【良い点】
・四体のボスを倒すまで何度もプレイすることになるのでリプレイ性は高い
・ダイス運、引いたカードの内容、出現したザコモンスターによってプレイ内容が変わるため、毎回違った展開になる
・雰囲気のあるアートワーク
・ギリギリ勝利、またはギリギリ敗北する展開になると非常に面白い。
【悪い点】
・とにかく難易度が高い。
・絶望的難易度なため、途中で心が折れる場合も
・運ゲー
【ゲームシステム】
ダイス運に翻弄されるゲーム。特に難易度を下げないと理不尽さすら感じさせる。
ラウンドの最後にはほぼ良くないことが起きるし、各探索者毎が毎ラウンド遭遇するイベントも失敗すると(頻繁に失敗する)やはり良くないことが起こる。
【ソロプレイ】
二人(二キャラ)よりも四人(四キャラ)でのプレイが楽しいが、そうなるとプレイ時間が四時間となってしまう。
また、敗北濃厚な展開を悟ると「投了→数時間が無駄」になってしまうこともあるので注意。
【最終評価】
良くも悪くも「複雑なすごろく」感がある。運が左右する割合がもの凄く高い。
複数人で和気あいあいとプレイするのも良いが、回数を重ねるとやっぱり「これって運ゲーだよね」という声もチラホラ聞かれた。
これはソロプレイでも同じことが言える。基本セットを遊び尽くす頃(30回は遊んだ)には、この「運ゲー」に拡張を加えても一人で付き合い続けるのは難しくなってきた(拡張を加えると難易度がさらに増すため)。
はじめた頃はソロプレイ向きだとは思ったが、今ではダイスロールの結果に一喜一憂する多人数にも向いていると思う。
最終的な感想はやや否定的になってしまったが、それでも基本セットではソロプレイを充分に楽しめたし、多人数では(メンバーを変えて)まだまだ楽しめると思う。
【遊ぶ際の心構え(笑)】
クリアを目指してはいけません。どう考えてもクリア出来ない時が多々あります。邪神を倒そうなんて滅多なことは心の奥にしまっておきましょう。
だって所詮人間なんだもん。壮大な最終目標よりも目の前の困難を処理することに全力を注ぎましょう。そして1ラウンドでも長く生き延びましょう。運が良ければ世界は救われます。
プレイヤー数 | 8人 |
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電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | ユニセックス |
メーカー推奨年齢 | 14歳以上 |
発売日 | 2014/4/26 |
製品サイズ | 30.3 x 29.9 x 7.29 cm; 2.18 kg |
ASIN | B00JJIGVVG |