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メインテーマは殺人 (創元推理文庫) ペーパーバック – 2019/9/28
購入オプションとあわせ買い
*第1位『このミステリーがすごい! 2020年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2019ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2020本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
【書評掲載】
◎朝日新聞書評欄「売れてる本」に掲載されました (2020年2月1日付、評者・阿部嘉昭氏)
◎朝日新聞「三谷幸喜のありふれた生活」に掲載されました(2019年10月24日付、三谷幸喜氏)
7冠制覇・30万部突破『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作登場!
謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ
探偵は切れ者の元刑事、ワトスン役は著者自身、そして不可解な殺人
自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知っていたのか?作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、テレビ・ドラマの脚本執筆で知り合った元刑事のホーソーンから連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を描かないかというのだ……。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。7冠制覇『カササギ殺人事件』に続く、ミステリの面白さ全開の傑作登場!
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2019/9/28
- 寸法10.67 x 2.29 x 14.73 cm
- ISBN-10448826509X
- ISBN-13978-4488265090
- Lexile指数740L
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商品の説明
著者について
イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞〈翻訳小説部門〉』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成。その続編の『ヨルガオ殺人事件』も絶讃を博した。また、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でも、年末ミステリランキングを完全制覇している。
山田 蘭
英米文学翻訳家。ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』『メインテーマは殺人』『その裁きは死』、ギャリコ『トマシーナ』、ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』、ハレット『ポピーのためにできること』など訳書多数。
登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2019/9/28)
- 発売日 : 2019/9/28
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 432ページ
- ISBN-10 : 448826509X
- ISBN-13 : 978-4488265090
- 寸法 : 10.67 x 2.29 x 14.73 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 132,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 487位創元推理文庫
- - 768位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞〈翻訳小説部門〉』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。さらにホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でもすべてのランキングで1位に選ばれ、3年連続で年末ミステリランキングの完全制覇を達成した。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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期待「大」にちょっと⬇️
ひとつネタバラしをご容赦願いたい。ま、ミステリーの謎とは関係ない部分なので。
作中、ワトソン役のホロヴィッツは名探偵役のホーソン(これまでの日本語訳ならば、この表記にしたはず。ホーソーンでは発音しにくい)の人間性に嫌気がさして、決別を決意する。
そこにスピルバーグ(言わずとしれた映画の皇帝)とピーター・ジャクソン(ロードオブリングの監督)が現れる。いずれも実在の人物だ。
この2人によって、半ば無理やりにホーソンとのコンビを継続されられる、という展開になるのだ。
実在の人物を登場させて、キーパーソンとして使うとは、思わず笑ってしまったシーンだった。ホロヴィッツは、こういうエンタメ小説らしい仕掛けをあちこちにしている。
名探偵役ホーソンのキャラ設定もいい。
最初は実に嫌味で魅力の無いキャラなのだが、しだいに謎めいたその性格、隠された彼の背景が提示され、ホーソンはどういう人物なのか、これも謎の一つになっていく。その興味から小説を読まされてしまう。
この一作だけでも、ホロヴィッツは手練れの作家であることは明らかだ。
ホーソン・ホロヴィッツ・シリーズは10作以上書かれる予定とかで、ホーソンの謎はシリーズが進むにつれて、解明されていくことになるのだろう。
こりゃ全部読まされるな。時間あるかな・・・
私が思うのに、この本のメインテーマは ”ホーソーン・シリーズ登場” ではないかと・・
とはいえ、このホーソーンという男は飛び切り変わり者で、自分のことを曝け出さないくせに、二人で追う事件を
本にせよとホロヴィッツに要求することで、物語は始まる。ホーソーンは、変わり者で嫌われ者ではあるが、刑事
としてはずば抜けて優秀だ。相棒と呼びながら、ホロヴィッツに相談することは一切なく、どんどん事件を
解決していく。ただ、それをだまって本に書くだけにせよという勝手な要求をしているのだ。彼らが取り組んだ
最初の事件は、裕福な女性の絞殺事件である。彼女は自分で葬儀屋を訪れ、自分の葬儀の準備をした
その日に殺されるという設定で物語は始まる。私は、間違ってこのシリーズの第二作になる「その裁きは死」
を先に読んでしまったが、これも本書も英国的な本格的な推理ものとして優れた作品になっている。起きた
事件の推移を登場人物の一人であるホロヴィッツが作品に仕上げていくというユニークな設定にはなっているが、
作品の筋やトリックはある意味オーソドックスでかつ意外性たっぷりである。作者はこのシリーズを10作ほど書き
上げるつもりらしい。全く期待を裏切らないシリーズになると思う。
一作目はカササギでしたが、構成は面白いもののトリックや謎解きはやや無理があり、いまいちな印象でした。
やや失望したものの、もう一作くらい読んでみようと思って読んだのがこちらですが、こちらはとても面白かったです。
犯人の正体はある程度のところでわかってしまいましたし、トリックというトリックもありませんが、語り手も探偵役も魅力的でテンポ良く読めました。
翻訳も小気味よく、読みやすいです。
作者本人をワトソン役にして、しかも一人称で語るのって、すごく難しいと思うのですよね。本人は作中でアガサ・クリスティを尊敬していると言っていますが、そのクリスティにしてからが、ご本人の分身としてオリヴァー夫人なるおばさん作家を登場させた数篇は、三人称という客観視点で語っているにも関わらず、お世話にも成功しているとは言い難い出来ですからね。
ところがこの本は、見事に成功しています。一人称で自分の仕事や作品について、面白おかしくも自慢たらしく語りながら、読者がうんざりし始める寸前でさっと引いて、客観的な語りに切り替える、そのタイミングが凄い! 絶妙!
しかも仕事については饒舌なのに、私生活についてはチラッとしか見せない、それでいて、そのチラッだけで奥さんの性格も二人の関係も分かって、二人に好感さえ抱かせられてしまう。その奥さんが実際に登場するのは、事件が解決した後のワンシーンのみで、名前も明かされないままだというのに、です!
全く非凡な才能の成せる術としか言いようがありませんね。
ついでに言えば、山田さんの翻訳も天才的に素晴らしい!
評判になっているようだから一作だけ、のつもりでしたが、これは次作も読まずにはいられないでしょう。