当たり前だと思っていた大切な何かや誰かに、それを失ってから気がつくのは嫌だなぁ。『いま』を大切に生きようと思い直させてくれる本です。幸夫のこの台詞が心に沁みます。
『だけど、自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。みくびったり、おとしめたりしちゃいけない。そうしないと、ぼくみたいになる。ぼくみたいに、愛していいひとが、誰も居ない人生になる。簡単に、離れるわけないと思ってても、離れる時は、一瞬だ。そうでしょう?』
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永い言い訳 (文春文庫 に 20-2) 文庫 – 2016/8/4
西川 美和
(著)
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妻が死んでも泣けない男のラブストーリー。西川美和による小説、脚本・監督映画作品。出演は本木雅弘、深津絵里、竹原ピストル他。人気作家の衣笠幸夫は、長年連れ添った妻が友人とともに旅行に出かけたその日に、彼女がバス事故死したことを知らされる。ただ妻のいぬ間に不倫をしていた幸夫にとってさほど悲しい出来事ではなかった。同じ事故で亡くなった妻の友人の夫、陽一が電話を寄越してくる。トラック運転手である陽一はふたりの子供を抱え、妻を失った事実に打ちひしがれて同じ境遇の幸夫と思いを分かち合おうとした。予期せず家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか――。人を愛することの「素晴らしさと歯がゆさ」を描ききった物語。
- 本の長さ341ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/8/4
- ISBN-104167906708
- ISBN-13978-4167906702
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登録情報
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- 言語 : 日本語
- 文庫 : 341ページ
- ISBN-10 : 4167906708
- ISBN-13 : 978-4167906702
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,233位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2019年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変丁寧で受け取った商品にも満足しています
2018年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バス事故で、妻を失った人気小説家。「自己愛の度合いは激しいのに 、健全な範囲での自信に欠けていて 、厭世観が強」い人物であり、事故の発生時は別の女性とセックスをし、葬式のときも全く泣けなかった。そして事故現場で発見された妻の携帯には夫宛ての未送信のメッセージが…
一方、妻の友人も一緒に事故に巻き込まれる。長距離トラック運転手の夫は妻のいなくなった家庭の再構築に必死になるが、空回りしか出来ない。
通読して受けた印象は、この小説のテーマは「再生」。ただ、妻が死んでも泣けなかった男が何に対して「再生」するのか?いや、再生が必要なのか?最後の1行に至るまで、小説家とトラック運転手の長男、長女との交流、2人の男の対比を中心に様々なプロットを提供し、謎解きをしてくれる。気づいたら、殆ど一気読みだった。
作者の西川美和さんは映画作家。この人の本は初めてだが、描写が映像的で心地よい。死を扱ったテーマだが、くすぐりも多く、暗い本ではない。
例えば、開成に行った先輩を羨む長男への小説家の言葉
「何かを選べば 、何かを失うんだ 。開成に女がいるか ?君は女子の胸がデカくなって行く過程を観察するチャンスを生涯失う 。昨日まで真っ平らだったワイシャツの背中に 、ある日突然一筋のブラジャ ーの線が出現する 、その日の感動を知らずに大人になる」。
なるほどと素直に思った。
死は絶対にやって来る。妻を失ったとき、自分はどうなるのだろう、どうするんだろう。考えさせられる本。読んで良かったの★★★★。
一方、妻の友人も一緒に事故に巻き込まれる。長距離トラック運転手の夫は妻のいなくなった家庭の再構築に必死になるが、空回りしか出来ない。
通読して受けた印象は、この小説のテーマは「再生」。ただ、妻が死んでも泣けなかった男が何に対して「再生」するのか?いや、再生が必要なのか?最後の1行に至るまで、小説家とトラック運転手の長男、長女との交流、2人の男の対比を中心に様々なプロットを提供し、謎解きをしてくれる。気づいたら、殆ど一気読みだった。
作者の西川美和さんは映画作家。この人の本は初めてだが、描写が映像的で心地よい。死を扱ったテーマだが、くすぐりも多く、暗い本ではない。
例えば、開成に行った先輩を羨む長男への小説家の言葉
「何かを選べば 、何かを失うんだ 。開成に女がいるか ?君は女子の胸がデカくなって行く過程を観察するチャンスを生涯失う 。昨日まで真っ平らだったワイシャツの背中に 、ある日突然一筋のブラジャ ーの線が出現する 、その日の感動を知らずに大人になる」。
なるほどと素直に思った。
死は絶対にやって来る。妻を失ったとき、自分はどうなるのだろう、どうするんだろう。考えさせられる本。読んで良かったの★★★★。
2016年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素敵な本でした。
主人公の夫の、どこか斜に構え屈折した部分が自分にダブってしまった。
人と深く付き合うのは面倒なものです。人と心を通わせ合うのは温かい反面
煩わしさをともない、時には同性同士でも深入りしたことを後悔します。
どちらかというと孤独を好み、気づいたらいつも一歩も二歩も引いてしまう
そんな人にぜひ読んでほしいです。
夫婦って何だろう……優しさって何だろう……
主人公の夫の、どこか斜に構え屈折した部分が自分にダブってしまった。
人と深く付き合うのは面倒なものです。人と心を通わせ合うのは温かい反面
煩わしさをともない、時には同性同士でも深入りしたことを後悔します。
どちらかというと孤独を好み、気づいたらいつも一歩も二歩も引いてしまう
そんな人にぜひ読んでほしいです。
夫婦って何だろう……優しさって何だろう……
2020年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画が良かったので読んでみました。
映画では、妻側の感情や性格があまり描かれていませんでしたが、小説では夫婦2人がどのように生活してきたかが書かれていて、余計切なかったです。
誰にも感情移入できないまま読み切りましたが、夫婦のすれ違いの恐ろしさを感じました。
映画では、妻側の感情や性格があまり描かれていませんでしたが、小説では夫婦2人がどのように生活してきたかが書かれていて、余計切なかったです。
誰にも感情移入できないまま読み切りましたが、夫婦のすれ違いの恐ろしさを感じました。
2016年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
通勤の電車の中で、途切れ途切れに読みながらも
最終的には続きが早く読みたくて
お昼休みを待ちわびていました。
自己と他者が区分けさながらも同時に存在していることが
様々な立場から特定の出来事を幾度も表すことで
とても丁寧に描かれ、とても切ない気持ちになりました。
最終的には続きが早く読みたくて
お昼休みを待ちわびていました。
自己と他者が区分けさながらも同時に存在していることが
様々な立場から特定の出来事を幾度も表すことで
とても丁寧に描かれ、とても切ない気持ちになりました。