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偉い人ほどすぐ逃げる (文春e-book) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 147個の評価

「このまま忘れてもらおう」作戦に惑わされない。

偉い人が嘘をついて真っ先に逃げ出し、監視しあう空気と共に「逆らうのは良くないよね」ムードが社会に蔓延。「それどころではない」のに五輪中止が即断されず、言葉の劣化はますます加速。身内に甘いメディア、届かないアベノマスクを待ち続ける私……これでいいのか?

このところ、俺は偉いんだぞ、と叫びながらこっちに向かってくるのではなく、そう叫びながら逃げていく姿ばかりが目に入る。そんな社会を活写したところ、こんな一冊に仕上がった。(「あとがき」より)

第1章 偉い人が逃げる ―忘れてもらうための政治
第2章 人間が潰される ―やったもん勝ち社会
第3章 五輪を止める ―優先され続けた祭典
第4章 劣化する言葉 ー「分断」に逃げる前に
第5章 メディアの無責任 ―まだ偉いと思っている
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B09577VW11
  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2021/5/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/5/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 980 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 246ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 147個の評価

著者について

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武田砂鉄
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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
147グローバルレーティング

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「時事殺し」という名の「爺殺し」
5 星
「時事殺し」という名の「爺殺し」
「このところ、俺は偉いんだぞ、と叫びながら向かってくるのではなく、そう叫びながら逃げていく姿ばかりが目に入る」本書が出来上がった動機を武田さんはこう書いている。まったく同感。責任は私にあると何度となく言いながら一度も責任を取らない政治家、次から次へと不祥事を繰り出して批判からの逃げ切りを図る政権与党、“開催か中止か”の議論を“1万人か5千人か”の話にすり替えて無観客開催に持ち込んだオリンピック委員会。本当にうんざりだ。「国民はすぐ忘れる」ということに味をしめた彼らは、この数年、隠蔽・改竄・論点ずらしを繰り返してきた。我々にできることは、不祥事を忘れるのでなく、繰り返し指摘してときどき蒸し返すことだ。著者はその手本として、今なお届かないアベノマスクの到着を待ち続け、いつまでも正誤表が出ない『日本国紀』について呟き続ける。本書は雑誌『文學界』の連載をまとめたものである。依頼された執筆のテーマを「爺殺し」だと思って快諾した武田さん、後から「時事殺し」と分かったそうだが、この国の上層部に蔓延り、都合が悪いとすぐ逃げる偉い人たちの顔を思い浮かべれば、早合点も致し方ないだろう。キツネやタヌキやアライグマも参戦したイタチごっこはまだまだ続くのである。
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マスメディアを通じた強い影響力がある一方で放っておいたら直ぐに忘れ去られてしまう事象の数々をこうして出版物にしてくれた出版社と著者の方には頭が下がります。
この本は実例を踏まえて詭弁をはじめとする社会工学の手法の数々を勉強できる素晴らしい本ですが、著者の方には今後もこの調子で続巻を出してくれることを期待して星5つにします。

個人的にはp.169の「読書感想文マニュアル」のことを知らなかったので面白く読ませてもらいました。幼少の頃にこれを知っていたら少しは読書感想文が得意になったのかも知れないとも思いましたが、今後Amazonにレビューを書くときにはこのマニュアルに沿った構成を心掛けた方が良さそうです。

ところで東京オリンピックについて「開会式・閉会式で「復興」を演出テーマの一つに位置付ける」(p.148)とあり思い当たるところもありますがテレビで観ていないのでコメントは控えます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度も笑ってしまうぐらい面白くって、こんな本誰がと思うぐらい痛快でした。私達が良くテレビを観ながら言っていることをいっぱい書いてあると思って読んでいましたが、最後の方は、男の人同士の言い合い合戦みたいでちょっとって思ってしまいました。
でも、印象に残ったのが偉い人を護ると偉くなれる。って、凄い世界。。良くなる訳ないかって悲観的にもなり、コロナでズタズタになった後の日本、いや世界はどうなってしまうかなも不安になりました。。。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は今や希少な「文學界」で連載されたコラムの再編版で5月に発売された武田砂鉄の時事批評本としては最新刊なのでオリンピックのグダグダまで入ってます!

聞き流して来た安部元首相の長くて退屈なスピーチを掘り下げ、学校や組織で踏みつけられる個人の価値観と権利に問題提議し、いつまでもトレンドチェンジさせない老人達が仕切る社会の不自由さに切り込む!
マスコミ&ネットで無意識に使われている言葉を意識化することで、国民を舐めまくった政治と官公庁の傲慢さが分かって来て読み進むとだんだん腹が立ってくる!

危機管理が隠蔽体質と自己保身に使う偉い人を対象に深夜のファミレスで培われた武田砂鉄の落ち着いた目線と新鮮な言葉が巧みにぶちこまれる!
情報量も多くお買い得。
ヤンキーも学生も、これは読んだ方がいい!
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安倍晋三から始まる嘘の世界。
都合の悪いことは全て隠蔽、税金はお小遣い。
本当に社会を変えるために知るべきことが沢山書かれてる。必読の一冊
44人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の世の中を鮮明に描いている!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年7月11日に日本でレビュー済み
内容・評価
 本書は『文學界』に連載された「時事殺し」を、テーマごとにまとめたものである。

 以前レビュアーは『芸能人寛容論: テレビの中のわだかまり』(青弓社、2016)のアマゾンレビューとして「個人的に 古舘アナに 読ませたい」と題したレビューを書いたが(星5つのところを探してください)、本書にも当てはまる。古舘伊知郎アナウンサーのようなくどい文調で書いている(もちろん、古館さんを否定的に評価するものではなく、著者の文章も、くどさが味になっているということである)。

 内容も妥当なものが多い。『文學界』は文藝春秋の雑誌である。したがって、自由民主党や、いわゆる保守に甘いという先入観があったが、概ねきっちり指摘できているのがよい。

 ただ、一部賛成しないところがあるので星4つとし、賛成しないところを2点指摘して終わりにする。

ア. p.102の広河隆一さんに対する批判と、p.105のピエール瀧さんが出ている映画についての評価が矛盾している。作品のみを評価すべきなのか、行ないまでを評価するのかがわからない。もちろん、セクシャル・ハラスメントは被害者がいるので行ないを非難すべきであるとする一方、麻薬取締法違反については厳しく取り締まるべきではないという見解も可能だと思うが、その旨の記載がない。

イ. p.233の「ハーフ」は物議をかもしそう。『最新差別語不快語』(小林健司、にんげん出版、2016)pp.243-245を読んでほしいが、それを嫌がる人もいるからである。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年2月24日に日本でレビュー済み
新聞媒体自体がそうですが、ジャーナリストも政権与党に忖度して、政治家の不祥事に対して、逃げ腰のスタンスが感じられる中、筆者の武田砂鉄さんの小気味よい批判精神が心地よく伝わってきました。

テレビや新聞ではなかなか聞くことのない「声」ですし、スタンスでした。政権に批判的ですと「左翼」のレッテルをよく貼りがちですが、政権というものは常に国民からしっかりと見られているということを思い出してください。取り巻きのイエスマンの声しか聴いていないからこそ、平然とおられるのでしょうから。

フリーのジャーナリストとのこと。この仕事を支えている『文學界』の媒体と筆者に敬意を表します。鋭い書き手に対しては何らかの圧力が加わることも考えられますので、発表の場の確保と書き続ける勇気を応援したいと思いました。

『文學界』自体読んでいませんので、2016年から連載されている「時事殺し」も知らなかったのですが、表題の通り、その連載中はいくつもの大変な出来事に多かったことに改めて驚いています。我々が忘れやすい国民なのか、はたまたマスコミの追求が目先の出来事を追っているせいかは分かりませんが、読み返してみてこんなこともあったなあ、と振り返ることが出来ました。

政治家だけでなく、出版社も作家への批判も忖度なく、筆者が思う正しいことに向けて、舌鋒の鋭さは落ちません。通読して感じたことは、ジャーナリストの在り方でした。「ペンは剣よりも強し」を忘れてはいけません。その矜持を今一度関係者は思い返してください。そんな感想を持ちました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年6月13日に日本でレビュー済み
自前のブログに感想を書いたので、こちらにも。

ツィッターに流れてきて、タイトルが面白かったのでジャケ買い、というかタイトル買い。
基本、物語中心の本読みなので、評論の類は本買ってまでは読まないのですが。

昨今の世情でうんざりしてる中の少しガス抜きにでもなればという感じでしたが、期待していたよりもだいぶ面白かったです。

著者がライターとして世情を眺めていて、ここ数年に「文學界」という本に連載したもののまとめが主ですが、時系列ではなく、章のテーマごとに編集してあるのが読みやすくて良かったです。

タイトルから期待した”偉い人”の逃げっぷりはなるほど確かにということで面白かったですが、それ以外にここ数年で炎上したり問題になったりしては、忘れ去られていった四方山事を振り返ってみると、やはり「今」の世情につながっているのだな、と言うのがわかって面白かったです。

著者の意見には必ずしも全部賛同できるわけではなく、例えば「愛知トリエンナーレ」へのスタンスはだいぶ違うなあと思いましたが(むろんそのあとのリコール騒動が噴飯ものだったことは変わりませんが)まあ、全く同じ意見だ!と力強く頷くような読書も健全ではないですし、そもそも評論ですからそういう者だと思います。

アベノマスクの意外な効果や、虎ノ門ニュースの紹介など、自分と違った視点で見れたのも、良い学びになりました。

私も御多分に漏れず、ひとしきり騒いでは、この「忘れてもらおう作戦」にのってしまっていたなあ、と言うのは反省ですが、とはいえこれだけヒーローものの怪人のごとく週替わりで不祥事が騒がれる(コロナ禍に入ってからは日替わりですわね。しかもヒーローが解決してくれたりは全くない)世の中では、会社で勤め人してたり日々の生活に追われていたりすると、遠からず追いきれなくなってしまうので、この本の著者、ライターという、そういう話をきちんと整理して覚えていてくれる職業は、やはり世の中に必要なのだと思いました。

良い読書でした。おすすめ。
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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