お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

問いからはじまる面接構造論ー「枠」と「設定」へのまなざし (臨床心理学 第21巻第3号) 雑誌 – 2021/5/14

4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

1[総論]問いからはじまる面接構造論
特集にあたって 上田勝久

2 面接構造を基礎づける―学派間対話
治療構造論を更新する―認識論から主体化へ 山崎孝明
治療構造論の影―ユング的治療態度 大塚紳一郎
「構造」しかない認知行動療法―認知行動療法における面接構造私(試)論 田中恒彦
パンダシステムで解説するブリーフセラピーの構造 生田倫子
ナラティヴ・セラピー―認証と多声に向かう臨床構造 安達映子

3 面接構造が動くとき―「枠」の柔軟性
生活臨床の場―精神科デイケア 北岡美世香
児童虐待への危機介入―決断主義という視点から 菊池裕義
コミュニティケア―所沢市の精神保健に係る取りくみ 下平美智代
治療構造のリフレクティング―反復(タクト)でなく更新(リズム)のために 矢原隆行
プレイセラピー 廣瀬幸市

4 変わりゆく面接構造―オンライン設定の応答性
オンライン設定における心的空間の平板化と拡張 堀川聡司
オンラインCBTと対面CBTの異同 岡村優希
応用行動分析学の立場から面接構造を考える 吉野智富美
心理療法の面接構造とオンラインカウンセリングについて―統合的アプローチの立場から 西野入篤
マインドフルネスの立場から 岸本早苗

連載
治療は文化である[責任編集]森岡正芳

[第3回]回復(リカバリー)を巡る対話
―当事者と専門家の「共通言語」を求めて 信田さよ子・倉田めば
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 金剛出版 (2021/5/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/5/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 雑誌 ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4772418245
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4772418249
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.4 x 0.9 x 25.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
10グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 1回のセッションの時間枠、頻度などが、いわゆる面接構造になるのですが、カウンセリング(セラピー)が
進んでいく中で、その時々のアセスメント(見立て)にあわせてセッションを組み立てていく柔構造...入れ子の
構造になっているのが、面接構造だということを教えてくれる特集です。
 "治療構造論を更新する(山崎孝明氏)"にある東畑さんの引用にある、"うまくいった精神分析は人を不幸に
し、成功したCBTによって人が傷つくのは『治療そのものが社会的に規定される』視座が見失われたときである"は、とても身につまされる思いとともに引き締まる思いです。
 "児童虐待への危機介入(菊池裕義氏)"では、介入と通告の基本の基本を教えてもらえますし、"オンライン
設定における心的空間の平板化と拡張(堀川総司氏)"の「技術派」と「関係派」のよる違和感のちがいは、
モヤモヤと感じてきたものを整理させてくれました。
 特集全体をとおして、冒頭の上田勝久氏の"特集にあたって"にある、「山に木や石があるのではなく、木や
石が集まって山をつくっているように、まず人と人との出会いがあり、それが心理療法になっていく」という
言葉の意味やこの言葉の込められた思いが鮮明になります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート