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ブルーインク・ストーリー: 父・安西水丸のこと 単行本(ソフトカバー) – 2021/4/21

4.5 5つ星のうち4.5 24個の評価

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商品の説明

著者について

故・安西水丸氏長女。エッセイスト、絵本作家。大学卒業後、新聞社等勤務を経て執筆活動を始める。作品に絵本『安西水丸のどうぶつパシャパシャ』(安西水丸と共著)、私家版『さざ波の記憶』。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2021/4/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/4/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 168ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103539518
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103539513
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.2 x 1.5 x 19.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 24個の評価

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ブルーインクで描かれた絵画、シックな文章
3 星
ブルーインクで描かれた絵画、シックな文章
 「ブルーインク・ストーリー 父・安西水丸のこと(安西カオリ 新潮社)を読み終えました。 安西水丸さんのダブルエスプレッソ、海辺の記憶、ニューヨーク、スリップウェアなどに纏わる思い出を語る安西水丸さんのご息女によって書かれた「父・安西水丸のこと」は、イラストレーターとしてだけではなく作家としての血脈が継承されているようで何故か凄いなと思ったり、ほっとしたりもしました。文章がシンプルで、すっきりしていて、過不足がない。それは、シックということだと思います。そんな文章が書きたいと思いながら、書けたためしがありません。 翻訳スリラーばかりを読んで、心が荒んでしまいそうになりかけた時、安西水丸さんの優しいブルーインクで描かれた絵画を見ていると「森林限界」を越えて稜線に到達した時に吹く風のような柔らかさを感じることができます。 また、私はアメリカのフォーク・アート紀行、「アトランタの案山子、アラバマのワニ」が愛読書ですので、安西水丸さんが「フォーク・アート」と出会う件は、とても興味深く読ませていただきました。(因みに、飽くまで私見ですが、スノードームが美しく描かれた映画は「アメリ」だと思います。) 自転車が好きだったという安西水丸さんを想いながら、家にあった一枚の絵を「写真」にして。
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上位レビュー、対象国: 日本

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5つ星のうち3.0 ブルーインクで描かれた絵画、シックな文章
2021年4月24日に日本でレビュー済み
 「ブルーインク・ストーリー 父・安西水丸のこと(安西カオリ 新潮社)を読み終えました。
 安西水丸さんのダブルエスプレッソ、海辺の記憶、ニューヨーク、スリップウェアなどに纏わる思い出を語る安西水丸さんのご息女によって書かれた「父・安西水丸のこと」は、イラストレーターとしてだけではなく作家としての血脈が継承されているようで何故か凄いなと思ったり、ほっとしたりもしました。文章がシンプルで、すっきりしていて、過不足がない。それは、シックということだと思います。そんな文章が書きたいと思いながら、書けたためしがありません。
 翻訳スリラーばかりを読んで、心が荒んでしまいそうになりかけた時、安西水丸さんの優しいブルーインクで描かれた絵画を見ていると「森林限界」を越えて稜線に到達した時に吹く風のような柔らかさを感じることができます。
 また、私はアメリカのフォーク・アート紀行、「アトランタの案山子、アラバマのワニ」が愛読書ですので、安西水丸さんが「フォーク・アート」と出会う件は、とても興味深く読ませていただきました。(因みに、飽くまで私見ですが、スノードームが美しく描かれた映画は「アメリ」だと思います。)

 自転車が好きだったという安西水丸さんを想いながら、家にあった一枚の絵を「写真」にして。
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