4つ折り収納できるアウトドアテーブルです。アウトドア用途以外にテレワークで自宅のPC作業用として使用予定で購入しました。購入の条件としては下記の通り。・高さが70cmある事　テレワーク作業用なので家庭の椅子で作業するには家庭用のテーブルと同じ高さが必要。・天板下にフレームが殆どない事　ここはポイントです。天板下にサブフレームや筋交い等があると膝が当たってしまう事も。・幅が1ｍ以上ある事　PC作業用テーブルとして広めのテーブルである事（2台置く）・天板の隙間がなるべく無い事　作業用として使う場合、大きな隙間があるロール天板やスノコ天板は向いていない上記から本製品を選びました。サイズは100×60cmです。本製品の特徴は脚の長さを「無段階」で調整出来るのが素晴らしいです。アウトドア用テーブルの高さ調節は足の継ぎ数・増減や角度の段階で調節するタイプの製品が多いですが本製品は各脚で無段階調整が可能です。調整方法はトレッキングポールの様に長さを決めたら、ネジって固定するタイプです。似たタイプの他社製品では天板が二つ折りタイプが多いですが、本製品は四つ折りの為スリムで手に提げても地面に当たる事無く持ち運びは楽です。家でのPC作業時は最大高の70cmで使用し、アウトドアではアウトドアチェアに合わせる事が可能。本製品を使ってみて自分のチェアにキチっと高さを合わせると快適になる事を知りました。最近のアウトドアチェアはロータイプが多いのでチェアに合わせて調整できるのは非常に助かります。しかも調整は無段階なので地面の傾斜や凸凹に合わせて調整し天板を水平に保つことが可能です。これは本当に便利ですし地面の凸凹によるガタつきが減るので安全です。本当に平らなキャンプ場なんて少ないので。最大高の70cmは一般的な家庭のテーブルと殆ど同じ高さです。なので家で来客時の拡張テーブルとしても使用可能。アウトドア用のハイタイプを謡うテーブルは微妙に70cmに満たない製品もあり注意が必要です。最近のアウトドアではロースタイルが流行りで、私もキャンプではローチェアにローテーブルです。そこで手持ちのセットでPC作業してみましたが正直、ロースタイルのセットでのPC作業は実用的ではありません。ソファーにソファーテーブルでPC作業をする様な感覚で、かなりの前傾姿勢での作業となります。更に長期間テレワークしてみると痛感するのですがアウトドアチェアでのPC作業自体に無理があります。アウトドアチェアはくつろぐ為のチェアでテレワークなどのデスク作業には完全に不向きです。アウトドア用のハイタイプのディレクターチェアも使ってみましたがダメでした。本製品の天板は竹製で厚みもあり、アルミや樹脂製のアウトドアテーブルの様な安っぽさも無く家でも映えます。ただ足は細いアルミ丸出しなので、そこのチープ感は否めません。でもアウトドアでは木製天板のテーブルがあるだけでオシャレに見えてしまいます。最初に本製品を展開した時の感想は大きい・重いです。テーブルの大きさを考えれば仕方無いと思います。展開・収納は非常に簡単で直感的にできます。多分慣れれば収納ケースから出してから30秒かかりません。あと本製品は脚を伸ばした状態でも収納できます。なので自分の好みの高さのまま収納できます。テレワークをしばらく続けて思ったのは私の家は狭いのでテーブルを毎日収納する必要があります。その際、テレワークでのテーブルの展開・収納の作業の重要性は本当に身に染みました。フレームを組み立てて、天板を乗せて。。。では月に数回程度使う分には良いですが。。。作業日数が多いと、展開・収納する場合は少しでも楽な物が良いと本当に感じました。キャンプならワクワクしながら展開するので少しの手間は良いのですが仕事だと。。。(笑)それも毎日ですから。展開収納が楽なのは本当に助かります。組み立てると天板は竹製で厚くツルツルで節目が非常に綺麗。ただし、竹特有の細かい筋の凸凹が少しあります。また、天板が竹製のせいか傷が白く目立ってしまいます。天板の厚さは1.2cmあり丈夫です。当初、重いので天板は薄くても良いと思いましたが、作業用で肘もつくので1mもある長さの板だと天板はこの位の厚みが必要かなと思い始めました。各天板の隙間も段差も殆ど無く建付けも問題ありません（個体差があるかもしれません）ただ、高さを一番高くすると、さすがにグラつきが気になります。アウトドア用ば多くの製品で大なり小なりグラつきがありますが、本製品も特に高い状態でグラつきが出てしまいます。食事での使用であればそれ程気になりません。でも作業では気になります。アウトドア用なので仕方ないと思い妥協しています。スペックでは耐荷重が50kgとなってるのですが高い状態では眉唾です。ただし、金具類はシッカリしており、二つ折りのアルミ製テーブルも購入した事がありますが、比べると断然しっかりした作りです。追記：本テーブルを使用して約9か月、休日以外は毎日本製品でデスクワークをしましたが未だにヘタりや板の反り等はなく問題なく使えています。毎日折り畳み収納もしております。若干ヒンジ部の動きが軽くなった程度で耐久性も問題ないと思います。天板は非常に広く2人が食事するには広々で、4人でも狭いですがワンプレートでならイケると思います。作業用としてはA4サイズのノートPCを2台置いても電源タップやメモ帳・電話を置くスペースは十分あります。あと、天板の隙間や段差は少ないのですがマウス等は少し引っ掛かりますのでマウスパッドは必須です。またローテーブルでは気にする事は無いですが、ハイタイプのテーブルは天板下の空間が重要と考えます。本製品は天板下に補強用のフレームが殆ど無いので家庭用のイスでも膝をテーブル下に入れて座れます。天板の下に筋交いの様なサブフレームがある製品は高さが70cmあっても膝が当たったりする事も。膝を入れられると食事でも快適ですし作業用テーブルとしては膝を入れて座るのは必須と考えます。収納ついては本製品は長さが1mと大き目なので、アウトドアキャリーに載せても大きくはみ出します。ここからは比較ですが、私の手持ちのアウトドアテーブルはDODのキャリーワゴンにオプションのテーブル天板を取り付けてテーブルとして使ってました。キャリーワゴンのテーブルと比較するのもなんですが、手持ちがそれなので比較してみます。写真をアップしましたが本製品の最低高でワゴンテーブルの方が高いですが、最高高だと本製品の方が高くなります。結構な調整幅があるのがわかります。本製品は無段階で高さを調整出来ますのでワゴンテーブルと高さをピタリと合わせて拡張テーブルの様に使用する事も可能です。ただし一番低くしても座卓としては高すぎます。DODのキャリーは結構大きいのでキャリー流用のテーブル天板も結構広いのですが、比べると本製品の方が圧倒的に広いです。耐荷重はスペック的には本製品の方が上ですが、使用した感覚的には圧倒的にDODキャリーテーブルの方がしっかりしてそうです。また設置位置については各脚で長さを無段階調整できる本製品の方が設置場所を選びません。ただ、上に物を乗せたまま移動できるDODキャリーテーブルも便利ではあります。食事については本製品が圧倒的に快適です。収納については、体積的にはキャリー＋天板の方とあまり変わらないかも。長さの関係で車に積むにはキャリ+天板の方が効率的に積めます。重さは圧倒的にキャリー+天板より本製品の方が軽いです。良い点は綺麗な天板で組み立てもが簡単で、なにより高さを無段階で調整出来る事。悪い点は、構造上仕方ないかもしれませんが高さが最高時にグラつくのと重い事です。天板の傷が目立ちやすいです。