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偽りの愛・真実の愛 (PHP文庫 カ 5ー15) 文庫 – 1995/6/1
加藤 諦三
(著)
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1995/6/1
- ISBN-10456956769X
- ISBN-13978-4569567693
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1995/6/1)
- 発売日 : 1995/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 220ページ
- ISBN-10 : 456956769X
- ISBN-13 : 978-4569567693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 665,480位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『不安のしずめ方 40のヒント』(ISBN-10:4569791247)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感覚的に葛藤していた感覚が紐解けたような気がする。自己に対しても相手に対しても。しかし自立してない相手にそれを求めることは難しく、自分自身もそこまで出来るか課題はあるが、それは苦しみでもある。ただ自己に向かう感情として読むことで知ることで、きっとなにかが変わるかなって思う。
2022年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛されることよりも愛することを考える大切さを学べる。
自分の愛は何がいけなかったのかを振り返るのにどうぞ。
自分の愛は何がいけなかったのかを振り返るのにどうぞ。
2012年5月13日に日本でレビュー済み
私がこの本と出会ったのは、今から十数年前(私が20代後半の頃)のことです。
当時の私は、「愛する」ということは、「好きである」ことの延長にあるものだと思っていました。つまり、「好き」と「愛」は基本的に同質なもので、「好き」が昇華して「愛」になる、と考えていて、全く疑っていませんでした。この本に出会って、その考えが180度、変わりました。極論すれば「好きであること」と「愛すること」は正反対の行為だということです。
「相手を必要とすれば必要とするほど、人間は相手を愛する能力を失ってしまう」と著者は言っています。人間ってなんて悲劇的な存在なんだろう、と思うと涙が溢れてきたのを記憶しています。確かに、「相手を好きになること」は、自分の中の「寂しさ」「依存」のような精神的な欠陥が起因となっているような気がします。それゆえに、簡単に人を好きになってしまう。
著者は「どんなに何をしようと、自分のしたことを考える限り、人を愛せるだけの成熟した人格には達していない。愛するとは自分の立場に立って相手を考えることではなく、相手の立場に立って相手を考えることである」とも言っています。「相手を考える」という行為の中には既に自己は介在しておらず、純粋に相手の事だけを考える、ということだと思います。それができるためには、「寂しさ」「依存」のような自己の精神的欠陥を克服し、自立した人間になる必要があります。逆に、そうなるように努めることが、人を愛するという行為に繋がっていくのではないかと思います。
私は、この本を読むことにより「自己完結できる人間のみが人を愛することができるし、人を愛することができる人間のみが愛されうる」と考えるようになりました。当時の私は、愛されることだけを考えていました。
当時の私は、「愛する」ということは、「好きである」ことの延長にあるものだと思っていました。つまり、「好き」と「愛」は基本的に同質なもので、「好き」が昇華して「愛」になる、と考えていて、全く疑っていませんでした。この本に出会って、その考えが180度、変わりました。極論すれば「好きであること」と「愛すること」は正反対の行為だということです。
「相手を必要とすれば必要とするほど、人間は相手を愛する能力を失ってしまう」と著者は言っています。人間ってなんて悲劇的な存在なんだろう、と思うと涙が溢れてきたのを記憶しています。確かに、「相手を好きになること」は、自分の中の「寂しさ」「依存」のような精神的な欠陥が起因となっているような気がします。それゆえに、簡単に人を好きになってしまう。
著者は「どんなに何をしようと、自分のしたことを考える限り、人を愛せるだけの成熟した人格には達していない。愛するとは自分の立場に立って相手を考えることではなく、相手の立場に立って相手を考えることである」とも言っています。「相手を考える」という行為の中には既に自己は介在しておらず、純粋に相手の事だけを考える、ということだと思います。それができるためには、「寂しさ」「依存」のような自己の精神的欠陥を克服し、自立した人間になる必要があります。逆に、そうなるように努めることが、人を愛するという行為に繋がっていくのではないかと思います。
私は、この本を読むことにより「自己完結できる人間のみが人を愛することができるし、人を愛することができる人間のみが愛されうる」と考えるようになりました。当時の私は、愛されることだけを考えていました。
2003年6月19日に日本でレビュー済み
二十歳前後の時この本に出会い、自分のエゴを思い知らされました。
好きと愛するの違いがわからない人、交際が長続きしない人、振られたことのない人、ぜひ読んでみてください。
好きと愛するの違いがわからない人、交際が長続きしない人、振られたことのない人、ぜひ読んでみてください。
2022年1月12日に日本でレビュー済み
「人格的に未成熟な人は、愛を錯覚している人」とあります。
具体的な例を挙げ、色々な錯覚した愛について、説明してありました。
愛だと信じていたものは、実は......。
きちんと見極めないで、結婚するから破綻する。
とても、興味深く読みました。
具体的な例を挙げ、色々な錯覚した愛について、説明してありました。
愛だと信じていたものは、実は......。
きちんと見極めないで、結婚するから破綻する。
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