おばあちゃんを亡くし、一人暮らしをしているおじいちゃんの家に遊びに来た孫。おじいちゃんはどうしていっしょにくらさないの?と疑問に思いながら、おじいちゃんと一緒に銭湯へ連れて行ってもらう。
その途中、魚屋さんや、八百屋さんなど下町の知り合いに声をかけられ、楽しそうにやりとりするおじいちゃん。銭湯の中でも知り合いと世間話に花を咲かせる。
帰り際「おじいちゃんひとりぼっちじゃないんだね」と孫が言うと、「そうだなあ」とおじいちゃんは楽しそうに言った。
この本を初めて読んだとき、少しほろりとした。自分も下町育ちで子どもの頃銭湯に行っていたし、おばあちゃんや年老いた母のことを思いだし、なんだか切ない気持ちになった。じっさい下町ではこういうやりとりがあり、よく分かるのだが、子どもには子どもの受け取り方があると思う。今時珍しい銭湯を題材にしているところは、親世代にとってはなつかしい。
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おじいちゃんのまち 単行本 – 1989/11/1
野村 たかあき
(著)
となりまちでひとりぐらしのぼくのおじいちゃん。ひとりぼっちでさびしくないのかな?どうしてぼくたちのところにきて、いっしょにくらさないんだろう。おじいちゃんのまちには、なにかひみつがあるのかな?
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1989/11/1
- ISBN-104061296809
- ISBN-13978-4061296800
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1989/11/1)
- 発売日 : 1989/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4061296809
- ISBN-13 : 978-4061296800
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,629,728位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99,595位絵本・児童書 (本)
- - 101,073位アート・建築・デザイン (本)
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