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「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13 (講談社+α新書) 新書 – 2012/11/21

4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

世界の古典は人類の叡智の集積――何百年に一人の大天才が、ときには一生を費やして書いたもの、「これを書かなければ死ねない」と心で叫んで残した命の精髄だ。よってそこには、人生の意味の深遠なる解釈や、この世を生き抜くために必須の処世術がぎっしり詰まっている。自分が自由でいるために、他人を圧迫しないために、生きにくい今の世界を、それでも生きていくために、古典の「あらすじ」を知り、哲学者になるのだ!


世界の古典は人類の叡智の集積――何百年に一人の大天才が、ときには一生を費やして書いたもの、「これを書かなければ死ねない」と心で叫んで残した命の精髄だ。よってそこには、人生の意味の深遠なる解釈や、この世を生き抜くために必須の処世術がぎっしり詰まっている。
自分が自由でいるために、他人を圧迫しないために、生きにくい今の世界を、それでも生きていくために、古典の「あらすじ」を知り、哲学者になるのだ!

商品の説明

著者について

近藤 康太郎
近藤康太郎(こんどう・こうたろう)
1963年、東京・渋谷に生まれる。1987年、慶應義塾大学卒業後、朝日新聞社に入社。川崎支局、学芸部、「AERA」編集部、ニューヨーク特派員などを経て、2010年から文化くらし報道部。音楽、文学、映画、美術を中心に、社会事象一般を広く取材。新聞の朝刊文化面や読書面、音楽面に記事を書くかたわら、「AERA」「週刊金曜日」「WEBRONZA」などの週刊誌やネットにコラムにも連載。
著書にはベストセラーになった『朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論』『朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点』(以上、講談社+α新書)、『朝日新聞記者が書いた「アメリカ人が知らないアメリカ」』(講談社+α文庫)、『リアルロック』(三一書房)、編著に『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」(文藝春秋)、共著に『追跡リクルート疑惑』(朝日新聞社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2012/11/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/11/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062727811
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062727815
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.6 x 1.6 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

著者について

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近藤 康太郎
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朝日新聞編集委員・天草支局長/作家/評論家/百姓/猟師/私塾塾長

1963年、東京・渋谷生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、1987年、朝日新聞社入社。川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局を経て、2021年から現職。新聞紙面では、コラム「多事奏論」、地方での米作りや狩猟体験を通じて資本主義や現代社会までを考察する連載「アロハで田植えしてみました」「アロハで猟師してみました」を担当する。九州を拠点に、社内外の記者、ライター、映像関係者に文章を教える私塾が評判を呼んでいる。

主な著書に『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』(CCCメディアハウス)、『アロハで田植え、はじめました』『アロハで猟師、はじめました』(共に河出書房新社。前著は同社刊『おいしい資本主義』を文庫化)、『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』『朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点』『朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論』『アメリカが知らないアメリカ 世界帝国を動かす深奥部の力』(以上、講談社)、『リアルロック 日本語ROCK小事典』(三一書房)、『成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか』(水野和夫氏との共著、徳間書店)ほかがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
73グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近藤さんがおっしゃるように、古典を読むことがいろんな問題を解決するのかも知れない。
新聞記者として修行しながら、古典を読み漁った日々。
グッときました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の体験を交え描かれた古典入門書。「朝日新聞の名物記者」による一冊だ。
本書で語られるメッセージは、徹頭徹尾「古典で現世利益を得よ」というもの。

苦学の末、なんとか大新聞社に紛れ込んだものの、役に立たなかった新人時代。
バカゆえに先輩からいじめられていたのにもかかわらず、それに気がつかない著者。
それでも、「バカでよかった」と若き新人記者時代の自分を振り返る。
バカだったから、本を読むことをやめなかった。
学生時代から親しんだ「古典」を読んだからこそ、記者としての今がある。

古典を読むことは、著者にとって「素振り」と似たようなものだという。
記者にとって読むことはトレーニングのひとつだろうから、けだし納得。

それにしてもなぜ古典?
やはり古典には「現世利益」があるからだ。
政治家、ミュージシャンなど幅広い職種の人々に取材した経験から、
一流の人は必ずと言っていいほど「古典」を読んでいることを著者は知る。
けれども「だから古典を読みましょう」ということを強調しないから、
この本は愉快だ。押し付けがましくない。

会社の面接で「古典ばかり読んでいました」と言えば、面接官が乗り出してくる。
あるいは職場で「カントも同じことを言っていました」とリアクションすれば、
相手は絶対に喰いついてくる、と著者は力説する(実験済みだそうだ)。

本書に登場する東西の作家たちがふるっている。

チェーホフ、夏目漱石、シェイクスピア。ここまではいい。
そこそこの読書好きなら目を通している作品があるだろう。

中島敦、ラブレー。挙げ句マルクスの『資本論』となると、
今ひとつ触手が伸びなかったのだけど、著者のいう「現世利益」を
信じてみたい気になった。そして、中島敦にハマってしまった。

これまで雨後のタケノコのように飛び出してきた古典入門書とは違う。
いわゆるガイド本のような要素はないので、不親切と言えなくもない。

だけど、古典作品の解説と絡めて挿入される著者のエピソードが秀逸。
大新聞で働く記者のなかにこんな人がいたのかと思うと、泣けてくる。
朝日新聞記者らしからぬその筆致。不良性と人情味が同居している。
きっと確信犯だろう。プロの書き手による妙技を味わえる。

13作品では欲求不満だ。続編を読んでみたい。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子のみがあると思いますが著者の時世経験話と
作品の理解手助けが興味をひきつけて理解に大変役に立ちます
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月12日に日本でレビュー済み
著者は、若いころより超一級の著名人に取材してきた。その結果、著者・新聞記者・近藤康太郎が注目したことは、彼らには皆「古典」の素養があるということであった。これは「古典を読まないのは、損」と著したのが本書である。世界的な古典のあらすじを追いながら、その実用的な価値を示している。13編の古典が示す人生の意味の解釈。13編では足りないと思われる方も多いでしょうが、参考にはなるでしょう。特に若い皆さんにお勧め。
目次は以下。
序章 古典で知る人生の自由/ 第1章 愛することのすべてを知る『決闘』/ 第2章 笑いと人生の楽しみについて知る『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』/ 第3章 病気と健康と死の意味を知る『山月記』/ 第4章 出世の意味と人生の目的を知る『戦争と平和』/ 第5章 家族を殴るということの意味を知る『悪霊』/ 第6章 怒りとプライドの関係を知る『大尉の娘』/ 第7章 人にいえない罪を犯したときに何をすべきかを知る『舞姫』/ 第8章 世間と自分の適正な位置関係を知る『吾輩は猫である』/ 第9章 他人そして自分への憎しみへの対処法を知る『嵐が丘』/ 第10章 人間の運のすべてについて知る『マクベス』/ 第11章 年をとることの意味をすべて知る『ファウスト』/ 第12章 働くことの意味をすべて知る『精神現象学』/ 第13章 資本主義社会での正しい生き方を知る『資本論』
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなく立ちどまっちゃっている人に、少し動いてみようかという気持ちにさせてくれるかな。本を読むことはやっぱりいいことだと思わせてくれる。変わり者の著者に自分は安心させられた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本は、好き嫌いや、今読みたいモードなど、いろいろあります。
古典の名著を、「勉強しなきゃ」と思って本を選ぼうとすると、それだけでイヤになっちゃいますが、
この本を「今、自分どれモード?」と思いながら読めば、すごく良いガイド本になると思います!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月6日に日本でレビュー済み
いろんな名作を簡単にあらすじて読める本かと思っていたら違いました。
名作の抜粋から学べる人生哲学を解説した本です。
解釈と人生哲学は鋭くて感心させられる内容なので読んで良かったのですが、理路整然とした説明文形式でなく、筆者の実体験が散りばめられたエッセイのような感じ。
朝日新聞時代の出世競争による裏切られの数々はどこの会社も同じだな〜と思いました。人間の承認欲求はとどまるところを知りません。出世に敗れたからなんだ、自分はまだ生きてる幸せを享受しよう、という価値観の変換の大切さまで本の内容と合わせて書いてあります。会社で暴力沙汰まで起こした筆者の内省も書かれていて、なかなか読み応えあるエッセイを読んだ気分です。
思った内容と違ったけど、疲れた中高年におすすめ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート