物事の本質を見極めて、それでも暗い気持ちにならずに、最後には笑っていられる。
こんな風に世の中を見渡せたら、さぞ人生が楽しかろうと思います。
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国のない男 (中公文庫 ウ 8-1) 文庫 – 2017/3/22
カート・ヴォネガット
(著),
金原 瑞人
(翻訳)
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村上春樹をはじめ多くの作家に影響を与えた、戦後アメリカを代表する作家・ヴォネガット。没後10年を迎え、その遺作となったエッセイ集を待望の文庫化。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2017/3/22
- 寸法10.7 x 1 x 15.2 cm
- ISBN-104122063744
- ISBN-13978-4122063747
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2017/3/22)
- 発売日 : 2017/3/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 198ページ
- ISBN-10 : 4122063744
- ISBN-13 : 978-4122063747
- 寸法 : 10.7 x 1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 227,069位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は400点以上。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』『国のない男』『不思議を売る男』『バーティミアス』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』『さよならを待つふたりのために』など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』。
(写真撮影:根津千尋)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皮肉とユーモア。カート・ヴォネガットさんがマシンガンのように始めから最後まで繰り出す言葉。
人間は、別に地球がどうなろうと構わなくて、化石燃料の熱狂的信者で、絶望してて、、、なんて刺激的なのだろうかと。
人の本音を吐き出してなお残る、今を生きる力。アメリカンプラグマティズム。
今を生きることこそが全て。ありがとうございます。
人間は、別に地球がどうなろうと構わなくて、化石燃料の熱狂的信者で、絶望してて、、、なんて刺激的なのだろうかと。
人の本音を吐き出してなお残る、今を生きる力。アメリカンプラグマティズム。
今を生きることこそが全て。ありがとうございます。
2018年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幸せを実感して、幸せと思うこと。
日々感じて感謝しないといけない。
日本に生まれたことにも。
日々感じて感謝しないといけない。
日本に生まれたことにも。
2019年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとって、この作者を、この遺作、この名翻訳から読み始められることは大変ラッキーです。一部引用させてください。
おじさんの、ほかの人間に対するいちばんの不満は、自分が幸せなのにそれがわかっていない連中が多すぎるということだった。夏、わたしはおじといっしょにリンゴの木の下でレモネードを飲みながら、あれこれとりとめもないおしゃべりをした。ミツバチが羽音を立てるみたいな、のんびりした会話だ。そんなとき、おじさんは気持ちのいいおしゃべりを突然やめて、大声でこう言った。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」
だからわたしもいま同じようにしている。わたしの子どもも孫もそうだ。みなさんにもひとつお願いしておこう。幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。
おじさんの、ほかの人間に対するいちばんの不満は、自分が幸せなのにそれがわかっていない連中が多すぎるということだった。夏、わたしはおじといっしょにリンゴの木の下でレモネードを飲みながら、あれこれとりとめもないおしゃべりをした。ミツバチが羽音を立てるみたいな、のんびりした会話だ。そんなとき、おじさんは気持ちのいいおしゃべりを突然やめて、大声でこう言った。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」
だからわたしもいま同じようにしている。わたしの子どもも孫もそうだ。みなさんにもひとつお願いしておこう。幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。
2017年8月17日に日本でレビュー済み
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彼にとって2007年にこの地球におさらばしたのは幸いなるかな。今存命なら正気ではいられなかったでしょう。短時間で読めますが、中身は薄くない。と言っても、がっつり満腹ジョークでもなく、いい線で納めています。彼が目指したスタンダードどおり。英語で読んだほうが余韻が深いかもしれませんね。
2017年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二次世界大戦の際に戦争捕虜となり、イギリスによるドレスデンへの無意味かつ大規模な爆撃を目撃したドイツ系アメリカ人SF作家の遺作となったエッセイ集。現在の世界(特にアメリカの政治家)が如何に絶望的状況であるかをユーモアを強調しながら綴ったもの(著者はユーモアと音楽が絶望からの逃避手段と考えているらしい)で、全編、箴言の塊と言って良い。本書(原書)は2004年(著者82歳)刊行であるが、今こそ読むべき作品と言って過言ではない。
上述した通り、ユーモアを強調してこそいるものの、批判の内容は辛辣かつ的確である。例えば、著者の学生時代の専攻は化学の由で、人類が化学(化石)燃料を消費し続け、地球温暖化の道へと進んでいるにも関わらず、つい先日、アメリカが「パリ協定」から離脱した事を考えると、本書はまさに予言の書ともなっているのである。また、シェイクスピアを初めとするユニークな文学論・人間論・宗教論を語っている点も貴重である。
一方、「この世は神ではなく悪魔が創ったのでないか」、といった一種のディストピア論を語っている様でいて、著者が人類の未来に(微かな)希望を抱いている事も伝わって来る。これはあながち、著者がユーモアを強調した雰囲気創りを行なっているためだけではなく、本書を読むと、著者の"芯の強さ"が伝わって来るからであろう。簡単には人類・地球を見限ったりしないという信念が感じられるのである。その意味においても、上述した通り、まさに今こそ読むべき箴言の書である。
上述した通り、ユーモアを強調してこそいるものの、批判の内容は辛辣かつ的確である。例えば、著者の学生時代の専攻は化学の由で、人類が化学(化石)燃料を消費し続け、地球温暖化の道へと進んでいるにも関わらず、つい先日、アメリカが「パリ協定」から離脱した事を考えると、本書はまさに予言の書ともなっているのである。また、シェイクスピアを初めとするユニークな文学論・人間論・宗教論を語っている点も貴重である。
一方、「この世は神ではなく悪魔が創ったのでないか」、といった一種のディストピア論を語っている様でいて、著者が人類の未来に(微かな)希望を抱いている事も伝わって来る。これはあながち、著者がユーモアを強調した雰囲気創りを行なっているためだけではなく、本書を読むと、著者の"芯の強さ"が伝わって来るからであろう。簡単には人類・地球を見限ったりしないという信念が感じられるのである。その意味においても、上述した通り、まさに今こそ読むべき箴言の書である。
2019年6月3日に日本でレビュー済み
書店でこの本を見かけたとき、帯に爆笑問題太田のメッセージが。
私を嘘つきだと思っている人も、これだけは信じてほしい。
爆笑問題は数少ない本当に面白いお笑いだと思っている。
その彼がこのようなメッセージを帯に書いている。
名前も聞いたことないし、今買わなかったら
二度とこの本に出会うことは無いだろうと思った。
直感で、今この本を逃したら何かを無駄にする気がした。
ので、買った。
こんなに心地よい浸透圧の文章を書ける人が、居たのか。
「進化」なんてくそくらえ、というのが私の意見だ。
人間というのは、何かの間違いなのだ。
終始、こんなことばかり書いているのに、
この心地よさは、何なのだ。
相変わらず、この手の直感は正しく働くので自分も未だ
棄てたものではないなと、嬉しくなった。
自分が知らないだけで、
このレベルの物書きが溢れていると思うと本当に、
この世はかくも果てしない。
私を嘘つきだと思っている人も、これだけは信じてほしい。
爆笑問題は数少ない本当に面白いお笑いだと思っている。
その彼がこのようなメッセージを帯に書いている。
名前も聞いたことないし、今買わなかったら
二度とこの本に出会うことは無いだろうと思った。
直感で、今この本を逃したら何かを無駄にする気がした。
ので、買った。
こんなに心地よい浸透圧の文章を書ける人が、居たのか。
「進化」なんてくそくらえ、というのが私の意見だ。
人間というのは、何かの間違いなのだ。
終始、こんなことばかり書いているのに、
この心地よさは、何なのだ。
相変わらず、この手の直感は正しく働くので自分も未だ
棄てたものではないなと、嬉しくなった。
自分が知らないだけで、
このレベルの物書きが溢れていると思うと本当に、
この世はかくも果てしない。
2023年3月19日に日本でレビュー済み
『ヴォネガット、大いに語る』がよかったので、その勢いのままに本書を入手し、すぐ読み終わってしまいました。ヴォネガットの遺作集、12篇のエッセイと21のイラストレーションがおさめられています。戦争、文明、音楽、科学、自伝的な回想、重たい話題でも「飄々とした」というかオフ・ビートな語り口で料理しています。
80代になって「ろくなジョークを考えられなくなった」とこぼしてはいるものの、ヴォネガットのユーモアは本書でも健在です。
80代になって「ろくなジョークを考えられなくなった」とこぼしてはいるものの、ヴォネガットのユーモアは本書でも健在です。