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報道の脳死(新潮新書) Kindle版

4.5 5つ星のうち4.5 40個の評価


出版社より

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カラオケ秘史―創意工夫の世界革命― 報道の死 フェイクニュースの見分け方
カスタマーレビュー
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【新潮新書】烏賀陽弘道 作品 知られざる「真の発明者」の存在から、原子力博士が通信カラオケを開発した事情まで。新事実続々、驚きと感動に満ちたカラオケ史の登場。 大震災、そして原発事故という事態において、大メディアの報道は陳腐で役立たずだった。「脳死状態」の原因である構造的で致命的な欠陥を鋭く指摘する。 「オピニオンは捨てよ」「主語のない文章は疑え」「妄想癖・虚言癖の特徴とは」──ポスト真実時代を生き抜くための正しい情報選別法を大公開!

商品の説明

出版社からのコメント

【抜粋】 はじめに 「3.11報道」で見えた日本の報道の問題点は何でしょうか。「ポスト3.11」という新しい時代に、報道はどんな姿になるのがいいのでしょうか。そのためには何をすればいいのでしょうか。それを議論するための一つの視点を提供すること。それが私がこの本を書く目的です。 2011年3月11日に起きたM9・0の東日本大震災。それが引き起こした巨大津波。そして福島第一原子力発電所の暴走と、放出された放射能による広範囲にわたる放射能汚染。どれひとつとっても国や社会が想定しうる最高度の甚大クライシスです。これより深刻な危機は「戦争」「大規模テロ」ぐらいしかありません。 このクライシスをまとめて「3.11危機」あるいは単に「3.11」と呼びましょう。3.11は日本という国が維持してきた様々なシステムの問題を露呈しました。東京の中央省庁、地方行政、電力業界、学界など、数が多すぎて数えきれないほどです。地震の巣のような日本の上にある原子力発電所が、実は想像以上に脆弱であること。放射能の飛散予測、住民の避難など「万一」に備えた準備をしていない、あるいはしていてもほとんど役に立たなかったこと。その多くが論者の指摘と批判を受けていますので、ここでその全部を上げることはしません。 その中でも新聞やテレビを中心とした「報道」のあまりにも惨めな醜態の数々に、被災者だけでなく、読者・視聴者は激しく落胆し、怒りました。私は福島県の被災者に聞いて回って確かめましたが、報道が機能不全を起こしたために、とるべき行動がわからないまま放射性物質に被曝する実害まで起きています。こうした「報道が本来果たすべき機能を果たさないために、国民の生命や財産が大規模に毀損されること」を、私は「報道災害」と呼んでいます(詳しくは『報道災害 原発編』〔幻冬舎新書〕をご覧ください)。 東京の都心に家族と暮らす一人の市民として、私は放射性物質の影響から避難する必要があるのかどうか、3月11日以降、必死でテレビや新聞を注視しました。しかし結果は虚しかった。いくらそこに書いてあることを丹念に読み、スクラップして情報をつなぎあわせても、逃げるべきかどうか、わからないのです。私は新聞社に17年勤めた「ニュース記事をつくる側」の人間ですが、その私でもさっぱりわからないのです。一般の人々はもっと混乱したことでしょう。 結局、外国のニュース媒体のサイトや政府機関のウエブ、ネットラジオ、果てはツイッター、フェイスブックといったSNSまで連日ぐるぐるまわりようやく「どうやら東京から危急に脱出する必要はなさそうだ」という感触を得たのです。その判断の根拠になった多くは、外国の政府やニュース、SNSで知り合ったアメリカ人やヨーロッパ人が教えてくれた情報であり、日本の新聞やテレビは「存在してもしなくても同じ」くらいに不能でした。 私たちはもう、結論を出していいのではないでしょうか。「戦争にも匹敵する危機の中、市民が命をかけた判断をするときに、判断材料として役立たない報道に何の存在価値があるのだろうか」と。「存在価値はない」と。

著者について

烏賀陽弘道(うがやひろみち) 1963(昭和38)年生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部、「AERA」編集部勤務などを経て2003年退社。以降、フリージャーナリストとして活動。著書に『カラオケ秘史』『朝日ともあろうものが』『報道災害 原発編』(共著)など。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00ASUXY3C
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2012/4/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/4/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 4324 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 145ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 40個の評価

著者について

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烏賀陽弘道
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うがや・ひろみち

1963年1月京都市生まれ。

1986年、京都大学経済学部を卒業し朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部などを経て1991年からニュース週刊誌「アエラ」編集部員。

1992~94年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院に自費留学し、軍事・安全保障論で修士号を取得。

1998~99年にアエラ記者としてニューヨークに駐在。

2003年に早期定退職。

以後フリーランスの報道記者・写真家として活動している。

http://ugaya.org/

https://note.mu/ugaya

Facebook: https://www.facebook.com/hiromichiugaya

Twitter: @hirougaya

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