10数年使用したマランツのSA-15S1の読み取りエラーが出てきたため買い替えました。SACDはそれほど購入しなかったため、CD専用機にしました。オーケストラを聴くと、弦楽器の艶っぽさの面では、やや控えめな印象です。しかし、中低音域の解像度は明らかに上がっています。(ちなみに、アンプはLuxman L-505f、スピーカーはTannoyのTD-700という時代ものですが、これらの古い機材の隠れていた性能を引き出してくれたと思います。)これから好きな声楽やオペラなどを聞きなおすのが楽しみです。なお、別途、Bluetoothと小型スピーカーで、イギリスBBCラジオやSpotifyを聴いてきましたが、本機へのWiFi&Bluetoothで、全てメインの機器で聴けるのもありがたいですね。決して高級な製品ではありませんが、今の時代に相応しい製品だと思います。とことん音質にこだわるのならば別の選択肢があるかと思いますが、購入してよかったと思っています。
【追記】
購入後、バイオリンやチェロのソロや室内楽など、長年親しんだCDを聴き直してみました。新しい録音では、薄い膜が一枚とれたように感じます。というわけで、繰り返しになりますが、アンプ&スピーカーはそのままながら、随分とシステム全体の性能が上がったように感じます。これが時代の進化なのでしょうね。
それから、Bluetooth経由で小さなスピーカーで聴いていた環境と比較すると、当然ながら、歪みのない、「うるささ」を感じない音には感心しています。私も含めてですが、デジタル最前線を追いかけてこられなかった方の新たな選択肢として本機はお薦めだ思う次第です。
ブランド | Marantz |
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色 | シルバー |
メーカー型番 | ND8006(FN) |
発売年 | 2017 |
ネットワーク | Bluetooth, Wi-Fi, USB |
電池付属 | いいえ |
製品サイズ | 43.99 x 36.91 x 16.51 cm; 8 kg |
製品の高さ | 6.5 in |
製品の幅 | 14.53 in |
製品の奥行 | 17.32 in |
電池使用 | いいえ |
商品重量 | 8 kg |