某経済新聞の図書推薦の欄に載っていて面白そうなので買いました。
さっぱりした内容で楽しく読めました。
小さな本屋を永く続けられたら良いですね。と思いました。
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那覇の市場で古本屋: ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々 単行本 – 2013/7/31
宇田 智子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
市場通りは行き交う人も本もおもしろい。
10年前も今日も淡々と店番中。
〈ジュンク堂那覇店が開店するときに東京から異動してきた私が、その二年後にひとりで古書店を始めるとは、自分でも思いもしなかったー〉
豚の顔皮(ちらがー)で有名な第一牧志公設市場の向かい側で、隣は漬物屋さんと洋服屋さん、前は鰹節屋さん。通りには土産物屋も餅屋も傘屋もある。アーケードの下、みんな道にせり出して、顔をつきあわせて店番をしている。畳三畳のスペースに本を並べる。メインは沖縄に関する本で、ほかに人文・文芸・芸術・実用書など、試行錯誤しながら少しずつ揃えている。路上に座って扇風機を回しながら 古本を売るという仕事があるなんて、まず想像できないだろう。そんな仕事をしている人は、私のほかに何人くらいいるのだろう〉本文より抜粋
おまたせしました沖縄県産本エッセイのロングセラー
10年目の重版出来!あらたに10年目のあとがきを加えました。
10年前も今日も淡々と店番中。
〈ジュンク堂那覇店が開店するときに東京から異動してきた私が、その二年後にひとりで古書店を始めるとは、自分でも思いもしなかったー〉
豚の顔皮(ちらがー)で有名な第一牧志公設市場の向かい側で、隣は漬物屋さんと洋服屋さん、前は鰹節屋さん。通りには土産物屋も餅屋も傘屋もある。アーケードの下、みんな道にせり出して、顔をつきあわせて店番をしている。畳三畳のスペースに本を並べる。メインは沖縄に関する本で、ほかに人文・文芸・芸術・実用書など、試行錯誤しながら少しずつ揃えている。路上に座って扇風機を回しながら 古本を売るという仕事があるなんて、まず想像できないだろう。そんな仕事をしている人は、私のほかに何人くらいいるのだろう〉本文より抜粋
おまたせしました沖縄県産本エッセイのロングセラー
10年目の重版出来!あらたに10年目のあとがきを加えました。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ボーダーインク
- 発売日2013/7/31
- ISBN-104899822413
- ISBN-13978-4899822417
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商品の説明
著者について
1980年神奈川県生まれ。2002年にジュンク堂書店に入社し、池袋本店で人文書を担当する。2009年、那覇店開店に伴い異動。2011年7月に退職し、同年11月11日、那覇市の第一牧志公設市場の向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店する。
登録情報
- 出版社 : ボーダーインク (2013/7/31)
- 発売日 : 2013/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4899822413
- ISBN-13 : 978-4899822417
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,459位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44位印刷マスメディア
- - 1,897位産業研究 (本)
- - 3,929位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海外駐在している間もアマゾンで本を購入し続ける。
電子図書があればそれで買う。まだ電子化されていない書籍は紙の本で躊躇なく買う。たまに日本に帰国して溜まった本をトランクに詰める。トランクは実に重くなるがやむを得ない。持ち帰ってトランクを開いて改めて自分が購入した本を眺める。どのような理由で購入したのか思い出せない本も多い。本書もそんな一冊である。
本屋とは何か。それを考えることは、書籍の電子化やアマゾン宅配が進んできた現在
こそ旬な論点であると僕は思う。大きく分けると「買い手にとっての本屋」と「本屋にとっての本屋」という二つの論点が可能なはずだ。
後者から考える。
本屋は受難の時代と言えよう。時代の流れに押されて本屋数は減少著しい。
思いかえすと40年ほど前の僕の小学生時代には町の本屋は沢山あった。立ち読みという禁じ手ながらも、子供にとっても本屋はある種のテーマパークだった。町の本屋はどれもあまり特徴がなかったが、それでも繁盛しているように見えたものだ。
現在はそうはいかない。よほど特徴がないと本屋という業態は人を集めることが
出来ない。本書の著者も漫然と本を置いているわけではないことは一読瞭然である。
「古本」と「沖縄」という「尖り方」が本書の著者の経営する本屋の特徴である。加えて、
本書のような「発信」も行う。そういう意識的な本屋の在り方こそが、これからの
本屋の生き残り戦略なのだ。本書で著者が書いているほんわかな風景の裏側にはかような
「戦い」があることは読み取る必要ある。
では前者はどうなのか。
本屋を散歩することは「出会い」の連続である。本屋とは「買うべき本」を決め、
まなじりを決して入るだけでは豊かな訪問とは言えない。むしろ頭も心もからっぽな状態で漫遊する場所である。
ぼんやり歩いていると様々な罠にはまっていってしまう。罠を作っているのは諸々の
著者であり、本を美しく作っている出版社であり、それらをある種の意図と戦術を持って
並べる本屋たちなのだ。かくて衝動買いの連続を強いられる。衝動買いこそが本との
「出会い」であり、まさにテーマパークとも言える。「買い手にとっての本屋」
とはそういうものだ。
著者は前記した「尖り方」で我々を罠に嵌めている。そう考えるととても清々しい。
著者の経営する「ウララ」の成功を祈る一方、たとえ上手く行かなくても、「本屋を巡る
罠」の仕掛け方はよくご理解されるに違いない。「罠」をしかける場所は一つではない。
きっと色々とあるだろう。著者のこれからが楽しみである。
電子図書があればそれで買う。まだ電子化されていない書籍は紙の本で躊躇なく買う。たまに日本に帰国して溜まった本をトランクに詰める。トランクは実に重くなるがやむを得ない。持ち帰ってトランクを開いて改めて自分が購入した本を眺める。どのような理由で購入したのか思い出せない本も多い。本書もそんな一冊である。
本屋とは何か。それを考えることは、書籍の電子化やアマゾン宅配が進んできた現在
こそ旬な論点であると僕は思う。大きく分けると「買い手にとっての本屋」と「本屋にとっての本屋」という二つの論点が可能なはずだ。
後者から考える。
本屋は受難の時代と言えよう。時代の流れに押されて本屋数は減少著しい。
思いかえすと40年ほど前の僕の小学生時代には町の本屋は沢山あった。立ち読みという禁じ手ながらも、子供にとっても本屋はある種のテーマパークだった。町の本屋はどれもあまり特徴がなかったが、それでも繁盛しているように見えたものだ。
現在はそうはいかない。よほど特徴がないと本屋という業態は人を集めることが
出来ない。本書の著者も漫然と本を置いているわけではないことは一読瞭然である。
「古本」と「沖縄」という「尖り方」が本書の著者の経営する本屋の特徴である。加えて、
本書のような「発信」も行う。そういう意識的な本屋の在り方こそが、これからの
本屋の生き残り戦略なのだ。本書で著者が書いているほんわかな風景の裏側にはかような
「戦い」があることは読み取る必要ある。
では前者はどうなのか。
本屋を散歩することは「出会い」の連続である。本屋とは「買うべき本」を決め、
まなじりを決して入るだけでは豊かな訪問とは言えない。むしろ頭も心もからっぽな状態で漫遊する場所である。
ぼんやり歩いていると様々な罠にはまっていってしまう。罠を作っているのは諸々の
著者であり、本を美しく作っている出版社であり、それらをある種の意図と戦術を持って
並べる本屋たちなのだ。かくて衝動買いの連続を強いられる。衝動買いこそが本との
「出会い」であり、まさにテーマパークとも言える。「買い手にとっての本屋」
とはそういうものだ。
著者は前記した「尖り方」で我々を罠に嵌めている。そう考えるととても清々しい。
著者の経営する「ウララ」の成功を祈る一方、たとえ上手く行かなくても、「本屋を巡る
罠」の仕掛け方はよくご理解されるに違いない。「罠」をしかける場所は一つではない。
きっと色々とあるだろう。著者のこれからが楽しみである。
2014年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の生き方は、それぞれです。大都会の真ん中で、あくせく生きるのも一生です。また、この著者のように、その喧騒を逃れて、はるばる沖縄までやって来て、そこで幸せを見出す人もいます。どちらが意義ある人生か、簡単には決められません。ただ、こういう生き方(の人)もいいなあ、と思います。
2019年12月9日に日本でレビュー済み
沖縄にもともと縁もゆかりもなかった著者。ジュンク堂書店に就職し、その那覇店のオープニングスタッフに手を上げて沖縄生活をスタート。その後、県外に異動のタイミングで職を辞し、縁あって那覇市内の商店街にある小さな古本屋の店主に収まる。
ひとつひとつはなかなかの決断をしている気がするが、それを感じさせない静かな意思。この本に感銘を受け、かつてこの古本屋「ウララ」を覗いてみたら、普通に店番をしてらっしゃって、微笑ましくて古書を一冊買って辞した記憶が。
商店街や古本屋仲間の温かさ。沖縄のゆったりとした時の流れ。書籍への愛情。すべてが優しく穏やかな世界の中にある。自分が自分らしく暮らせる場所を見つけ、そこで命の火を燃やす。理想の生活ってこういうことかしらん、と思いながら本を閉じた。
ひとつひとつはなかなかの決断をしている気がするが、それを感じさせない静かな意思。この本に感銘を受け、かつてこの古本屋「ウララ」を覗いてみたら、普通に店番をしてらっしゃって、微笑ましくて古書を一冊買って辞した記憶が。
商店街や古本屋仲間の温かさ。沖縄のゆったりとした時の流れ。書籍への愛情。すべてが優しく穏やかな世界の中にある。自分が自分らしく暮らせる場所を見つけ、そこで命の火を燃やす。理想の生活ってこういうことかしらん、と思いながら本を閉じた。
2014年1月14日に日本でレビュー済み
某新聞の2014年新春のページに著者が紹介されていて、とても新鮮な思いで読んだ後に立ち寄った書店で偶然この本を見つけて購入しました。誰もが知る一流大学卒業後、大手書店に勤務、その後沖縄・那覇店に転勤。一念発起して古本屋店主に。そのあたりの経緯や心情はこの本では詳らかに語られていませんが、大都会には無い、地方の、しかも独自色の強い沖縄・那覇での日々が、一読して淡泊な文章で語られます。それがとても心地よいのですが、その心地よさはどこから来るかと考えると、それまでの「満員電車にのり、自宅には寝に帰るだけの日々」という経験とは180度違う、那覇で充実振りがそこはかとなく漂っているからではないかと思います。それにも増して「沖縄県産本」の世界の独特の面白さと、更に著者を取り巻く人々の飾らない暖かさが、この本の心地よさの根幹なのかと思います。街(町)の本屋さんが相次いで無くなってしまう寂しい昨今ですが、本屋に纏わる、ちょっとはんなりした話が、全く出しゃばらない筆致で語られていて、すこし明るい気持ちになることが出来ました。表紙のカバー写真だけで内容が想像できるいい本です。