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「延命効果」「生活の質」で選ぶ。 最新 がん・部位別治療事典 Kindle版
がん治療をうける意味は、いまの生活を1日でも長く維持するためであり、生きるため。闘病に苦しんだ結果、延命効果がないなんて患者の立場としては許せない。
にもかかわらず、現代の医療は「治療をすることが目的」になりがちで、がんは消えたが命も奪われる事態になりがちだ。
本書は、日本で行われる標準治療を解説のうえ、「延命効果」と「生活の質を下げない」ためには何を選ぶべきかが明確にわかる1冊。
がん治療専門医である近藤誠医師が「この本は、僕のがん本の集大成!」と胸を張る自信作。
がんの部位別にまとめられているため、自分が知りたいことを、調べやすいのも特徴。
いずれのがん種も、最新治療について解説しているので、現在自分がかかっている病院の治療方針が最善かどうかもわかる。
著者である近藤医師は「悪性リンパ腫」の標準治療になっている、3種類の抗がん剤を組み合わせた「CHOP療法」を、1981年に日本に初導入したほか、「乳がん」の標準治療になっている「乳房温存療法」を1983年に導入した、がん治療の専門医。
近藤医師がいままであまり説明してこなかった、「抗がん剤で治る可能性があるがん種」などについても説明。
「抗がん剤で治らないがん種」であっても、何をすれば延命効果があり、生活の質を下げずに過ごせるかをわかりやすく紹介。
にもかかわらず、現代の医療は「治療をすることが目的」になりがちで、がんは消えたが命も奪われる事態になりがちだ。
本書は、日本で行われる標準治療を解説のうえ、「延命効果」と「生活の質を下げない」ためには何を選ぶべきかが明確にわかる1冊。
がん治療専門医である近藤誠医師が「この本は、僕のがん本の集大成!」と胸を張る自信作。
がんの部位別にまとめられているため、自分が知りたいことを、調べやすいのも特徴。
いずれのがん種も、最新治療について解説しているので、現在自分がかかっている病院の治療方針が最善かどうかもわかる。
著者である近藤医師は「悪性リンパ腫」の標準治療になっている、3種類の抗がん剤を組み合わせた「CHOP療法」を、1981年に日本に初導入したほか、「乳がん」の標準治療になっている「乳房温存療法」を1983年に導入した、がん治療の専門医。
近藤医師がいままであまり説明してこなかった、「抗がん剤で治る可能性があるがん種」などについても説明。
「抗がん剤で治らないがん種」であっても、何をすれば延命効果があり、生活の質を下げずに過ごせるかをわかりやすく紹介。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2020/4/9
- ファイルサイズ16901 KB
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商品の説明
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
近藤/誠
1948年生まれ。1973年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、その後、同医学部講師となる。2014年に定年退職。2012年、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により、「第60回菊池寛賞」を受賞。2013年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究セカンドオピニオン外来」を開設し、膨大な患者の悩みに寄り添い、また講演、執筆活動に多忙な日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1948年生まれ。1973年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、その後、同医学部講師となる。2014年に定年退職。2012年、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により、「第60回菊池寛賞」を受賞。2013年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究セカンドオピニオン外来」を開設し、膨大な患者の悩みに寄り添い、また講演、執筆活動に多忙な日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
がんの発生部位別に日本で行われている標準治療を紹介し、「延命効果」や「生活の質」に配慮して最も有効と考えられる、治療法や対処法を示します。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
近藤 誠
1948年生まれ。1973年慶応義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、その後、同医学部講師となる。2014年に定年退職。
2012年「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を一般の人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により、「第60回菊池寛賞」を受賞。2013年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所セカンドオピニオン外来」を開設し、膨大な患者の悩みに寄り添い、また講演、執筆活動に多忙な日々を送る。著書に、ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『患者よ、がんと闘うな』(文春文庫)、『医者の大罪』(SB新書)ほか多数。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1948年生まれ。1973年慶応義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、その後、同医学部講師となる。2014年に定年退職。
2012年「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を一般の人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により、「第60回菊池寛賞」を受賞。2013年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所セカンドオピニオン外来」を開設し、膨大な患者の悩みに寄り添い、また講演、執筆活動に多忙な日々を送る。著書に、ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『患者よ、がんと闘うな』(文春文庫)、『医者の大罪』(SB新書)ほか多数。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B086JV9FJ5
- 出版社 : 講談社 (2020/4/9)
- 発売日 : 2020/4/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 16901 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 449ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,791位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,765位家庭医学・健康 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月23日に日本でレビュー済み
レポート
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ぜひ読んでみてください。私も乳がん患者ですが、とても参考になりました。
役に立った
2023年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
標準治療と近藤先生解説が各病名毎にあり、医療の現状と治療被害に合わないための対策がわかりやすい。
『転移する性質のある本物の癌』と、
『転移することがない放置してよい癌』。
転移する本物の癌の場合、そもそも100年200年平気で生きるように人間の身体はできていないのだと受け入れていく。
できるだけ身体を痛めない治療で、いつも通りの生活ができるようにする。大切な人と過ごす時間や、好きなこと・楽しいことをする時間を増やす。
そのために近藤先生解説はとても助かる。
解説を参考に、一生懸命考えて担当の先生に話すと、意向を受け止めてもらえてきたのがありがたい。
近藤先生はお父様がお医者さんだったので、生まれた時から医療業界を経験されていた。
癌の標準治療を超える、自然の産物である人間の身体に対していかに治療をすすめていくのが最善かという、近藤先生のきめ細かな見解を超えられる人はいないのではないだろうか。
一般のお医者さんは、大学で標準治療を学びそれを忠実に実践していくところからスタートしていくのだろうから、近藤先生の見解までたどりつき受け入れていくには相当の時間と精神的な鍛錬が必要なのではないだろうか。
『転移しない放置してもよい癌』は健診などで見つけられてしまうそうだ。その場合治療する必要がないのに、手術や抗がん剤治療が施されてしまうのなら不運以外の何ものでもない。
癌の場合、「早期発見・早期治療」は全くよろしくないようだ。
(すい臓癌については健診でも重篤なものが見つかるらしい。本書参照)
癌を宣告されると、本当に慌ててしまいすぐ治療を決断してしまいがちだが、慌てずよく癌を知ることが最初だ。癌治療事典や近藤先生の数々の著書がたいへん参考になる。
癌自体が毒を出したり致命傷を与えるわけではない、身体機能を阻害するところに増大することで徐々に生命に影響を与える結果になるということで、慌てる必要はない。
癌治療について学ぶ時間はある。
一人一人癌の状態は違うので、患者側からの学びは大事だ。
『転移する性質のある本物の癌』と、
『転移することがない放置してよい癌』。
転移する本物の癌の場合、そもそも100年200年平気で生きるように人間の身体はできていないのだと受け入れていく。
できるだけ身体を痛めない治療で、いつも通りの生活ができるようにする。大切な人と過ごす時間や、好きなこと・楽しいことをする時間を増やす。
そのために近藤先生解説はとても助かる。
解説を参考に、一生懸命考えて担当の先生に話すと、意向を受け止めてもらえてきたのがありがたい。
近藤先生はお父様がお医者さんだったので、生まれた時から医療業界を経験されていた。
癌の標準治療を超える、自然の産物である人間の身体に対していかに治療をすすめていくのが最善かという、近藤先生のきめ細かな見解を超えられる人はいないのではないだろうか。
一般のお医者さんは、大学で標準治療を学びそれを忠実に実践していくところからスタートしていくのだろうから、近藤先生の見解までたどりつき受け入れていくには相当の時間と精神的な鍛錬が必要なのではないだろうか。
『転移しない放置してもよい癌』は健診などで見つけられてしまうそうだ。その場合治療する必要がないのに、手術や抗がん剤治療が施されてしまうのなら不運以外の何ものでもない。
癌の場合、「早期発見・早期治療」は全くよろしくないようだ。
(すい臓癌については健診でも重篤なものが見つかるらしい。本書参照)
癌を宣告されると、本当に慌ててしまいすぐ治療を決断してしまいがちだが、慌てずよく癌を知ることが最初だ。癌治療事典や近藤先生の数々の著書がたいへん参考になる。
癌自体が毒を出したり致命傷を与えるわけではない、身体機能を阻害するところに増大することで徐々に生命に影響を与える結果になるということで、慌てる必要はない。
癌治療について学ぶ時間はある。
一人一人癌の状態は違うので、患者側からの学びは大事だ。
2022年8月29日に日本でレビュー済み
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近藤誠氏の訃報を聞いて、初めて同氏の著書を買った時のことを思い出した。
もう20年以上前になると思うが、『がんは切れば治るのか』という著書だった。
当時、知人ががんの手術を受けたのに亡くなったのを見て何かもやもやしていた私の胸にこのタイトルが実にストンと落ちたのを今でも覚えている。
がんの手術は人工的な大怪我だと言ったのは近藤氏だが、この発言は客観的には事実だ。患者は大きな肉体的精神的負担を強いられるのだから、その手術が有意義と評価されるためには、がんの治癒か延命効果か、患者に何がしかの明確なメリットがなければならないのは当然だろう。
その点がないがしろにされて治癒効果或いは延命効果があるのかないのかわからないが、「がんは切除」という治療方針が決まっているからとにかく手術するというのが、当時のがん治療の現状ではなかったか。
後年の近藤氏は、現代医療を片端から否定するかのような主張もしていたが、それらが正しいのかどうかは私にはわからない。
だが、少なくとも、手術偏重に陥っていた当時のがん治療のあり方に一石を投じた功績は高く評価されるべきであると思う。
近藤氏が繰り返し指摘した人気アナウンサーの受けたがん手術は、今では多くの外科医が疑問視しているという。
医師である(ここが大事)近藤氏が声を上げなかったら、患者にどのようなメリットがあったのかわからないあのような手術がその後も普通に行われていたかも知れない。
もう20年以上前になると思うが、『がんは切れば治るのか』という著書だった。
当時、知人ががんの手術を受けたのに亡くなったのを見て何かもやもやしていた私の胸にこのタイトルが実にストンと落ちたのを今でも覚えている。
がんの手術は人工的な大怪我だと言ったのは近藤氏だが、この発言は客観的には事実だ。患者は大きな肉体的精神的負担を強いられるのだから、その手術が有意義と評価されるためには、がんの治癒か延命効果か、患者に何がしかの明確なメリットがなければならないのは当然だろう。
その点がないがしろにされて治癒効果或いは延命効果があるのかないのかわからないが、「がんは切除」という治療方針が決まっているからとにかく手術するというのが、当時のがん治療の現状ではなかったか。
後年の近藤氏は、現代医療を片端から否定するかのような主張もしていたが、それらが正しいのかどうかは私にはわからない。
だが、少なくとも、手術偏重に陥っていた当時のがん治療のあり方に一石を投じた功績は高く評価されるべきであると思う。
近藤氏が繰り返し指摘した人気アナウンサーの受けたがん手術は、今では多くの外科医が疑問視しているという。
医師である(ここが大事)近藤氏が声を上げなかったら、患者にどのようなメリットがあったのかわからないあのような手術がその後も普通に行われていたかも知れない。
2023年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かりやすく がん
の大まかなところがほぼ 理解できた 素人に分かりやすく説明されていてとても良い本でした
の大まかなところがほぼ 理解できた 素人に分かりやすく説明されていてとても良い本でした
2020年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
がんになった患者や家族は切望する。
生活の質(QOL)を落とさずに、できるだけ長く生きたい、と。
しかし「標準治療」は、ほとんどベルトコンベアだ。
いまそこにあるがんを切って、抗がん剤を打つ流れ作業。
医者は患者ではなくパソコンを見て、治療の仕分けをする。
まわりや著名人を見ると、元気だった人が
がんの治療を始めたとたん、やつれ果て、
苦しみぬき、たちまち亡くなる例が多すぎてゾッとする。
「医療の進歩でがんは治る病気になった」
「5年生存率がまた伸びた」と
ハデにPRされるのもフェイク。
1947年から実に73年、日本人の
がん死亡率は上がりっぱなし。もう40年以上も、
がんは国民の死因のトップで、
3人に1人ががん死している。
本物のがんは、全く治せていないのでは…。
近藤医師は、血液がんを除く
がんの9割を占める「固形がん」について
つらい自覚症状がないなら治療しない
「がん放置療法」を提唱する。
それが最も苦しまず、QOL(生活の質)を落とさず
ラクに長生きする対処法と。
数万人の臨床経験と
膨大なエビデンスに照らして
手術や抗がん剤治療の問題点をあぶりだし、
最もラクに長生きできるがん治療を
ブレずに40年追求してきた。
本書は460ページにわたる、集大成。
ほぼすべてのがん種を網羅している。
「がんとは何か」「がんの転移能力」
「がんが暴れるということ」などの基礎知識から入り、
「抗がん剤で治る可能性のあるがん種」
「抗がん剤では治らないがん種」に分けて
部位別にきめこまかく解説。
再発・転移への対処法も、85ページにわたる。
目次、見出しを挙げると
・がんの発生部位別に、
「延命効果」や「生活の質」に配慮して、
最も有効と考えられる治療法や対処法を示します。
・治療方針を決めるのは、患者さんの権利。
・CTを1回撮るごとに、「発がん率」が16%上昇する。
・よく知らないまま治療をしない。
・余命宣告は真っ赤なウソ。
・転移しないがん「がんもどき」。
・「本物のがん」の可能性が高いサイン。
・抗がん剤“有効”に「治る」という意味は無い。
・がんは縮小するが、命も縮む
…苛酷な「標準治療」の生存率。
・日本は「副作用の死亡率」が高い。
・オプジーボ比較試験の虚偽。
・「抗がん剤で縮小してから」提案は無視。
・古い習わしの「リンパ節の郭清」。
・有名病院ほど死にやすい。
・「手術」はがんが暴れ出すきっかけに。
・ 過剰な線量照射による「がん再発」。
・放置が長生きの秘訣。
・胃の出口閉塞に有効な「ステント術」。
・「ホルモン療法」はなるべく遅くに始める。
・「定期検査」を勧める理由は、経済目的。
・がん治療によって「呼吸不全」になる。
どのページでもいい、数行だけでも読んだら
がんの世界観が一変すると思う。
がん放置療法のエビデンスと、放置患者の体験談を
近藤医師は今までに
膨大な著書や、youtubeチャンネルの動画で
詳しく示しているが、しろうととしては
「放置」と言われると、
宙に投げ出されるような心もとなさがあった。
体験談も
「でも、個人差がありそうだ」という気がして。
この『事典』で
ほぼ全がん種の道しるべができた。
がんを放置して迷ったとき
本書を開けば
ステージや症状に応じた
対処法がわかる。
がんの治療に踏み出す前に…
標準治療に殺される前に
必ず読みたいバイブル。
生活の質(QOL)を落とさずに、できるだけ長く生きたい、と。
しかし「標準治療」は、ほとんどベルトコンベアだ。
いまそこにあるがんを切って、抗がん剤を打つ流れ作業。
医者は患者ではなくパソコンを見て、治療の仕分けをする。
まわりや著名人を見ると、元気だった人が
がんの治療を始めたとたん、やつれ果て、
苦しみぬき、たちまち亡くなる例が多すぎてゾッとする。
「医療の進歩でがんは治る病気になった」
「5年生存率がまた伸びた」と
ハデにPRされるのもフェイク。
1947年から実に73年、日本人の
がん死亡率は上がりっぱなし。もう40年以上も、
がんは国民の死因のトップで、
3人に1人ががん死している。
本物のがんは、全く治せていないのでは…。
近藤医師は、血液がんを除く
がんの9割を占める「固形がん」について
つらい自覚症状がないなら治療しない
「がん放置療法」を提唱する。
それが最も苦しまず、QOL(生活の質)を落とさず
ラクに長生きする対処法と。
数万人の臨床経験と
膨大なエビデンスに照らして
手術や抗がん剤治療の問題点をあぶりだし、
最もラクに長生きできるがん治療を
ブレずに40年追求してきた。
本書は460ページにわたる、集大成。
ほぼすべてのがん種を網羅している。
「がんとは何か」「がんの転移能力」
「がんが暴れるということ」などの基礎知識から入り、
「抗がん剤で治る可能性のあるがん種」
「抗がん剤では治らないがん種」に分けて
部位別にきめこまかく解説。
再発・転移への対処法も、85ページにわたる。
目次、見出しを挙げると
・がんの発生部位別に、
「延命効果」や「生活の質」に配慮して、
最も有効と考えられる治療法や対処法を示します。
・治療方針を決めるのは、患者さんの権利。
・CTを1回撮るごとに、「発がん率」が16%上昇する。
・よく知らないまま治療をしない。
・余命宣告は真っ赤なウソ。
・転移しないがん「がんもどき」。
・「本物のがん」の可能性が高いサイン。
・抗がん剤“有効”に「治る」という意味は無い。
・がんは縮小するが、命も縮む
…苛酷な「標準治療」の生存率。
・日本は「副作用の死亡率」が高い。
・オプジーボ比較試験の虚偽。
・「抗がん剤で縮小してから」提案は無視。
・古い習わしの「リンパ節の郭清」。
・有名病院ほど死にやすい。
・「手術」はがんが暴れ出すきっかけに。
・ 過剰な線量照射による「がん再発」。
・放置が長生きの秘訣。
・胃の出口閉塞に有効な「ステント術」。
・「ホルモン療法」はなるべく遅くに始める。
・「定期検査」を勧める理由は、経済目的。
・がん治療によって「呼吸不全」になる。
どのページでもいい、数行だけでも読んだら
がんの世界観が一変すると思う。
がん放置療法のエビデンスと、放置患者の体験談を
近藤医師は今までに
膨大な著書や、youtubeチャンネルの動画で
詳しく示しているが、しろうととしては
「放置」と言われると、
宙に投げ出されるような心もとなさがあった。
体験談も
「でも、個人差がありそうだ」という気がして。
この『事典』で
ほぼ全がん種の道しるべができた。
がんを放置して迷ったとき
本書を開けば
ステージや症状に応じた
対処法がわかる。
がんの治療に踏み出す前に…
標準治療に殺される前に
必ず読みたいバイブル。
2023年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて癌が発見された方や、まだ癌になっていない方も必読の書だと思います。自分の姉をまず最初に実験台にして乳房全摘手術を試行して、現在の癌の標準治療の問題点を癌の部位別に解説しています。
2023年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
癌治療に対するひとつの方向性としては、良本だと思う。代替治療を全否定している点では、大いに疑問が残った。私としては、期待が大きすぎたせいか、あまり評価しない。