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住まいの基本を考える 単行本 – 2019/4/25

4.3 5つ星のうち4.3 60個の評価

商品の説明

著者について

堀部安嗣(ほりべ・やすし)
建築家、京都造形芸術大学大学院教授。1967年、神奈川県横浜市生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事した後、1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、〈牛久のギャラリー〉で吉岡賞を受賞。2016年、〈竹林寺納骨堂〉で日本建築学会賞(作品)を受賞。2017年、設計を手がけた客船〈guntû(ガンツウ)〉が就航。同年、「堀部安嗣展 建築の居場所」(TOTOギャラリー・間)開催。作品集に『堀部安嗣の建築 form and imagination』(TOTO出版)、『堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集』(平凡社)。主な著書に『建築を気持ちで考える』(TOTO出版)、共著に『書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』(新潮社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2019/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 128ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103352922
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103352921
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.4 x 1.2 x 21.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 60個の評価

著者について

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堀部 安嗣
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今だけ・金だけ・自分だけの現代だからこそ、読むべき普遍的な住宅論
5 星
今だけ・金だけ・自分だけの現代だからこそ、読むべき普遍的な住宅論
堀部氏が、立ち向かっていったテーマは、ある意味現代においては、非常に困難なテーマである。資本主義と情報社会の進展で、人間が何千年とかけて洗練されてきた街と暮らしの在り方が、ここ数十年の間で、利己主義で刹那的に塗り替えてしまったからだ。しかし、時代に左右されない基本というものがあるはずだと、「ベーシック」な住まいの在り方が展開されている。そしてもう一つのキーワードが「パッシブデザイン」である。詳しくは書で確認していただきたい。この書の一番心を打つ箇所は、東洋的思想に裏付けされた、利他の思想である。「資本主義経済が、利己的に、ここ数十年間の短期間で、社会を大きく塗り替えてしまっている。多様性がもたらされたように見えても、実は画一的で平面的な商売の損得勘定から作られるようになった」ことを嘆いている。「変えるべきこと」と「変えなくていいこと」を整理せず、急速に進んできた日本の問題に切り込みます。大東建託・レオパレスに見るサブリースの問題や、街を食い荒らすミニ開発の分譲住宅を見ていると、現在の住宅産業は、外来種の害虫のように、「今だけ 金だけ 自分だけ」のことしか考えていないように強く感じる。こうした現代の建築のありように、静かな怒りを言葉の中に込めていることに大いに共感できる。「根本的な実感を伴わず、自己中心的な考えのものは自滅する道しかない」あわただしく変わりゆく社会だからこそ、建築こそはじっと動かず、人間の記憶と五感とを集約したものとして存在しなければならない。住まいは暮らしのベースであるからこそ、時空を超えた人間の活動そのものの基本を学び、当たり前なことを当たり前に、まっとうに積み上げていった総和であるべきだと言いたいのであろう。氏の思想は普遍的である。 と、こんな感じのレビューでまとめると 難しい本に思われるかもしれませんが、まったく違います。本書は一般の方を想定して書かれているし、写真とプランが豊富にあることと、文章も比較的、平易なであるので、これから住宅をと考えている、一般の読者に広く読んでいただきたい一冊である。
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月16日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月15日に日本でレビュー済み
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2019年6月11日に日本でレビュー済み
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2020年3月11日に日本でレビュー済み
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2019年4月26日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 今だけ・金だけ・自分だけの現代だからこそ、読むべき普遍的な住宅論
2019年4月26日に日本でレビュー済み
堀部氏が、立ち向かっていったテーマは、ある意味現代においては、非常に困難なテーマである。
資本主義と情報社会の進展で、人間が何千年とかけて洗練されてきた街と暮らしの在り方が、
ここ数十年の間で、利己主義で刹那的に塗り替えてしまったからだ。

しかし、時代に左右されない基本というものがあるはずだと、「ベーシック」な住まいの在り方が展開されている。

そしてもう一つのキーワードが「パッシブデザイン」である。

詳しくは書で確認していただきたい。

この書の一番心を打つ箇所は、東洋的思想に裏付けされた、利他の思想である。

「資本主義経済が、利己的に、ここ数十年間の短期間で、社会を大きく塗り替えてしまっている。多様性がもたらされたように見えても、実は画一的で平面的な商売の損得勘定から作られるようになった」ことを嘆いている。

「変えるべきこと」と「変えなくていいこと」を整理せず、急速に進んできた日本の問題に切り込みます。

大東建託・レオパレスに見るサブリースの問題や、
街を食い荒らすミニ開発の分譲住宅を見ていると、
現在の住宅産業は、外来種の害虫のように、「今だけ 金だけ 自分だけ」のことしか考えていないように強く感じる。

こうした現代の建築のありように、静かな怒りを言葉の中に込めていることに大いに共感できる。

「根本的な実感を伴わず、自己中心的な考えのものは自滅する道しかない」

あわただしく変わりゆく社会だからこそ、建築こそはじっと動かず、
人間の記憶と五感とを集約したものとして存在しなければならない。

住まいは暮らしのベースであるからこそ、
時空を超えた人間の活動そのものの基本を学び、当たり前なことを当たり前に、
まっとうに積み上げていった総和であるべきだと言いたいのであろう。

氏の思想は普遍的である。

 と、こんな感じのレビューでまとめると 難しい本に思われるかもしれませんが、
まったく違います。本書は一般の方を想定して書かれているし、

写真とプランが豊富にあることと、文章も比較的、平易なであるので、これから住宅をと考えている、一般の読者に広く読んでいただきたい一冊である。
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58人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年9月8日に日本でレビュー済み
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年6月13日に日本でレビュー済み
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tk
5つ星のうち1.0 汚れがある商品が配送された
2020年6月13日に日本でレビュー済み
見たらすぐ気付ける汚れなのにそのまま配送されている。チェック機能が働いてないのが問題
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2019年5月29日に日本でレビュー済み
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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