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堀部安兵衛(上) (新潮文庫) 文庫 – 1999/11/30
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再び味わいたい、池波正太郎の世界。
「高田の馬場の決闘」、そして「忠臣蔵」で名を馳せた伝説的英雄。
いいわけ無用に生きる気質。池波正太郎がほれこんだ男の、痛快無比な一代記。
昭和40年、「新潟日報」等の地方紙ばかりでなく、
海外の邦字紙「ハワイ報知」「羅府新報」(ロサンゼルス)「パウリスタ新聞」(ブラジル)等にも同時連載された名作。
十四歳の春、越後・新発田藩の家来中山弥次右衛門の一人息子、安兵衛は、行きずりの山伏に「いまの世に剣をとって進むとき、おそらく安兵衛どのは短命であろう」と断言される。泰平の世に厳しい剣術の鍛練を強いる父を憎んですらいた彼は、もとより力による争いごとより学問を好んでいた。が、濡れ衣による父の非業の自死を見届けた瞬間から、「短命」への歯車は、静かに回りはじめた……。
著者の言葉
彼(安兵衛)の一代について、まだまだ書かれていないことが多い……というよりも、私にとって意欲をそそる素材が充満している。
安兵衛は十四歳で孤児となった。それからの長い流浪(るろう)ののちに、剣士としてばかりでなく、学問のうえでもりっぱな男になった彼が、その人生の途上においてめぐり会う男、女たちの群像とともに、私は安兵衛と彼が生き抜いた「時代」を描いていくつもりです。いつかは一度――と思っていた男だけに私はいま非常にはりきっている。
(連載にあたっての〔作者のことば〕、本書下巻解説より)
本文冒頭より
安兵衛は、成人してからも、 「あの日のことだけは、まるで、絵草紙を一枚一枚めくってでも見るように、はっきりとおぼえている」
親友の細井次郎(じろ)太夫(だゆう)だけには、折にふれて言い出したものである。
あの日、というのは……天和三年三月二十五日のことで、安兵衛は、まだ前髪もとれていない少年であった。(略)
「起きろ! 目の玉が病みついてしまうぞ」
父のはげしい一喝をあびせかけられ、雪の日も雨の朝もかまわず庭へ引き出されて、
「稽古は朝めし前にかぎるのじゃ」……(「その日」)
池波正太郎(1923-1990)
東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。
- 本の長さ528ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/11/30
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101156808
- ISBN-13978-4101156804
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/11/30)
- 発売日 : 1999/11/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 528ページ
- ISBN-10 : 4101156808
- ISBN-13 : 978-4101156804
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,835位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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武士として愚直に生きる安兵衛の生き様やいさぎよし。
筆者は、要領だけの良い者、イエスマンが跋扈し、「私の前に道はない。私の上に道はある。」と言わんばかりの上昇志向の世渡り上手だけが生き残る末期症状の管理社会をなげきつつも、安兵衛始めどの登場人物もディテールに深みを与えているので、一人一人にリアリティーがあり、一気に読ませます。
下巻が楽しみです。
父親の中山弥次右衛門の身に事件が起こる、安兵衛十四歳の時から物語は始まる。
上巻では、越後 新発田藩から江戸へ、悩み傷つき成長していく安兵衛二十三歳までの青春時代が描かれる。
安兵衛をいろいろな形で支える人たちが魅力的に描かれ、自然と安兵衛の持つ魅力にハマってしまう。
二大事件が起こる前の流浪時代の上巻からとても楽しめた。
人間として未熟なまま世に放り出され、人の人情によって助けだされた安兵衛は、報恩の剣を振るう。
池波さん独特のエンターテイメントにより始まりから終わりまで存分に楽しめます。
「おれの足音」と合わせて買いです。
本書は上巻ですが、すぐに下巻を読みたくなるので併せて下巻も購入することをお勧めします。