ポイントは、全体の流れを俯瞰できること。
具体的なエンゲージメントの順に沿っていて、よくあるフレームワークや考え方をいつ、どこで、どのように使うのかと言ったありそうでなかった具体化をやってるので、とても便利なリファレンスだとおもう。ただし★5はフレームワークの解説書としての評価ではない。そっちはもっといい本が別にあると思う。
戦略コンサルタントは黙ってても叩き込まれると思うが、総合ファームのコンサルタントは一回読んでおいて損はない内容。
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マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (ソフトバンク文庫) 文庫 – 2006/9/22
イーサン・M・ラジエル
(著),
嶋本 恵美
(翻訳)
マッキンゼーの問題解決テクニックを実践
世界的ベストセラーとなった前著『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』の実践編。戦略系コンサルティングファーム・マッキンゼー&カンパニーならではの問題解決術や具体的テクニックを指南する。自分のキャリアアップに即役立つ実践的なノウハウが満載だ。
世界的ベストセラーとなった前著『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』の実践編。戦略系コンサルティングファーム・マッキンゼー&カンパニーならではの問題解決術や具体的テクニックを指南する。自分のキャリアアップに即役立つ実践的なノウハウが満載だ。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2006/9/22
- ISBN-104797337397
- ISBN-13978-4797337396
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商品の説明
出版社からのコメント
前著『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』は、コンサルティングファームとしてのマッキンゼーが、いかにクライアントの抱える超難題を解決するかという「マッキンゼー理論」を中心とする事例やエピソードが多かった。転じて本書は、どうすれば個人や組織がマッキンゼー理論を実践できるかを詳細に指南する実用本だ。
レビュー
前著『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』は、コンサルティングファームとしてのマッキンゼーが、いかにクライアントの抱える超難題を解決するかという「マッキンゼー理論」を中心とする事例やエピソードが多かった。転じて本書は、どうすれば個人や組織がマッキンゼー理論を実践できるかを詳細に指南する実用本だ。 --出版社からのコメント
抜粋
本書について
世界有数の経営コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパ
ニーの元アソシエート、イーサン・M・ラジエルによる『ザ・マッキンゼー・
ウェイ』(邦訳『マッキンゼー式世界最強の仕事術』、二〇〇一年四月、英治出
版)が一九九九年二月に出版された。この本は、ラジエル自身の体験やマッキン
ゼー卒業生のユーモラスな逸話なども織り込んで、クライアントの効率と効果を
向上させるためにマッキンゼーのコンサルタントが用いるテクニックを紹介した
ものである。また、社員が「ファーム」と呼んでいる、外部にはあまり知られて
いない組織の日常を、赤裸々に描いている。
その『マッキンゼー式世界最強の仕事術』では、社内で「エンゲージメント」
と呼ばれている典型的なプロジェクトに沿って、マッキンゼー式コンサルティン
グを説明した。エンゲージメントの売り込みから始まり、解決策がどのように生
み出されるのかを順を追って紹介している。さらに、マッキンゼーのコンサルタ
ントが、難しいビジネス課題と取り組むときの思考プロセスについても簡単に触
れた。
必然的に、『マッキンゼー式世界最強の仕事術』(以下『仕事術』と略す)で
は、実践的な技法を提示するより説明が多くなったが、本書『マッキンゼー式世
界最強の問題解決テクニック』では、逆のアプローチで進めたいと思う。『仕事
術』がマッキンゼーの社内の仕事ぶりに主眼を置いていたのに対し、本書では、
どうすればマッキンゼーの方法を自分のキャリアや組織に応用できるかを論じて
いる。この目的を果たすために『仕事術』を基盤として話を進めていくが、異な
る見方も提供していく。
ただし、『仕事術』を読んでいなくても、この本を理解し活用するには、まっ
たく支障がないことを強調しておきたい(もっとも、著者のラジエルとしては、
この本を読んだあとで前書も購入していただけたら非常に嬉しいが)。というの
も、本書では各章の初めに[マッキンゼーのテクニック]という項を設け、『仕
事術』で学んだことを要約してあるからだ。
そもそも、『仕事術』(および本書)で述べている問題解決やマネジメントの
テクニックは、誰にでも使いこなせるもので、マッキンゼーの社員や出身である
必要などまったくない。とは言うものの、マッキンゼーは世界に類を見ない組織
である。コンサルタントたちは、他社では経営幹部でさえなかなか利用できない
ような資源を要求できる。それにフラット型の組織であるため、若いコンサルタ
ントでもピラミッド型の職場では考えられないような決定を下し、アイデアを提
示できる。
また、コンサルタントたちがクライアントと仕事をするときは、他社の大半の
経営幹部にも優るアクセスや行動の自由がある。それを考えれば、本書で私たち
がすべきことは、マッキンゼーのような特異な利点のない組織でも『仕事術』を
実践できるように調整することだと痛感した。
幸いなことに、その点に関しては情報を探すまでもなかった。本書執筆のため
に七五人以上のマッキンゼー卒業生と面接し、アンケート調査に答えてもらった
が、これらの人たちは、マッキンゼーの手法や戦略を他の組織で実行して成功を
収めている。マッキンゼー退社後、世界各地の企業や政府で最高経営責任者
(CEO)、起業家、高級官僚などになっている人たちだ。マッキンゼー以外の
組織で使えるテクニックとそうでないものを理解しているのは、この人たちをお
いて他にはいない。
そういうわけで、本書に示されている問題解決テクニックと意思決定のプロセ
スは、大いなる成功を収めているマッキンゼーの方式に基づいているものの、
マッキンゼー卒業生が退社してから就いた職場での経験に裏打ちされ、「現実の
世界」に適合させたものである。その点では、いっそう強力なものになったと信
じている。本書にはさらに、読者のみなさんがこのプロセスを実行するときに必
要になるマネジメント・テクニックと、提案を組織全体に伝えるためのプレゼン
テーション戦略も盛り込んでいる。
世界有数の経営コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパ
ニーの元アソシエート、イーサン・M・ラジエルによる『ザ・マッキンゼー・
ウェイ』(邦訳『マッキンゼー式世界最強の仕事術』、二〇〇一年四月、英治出
版)が一九九九年二月に出版された。この本は、ラジエル自身の体験やマッキン
ゼー卒業生のユーモラスな逸話なども織り込んで、クライアントの効率と効果を
向上させるためにマッキンゼーのコンサルタントが用いるテクニックを紹介した
ものである。また、社員が「ファーム」と呼んでいる、外部にはあまり知られて
いない組織の日常を、赤裸々に描いている。
その『マッキンゼー式世界最強の仕事術』では、社内で「エンゲージメント」
と呼ばれている典型的なプロジェクトに沿って、マッキンゼー式コンサルティン
グを説明した。エンゲージメントの売り込みから始まり、解決策がどのように生
み出されるのかを順を追って紹介している。さらに、マッキンゼーのコンサルタ
ントが、難しいビジネス課題と取り組むときの思考プロセスについても簡単に触
れた。
必然的に、『マッキンゼー式世界最強の仕事術』(以下『仕事術』と略す)で
は、実践的な技法を提示するより説明が多くなったが、本書『マッキンゼー式世
界最強の問題解決テクニック』では、逆のアプローチで進めたいと思う。『仕事
術』がマッキンゼーの社内の仕事ぶりに主眼を置いていたのに対し、本書では、
どうすればマッキンゼーの方法を自分のキャリアや組織に応用できるかを論じて
いる。この目的を果たすために『仕事術』を基盤として話を進めていくが、異な
る見方も提供していく。
ただし、『仕事術』を読んでいなくても、この本を理解し活用するには、まっ
たく支障がないことを強調しておきたい(もっとも、著者のラジエルとしては、
この本を読んだあとで前書も購入していただけたら非常に嬉しいが)。というの
も、本書では各章の初めに[マッキンゼーのテクニック]という項を設け、『仕
事術』で学んだことを要約してあるからだ。
そもそも、『仕事術』(および本書)で述べている問題解決やマネジメントの
テクニックは、誰にでも使いこなせるもので、マッキンゼーの社員や出身である
必要などまったくない。とは言うものの、マッキンゼーは世界に類を見ない組織
である。コンサルタントたちは、他社では経営幹部でさえなかなか利用できない
ような資源を要求できる。それにフラット型の組織であるため、若いコンサルタ
ントでもピラミッド型の職場では考えられないような決定を下し、アイデアを提
示できる。
また、コンサルタントたちがクライアントと仕事をするときは、他社の大半の
経営幹部にも優るアクセスや行動の自由がある。それを考えれば、本書で私たち
がすべきことは、マッキンゼーのような特異な利点のない組織でも『仕事術』を
実践できるように調整することだと痛感した。
幸いなことに、その点に関しては情報を探すまでもなかった。本書執筆のため
に七五人以上のマッキンゼー卒業生と面接し、アンケート調査に答えてもらった
が、これらの人たちは、マッキンゼーの手法や戦略を他の組織で実行して成功を
収めている。マッキンゼー退社後、世界各地の企業や政府で最高経営責任者
(CEO)、起業家、高級官僚などになっている人たちだ。マッキンゼー以外の
組織で使えるテクニックとそうでないものを理解しているのは、この人たちをお
いて他にはいない。
そういうわけで、本書に示されている問題解決テクニックと意思決定のプロセ
スは、大いなる成功を収めているマッキンゼーの方式に基づいているものの、
マッキンゼー卒業生が退社してから就いた職場での経験に裏打ちされ、「現実の
世界」に適合させたものである。その点では、いっそう強力なものになったと信
じている。本書にはさらに、読者のみなさんがこのプロセスを実行するときに必
要になるマネジメント・テクニックと、提案を組織全体に伝えるためのプレゼン
テーション戦略も盛り込んでいる。
著者について
イーサン・M・ラジエル(Ethan M. Rasiel)
マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨーク支社でコンサルタントとして勤務し、金融、電気通信、コンピューター、消費財などの業界の大企業を担当。
マッキンゼー入社前は、ロンドンのマーキュリー・アセット・マネジメントで株式ファンド・マネージャーを務め、また投資銀行家の経験もある。
ペンシルバニア大学ウォートン・スクールでMBAを取得。
ポール・N・フリガ(Paul N. Friga)
ノースカロライナ大学キーナンフラグラー・ビジネス・スクールでMBAを取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーのピッツバーグ支社に勤務。
国際展開、企業買収および戦略立案、教育、水利などの業界に関するプロジェクトに従事。プライス・ウォーターハウスのコンサルタントも務めたことがある。
現在、インディアナ大学ケリー校助教授として活躍。
マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨーク支社でコンサルタントとして勤務し、金融、電気通信、コンピューター、消費財などの業界の大企業を担当。
マッキンゼー入社前は、ロンドンのマーキュリー・アセット・マネジメントで株式ファンド・マネージャーを務め、また投資銀行家の経験もある。
ペンシルバニア大学ウォートン・スクールでMBAを取得。
ポール・N・フリガ(Paul N. Friga)
ノースカロライナ大学キーナンフラグラー・ビジネス・スクールでMBAを取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーのピッツバーグ支社に勤務。
国際展開、企業買収および戦略立案、教育、水利などの業界に関するプロジェクトに従事。プライス・ウォーターハウスのコンサルタントも務めたことがある。
現在、インディアナ大学ケリー校助教授として活躍。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2006/9/22)
- 発売日 : 2006/9/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4797337397
- ISBN-13 : 978-4797337396
- Amazon 売れ筋ランキング: - 263,296位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今存在する南海難問の良きヒントが有るように感じました。たくさん勉強する事が有りますね。
2008年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、文庫本というのが価値があると思う。
(「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」は大きくて読みにくかったので)
コンサルタントという職業がどんなことをしているのか。
問題解決を行う手法はどのようなものなのか。
コンサルタント以外のどんな職業の人でも、解決すべき問題はあり、
紹介されている手順・手法は普遍的に利用可能だと思う。
この本のみならず、このような本に共通して言えることは、
「読んだらすぐにロジカルシンキングできるようになる」わけではないということ。
あとは実際に自分の手を動かして身につけるしかない。
(「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」は大きくて読みにくかったので)
コンサルタントという職業がどんなことをしているのか。
問題解決を行う手法はどのようなものなのか。
コンサルタント以外のどんな職業の人でも、解決すべき問題はあり、
紹介されている手順・手法は普遍的に利用可能だと思う。
この本のみならず、このような本に共通して言えることは、
「読んだらすぐにロジカルシンキングできるようになる」わけではないということ。
あとは実際に自分の手を動かして身につけるしかない。
2020年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良く言えば、マッキンゼー卒業者の生のコメントが載っている。悪く言うと冗長で長いまとまっていない文章と思う。翻訳の都合なのだろうか?テクニックが端的に書いてある内容を期待している方にはおすすめしない。前者には勧めるが、卒業者のレベルは不明。
2019年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともと語学系文学部出身でその後、輸入業の営業として働いていますが、社会人になってからビジネスの基本はこの本で学びました。まずはこの本を参考にして、いま何が必要なのか、自分の課題をみつけるきっかけになると思います。日本の古い体質の職場の場合には目から鱗の内容かと。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な梱包で届けていただきました。まだ時間がなく読んでいませんが買ってよかったです。
2002年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
問題解決を主題にした書籍は数多くあり、その著者の多くは元マッキンゼー人(この本を引用するとこう呼ぶことになります)です。
そのため、この本全体に渡り、既にどこかで読んだことがある内容が多くなっています。
ただし、この本のいいところは、具体的な事例がふんだんに記載されているところだろうと思います。他の同様の主題の書籍では方法論ばかりが先行しており、実際の仕事での利用に直接結びつかないことが多いですが、その点ではこの本は非常にUser Friendlyな作りになっています。
1回目は一気に読んでしまったため、2回目はじっくりと深く考えながら読むつもりです。(このレビューは1回目読後に記載)
そのため、この本全体に渡り、既にどこかで読んだことがある内容が多くなっています。
ただし、この本のいいところは、具体的な事例がふんだんに記載されているところだろうと思います。他の同様の主題の書籍では方法論ばかりが先行しており、実際の仕事での利用に直接結びつかないことが多いですが、その点ではこの本は非常にUser Friendlyな作りになっています。
1回目は一気に読んでしまったため、2回目はじっくりと深く考えながら読むつもりです。(このレビューは1回目読後に記載)
2008年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
問題解決を考えるときに全体思考が抜けていて
思わぬところで痛手を受けることがある。
特に他人の作ったデータでプレゼンを聞いているときには
まるで非のうちようのないように感じるもの。
そんなときにも、全体思考が出来ているかを
チェックすることが大切なのです。
そういう気付きを与えてくれる本です
人にだまされないように、
自分のアイデアをより良くするために読んで欲しいです
思わぬところで痛手を受けることがある。
特に他人の作ったデータでプレゼンを聞いているときには
まるで非のうちようのないように感じるもの。
そんなときにも、全体思考が出来ているかを
チェックすることが大切なのです。
そういう気付きを与えてくれる本です
人にだまされないように、
自分のアイデアをより良くするために読んで欲しいです