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マインド・コントロール理論その虚構の正体: 知られざる宗教破壊運動の構図 単行本 – 1996/6/1

3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

統一教会の会員であり研究者である著者が、アメリカでおこっている数多くのカルト宗教への訴訟の判例を取り上げ、そのほとんどが教団の勝訴に終わっていることを述べ、統一教会の布教の正当性を主張する本。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光言社 (1996/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 275ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4876560498
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4876560493
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 スティーヴン・ハッサンの「マインド・コントロールの恐怖」(浅見定雄訳1993)を批判的に検証し、彼自身がマインド・コントロールと同じ手法をとっている点や、また、一部の成功した例だけを取り上げているが多くは失敗している点、特定の宗教に対する攻撃的意図がある点、その他論理的な矛盾点を指摘している。 
 アメリカでも日本でも、信教の自由は憲法で保証されている。それを勝手に他人や宗教破壊運動を推進する学者たちに否定され、強制的にディプログラミングされ、そのことによって精神的に障害を追ってしまうというのは、いったいどちらがカルト的と言えるか分からない。 
 
 カルトの問題について知りたいと思えば、マインド・コントロールとはなんぞやというのはまず気になるところ。無知だった自分はマスメディア的な浅い理解しかできていなかったことに気づけた。 
 マインド・コントロールの技術というものが実際にあり、CIA等で研究されてきたのは事実だとしても、カルトや宗教団体におけるマインド・コントロールの問題は、日本社会ではとても短絡的な認識が共有されているように思う。 
 すでに20年上前から欧米では学会でも宗教界でも否定されている。正直にいうと、この本にもバイアスがかかっていないかどうかは心配なのだけど、取り上げられている事例や事実関係は本当だろう。 
 
 オウム事件などに見られるように、しばしばカルトや宗教団体は社会と対立することがある。信者とその家族も対立する。しかし、だからカルトや宗教団体は潰せばよい、というのはあまりにも短絡的であろう。人権を度外視して介入し、信者の人生を奪うことは許されない。 
 健全な信仰とはいったいなんであろうか。私自身、過去に世間ではカルトと称される団体との関わりがあったり、オウム事件その後の裁判などを見ていたりして、これは時間的にも空間的にも広く捉えなければいけない問題だと感じている。 
 
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