この本を読んで、幸せは思ったよりも身近にあるものかもしれないと思いました。気づいてないだけで
それをいつか自然に幸せと思えるようになる日が来ると良いなとおもいます
読んで良かったです
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
余計なものもいとおしくて Kindle版
【本文より】
仲良かった友達は皆、私立の中学校へ進学。急に一人ぼっちだ。
私の母校の中学校はいくつかの学校が一つに合併した学校であった為、とにかく人が多かった。
人が多ければそれだけ沢山の友達ができると思っていたが、全然上手くいかない。
お昼ご飯は給食ではなく、お弁当であった。小学生の頃の近くの席同士の人と机をくっつけて食事をともにする形式とは違い、お弁当を一緒に食べたいと思う人を誘う形式である。
給食がないことは少し寂しいが、お友達を作るチャンスでもある。
勇気を出して周りの子にオファーをかけるも、「ごめん、無理」とのこと。
明日は明日の風が吹くのだ。また明日誘えば良い。
ある時、「小学生の頃のあだ名」がクラスで話題となり、不意に「あだ名」があるかどうかを問われた。
私はそもそも会話には参加していなく、聞いていただけなので話を振られて嬉しかった。
そして私は小学生の時、仲が良かった子にあだ名を貰っていたのだ。
私は咄嗟に「ななんばって呼ばれてたよ!」と会話に参加できた嬉しさも相まって、よく分からないテンションで答えた。
会話は一瞬静まり、「え、山姥みたい」と誰かの小馬鹿にしたような声が響く。
その発言から私は、何も言葉を発することはできず、友達もろくにできないまま会話は終了した。
それから2週間が経った頃、教室に入ると違和感を抱く。私以外のクラスの女の子の鞄に赤いふわふわの大きなキーホルダーが付いているのだ。
最初はその赤ふわの意味がわからなかったが、男子がそれについて触れる。
一体それは何なんだと。
どうやら話を盗み聞くに、私以外のクラスの女の子全員で懇親会が開かれ、皆でお揃いの赤ふわキーホルダーを買ったとのこと。
なるほど。明日は明日の風は吹かない(続)
仲良かった友達は皆、私立の中学校へ進学。急に一人ぼっちだ。
私の母校の中学校はいくつかの学校が一つに合併した学校であった為、とにかく人が多かった。
人が多ければそれだけ沢山の友達ができると思っていたが、全然上手くいかない。
お昼ご飯は給食ではなく、お弁当であった。小学生の頃の近くの席同士の人と机をくっつけて食事をともにする形式とは違い、お弁当を一緒に食べたいと思う人を誘う形式である。
給食がないことは少し寂しいが、お友達を作るチャンスでもある。
勇気を出して周りの子にオファーをかけるも、「ごめん、無理」とのこと。
明日は明日の風が吹くのだ。また明日誘えば良い。
ある時、「小学生の頃のあだ名」がクラスで話題となり、不意に「あだ名」があるかどうかを問われた。
私はそもそも会話には参加していなく、聞いていただけなので話を振られて嬉しかった。
そして私は小学生の時、仲が良かった子にあだ名を貰っていたのだ。
私は咄嗟に「ななんばって呼ばれてたよ!」と会話に参加できた嬉しさも相まって、よく分からないテンションで答えた。
会話は一瞬静まり、「え、山姥みたい」と誰かの小馬鹿にしたような声が響く。
その発言から私は、何も言葉を発することはできず、友達もろくにできないまま会話は終了した。
それから2週間が経った頃、教室に入ると違和感を抱く。私以外のクラスの女の子の鞄に赤いふわふわの大きなキーホルダーが付いているのだ。
最初はその赤ふわの意味がわからなかったが、男子がそれについて触れる。
一体それは何なんだと。
どうやら話を盗み聞くに、私以外のクラスの女の子全員で懇親会が開かれ、皆でお揃いの赤ふわキーホルダーを買ったとのこと。
なるほど。明日は明日の風は吹かない(続)
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2021/5/26
- ファイルサイズ20523 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
●岡奈 なな子:映画と音楽をこよなく愛する女性。
築約50年の祖母の家に引っ越し、家族への遺影代わりに動画撮影を始める。昭和レトロな雰囲気を醸しだす、飾らない日常動画が人気を博し、日本を超え海外でも話題となる。現在のYouTubeチャンネル登録者数は50万人超え。
築約50年の祖母の家に引っ越し、家族への遺影代わりに動画撮影を始める。昭和レトロな雰囲気を醸しだす、飾らない日常動画が人気を博し、日本を超え海外でも話題となる。現在のYouTubeチャンネル登録者数は50万人超え。
登録情報
- ASIN : B094PXMH2X
- 出版社 : KADOKAWA (2021/5/26)
- 発売日 : 2021/5/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 20523 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 148ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,742位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,316位思想
- - 1,673位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
263グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
イメージ付きのレビュー
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飾らない岡奈さんが楽しそうにおいしくご飯食べたり、生活している動画は、彼女の素直で謙虚な生き方によるものなのだとこのエッセイを読んで知りました。
周りはキラキラしてて、自分にとっての日常本当ダメだな〜って思う日々ですが、岡奈さんの本をたまに読み返して生きてみようと思います。
自分は趣味もパッとしないので岡奈さんに影響受けて、hey juneを聞いたり映画も見始めてしまいました。
本当に魅力的な方です。
周りはキラキラしてて、自分にとっての日常本当ダメだな〜って思う日々ですが、岡奈さんの本をたまに読み返して生きてみようと思います。
自分は趣味もパッとしないので岡奈さんに影響受けて、hey juneを聞いたり映画も見始めてしまいました。
本当に魅力的な方です。
2022年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段本も読まない、レビューなんかほぼしない私ですが…。2年前に口いっぱいにご飯を頬張りリスみたいな岡奈ちゃんをみてからずっと追っていました。動画では分からなかった岡奈ちゃんの生い立ちや思いを少し知れたような気がします。これからも応援しています。読んで良かったです。
2023年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者が学生時代から、社会に出て暫くは辛い思いをしてきた事が綴られており、読んでいて辛くなりました。
YouTubeで活躍するようになってから、料理や映画の内容は非常に引き付けられるものがありますが…
YouTubeで活躍するようになってから、料理や映画の内容は非常に引き付けられるものがありますが…
2021年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段から本はあまり読まないしレビューを書く事すらも初めてなのですが、普段の岡奈さんの動画を見てたら読んでみたい気持ちになり、読んだらレビューを書いてみたい気持ちに自然となりました。
「余計なものもいとおしくて」は著者の現在と過去を織り交ぜながらご自分の事や人生観を綴られていて、人それぞれの人生に勝手に悲しく感じてしまったり人間性を良い意味で面白く感じながら読み進めました。
普段の動画を見た上で読むと、この料理を作ってる時はこんな事を考えていたのかとか、この料理にはこんな思い出が有った事を知れてより楽しく読めました。
読み終えてみて、自分と似た様な考え方を持っていてもそこに辿り着くまでの過程が全く異なっていたり似ている様で絶妙に違っていて、そこに共感してより岡奈さんの人間性を面白く感じ好きになりました。
いつかは分からないけれど岡奈さんの新しい飾らなかったり飾ったりする動画が見れるのを過去動画を見ながら料理を作って楽しみに待ってます。
「余計なものもいとおしくて」は著者の現在と過去を織り交ぜながらご自分の事や人生観を綴られていて、人それぞれの人生に勝手に悲しく感じてしまったり人間性を良い意味で面白く感じながら読み進めました。
普段の動画を見た上で読むと、この料理を作ってる時はこんな事を考えていたのかとか、この料理にはこんな思い出が有った事を知れてより楽しく読めました。
読み終えてみて、自分と似た様な考え方を持っていてもそこに辿り着くまでの過程が全く異なっていたり似ている様で絶妙に違っていて、そこに共感してより岡奈さんの人間性を面白く感じ好きになりました。
いつかは分からないけれど岡奈さんの新しい飾らなかったり飾ったりする動画が見れるのを過去動画を見ながら料理を作って楽しみに待ってます。
2021年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めは顔が良い人間は何をしても成功するんだなあとかなり弄れた目で動画を見ていた
擦れていない物言いが余計この見方を加速させたと思う
実際、何をしても〜の部分は全くの見当違いで、顔だけで判断するのは本当に浅はかな事だと読みながら猛省した
書中で書かれているいじめのシーンはかなりショッキング、特にバイ菌呼ばわりしてきた女の子がお母さんになって子供をあやしていたという話はかなり心にくるものがあった
ここまで過酷な経験をして一切摩れること無く、動画内ではピュアな喋りで幸せそうな顔でご飯を頬張っている
岡奈さんの人格の良さがこの本と動画で証明されていると思ったし、私も岡奈さんのように、暗い経験をしたとしてもどこか太陽な部分を持ち合わせて生きていきたい思った
ドス黒い日々を送った人の文章は本当に言葉の重みが違くて、脳に岡奈さんの文章の一つ一つが刻み込まれていく瞬間がとても心地よかった
人生の灯火となる一冊でした、何度も読み返します
擦れていない物言いが余計この見方を加速させたと思う
実際、何をしても〜の部分は全くの見当違いで、顔だけで判断するのは本当に浅はかな事だと読みながら猛省した
書中で書かれているいじめのシーンはかなりショッキング、特にバイ菌呼ばわりしてきた女の子がお母さんになって子供をあやしていたという話はかなり心にくるものがあった
ここまで過酷な経験をして一切摩れること無く、動画内ではピュアな喋りで幸せそうな顔でご飯を頬張っている
岡奈さんの人格の良さがこの本と動画で証明されていると思ったし、私も岡奈さんのように、暗い経験をしたとしてもどこか太陽な部分を持ち合わせて生きていきたい思った
ドス黒い日々を送った人の文章は本当に言葉の重みが違くて、脳に岡奈さんの文章の一つ一つが刻み込まれていく瞬間がとても心地よかった
人生の灯火となる一冊でした、何度も読み返します
2023年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人気ユーチューバーなな子さんの著書という話なので読んでみましたが、少し期待は外れたようです。
これまでに人気タレント、アイドル達のエッセイを読みましたが、其れ等とは違う事です。厳しい事を書きますが、著者はイジメの問題、プライベートな生活にもふれていますが、まだまだ27歳なのですから人生これからです。
内容は説得力はあまりありません。
それより、なな子さんお得意の映画論を遠慮なくバンバン記した方が良かったのでは?
一冊本を著すのは確実に残るのですから、これから10年20年経つ人が手に取られるのを覚悟しなけれはいけない。
人生は解釈違えど、さまざまな価値観あり。
思考、趣味みな違う。
成長するにしたって変わります。
当たり前の話ですが、こんな薄い内容では。
とはいえなな子さんの価値を損ねるものでは無いのですから、是非とも続編を期待します。
敢えて星は二つにしました。
今後に期待しますよ!
これまでに人気タレント、アイドル達のエッセイを読みましたが、其れ等とは違う事です。厳しい事を書きますが、著者はイジメの問題、プライベートな生活にもふれていますが、まだまだ27歳なのですから人生これからです。
内容は説得力はあまりありません。
それより、なな子さんお得意の映画論を遠慮なくバンバン記した方が良かったのでは?
一冊本を著すのは確実に残るのですから、これから10年20年経つ人が手に取られるのを覚悟しなけれはいけない。
人生は解釈違えど、さまざまな価値観あり。
思考、趣味みな違う。
成長するにしたって変わります。
当たり前の話ですが、こんな薄い内容では。
とはいえなな子さんの価値を損ねるものでは無いのですから、是非とも続編を期待します。
敢えて星は二つにしました。
今後に期待しますよ!