この本は、日常的なメモ取りがいかにして創造的なアウトプットにつながるかを探求した、実用的で革新的な一冊です。著者は、メモをただの記録の手段ではなく、アイデアの生成と整理、そして発展のプラットフォームとして位置づけ、その技術と戦略を詳細に解説しています。
本書では、メモの取り方一つ一つに焦点を当て、どのようにして情報を効果的に処理し、記憶に定着させるかを科学的に説明。さらに、メモを用いて思考を深め、問題解決のアプローチをどのように改善するかについても具体的な方法が提供されています。
特に印象的なのは、著者が提唱する「アクティブメモテクニック」です。このテクニックでは、読んだ内容や聞いた情報をただ記録するのではなく、それに対する自分の反応や考えを積極的にメモに追加することで、より深い理解と記憶の定着を促します。また、このプロセスが創造的なアウトプットへと自然に繋がる様子が、多くの実例とともに説明されています。
本書はまた、デジタルとアナログの両方のメモ取り手法を網羅しており、それぞれの手法の利点と適用シナリオをバランス良く提示しています。これにより、読者は自分の生活や仕事のスタイルに最適なメモ戦略を見つけることができます。
『TAKE NOTES!』は、個人の生産性を高めるだけでなく、知識の吸収とアウトプットの質を向上させるための重要な手法を提供しています。学生からプロフェッショナル、日常の生活で情報を効率的に管理したいすべての人々にとって、この本は大きな価値があります。メモを通じて自己の能力を最大限に引き出したいと考えている人にとって、星5つの評価に値する一冊です。
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TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる 単行本 – 2021/10/14
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★一日3枚のメモで十分! ★
★メモはとればとるほど財産になる★
★世界トップクラスの学者、ビジネスパーソン、クリエイター、作家が使っているメモ術を知る★
58冊の本と、数百本の論文という、大量の執筆をしたニクラス・ルーマンという社会学者がいます。彼の著作のクオリティはずばぬけていて、専門分野以外でも古典的名著になっています。
どうしてそんなことができたのか?
その答えは、彼が編み出したツェッテルカステンというメモ術にあります。
ツェッテルカステンのすばらしいところは、自分オリジナルの考えが自然とたまっていくところ。「自分の言葉でメモをとる」など、いくつかのコツがありますが、そのおかげで、メモが独自の理論になっていくのです。それらは「ちょっとしたひらめき」などではなく、大きなアイデアになるので、本数冊分なども書こうと思えばラクラク書けるほどになります。
しかも、アイデアだけではなく裏づけとなるデータも、メモの中にきちんとおさまっているので、アウトプットをするときに面倒なことも少なくなります。 何か新しいアイデアを思いつきたいとき、ブレインストーミングをしたり、うんうんうなったりする必要はもうありません。メモを見ればいいだけです。
真にクリエイティブになる方法をぜひ試してください!
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真にクリエイティブになる方法をぜひ試してください!
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2021/10/14
- ISBN-104296000411
- ISBN-13978-4296000418
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商品の説明
出版社からのコメント
目次
・メモをとれば、偉大なアウトプットができる
・優秀な人ほど、新しいアイデアを生むのに苦労する理由
・優秀な人は、そもそも他人より扱う情報が多い
・メモ術はシンプルなものがいちばん
・あらゆるジャンルの、あらゆる情報を駆使した本も書ける
・メモはあなただけの財産になる
・メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「清書」がある
・メモは、「考えること」を最大限にアシストする
・「メモ」はただ貯めておくだけだと意味がない
・「重要なメモ」と「重要ではないメモ」をきちんと区別する
・「特定のプロジェクトだけ」にこだわらない
・永久保存版のメモは「自分の言葉で書く」からこそ価値が出る
・白紙からは何も生まれない
・ツェッテルカステンを使うと、書くテーマが多すぎて困るほどになる
「それを本当に理解しているか」はすべてメモでわかる
・「思い出す」ことは、理解していないとできない
・読書メモは「元の本の意味をできるだけ忠実に」あなたの言葉で書きとめる
・優秀な人は、本に載っていない内容を心にとめながら読書している
・メモには「なぜだろうか」という視点が大事
・ブレーンストーミングよりツェッテルカステンの方がアイデアを生む
・自分の関心事を追うと、テーマの路線も自然に変更できる
・何かあるたびにペンをとる習慣をつけよう
・メモをとれば、偉大なアウトプットができる
・優秀な人ほど、新しいアイデアを生むのに苦労する理由
・優秀な人は、そもそも他人より扱う情報が多い
・メモ術はシンプルなものがいちばん
・あらゆるジャンルの、あらゆる情報を駆使した本も書ける
・メモはあなただけの財産になる
・メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「清書」がある
・メモは、「考えること」を最大限にアシストする
・「メモ」はただ貯めておくだけだと意味がない
・「重要なメモ」と「重要ではないメモ」をきちんと区別する
・「特定のプロジェクトだけ」にこだわらない
・永久保存版のメモは「自分の言葉で書く」からこそ価値が出る
・白紙からは何も生まれない
・ツェッテルカステンを使うと、書くテーマが多すぎて困るほどになる
「それを本当に理解しているか」はすべてメモでわかる
・「思い出す」ことは、理解していないとできない
・読書メモは「元の本の意味をできるだけ忠実に」あなたの言葉で書きとめる
・優秀な人は、本に載っていない内容を心にとめながら読書している
・メモには「なぜだろうか」という視点が大事
・ブレーンストーミングよりツェッテルカステンの方がアイデアを生む
・自分の関心事を追うと、テーマの路線も自然に変更できる
・何かあるたびにペンをとる習慣をつけよう
著者について
Sonke Ahrens(ズンク・アーレンス)
教育・社会科学分野の作家・研究者であり、現在はドイツのデュースブルク・エッセン大学暫定教授。また、執筆やコーチング、講演も行う。バンコクに住み、2年ほどアジアを旅する。
メモをとることで、読書や思考をより楽しんでおり、その結果をさまざまな出版物にしている。著作に『Experiment and Exploration:Forms of World-Disclosure』 (Springer)がある。
二木 夢子(ふたき・ゆめこ)
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立。訳書に『OKR――シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』(日経BP)、『Creative Selection――Apple 創造を生む力』(サンマーク出版)、『オリンピック全史』(共訳、原書房)、『EMPOWERED――普通のチームが並外れた製品を生み出すプロダクトリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。
教育・社会科学分野の作家・研究者であり、現在はドイツのデュースブルク・エッセン大学暫定教授。また、執筆やコーチング、講演も行う。バンコクに住み、2年ほどアジアを旅する。
メモをとることで、読書や思考をより楽しんでおり、その結果をさまざまな出版物にしている。著作に『Experiment and Exploration:Forms of World-Disclosure』 (Springer)がある。
二木 夢子(ふたき・ゆめこ)
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立。訳書に『OKR――シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』(日経BP)、『Creative Selection――Apple 創造を生む力』(サンマーク出版)、『オリンピック全史』(共訳、原書房)、『EMPOWERED――普通のチームが並外れた製品を生み出すプロダクトリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2021/10/14)
- 発売日 : 2021/10/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4296000411
- ISBN-13 : 978-4296000418
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,059位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 517位仕事術・整理法
- - 22,902位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
「メモ」は、あなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツールだ
私は、毎日、数十枚のメモを書き散らすメモ魔です。メモの重要性を説く『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』(ズンク・アーレンス著、二木夢子訳、日経BP)には、▶メモはとればとるほど、財産になる▶必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」▶「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール▶メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる▶メモをとることは「考え」「覚える」教養にもなる▶メモをとることは最高に学ぶことでもある▶メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく――など、メモ魔の私が大きく頷いてしまうことが書かれています。ただし、本格的な論文や書物を執筆する研究者や著作家を対象としているせいか、本書が薦める具体的な技法はいささか専門的で煩雑なので、このとおり実行できる人は限られるのではないでしょうか。そこで、私のようなレヴェルの人間にもできる部分だけを摘まみ食いしてみましょう。●1枚のアイデアには1枚の紙を使います。書くのは片面だけです。●メモに固定の番号を振るという方法で整理します。番号には意味がなく、それぞれのメモを識別するためだけに振られています。コメント、修正、追加など、新しいメモがすでにあるメモに関係しているか、直接言及している場合は、そのメモの直後に追加します。既存のメモが「22」なら、それに関連すると思った新しいメモは「23」になるわけです。もし「23」がすでにあれば、「22a」と枝番を振ります。このように、数字と文字にスラッシュやコンマを併用すれば、思考の連なりをいくつでも枝分かれさせることができます。●メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「永久保存版のメモ」がある。▶日常生活で、「走り書きのメモ」を書きます。頭に浮かぶあらゆるアイデアをとらえるために、何かを書き留めるものを常にもっておきましょう。▶「文献メモ」を書きます。これは、何かを読むたびにとるメモです。忘れたくないことや、自分の思考、跡で文章に使いたいことなどを書き留めます。▶「走り書きのメモ」と「文献メモ」をひととおり見て、自分自身の研究、思考、興味にどのように関係してくるかを考えながら内相を整理して書き直します。この「永久保存版のメモ」は、すでに入っているメモを見ることで簡単にできます。▶「永久保存版のメモ」を箱に収めます。
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2024年3月9日に日本でレビュー済み
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ドイツの著名な社会学者であるニクラス・ルーマンが用いたツェッテルカステンというカードを用いた情報管理法について解説したものです。ルーマンは生涯で58冊の著書と膨大な遺稿を残しました。その生産性を支えたのがツェッテルカステンです。現代、ZettelkastenはObsidianというアプリに結実しました。ノートにメモをとるツールです。
一つのノート自体はプレーンなテキストファイルです。それにマークダウン記号を付加していくことでテキストを修飾したり階層性を持たせたりします(※範囲選択して右クリックしてメニューから選ぶ操作です)。最大の特徴はノート間にリンクを貼る機能でキーワードを で括ることでリンクが生成されます。括るとアンダーラインに表示が変わりますのでそれをクリックしますと該当のキーワードをタイトルとしたノートが新規作成されるという仕組みです。これでノート間にリンクが張り巡らされネットワーク状の構造を持つことになります。
ルーマンは膨大な紙のカードで情報を管理していましたが、現在ではソフトウェア上で実現できるようになりました。かなり敷居が下がったと思われます。
著者及びルーマンはメモはそれが書かれた文脈とは異なる文脈で意味を持つことがあるとしています。それに気づくことが創造性に繋がるという主張です。
また、創造性はIQの高低とは相関関係にないとしています(※IQ120以上の場合かもしれません)。
本書で強調されるのはメモをとる際、自分の言葉で書き直すことです。丸写しは否定されます。書き直すことが理解に繋がるという主張です。
実際そうだと思います。ただ、例えば法律ですと自分の言葉で置き換えることが難しく感じられます。
本書は主に卒論や博士論文の執筆を想定して書かれています。早い段階でツェッテルカステンの技法を取り入れれば生産性を上げ創造性を発揮することが可能になると主張している訳です。
Obsidianを試用してみますと、パソコンスキルの高い人向けという印象です。筆者はよりシンプルな類似のWEBサービスであるScrapboxを利用しています。
ルーマンの著作を読んだことがありますが、非常に晦渋で筆者にはとても理解できる内容ではありませんでした。その点で引っかかりは感じます。
一つのノート自体はプレーンなテキストファイルです。それにマークダウン記号を付加していくことでテキストを修飾したり階層性を持たせたりします(※範囲選択して右クリックしてメニューから選ぶ操作です)。最大の特徴はノート間にリンクを貼る機能でキーワードを で括ることでリンクが生成されます。括るとアンダーラインに表示が変わりますのでそれをクリックしますと該当のキーワードをタイトルとしたノートが新規作成されるという仕組みです。これでノート間にリンクが張り巡らされネットワーク状の構造を持つことになります。
ルーマンは膨大な紙のカードで情報を管理していましたが、現在ではソフトウェア上で実現できるようになりました。かなり敷居が下がったと思われます。
著者及びルーマンはメモはそれが書かれた文脈とは異なる文脈で意味を持つことがあるとしています。それに気づくことが創造性に繋がるという主張です。
また、創造性はIQの高低とは相関関係にないとしています(※IQ120以上の場合かもしれません)。
本書で強調されるのはメモをとる際、自分の言葉で書き直すことです。丸写しは否定されます。書き直すことが理解に繋がるという主張です。
実際そうだと思います。ただ、例えば法律ですと自分の言葉で置き換えることが難しく感じられます。
本書は主に卒論や博士論文の執筆を想定して書かれています。早い段階でツェッテルカステンの技法を取り入れれば生産性を上げ創造性を発揮することが可能になると主張している訳です。
Obsidianを試用してみますと、パソコンスキルの高い人向けという印象です。筆者はよりシンプルな類似のWEBサービスであるScrapboxを利用しています。
ルーマンの著作を読んだことがありますが、非常に晦渋で筆者にはとても理解できる内容ではありませんでした。その点で引っかかりは感じます。
2024年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我流Obsidianに限界を感じて手に取った。
他の方がすでに書いている通り、メモの継ぎ接ぎのようなセクションが続いて嫌気が差すが、冒頭の数セクションがあまりに有益なので早速ワークフローを組み始めた。
とはいえ、つぎはぎ部分も本としてはゴミだけど、出典はきちんと明記されて意外なことが書いてあったりして、蘊蓄集だと思えばまあまあ楽しめる気もする。
他の方がすでに書いている通り、メモの継ぎ接ぎのようなセクションが続いて嫌気が差すが、冒頭の数セクションがあまりに有益なので早速ワークフローを組み始めた。
とはいえ、つぎはぎ部分も本としてはゴミだけど、出典はきちんと明記されて意外なことが書いてあったりして、蘊蓄集だと思えばまあまあ楽しめる気もする。
2022年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むまで我流でZettelkastenのようなやり方を試していました。そのやり方は思いついたメモをとにかく箱にためていくやり方で、この本で真面目な人がやりがちな落とし穴だと書かれていたものでした笑。
走り書きと文献メモと永久保存版のメモを区別して、永久保存版のメモを書くときに繋がりを意識する。
やることはシンプルですが、背景を理解していないと自分のように落とし穴にはまってしまうことも事実だと思います。
この本はそんなシンプルだが奥深いZettelkastenのやり方を背景からしっかりと説明してくれる貴重な本だと思います。
走り書きと文献メモと永久保存版のメモを区別して、永久保存版のメモを書くときに繋がりを意識する。
やることはシンプルですが、背景を理解していないと自分のように落とし穴にはまってしまうことも事実だと思います。
この本はそんなシンプルだが奥深いZettelkastenのやり方を背景からしっかりと説明してくれる貴重な本だと思います。
2021年12月31日に日本でレビュー済み
私は、毎日、数十枚のメモを書き散らすメモ魔です。メモの重要性を説く『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』(ズンク・アーレンス著、二木夢子訳、日経BP)には、
▶メモはとればとるほど、財産になる
▶必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」
▶「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール
▶メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる
▶メモをとることは「考え」「覚える」教養にもなる
▶メモをとることは最高に学ぶことでもある
▶メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく
――など、メモ魔の私が大きく頷いてしまうことが書かれています。
ただし、本格的な論文や書物を執筆する研究者や著作家を対象としているせいか、本書が薦める具体的な技法はいささか専門的で煩雑なので、このとおり実行できる人は限られるのではないでしょうか。そこで、私のようなレヴェルの人間にもできる部分だけを摘まみ食いしてみましょう。
●1枚のアイデアには1枚の紙を使います。書くのは片面だけです。
●メモに固定の番号を振るという方法で整理します。番号には意味がなく、それぞれのメモを識別するためだけに振られています。コメント、修正、追加など、新しいメモがすでにあるメモに関係しているか、直接言及している場合は、そのメモの直後に追加します。既存のメモが「22」なら、それに関連すると思った新しいメモは「23」になるわけです。もし「23」がすでにあれば、「22a」と枝番を振ります。このように、数字と文字にスラッシュやコンマを併用すれば、思考の連なりをいくつでも枝分かれさせることができます。
●メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「永久保存版のメモ」がある。▶日常生活で、「走り書きのメモ」を書きます。頭に浮かぶあらゆるアイデアをとらえるために、何かを書き留めるものを常にもっておきましょう。▶「文献メモ」を書きます。これは、何かを読むたびにとるメモです。忘れたくないことや、自分の思考、跡で文章に使いたいことなどを書き留めます。▶「走り書きのメモ」と「文献メモ」をひととおり見て、自分自身の研究、思考、興味にどのように関係してくるかを考えながら内相を整理して書き直します。この「永久保存版のメモ」は、すでに入っているメモを見ることで簡単にできます。▶「永久保存版のメモ」を箱に収めます。
▶メモはとればとるほど、財産になる
▶必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」
▶「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール
▶メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる
▶メモをとることは「考え」「覚える」教養にもなる
▶メモをとることは最高に学ぶことでもある
▶メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく
――など、メモ魔の私が大きく頷いてしまうことが書かれています。
ただし、本格的な論文や書物を執筆する研究者や著作家を対象としているせいか、本書が薦める具体的な技法はいささか専門的で煩雑なので、このとおり実行できる人は限られるのではないでしょうか。そこで、私のようなレヴェルの人間にもできる部分だけを摘まみ食いしてみましょう。
●1枚のアイデアには1枚の紙を使います。書くのは片面だけです。
●メモに固定の番号を振るという方法で整理します。番号には意味がなく、それぞれのメモを識別するためだけに振られています。コメント、修正、追加など、新しいメモがすでにあるメモに関係しているか、直接言及している場合は、そのメモの直後に追加します。既存のメモが「22」なら、それに関連すると思った新しいメモは「23」になるわけです。もし「23」がすでにあれば、「22a」と枝番を振ります。このように、数字と文字にスラッシュやコンマを併用すれば、思考の連なりをいくつでも枝分かれさせることができます。
●メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「永久保存版のメモ」がある。▶日常生活で、「走り書きのメモ」を書きます。頭に浮かぶあらゆるアイデアをとらえるために、何かを書き留めるものを常にもっておきましょう。▶「文献メモ」を書きます。これは、何かを読むたびにとるメモです。忘れたくないことや、自分の思考、跡で文章に使いたいことなどを書き留めます。▶「走り書きのメモ」と「文献メモ」をひととおり見て、自分自身の研究、思考、興味にどのように関係してくるかを考えながら内相を整理して書き直します。この「永久保存版のメモ」は、すでに入っているメモを見ることで簡単にできます。▶「永久保存版のメモ」を箱に収めます。
私は、毎日、数十枚のメモを書き散らすメモ魔です。メモの重要性を説く『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』(ズンク・アーレンス著、二木夢子訳、日経BP)には、
▶メモはとればとるほど、財産になる
▶必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」
▶「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール
▶メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる
▶メモをとることは「考え」「覚える」教養にもなる
▶メモをとることは最高に学ぶことでもある
▶メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく
――など、メモ魔の私が大きく頷いてしまうことが書かれています。
ただし、本格的な論文や書物を執筆する研究者や著作家を対象としているせいか、本書が薦める具体的な技法はいささか専門的で煩雑なので、このとおり実行できる人は限られるのではないでしょうか。そこで、私のようなレヴェルの人間にもできる部分だけを摘まみ食いしてみましょう。
●1枚のアイデアには1枚の紙を使います。書くのは片面だけです。
●メモに固定の番号を振るという方法で整理します。番号には意味がなく、それぞれのメモを識別するためだけに振られています。コメント、修正、追加など、新しいメモがすでにあるメモに関係しているか、直接言及している場合は、そのメモの直後に追加します。既存のメモが「22」なら、それに関連すると思った新しいメモは「23」になるわけです。もし「23」がすでにあれば、「22a」と枝番を振ります。このように、数字と文字にスラッシュやコンマを併用すれば、思考の連なりをいくつでも枝分かれさせることができます。
●メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「永久保存版のメモ」がある。▶日常生活で、「走り書きのメモ」を書きます。頭に浮かぶあらゆるアイデアをとらえるために、何かを書き留めるものを常にもっておきましょう。▶「文献メモ」を書きます。これは、何かを読むたびにとるメモです。忘れたくないことや、自分の思考、跡で文章に使いたいことなどを書き留めます。▶「走り書きのメモ」と「文献メモ」をひととおり見て、自分自身の研究、思考、興味にどのように関係してくるかを考えながら内相を整理して書き直します。この「永久保存版のメモ」は、すでに入っているメモを見ることで簡単にできます。▶「永久保存版のメモ」を箱に収めます。
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▶必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」
▶「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール
▶メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる
▶メモをとることは「考え」「覚える」教養にもなる
▶メモをとることは最高に学ぶことでもある
▶メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく
――など、メモ魔の私が大きく頷いてしまうことが書かれています。
ただし、本格的な論文や書物を執筆する研究者や著作家を対象としているせいか、本書が薦める具体的な技法はいささか専門的で煩雑なので、このとおり実行できる人は限られるのではないでしょうか。そこで、私のようなレヴェルの人間にもできる部分だけを摘まみ食いしてみましょう。
●1枚のアイデアには1枚の紙を使います。書くのは片面だけです。
●メモに固定の番号を振るという方法で整理します。番号には意味がなく、それぞれのメモを識別するためだけに振られています。コメント、修正、追加など、新しいメモがすでにあるメモに関係しているか、直接言及している場合は、そのメモの直後に追加します。既存のメモが「22」なら、それに関連すると思った新しいメモは「23」になるわけです。もし「23」がすでにあれば、「22a」と枝番を振ります。このように、数字と文字にスラッシュやコンマを併用すれば、思考の連なりをいくつでも枝分かれさせることができます。
●メモには、「走り書き」と「文献メモ」と「永久保存版のメモ」がある。▶日常生活で、「走り書きのメモ」を書きます。頭に浮かぶあらゆるアイデアをとらえるために、何かを書き留めるものを常にもっておきましょう。▶「文献メモ」を書きます。これは、何かを読むたびにとるメモです。忘れたくないことや、自分の思考、跡で文章に使いたいことなどを書き留めます。▶「走り書きのメモ」と「文献メモ」をひととおり見て、自分自身の研究、思考、興味にどのように関係してくるかを考えながら内相を整理して書き直します。この「永久保存版のメモ」は、すでに入っているメモを見ることで簡単にできます。▶「永久保存版のメモ」を箱に収めます。
このレビューの画像
2023年10月25日に日本でレビュー済み
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本書は終始一貫してメモを継ぎ接ぎして作られたような文章で書かれています。そのせいで、嫌になるほど何度も同じ内容が繰り返され、かえって内容が複雑に思えてくるほどです。
価値ある本を書くには、メモを取るだけでなく、文章の構成を練ってから書き始めることが重要なのだということを再認識させられました。
ただ、ツェッテルカステンが有用なことは十分に理解できる本です。
価値ある本を書くには、メモを取るだけでなく、文章の構成を練ってから書き始めることが重要なのだということを再認識させられました。
ただ、ツェッテルカステンが有用なことは十分に理解できる本です。
2023年3月7日に日本でレビュー済み
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この本のおおまかな目的はメモの書き方とその整理の仕方、といったところですが具体例がほぼゼロです。結局どうすればいいのか全くわかりません。一応開始2ページほど説明がありましたが、自分の頭では理解不能でした。以降延々精神論を述べてる感じ。
「ニクラス・ルーマン」という個人名と「ツェッテルカステン」という単語を別のなにかで検索したほうが有益でしょう。
「ニクラス・ルーマン」という個人名と「ツェッテルカステン」という単語を別のなにかで検索したほうが有益でしょう。
2022年5月16日に日本でレビュー済み
備忘録的なメモの取り方の本を探して読めば失望するかもしれません。この本は、そんなメモを書いても無益だという本ですから。もっと時間をかけて、自分の頭で考えろ、そのためには、こういう方法がある、と教えてくれます。
数十年前に「公表できるレベルの洞察を得る」ことを目標に実践され、成功していた方法です。そして、最新の認知科学による学習法の研究も、この方法が有効であることを示しています。
大前研一氏も、本を読んだら、読むのにかけた5倍の時間をかけて実践してみろ、そんな時間はかけられないと思うなら、そもそも読む価値が無かったのだ、という趣旨のことをどこかに書いています。
単に覚えるだけでなく、考えることの出来る人間になろう、と改めて決意。
数十年前に「公表できるレベルの洞察を得る」ことを目標に実践され、成功していた方法です。そして、最新の認知科学による学習法の研究も、この方法が有効であることを示しています。
大前研一氏も、本を読んだら、読むのにかけた5倍の時間をかけて実践してみろ、そんな時間はかけられないと思うなら、そもそも読む価値が無かったのだ、という趣旨のことをどこかに書いています。
単に覚えるだけでなく、考えることの出来る人間になろう、と改めて決意。