英検1級の英作文がどうにもうまく書くことが出来なかった時に、たまたま知ったこの本を読んだおかげで、それまでの英作文の壁が一気に取り払われたと感じた。
特に「伝わる英語のクライテリア」にある6項目はまさに目からウロコが落ちる感じで、これ以降の英作文の幅が大幅に広がった。本当に感謝してもしきれないほどの良書だ。
ただ読み手を選ぶのも事実。allow,cause,enableなどの使い方は敢えて説明がなく、これらはすでに知っていなくてはなかなか先に進めないと思う。 英検2級くらいからだといいのかもしれない。
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究極の英語ライティング 単行本(ソフトカバー) – 2018/9/15
遠田 和子
(著),
岩渕 デボラ (英文校閲)
(その他)
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★「英語らしく書く」を極めたい人のために
「英語らしい英語」を書けるようになりたい人のための英語ライティング本です。近年、英語ライティングではわかりやすく簡潔に書くことが重視されていますが、「わかりやすい英語」と「英語らしい英語」は似ているようで、全く別物。日本人にとってわかりやすい英語が、ネイティブから見ると曖昧でわかりにくいということはよくあります。本書の実践的な演習と解説を通して、明快で簡潔な伝わる英語を書くコツを身につけましょう。
「英語らしい英語」を書けるようになりたい人のための英語ライティング本です。近年、英語ライティングではわかりやすく簡潔に書くことが重視されていますが、「わかりやすい英語」と「英語らしい英語」は似ているようで、全く別物。日本人にとってわかりやすい英語が、ネイティブから見ると曖昧でわかりにくいということはよくあります。本書の実践的な演習と解説を通して、明快で簡潔な伝わる英語を書くコツを身につけましょう。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社研究社
- 発売日2018/9/15
- 寸法14.8 x 1.8 x 21 cm
- ISBN-104327430927
- ISBN-13978-4327430924
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商品の説明
著者について
■遠田 和子(えんだ・かずこ) 日英翻訳者、翻訳学校講師。青山学院大学文学部英米文学科卒業。 著書に『Google英文ライティング』(講談社)、『英語「なるほど! 」ライティング』、『あいさつ・あいづち・あいきょうで3倍話せる英会話』(講談社、岩渕デボラと共著)などがある。訳書に Love from the Depths―The story of Tomihiro Hoshino(立風書房)、 Rudolf and Ippai Attena(講談社、共訳)など。
■岩渕 デボラ(いわぶち・でぼら) 日英翻訳者、エディター、群馬県立女子大学講師。
■岩渕 デボラ(いわぶち・でぼら) 日英翻訳者、エディター、群馬県立女子大学講師。
登録情報
- 出版社 : 研究社 (2018/9/15)
- 発売日 : 2018/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 226ページ
- ISBN-10 : 4327430927
- ISBN-13 : 978-4327430924
- 寸法 : 14.8 x 1.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19位英作文
- - 174位言語学 (本)
- - 671位その他の語学・教育関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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日英翻訳者、ライター。翻訳、英語技術プレゼン、英語ディベートの講師もしています。趣味は読書、旅行、クラシックバレエ。
http://www.wordsmyth.jp
Facebook & Twitter: WordSmyth英語ラボ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見難解な英文に見えても、必ず、時制→主語→述語(動詞)の順で文の要素を決定していくことで、端的に文章を書くことが容易になる。(読んでみたまとめ)
また、そのような文章を書くための技術を上記以外にも教えてくれているので、英作文に関して9割完璧になれると思う。
フレーズ暗記ではなく、型(フレーズを除く)を学ぶという英作文の基礎を築くこともできるので、ガチで良い本だと思うよ。
また、そのような文章を書くための技術を上記以外にも教えてくれているので、英作文に関して9割完璧になれると思う。
フレーズ暗記ではなく、型(フレーズを除く)を学ぶという英作文の基礎を築くこともできるので、ガチで良い本だと思うよ。
2018年12月2日に日本でレビュー済み
著者は日英翻訳者。著者の2007年刊の『
英語「なるほど!」ライティング―通じる英文への15ステップ
』(講談社インターナショナル)を読んで、大変勉強させてもらったことをよく覚えています。
この回の書も、日本人の英作文に共通してみられるクセを矯正して、英語らしい明確で力強い文章を書くためのヒントが満載されています。以下にその内容をいくつか列挙しておきます。
【It構文やthere 構文ではなく、真の主語を探して能動態の文章に書き直す】
×There is a possibility that there will be isolated thunderstorms in Tokyo tomorrow afternoon.
◎Tokyo may get isolated thunderstorms tomorrow afternoon.
【無生物主語を使って原因や理由を表す】
接続詞becauseを使わずに説明するのに有効。動詞にgive, cause, bring, allow, makeなどを使う。
A shortage of butter resulted in a huge demand for imports.
The teacher’s presence in the classroom prevented the two boys from fighting.
The 20th century saw/witnessed great progress in medicine.
【弱い動詞よりも強い動詞を】
×Oil prices decreased suddenly in a large amount.
◎Oil prices plunged.
×His comment was harsh.
◎His comment stung.
×The boy looked at the girl behind the tree.
◎The boy gazed/glared/stared at the girl behind the tree.
【言葉の燃費をあげる】
×Since it raind yesterday, we couldn’t go on a picnic.
◎Our picnic was rained out yesterday.
×It is safe to say that Shakespeare is the most famous writer of English literature.
◎Shakespeare is arguably the most famous writer of English literature.
According to some reportsよりもreportedly。I hope thatよりもHopefully。
【否定的な言葉よりも肯定的な言葉を】
not presentよりもabsent。
not go to sleepよりもstay awake。
in order not to よりもto avoid。
is not able to refuseよりもhave to accept。have no~よりもbe free of ~。
-----------------------
ひとつだけ気になる記述がありました。
*10頁:「20世紀」をThe 20th centuryと記しています。語尾の「th」が数字「20」の右肩にのってしまっています。著者はワードを使って原稿を書いたと思われますが、マイクロソフトのワードはオートフォーマット機能を解除しておかないまま英語の序数を打つと語尾が右肩に自動的に上がってしまうのです。これはスペイン語やフランス語の序数の場合は一般的な記述方法ですが、英語の場合は意味がありません。
-----------------------
以下の類書を紹介しておきます。何かの参考になれば幸いです。
◆ウィリアム・A・ヴァンス『 ドクター・ヴァンスの ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100 』(ダイヤモンド社)
:『究極の英語ライティング』第3章が「強い動詞を選ぶ」ことを推奨しています。この『ドクター・ヴァンスの ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』はその強い動詞と弱い動詞を比較検討して詳解する一冊です。
例えば、
△「reduce」よりも、<刃物で物理的に物を切断する>という強いイメージを喚起させる「cut」。
(例文)The city plans to cut pollution by thirty percent.
△使われ過ぎの感が強い「try」よりも「aim」。
(例文)We aim to finish by December.
△厚かましく響く「emphasize」よりも、話題にスポットライトを当てるように「highlight」。
(例文)I want to highlight our company’s experience in manufacturing.
こんな具合に納得いく換言法ばかりが100も取り上げられています。
◆三浦順治『 ネイティヴ並みの「英語の書き方」がわかる本 』(創拓社出版)
:日本人が書く英語の文章とネイティブが書くそれとの違いを実にわかりやすい形で比較検証して、日本人読者がネイティブにとってより明快な英文を書くにはどうしたらよいかを解説してくれています。
△教育歴の高くなるほどネイティブはandやbutという接続詞の使用頻度が減る傾向にある。
△英語におけるmatureな(「大人の」)センテンスは、ある程度の長さを持ち、たっぷりとした情報量を含むものでなければならない。ぶつ切りの短いセンテンスの連続は、正しいセンテンスであってもmatureであるとの印象は与えず、説得力にも欠けたものとなる。
△英語圏の人の文章に比べて日本人の文章は「これは誰が責任を負うべきだろうか」とか「なぜそれは必要だろうか」のようにwho, what, how, whyなどの疑問詞を用いた疑問文の使用が多い。
◆スティーヴン・キング『 書くことについて 』(小学館文庫)
:『究極の英語ライティング』の中で遠田氏は「I believe the road to hell is paved with adverbs.」というキングの言葉を紹介しています。キングは自身の著『書くことについて』でも「副詞の多用は、自分の文章が明快でなく、言いたいことがよく伝わらないのではないかという書き手の恐れを示すもの」と記しています。
◆ウィリアム・ストランク『 英語文章ルールブック 』(荒竹出版)
:1919年にアメリカのコーネル大学で英語を教えていたストランク教授が『The Elements of Style』という冊子を書いて講義に使っていました。そのストランク先生の授業に出席していた学生E・B・ホワイトが1957年に『The Elements of Style』を復刻出版し、その第3版(1985年)に翻訳出版したのがこの『英語文章ルールブック』です。多少古くなっている部分もあるものの、以下のように『究極の英語ライティング』でも踏襲されていることが書かれています。
△文章は名詞と動詞で書くこと。形容詞や副詞で書かない。立派な文章に迫力と色彩を与えるのは名詞と動詞であって、それを助ける形容詞や副詞ではない。
△文が力強くなるときには、文が短くなる。簡潔は迫力の副産物である。
スティーヴン・キングも『 死の舞踏: 恐怖についての10章 』(ちくま文庫)で以下のように記しています。
「『英語文章ルールブック』をひもとくと、良い文章を書くためのルールその十三に、たった一言、『無駄な語を省く』とある。」(『死の舞踏:』184頁)
◆ベン・ブラット『 数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで 』(DU BOOKS)
:この書は、著名な作家たちがsleepilyやirritably、sadlyといった-ly型の副詞をどのくらいの頻度で使っているかをコンピュータで調べ上げていきます。 -ly型副詞は、文脈で明らかにするべきところを、単語ひとつで読者にばらしてしまうことになり、だからこそsuddenlyのような副詞は差し控えるべきだというのです。 著者の調査結果によれば、ヘミングウェイは確かに-ly型副詞の使用頻度は低い(1万語につき80回)ものの、J・K・ローリングスなどは1万語につき140回と多めだということが判明します。そして様々なトップ100リストに選出されたような書の-ly型副詞の使用頻度を見ると、確かに使用頻度が少ない書ほど優秀作品とみなされる場合が多いのだとか。
◆佐藤ヒロシ『 実は知らない英文法の真相75 』(プレイス)
:英語は既知情報より未知情報を後に置く傾向があり、itは代名詞ですから既知情報であり、末尾に来るのはおかしい。だからこそgive it upはgive up itと言うと不自然に聞こえる。こんな具合に英文を書く場合に「既知情報」か「未知情報」かを常に判断することが大切だということは、『究極の英語ライティング』の第5章STEP1「情報の新旧を見極める」でも詳解されています。
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この回の書も、日本人の英作文に共通してみられるクセを矯正して、英語らしい明確で力強い文章を書くためのヒントが満載されています。以下にその内容をいくつか列挙しておきます。
【It構文やthere 構文ではなく、真の主語を探して能動態の文章に書き直す】
×There is a possibility that there will be isolated thunderstorms in Tokyo tomorrow afternoon.
◎Tokyo may get isolated thunderstorms tomorrow afternoon.
【無生物主語を使って原因や理由を表す】
接続詞becauseを使わずに説明するのに有効。動詞にgive, cause, bring, allow, makeなどを使う。
A shortage of butter resulted in a huge demand for imports.
The teacher’s presence in the classroom prevented the two boys from fighting.
The 20th century saw/witnessed great progress in medicine.
【弱い動詞よりも強い動詞を】
×Oil prices decreased suddenly in a large amount.
◎Oil prices plunged.
×His comment was harsh.
◎His comment stung.
×The boy looked at the girl behind the tree.
◎The boy gazed/glared/stared at the girl behind the tree.
【言葉の燃費をあげる】
×Since it raind yesterday, we couldn’t go on a picnic.
◎Our picnic was rained out yesterday.
×It is safe to say that Shakespeare is the most famous writer of English literature.
◎Shakespeare is arguably the most famous writer of English literature.
According to some reportsよりもreportedly。I hope thatよりもHopefully。
【否定的な言葉よりも肯定的な言葉を】
not presentよりもabsent。
not go to sleepよりもstay awake。
in order not to よりもto avoid。
is not able to refuseよりもhave to accept。have no~よりもbe free of ~。
-----------------------
ひとつだけ気になる記述がありました。
*10頁:「20世紀」をThe 20th centuryと記しています。語尾の「th」が数字「20」の右肩にのってしまっています。著者はワードを使って原稿を書いたと思われますが、マイクロソフトのワードはオートフォーマット機能を解除しておかないまま英語の序数を打つと語尾が右肩に自動的に上がってしまうのです。これはスペイン語やフランス語の序数の場合は一般的な記述方法ですが、英語の場合は意味がありません。
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以下の類書を紹介しておきます。何かの参考になれば幸いです。
◆ウィリアム・A・ヴァンス『 ドクター・ヴァンスの ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100 』(ダイヤモンド社)
:『究極の英語ライティング』第3章が「強い動詞を選ぶ」ことを推奨しています。この『ドクター・ヴァンスの ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』はその強い動詞と弱い動詞を比較検討して詳解する一冊です。
例えば、
△「reduce」よりも、<刃物で物理的に物を切断する>という強いイメージを喚起させる「cut」。
(例文)The city plans to cut pollution by thirty percent.
△使われ過ぎの感が強い「try」よりも「aim」。
(例文)We aim to finish by December.
△厚かましく響く「emphasize」よりも、話題にスポットライトを当てるように「highlight」。
(例文)I want to highlight our company’s experience in manufacturing.
こんな具合に納得いく換言法ばかりが100も取り上げられています。
◆三浦順治『 ネイティヴ並みの「英語の書き方」がわかる本 』(創拓社出版)
:日本人が書く英語の文章とネイティブが書くそれとの違いを実にわかりやすい形で比較検証して、日本人読者がネイティブにとってより明快な英文を書くにはどうしたらよいかを解説してくれています。
△教育歴の高くなるほどネイティブはandやbutという接続詞の使用頻度が減る傾向にある。
△英語におけるmatureな(「大人の」)センテンスは、ある程度の長さを持ち、たっぷりとした情報量を含むものでなければならない。ぶつ切りの短いセンテンスの連続は、正しいセンテンスであってもmatureであるとの印象は与えず、説得力にも欠けたものとなる。
△英語圏の人の文章に比べて日本人の文章は「これは誰が責任を負うべきだろうか」とか「なぜそれは必要だろうか」のようにwho, what, how, whyなどの疑問詞を用いた疑問文の使用が多い。
◆スティーヴン・キング『 書くことについて 』(小学館文庫)
:『究極の英語ライティング』の中で遠田氏は「I believe the road to hell is paved with adverbs.」というキングの言葉を紹介しています。キングは自身の著『書くことについて』でも「副詞の多用は、自分の文章が明快でなく、言いたいことがよく伝わらないのではないかという書き手の恐れを示すもの」と記しています。
◆ウィリアム・ストランク『 英語文章ルールブック 』(荒竹出版)
:1919年にアメリカのコーネル大学で英語を教えていたストランク教授が『The Elements of Style』という冊子を書いて講義に使っていました。そのストランク先生の授業に出席していた学生E・B・ホワイトが1957年に『The Elements of Style』を復刻出版し、その第3版(1985年)に翻訳出版したのがこの『英語文章ルールブック』です。多少古くなっている部分もあるものの、以下のように『究極の英語ライティング』でも踏襲されていることが書かれています。
△文章は名詞と動詞で書くこと。形容詞や副詞で書かない。立派な文章に迫力と色彩を与えるのは名詞と動詞であって、それを助ける形容詞や副詞ではない。
△文が力強くなるときには、文が短くなる。簡潔は迫力の副産物である。
スティーヴン・キングも『 死の舞踏: 恐怖についての10章 』(ちくま文庫)で以下のように記しています。
「『英語文章ルールブック』をひもとくと、良い文章を書くためのルールその十三に、たった一言、『無駄な語を省く』とある。」(『死の舞踏:』184頁)
◆ベン・ブラット『 数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで 』(DU BOOKS)
:この書は、著名な作家たちがsleepilyやirritably、sadlyといった-ly型の副詞をどのくらいの頻度で使っているかをコンピュータで調べ上げていきます。 -ly型副詞は、文脈で明らかにするべきところを、単語ひとつで読者にばらしてしまうことになり、だからこそsuddenlyのような副詞は差し控えるべきだというのです。 著者の調査結果によれば、ヘミングウェイは確かに-ly型副詞の使用頻度は低い(1万語につき80回)ものの、J・K・ローリングスなどは1万語につき140回と多めだということが判明します。そして様々なトップ100リストに選出されたような書の-ly型副詞の使用頻度を見ると、確かに使用頻度が少ない書ほど優秀作品とみなされる場合が多いのだとか。
◆佐藤ヒロシ『 実は知らない英文法の真相75 』(プレイス)
:英語は既知情報より未知情報を後に置く傾向があり、itは代名詞ですから既知情報であり、末尾に来るのはおかしい。だからこそgive it upはgive up itと言うと不自然に聞こえる。こんな具合に英文を書く場合に「既知情報」か「未知情報」かを常に判断することが大切だということは、『究極の英語ライティング』の第5章STEP1「情報の新旧を見極める」でも詳解されています。
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2019年7月4日に日本でレビュー済み
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分かりやすく無駄のない英文を書くためのルール、コツはたしかにその通りという事が並んでいます。また、著者が書かれたお手本の文章も見事で、こうなりたいなあという気持ちにはさせてくれます。
ただ、難を言うなら、事例が少なすぎます。例えば、曖昧な動詞を選択し前後を形容詞や副詞で塗り固める表現より、ズバリの動詞一語で書き切るのが美しいに決まっています。しかし、その動詞がなかなか見つけられないからみんな苦しんでいます。ズバリの動詞の一覧表とか、探すための手法であるとか、レベルを上げてゆくためのもう少し丁寧な指南があれば最高でした。
ただ、難を言うなら、事例が少なすぎます。例えば、曖昧な動詞を選択し前後を形容詞や副詞で塗り固める表現より、ズバリの動詞一語で書き切るのが美しいに決まっています。しかし、その動詞がなかなか見つけられないからみんな苦しんでいます。ズバリの動詞の一覧表とか、探すための手法であるとか、レベルを上げてゆくためのもう少し丁寧な指南があれば最高でした。
2021年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に良く要点が整理されており、かつ読みやすい本だと思う。スムーズに伝わる英語の基準として、トピックが文頭、強い動詞を使う、言葉の燃費を高める等6つを設定し、これに照らして、作った英文の良否を評価しており、大変明快である。また、日本語の語順を変えずそのまま訳した例題が必ずあり、どこがダメでではどうすれば良いかが的確に示されている。ついやってしまいがちな表現もこうすればより英語らしく、締まった表現となるかを教えてくれる。2018年初版で2020年には第3刷を重ねており、評価の高さを物語っていると思う。
2020年5月22日に日本でレビュー済み
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対象:TOEIC700点以上の方が適当
英語の文章を読むには苦労しないが、いざ自分でメールや資料を作成するとなると引き出しが少なく、
時間がかかる方におすすめな内容です。
ポイント :助長な文章ではなく、より自然な英語でシンプルに伝わりやすい例文が具体的に示されています。
これらをストックとして真似していくことが上達の早道だと感じます。
これから英語の文章を仕事や勉強で作文する機会が増える方に是非おすすめします。
「究極」とタイトルはすこし気が引けますが、充分中級者から取り組める内容です。
英語の文章を読むには苦労しないが、いざ自分でメールや資料を作成するとなると引き出しが少なく、
時間がかかる方におすすめな内容です。
ポイント :助長な文章ではなく、より自然な英語でシンプルに伝わりやすい例文が具体的に示されています。
これらをストックとして真似していくことが上達の早道だと感じます。
これから英語の文章を仕事や勉強で作文する機会が増える方に是非おすすめします。
「究極」とタイトルはすこし気が引けますが、充分中級者から取り組める内容です。
2019年10月6日に日本でレビュー済み
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ライティングの基礎が網羅されており、独学の教材として最適。
2020年8月22日に日本でレビュー済み
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英語を書く上で重要なポイントが、体系的に説明されています。購入して本当によかったです。皆さんにもお薦めしたいです。