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新訳 フランケンシュタイン (角川文庫) 文庫 – 2015/2/25
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ゴシック・ロマンの決定版、新訳にて登場!
若く才能あふれる科学者、フランケンシュタイン。死者を甦らせることに情熱を注いだ結果、恐ろしい怪物が生み出されてしまう。愛する者を怪物から守ろうとする科学者の苦悩と正義を描いた、ゴシックロマン。
若く才能あふれる科学者、フランケンシュタイン。死者を甦らせることに情熱を注いだ結果、恐ろしい怪物が生み出されてしまう。愛する者を怪物から守ろうとする科学者の苦悩と正義を描いた、ゴシックロマン。
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2015/2/25
- 寸法10.7 x 1.5 x 14.9 cm
- ISBN-104041012406
- ISBN-13978-4041012406
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2015/2/25)
- 発売日 : 2015/2/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 400ページ
- ISBN-10 : 4041012406
- ISBN-13 : 978-4041012406
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 290,413位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月14日に日本でレビュー済み
面白かった。ヴィクトル・フランケンシュタイン博士は、やはり天才だ。
2016年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ途中ですが、はっきり言ってつまらない。なぜなら読んでいても面白いと思えない。
2020年6月17日に日本でレビュー済み
広く知られながらも一般にはあまり原作が紐解かれない著書も少なくありませんが、この『フランケンシュタイン』も代表的なひとつとして挙げられるでしょう。本作についてはフランケンシュタインが怪物と誤解されていたことが今ではかえって有名になりましたが、わたし自身、そのほかの知識は映画やアニメから間接的に得たステレオタイプなものを離れていませんでした。
最もイメージと違っていたのは怪物の特徴です。
知能は低く会話はできるどうか程度の朴訥としたもので緩慢な動作をするものとイメージしていましたが、原作の怪物は教養を得ることに貪欲で学習能力が高く、饒舌であり、身のこなしはしなやかで通常の人間に不可能な敏速な移動が可能と、醜くい容貌ではありながらも一種の超人として描かれています。外形的にも身の丈2.5Mは想像していたよりも巨大で、アニメなどでは坊ちゃん刈りのような髪型は長髪、内面や動作も相まって牧歌的なモンスター像は覆されました。
ほかの点での発見は物語の中心であるヴィクトル・フランケンシュタインは中年から老年のマッドサイエンティストのようなものを思い描いていましたが、怪物を造り出した時点でのヴィクトルは裕福な家庭に育った留学中の理系大学生とされています。そしてこの怪奇小説が、第一稿の時点で19歳の女性によって書かれたことにも驚かされました。著者メアリー・シェリーについては、彼女の小説さながらの波乱に満ちた人生を解説が教えてくれており、読了後には併せて解説にも目を通すことをお勧めします。
ストーリー上の構成としては三人による語りが入れ子状になっていることが特徴として言えるでしょう。
第一に隊を率いて北極点を目指し航海をする28歳の青年ウォルトンが姉に送った手紙を通し、氷原で偶然にも救助したフランケンシュタインについて綴られます。第二はフランケンシュタインがウォルトンに語った、彼が生み出した怪物を中心とした彼の生涯であり、ここが物語の中心となります。第三にフランケンシュタインから離れて再会するまでに目にし、その身に起こった出来事が、怪物自身の口からフランケンシュタインに伝えられたものです。このように三人の語り手による告白を入れ子状にして怪物をめぐる事件の全容を明らかにする形式をとっています。
物語そのものは新訳のおかげもあってか読みやすく、重要な登場人物もそれほど多くはない、わかりやすいものです。ヴィクトル・フランケンシュタインが造り出し、そして遺棄した怪物は、次第に自らの生と造物主であるフランケンシュタインを呪い、彼に影のようにつきまとういます。そしてヴィクトルは他でもない彼自身の手によって生み出された製造物によって苦しめられるのです。ヴィクトルと怪物の関係が何を意味するのか、解釈は読み手に委ねられており、現代まで読み継がれる本書の面白さはそこにあるのではないでしょうか。
ちなみに原題は『フランケンシュタイン―現代のプロメテウス』とされています(プロメテウスはギリシャ神話で人間を創造した神)。
最もイメージと違っていたのは怪物の特徴です。
知能は低く会話はできるどうか程度の朴訥としたもので緩慢な動作をするものとイメージしていましたが、原作の怪物は教養を得ることに貪欲で学習能力が高く、饒舌であり、身のこなしはしなやかで通常の人間に不可能な敏速な移動が可能と、醜くい容貌ではありながらも一種の超人として描かれています。外形的にも身の丈2.5Mは想像していたよりも巨大で、アニメなどでは坊ちゃん刈りのような髪型は長髪、内面や動作も相まって牧歌的なモンスター像は覆されました。
ほかの点での発見は物語の中心であるヴィクトル・フランケンシュタインは中年から老年のマッドサイエンティストのようなものを思い描いていましたが、怪物を造り出した時点でのヴィクトルは裕福な家庭に育った留学中の理系大学生とされています。そしてこの怪奇小説が、第一稿の時点で19歳の女性によって書かれたことにも驚かされました。著者メアリー・シェリーについては、彼女の小説さながらの波乱に満ちた人生を解説が教えてくれており、読了後には併せて解説にも目を通すことをお勧めします。
ストーリー上の構成としては三人による語りが入れ子状になっていることが特徴として言えるでしょう。
第一に隊を率いて北極点を目指し航海をする28歳の青年ウォルトンが姉に送った手紙を通し、氷原で偶然にも救助したフランケンシュタインについて綴られます。第二はフランケンシュタインがウォルトンに語った、彼が生み出した怪物を中心とした彼の生涯であり、ここが物語の中心となります。第三にフランケンシュタインから離れて再会するまでに目にし、その身に起こった出来事が、怪物自身の口からフランケンシュタインに伝えられたものです。このように三人の語り手による告白を入れ子状にして怪物をめぐる事件の全容を明らかにする形式をとっています。
物語そのものは新訳のおかげもあってか読みやすく、重要な登場人物もそれほど多くはない、わかりやすいものです。ヴィクトル・フランケンシュタインが造り出し、そして遺棄した怪物は、次第に自らの生と造物主であるフランケンシュタインを呪い、彼に影のようにつきまとういます。そしてヴィクトルは他でもない彼自身の手によって生み出された製造物によって苦しめられるのです。ヴィクトルと怪物の関係が何を意味するのか、解釈は読み手に委ねられており、現代まで読み継がれる本書の面白さはそこにあるのではないでしょうか。
ちなみに原題は『フランケンシュタイン―現代のプロメテウス』とされています(プロメテウスはギリシャ神話で人間を創造した神)。
2021年4月15日に日本でレビュー済み
要は一生を通じ身勝手さで多数犠牲者を出した主人公に著者は己を託し、正当化の面を怪物に代弁させているように読める。
2019年4月7日に日本でレビュー済み
これを知ると誰かに自慢したくなるらしいのですが、タイトルでもあるフランケンシュタインはボルトが頭を貫いたあの怪物ではなく、その怪物を造った人の名前だそうです。肝心の怪物の名前はなく、怪物とか、あいつとか、お前とかと呼ばれていました。
(ちなみにこの前テレビでもトリビアとして紹介されていました。)
私も予備知識はそれだけで、怪物のイメージは巨大な男がいて頭にボルトが貫通して、両手が前に伸びてゾンビのようにフラフラ歩くみたいなものを思っていましたが、これがまんまと原作とは違っており良い意味で騙されました。
どうしてそんな誤ったイメージが広まったのかは分かりませんが、原作の怪物はボルトなんか身体のどこにも刺さってすらなく、運動神経が抜群で、人間の言語も習得し人間の言語を超越した存在として描かれています。しかも人間と同じように苦しみ悩んでおり、その悩みというのが顔がみにくく人間に近寄っても怖がって近づいてくれない。人間のようで人間でないことに悩み、この怪物は生みの親であるフランケンシュタインにどうして私を造ったのだと質問するのですが、フランケンシュタインはそれには答えず、お前を殺す。みたいなことを言います。
どう考えてもフランケンシュタインが悪く、怪物が可哀想に思えます。怪物はそこで「女性の怪物を造ってくれ」とフランケンシュタインに依頼し、フランケンシュタインは承諾するのですが、最後の最後にフランケンシュタインは完成間近の女性の怪物を海に捨ててしまうのです。もし子どもでも産んで怪物が増えたら人間が滅んでしまうと気づいたそうなのですが、考えが一貫していないフランケンシュタインに嫌気がさしました。
怖いもの見たさのように、おぞましい何かを造りたい願望は確かに自分も分かるので、フランケンシュタインの自己責任でひとくくりには出来ませんが、フランケンシュタインが自分で怪物をこの世に生み出した以上はもう少し責任を持ってほしかったなと思いました。実際にフランケンシュタインの家族等が怪物に殺されてしまうのですが、彼らはまったくの被害者であり、彼らも彼らで本当に可哀想です。なのでフランケンシュタインしっかりしてよ、とツッコミを入れながら楽しく読むことができました。
あとはホラー小説の要素もあるのかなとも思っていましたが、あんまりなく、それよりも怪物の内面の苦悩がリアルでした。
(ちなみにこの前テレビでもトリビアとして紹介されていました。)
私も予備知識はそれだけで、怪物のイメージは巨大な男がいて頭にボルトが貫通して、両手が前に伸びてゾンビのようにフラフラ歩くみたいなものを思っていましたが、これがまんまと原作とは違っており良い意味で騙されました。
どうしてそんな誤ったイメージが広まったのかは分かりませんが、原作の怪物はボルトなんか身体のどこにも刺さってすらなく、運動神経が抜群で、人間の言語も習得し人間の言語を超越した存在として描かれています。しかも人間と同じように苦しみ悩んでおり、その悩みというのが顔がみにくく人間に近寄っても怖がって近づいてくれない。人間のようで人間でないことに悩み、この怪物は生みの親であるフランケンシュタインにどうして私を造ったのだと質問するのですが、フランケンシュタインはそれには答えず、お前を殺す。みたいなことを言います。
どう考えてもフランケンシュタインが悪く、怪物が可哀想に思えます。怪物はそこで「女性の怪物を造ってくれ」とフランケンシュタインに依頼し、フランケンシュタインは承諾するのですが、最後の最後にフランケンシュタインは完成間近の女性の怪物を海に捨ててしまうのです。もし子どもでも産んで怪物が増えたら人間が滅んでしまうと気づいたそうなのですが、考えが一貫していないフランケンシュタインに嫌気がさしました。
怖いもの見たさのように、おぞましい何かを造りたい願望は確かに自分も分かるので、フランケンシュタインの自己責任でひとくくりには出来ませんが、フランケンシュタインが自分で怪物をこの世に生み出した以上はもう少し責任を持ってほしかったなと思いました。実際にフランケンシュタインの家族等が怪物に殺されてしまうのですが、彼らはまったくの被害者であり、彼らも彼らで本当に可哀想です。なのでフランケンシュタインしっかりしてよ、とツッコミを入れながら楽しく読むことができました。
あとはホラー小説の要素もあるのかなとも思っていましたが、あんまりなく、それよりも怪物の内面の苦悩がリアルでした。
2018年1月21日に日本でレビュー済み
怪物が大暴れする小説だと思ったら大外しする。
むしろ、怪物として生まれてしまった恐怖が
ここには描写されている。
怪物の独白場面は実に怖い。
フランケンシュタインを怪物の名前だと
勘違いしている人にもお勧めする、
実に傑作である!!
むしろ、怪物として生まれてしまった恐怖が
ここには描写されている。
怪物の独白場面は実に怖い。
フランケンシュタインを怪物の名前だと
勘違いしている人にもお勧めする、
実に傑作である!!