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列車名大事典~最新増補改訂版 単行本(ソフトカバー) – 2022/9/29
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鉄道の歴史研究に絶対必要なベーシックな基礎資料として、類例のない必携書となっている。
列車設定の経緯やその時代背景、車両需給や運用の変化、車両の変遷など、列車名ごとの歩みを詳細に解説する。
列車の愛称そのものの歴史はもちろん、列車が社会に与えた影響や経済発展に寄与した側面など、列車名からアプローチした日本近代史としても価値の高い一冊だ。
また、エポックとなった車両や初日の様子など、貴重な写真も厳選して掲載し、列車を通して鉄道への理解を深める配慮がなされている。
西九州新幹線開業におけるダイヤ改正後の情報までをフォローし、新設特急「かささぎ」や「リレーかもめ」などまで掲載しており、鉄道150年の節目の年にふさわしい大百科事典の誕生といえる。
【CONTENTS】
本書の構成と表記について
列車名略史
【あ】行の列車名
【か】行の列車名
【さ】行の列車名
【た】行の列車名
【な】行の列車名
【は】行の列車名
【ま】行の列車名
【や】行の列車名
【ら】行の列車名
【わ】行の列車名
巻末付録・愛称名付きJR快速・普通列車一覧
巻末付録・愛称名付き私鉄列車一覧
- 本の長さ640ページ
- 言語日本語
- 出版社イカロス出版
- 発売日2022/9/29
- 寸法21 x 14.8 x 3.7 cm
- ISBN-104802212089
- ISBN-13978-4802212083
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出版社より
鉄道開業150周年を祝うにふさわしいファン必携の大事典が登場!

600を超える列車名を詳細に解説!列車名から鉄道開業150周年を概観する
1872(明治5)年に日本で初めての鉄道が開業した。2022(令和4)年の今年は、鉄道開業150年という大きな節目にあたる。そんな記念すべき年を祝うように、列車名という観点から日本の鉄道史を概観する大事典が完成した。「富士」「櫻」「燕」といった、戦前からの歴史をつむぐ名列車から、2022(令和)年9月の西九州新幹線開業にともない登場した新幹線「かもめ」や「リレーかもめ」「かささぎ」まで、収録した列車名は600を超える。ただ単に列車の歴史をトレースするだけではなく、列車が走った時代背景や当時の風俗、暮らしなども交えて立体的に列車を紹介している。公共交通の主役として、日本の生活や経済に欠かせない活躍を果たしてきた国鉄・JRの列車を追うことで、一世紀半のあゆみを止めなかった日本の鉄道の歴史も鮮やかに浮かび上がってくる。日本の鉄道が刻んできた歴史の一大叙事詩ともいえる大事典に仕上がっている。
たとえば、こんな列車のあゆみも詳細に
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電車特急時代もあったネームドトレインの「富士」1929(昭和4)年に初めて列車に愛称が付けられたとき、公募で1位を獲り栄光の1列車の愛称に選ばれた特急「富士」。その後、151系特急や日本最長距離のブルトレとしても活躍。その変遷も網羅。 |
大陸の急行や九州のローカル急行から大出世した「ひかり」大正時代には釜山から奉天までを結んだ急行の愛称だった「ひかり」は、東海道新幹線の開業時に公募で圧倒的な1位を得たが、じつは九州のローカル急行からの華麗なる大出世を果たした愛称でもあった。 |
北海道から九州までに足跡を残す名門列車「はやぶさ」東京から鹿児島までを結んだ名門のブルートレインだった「はやぶさ」は、廃止後に一転して東京から新青森までを結ぶ新幹線の愛称に選ばれた。北海道から九州までに足跡を残した唯一の列車名である。 |

2022(令和4)年に登場した西九州新幹線も網羅!
鉄道開業150周年で大きく話題になっているのが、西九州新幹線の開業だ。もちろん本書では、いちばん新しい新幹線の愛称に採用された「かもめ」や「リレーかもめ」「かささぎ」なども網羅。「かもめ」といえば、戦前の1937(昭和12)年に東京~神戸間の特急として登場して以来、京都発着の九州特急として初代キハ80系特急になったり、九州島内で「ハイパーかもめ」などでも活躍した愛称だ。その歴史を知れば、新たに加わった特急も違って見えるはずだ。

ネームド・トレインには、こんな列車も。新たな発見も必ずある!
列車名が与えられるということは、存在感があり、ひとつ上の列車というイメージがあるが、普通列車用の車両を使い、赤字で廃止されてしまうような路線を走っている列車もあった。急行「らいでん」は、国鉄時代に廃止された岩内線に乗り入れる普通列車用の車両を使った急行で、いまや函館本線ヤマ線さえもが廃止されようとしている。ひとつの列車名から、鉄道を取り巻くさまざまな事情も見えてくる。
ファン必携、日本の鉄道の歴史を知るには欠かせない、列車名から見た鉄道開業150周年の歴史を俯瞰!

鉄道開業150周年の鉄道の歴史を深掘りする参考書!
鉄道開業150周年を迎え、日本の鉄道に対する関心は最高潮に達しています。そんないまだからこそ、日本の鉄道が歩んできた歴史を知りたくなるもの。そんなとき、必携の一冊といえるのが本書です。ぜひ、手にとって、鉄道の歴史を感じ取っていただきたいと思います。
登録情報
- 出版社 : イカロス出版 (2022/9/29)
- 発売日 : 2022/9/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 640ページ
- ISBN-10 : 4802212089
- ISBN-13 : 978-4802212083
- 寸法 : 21 x 14.8 x 3.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 419,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,499位鉄道 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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分厚い本です。
600列車が50音順に淡々延々記述されるため目次や索引は別に無くてもよいが、いちおう冒頭には目次兼索引が載る。スーパーとかドリームとかハイパーなどの接頭語付き列車の頁を付記しているところは、細かいけど親切。でも「サロンエクスプレス」なんてのは見当たらなかったので、定期列車限定かな。
略史や年表の冒頭付録が終わると45頁から628頁が本文。横書き二段組みの細かい文字がびっしりなので読み応えは十分だ。必要なときに読もうと積まれるのは事典類の宿命ではあるが。巻末付録として私鉄列車と快速普通列車の愛称一覧が載る。
付録から分かることは本文記載があくまでも旧国鉄の準急以上の列車名に限定されることなのだが、この点はタイトルや表紙の画像からは読み取れないので注意が必要か。本文中に地図は全くないので路線図くらいは頭に入ってる人向けだが、鉄道関係の地図の入手はそれほど難儀ではないから初心者お断りというものではない。但し厚くて開きっぱなしにできない装丁なので、その意味で人を選ぶ。字は細かいので年配者には拡大鏡も必要か。列車ごとの記述分量は来歴や運転期間、運転経路の複雑さなどによってまちまち。見開きで1、2枚ずつ参考写真が入るが、小さい白黒写真ばかりなのでグラフ誌の代用にはならない。
記述内容はひたすら列車名中心。50音配列なので同じ区間を走る特急と急行でも別の箇所に記載される。記述内容から路線や駅の来歴や車両や編成の推移なども読み取れなくはないが、そちらを調べる用途には向かない。列車に絞るなら列車名に止まらず、ダイヤ改正ごとの運転本数や区間の変化まで踏み込んで欲しかった(10年ほど前に出てた新潮社刊の歴史地図シリーズで水増し臭かった部分を一冊に纏めるような感じで)ような気はする。また昭和時代の特急の象徴でもあったヘッドマークなどはこの本で扱わずにどこで扱うという不満が無いではない。ただ図表や図版を増やすと書籍のコンセプトが変わるし、なによりこれ以上厚くして分冊にする構成を望まなかったとするならばそれもまた合理的な判断だ。
本稿をご覧の方の中には、旧版をお持ちで買い換えるかどうか悩み中という方もおられるだろう。20年と言えば社会の状況も結構代わるし、なにより150周年記念のお祭り気分で買っちまえと無責任に煽ることもできる。だが鉄道そのものが目に見えて退潮傾向の昨今、正直なところ積極的に買い直す動機が乏しいことは認めざるを得ない。まして実際に旧版と比較したわけでもないため的確な助言などできないのだが、大雑把には列車名の由来や運転区間が分かれば足りる方なら見送り、ここ20年で増えた廃止済み列車も廃止年月日まで一冊の本で押さえたい方なら買いと言うことで良いのではないだろうか。
この点は前述のの要望を汲んだ事実上別著にして貰えれば、悩むくらいの人にはすべて買い直しもしくは買い増しをお勧めできたのだが。リニアや札幌新幹線の開業で運転形態が更に激変の後に出るであろう第3版企画の折りには、是非このあたりも反映した抜本改定をお願いしたい。
それに倣えば本書は、大々的に謳ってはいないけれど、鉄道開業150年の節目に合わせたと容易に推察できる。
評者はあいにく旧版を持ち合わせていないので、列車名の事典(ことてん)との標題から、列車名(つまり愛称)ひとつひとつについて、登場時期、廃止されていればその時期、列車としての設定区間や設定時刻、使用車両や編成内容、命名の由来、などの情報が収録されていると想像していた。
実際は、それらの情報はもちろんだが、それ以上に、当時の世相、列車設定に至る背景や事情、社会情勢の変化とそれにつれて姿が変わっていく列車の様子、などの多彩な情報が詳細に記述されている。著者の、あるときは懐古趣味的な、場合によっては批判的なニュアンスを交えた感想なども記されている。
著者はあとがきで、「列車にはそれぞれに“人生”がある」としている。評者もこれには強く同意できる。
だから、あたかも歴史上の著名人の伝記のようにさまざまなエピソードをできる限り紹介しようと試みている。そして、読んで楽しく面白く、また一方では鉄道史研究の資料/史料にもなるように、そしてなにより読者に、鉄道への興味関心や愛情を深めてほしい、との願いを込めている。
たしかに、『富士』『さくら』『つばめ』など、登場が古く、しかし現在まで姿形を変えつつ連綿と歴史を紡ぎ続けている“レジェンド”的な愛称については、数ページに及ぶ“大長編”でその波瀾万丈ぶりを記している。意外と言ってはたいへん失礼だが、筆致にはユーモアやダジャレまでが自在に織り込まれており、ニヤリともホロリともさせられる。
写真も重要な役目を担っている。その愛称も誇らしげに日本列島を隅々まで駆け巡った列車の走行シーンが、必ずしもすべての項目ではないが、掲載されている。過去帳入りしてしまった列車名が多いだけに、車両も懐かしいもの、というか車両それ自体も過去帳組が多い。レイアウトの関係でサイズが必ずしも大きくなく、またモノクロばかりなのが惜しい。
巻頭にはコンパクトに纏められた読み物、「列車名略史」が置かれる。30ページに満たないォリュームながら、年表も添えられており、これだけでも読み応えがある。
当初は、優等列車の種別が特急、急行、準急とあり、また昼行と夜行があるから、それぞれのグループ毎にざっくりした命名基準があったようだ。それだけ優等列車は特別な存在だったわけだ。
たしかに、もしも列車名(愛称)というものがなかったら、「東京から九州へ向かう夜行で2番目に発車する特急」なんてしちめんどくさい呼び方しかできなかったろうしね。列車名あればこそ、『みずほ』と端的に一発で特定できるのだ。
それを思えば、近年は準急どころか急行までもが全滅し、特別に急いで行くわけでもないのに“特急”の呼称だけが残り、運転区間も細かく分けられて、それこそ昔の基準だと“準急”にしかならないような列車ばかり。とりわけ分割民営化後は、とにかくアピールして売り込む意図で、接頭辞・接尾辞のオンパレード、その形容も表記もさまざま、というか、もはや“何でもあり”状態だ。
機関車や車両それ自体にも愛称・呼称は欠かせなくなった。それに伴ってか、車両の名前がそのまま列車名に採用される、なんて事例も珍しくなくなった。
そうした諸々の事情もあって、本書に収録・解説された列車名は原則として、国鉄およびJRの優等列車に限られている。国鉄やJRであっても、運転期間や区間が非常に限られていた臨時列車や、快速や普通列車、いわゆるライナー列車などは解説対象に含まれていない。なのでたとえば、かつて北海道に存在した夜行鈍行『からまつ』とか、房総方面の海水浴客に重宝がられた快速『青い海』『白い砂』、『湘南ライナー』などは載っていない。
私鉄の優等列車も解説の対象外だ。
ただし、現在運行中(本書フィックス時点の時刻表で確認できた範囲)のJR快速や私鉄特急などの列車名に限り、巻末に簡易な一覧表で紹介されている。
表紙や扉には「国鉄~JRの歴史を彩った600を超えるネームド・トレインを完全網羅!」とのアオリ。だが縷々述べた事情もあり、採用された列車名(愛称)には、ごく僅かながら著者の裁量が入っている。だから、“完全”にはホンのちょっとだけ疑問符がつくかな、との思いもないわけではない。
だいたい、どんな物事でも、状況が常に現在進行中、絶えず変化し続けているものは、どこかで割り切って基準を固めないと、纏まるものも纏まらなくなろう。
その意味で鉄道開業150年は、区切りとして非常に相応しいと思うし、この好機に、底本があったとはいえ、600ページ超に及ぶこれほど大部の書籍を纏め上げた著者には、ただただ感謝と労いの言葉しかない。
とにかく、好きな列車名、興味を惹かれた愛称、そこから自由気ままに拾い読みしていこう。そのうち、関連する項目が出てきて、あっちへ飛びこっちへ飛び、することになろう。そうやっていく中で、新たな鉄道史の発見に繋がっていくこと、請け合いだ。
もちろん、シーケンスに読んでいくのも一興。東北地方からいきなり山陰地方に飛んだり、平成後期から突然昭和30年代にワープしたり、と、現実には味わえない時空を超えた大旅行が楽しめるだろう。