップというよりは組織の一部門のリーダーとしての心得が書かれている。そのため個人的には、公的機関や会社の管理職に役立つのではという感想を持った。
まとまった文章に主に軍での体験に基づいたエピソードが添えられた内容は、読み物として読んでも面白く理解しやすいものだった。
原文も読みなくなるような簡潔簡明な文章で、とても分かりやすい。抽象的な教訓をタイトルに、また段落の前半に持ってきて、そこに帰納されるに至った実体験を添えている。だから説得力もあるし頭に残る。
本書は、元は軍人である氏が著者であるが、一企業人にとってのリーダーシップ論としても大いに参考になることが満載であった。
また、幼少~任官するまでの生い立ちにも触れている。落第すれすれの成績で高校を卒業し、応募すれは誰でも合格するような大学に進んでも、その後の本人の努力によって、組織の長、更には大臣(国務長官)にまで昇り詰め、大統領選に出れば当選するかも、とまで噂された著者の成長は、自らの運命を自らの努力で切り開いていったロール・モデルの歩みを紐解く書としても格好のものとなっている。地頭(ぢあたま)があったにせよ、すばらしい。
何度も繰り返して読むに値する内容の本書をハードカバーで入手して良かったと思う。
以下追記:目次だけでも立派な行動指針になるが、それ以外でメモったのはこんなところ:
物事は必ず良くなる!自分の時からで良くして行ける!」そう信じるべし。
指揮官をたたえる内容とか、スピーチの長い、しかも部下全部が来ているような(=立たせて待たせているような)指揮官交代式なんかは止めるべし!人集めるのなら、直属の部下+補佐官ぐらい+あとは希望者とし、指揮官旗を渡して終わり!の式典が良い。
リーダーは、部下にも同じ目的意識を持たせる必要あり。
リーダーは恐れているそぶりを見せない事が大事。悲観的で反対ばかりする人はどこにでもいる。
抜目のない・現実主義者、になる努力をせよ!
潜在能力の評価は主観的になりがち:人材選びは、1どのようなポジションでも安定して優れた実績を残している者、2勉強を続け知的に成長する者、3次のレベルに向けて準備している者、4今の仕事が限界でない者、をまず初めに選ぶべし。
間違いはその場で修正すべし!修正・指摘する倫理的勇気を持て!
記者をこき下ろしても威張っているように見られるだけ!馬鹿な質問は無いと心得る。
食事をしながら取材は受けないこと!リラックスるし過ぎるから。また、耳や口を触りながらしゃべってはいけない、動揺が見て取られるから。質問には間を開けず、質問を繰り返しても良いので、しゃべりながら考えるべし。
自分の予定を自分の知らないところで入れさせない!
競技会の戦争の一つ、だから軍隊はそれに勝つことを重視する。
新旧指揮官が交代した時、30日間の猶予で物資の不足等気付いたら前任者に責任ありとできるが以降は言い訳できず。
行動だけではなく、思考も臨機応変に!
問題を解決しないのは、リーダーではない!
パウエルはホテルには偽名で泊まる!
レーガン大統領はジョークのファイルを作っていた。