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宇宙からの帰還 (中公文庫 M 274) 文庫 – 1985/7/10
立花 隆
(著)
- ISBN-104122012325
- ISBN-13978-4122012325
- 出版社中央公論新社
- 発売日1985/7/10
- 言語日本語
- 本の長さ375ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1985/7/10)
- 発売日 : 1985/7/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 375ページ
- ISBN-10 : 4122012325
- ISBN-13 : 978-4122012325
- Amazon 売れ筋ランキング: - 217,667位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒業。(株)文藝春秋を経て東大哲学科に学士入学。74年「田中角栄研究」を「文藝春秋」誌上に発表。著書多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ぼくらの頭脳の鍛え方 (ISBN-13: 978-4166607198 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生の頃に読んで以来、何年もの間、ずっと記憶に残っていた作品です。
立花 隆さんの、丹念なそして膨大な取材結果を、できるだけありのままの状態で組み立てた内容。
無理に方向性を作らず、宇宙飛行士たちのあるがままの言葉を引き出した彼の姿勢、そして、当の宇宙飛行士たちの強烈な体験談に、感動しました。
答えている彼らの言葉から、心理的な興味を引き出した、非常に優れた取材だったことがわかります。
立花 隆さんの、丹念なそして膨大な取材結果を、できるだけありのままの状態で組み立てた内容。
無理に方向性を作らず、宇宙飛行士たちのあるがままの言葉を引き出した彼の姿勢、そして、当の宇宙飛行士たちの強烈な体験談に、感動しました。
答えている彼らの言葉から、心理的な興味を引き出した、非常に優れた取材だったことがわかります。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
体験者のみが知覚できる世界(宇宙体験で精神的影響を受けて、内的に大きく変わった)。
宇宙から地球を見ることで、人間は地球では大した存在ではなく、地球も宇宙では大した存在ではなく、唯一の絶対神の存在を感じる(何と呼ぼうと構わないが)。
国籍・人種・宗教が違っても、我々は宇宙船地球号の乗組員であることを自覚すると、国々が争っていることが、非常に小さく、愚かなことに思えてくる。
地球規模でなく、宇宙規模で考えると、争いは無くなるのではないだろうか(人類皆兄弟)。
宇宙の強大さ・地球の有難さ・神の存在・人間の弱さが、ヒシヒシと伝わってくる。
この世界には、いまだ科学では解明できないモノが存在する(科学の申し子である宇宙飛行士も、そう感じている)。
宇宙から地球を見ることで、人間は地球では大した存在ではなく、地球も宇宙では大した存在ではなく、唯一の絶対神の存在を感じる(何と呼ぼうと構わないが)。
国籍・人種・宗教が違っても、我々は宇宙船地球号の乗組員であることを自覚すると、国々が争っていることが、非常に小さく、愚かなことに思えてくる。
地球規模でなく、宇宙規模で考えると、争いは無くなるのではないだろうか(人類皆兄弟)。
宇宙の強大さ・地球の有難さ・神の存在・人間の弱さが、ヒシヒシと伝わってくる。
この世界には、いまだ科学では解明できないモノが存在する(科学の申し子である宇宙飛行士も、そう感じている)。
2019年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アポロ13号の危機奪回作戦、宇宙に出た宇宙飛行士のそれぞれの所懐など、心に残る一冊でした。
宇宙へ出ると、今までの地球での価値観が飛行士誰もが180度変わると口を揃え、啓発されて思想家になった人、宇宙空間で即興詩を作った人など、それぞれの思いが手に取るように伝わって来ました。
述懐を読みながら、彼らの傍らで宇宙に佇む臨場感を噛み締めました。
私は生臭坊主のようなゴタクをまことしやかに並べ立てるのが嫌いなので、直裁に書きますが、
本書はアストロノーツの皮膚1枚の呼吸感覚が嗅ぎ取れる、深い取材に基づいた好著です。
宇宙へ出ると、今までの地球での価値観が飛行士誰もが180度変わると口を揃え、啓発されて思想家になった人、宇宙空間で即興詩を作った人など、それぞれの思いが手に取るように伝わって来ました。
述懐を読みながら、彼らの傍らで宇宙に佇む臨場感を噛み締めました。
私は生臭坊主のようなゴタクをまことしやかに並べ立てるのが嫌いなので、直裁に書きますが、
本書はアストロノーツの皮膚1枚の呼吸感覚が嗅ぎ取れる、深い取材に基づいた好著です。
2021年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俺には無理難し過ぎて面白くなかった途中でBOOKOFF行き
2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生と死、宗教、神の存在など、あらためて考えさせるところが多かった。
中古を購入したがきれいな状態で大満足。ただ、活字が小さく年寄りには読みにくかった。
中古を購入したがきれいな状態で大満足。ただ、活字が小さく年寄りには読みにくかった。
2010年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々に夢中になって一気に読んだ活字本。
21世紀の現在、時代は折り返し地点にある。車も空を飛ばないし、勿論ドラえもんも現れない。恐らくこれからの地球に劇的な変化は起こらず、戦争の世紀により掻き混ぜられた世界は沈殿、凝固して行くだろう。鏡の千年が始まる。
その中にあり、人類史上最高の科学的沸点を向えた一台プロジェクト『アポロ計画』世界唯一の同時革命が起こったと言われた1969年、それは実現した。
人は築き上げた科学という剣を総結集して、かつて神の領域と言われた神話の地平へと実際に足を踏み入れたんだ。近年月面着陸は嘘だったとか言うニュースが世間を騒がしたが、これこそ愚の骨頂。世界が行き詰まりにあることの証拠だろう。
アポロ計画は1972年の17号で終止符を打っている。地球の総人口60億に対し、たった20人弱の人間だけが、地球以外の天体(月)に到達している。
今後現れるかも不明な伝説の月面着陸者及び宇宙飛行士に、科学的側面からでは無く精神的側面から迫った力作!
宇宙からの帰還者たちには、その後精神に異常をきたした者や、宗教家になった者、画家や詩人になった者がいるのだが、反面ビジネスや政界で成功している人間もいる。それらの人達からできるだけ広範に、素晴らしく的確なインタビューをとってまとめている。全盛期の立花隆のインタビューは冴え冴えで、飛行士からも「「よくぞこんなことを聞いてくれた!」と絶賛されたもの。この本が日本人の手で成されたことを誇りに思いたい。
発刊されたのは25年前なのだが、今読んでも逆に新鮮で、驚きと発見に満ちた一冊となっている。もうすっかりマスト本の一つとなってしまった。しばらくしてから、また読みたい。司馬遼太郎もこの本を愛読していたらしいし、飛行士の野口さんはこの本と出会い、宇宙を目指したそう。
宇宙でESP実験を行なったというエド・ミッチェルのラスト付近のインタビューは本当に開眼もの。人間とは、神とは何か?宇宙体験とは、宗教体験と限りなく近いものなのだという事実。全てのものは、表現方法が違うだけで同じことを表そうとしている!?
冷戦時代にもし人類が宇宙に行ってなかったら、恐らく核戦争起こってただろうなあ〜っと思わさずにはいられない。
ネットが星を覆い、電子や光が世界を駆け巡っても、民族や言語が無くなる程には情報化してない近未来までに。。。人は次のステージにいけるのだろうか?
科学の限界と可能性を同時に感じた。
あ、勿論一瞬でねw
21世紀の現在、時代は折り返し地点にある。車も空を飛ばないし、勿論ドラえもんも現れない。恐らくこれからの地球に劇的な変化は起こらず、戦争の世紀により掻き混ぜられた世界は沈殿、凝固して行くだろう。鏡の千年が始まる。
その中にあり、人類史上最高の科学的沸点を向えた一台プロジェクト『アポロ計画』世界唯一の同時革命が起こったと言われた1969年、それは実現した。
人は築き上げた科学という剣を総結集して、かつて神の領域と言われた神話の地平へと実際に足を踏み入れたんだ。近年月面着陸は嘘だったとか言うニュースが世間を騒がしたが、これこそ愚の骨頂。世界が行き詰まりにあることの証拠だろう。
アポロ計画は1972年の17号で終止符を打っている。地球の総人口60億に対し、たった20人弱の人間だけが、地球以外の天体(月)に到達している。
今後現れるかも不明な伝説の月面着陸者及び宇宙飛行士に、科学的側面からでは無く精神的側面から迫った力作!
宇宙からの帰還者たちには、その後精神に異常をきたした者や、宗教家になった者、画家や詩人になった者がいるのだが、反面ビジネスや政界で成功している人間もいる。それらの人達からできるだけ広範に、素晴らしく的確なインタビューをとってまとめている。全盛期の立花隆のインタビューは冴え冴えで、飛行士からも「「よくぞこんなことを聞いてくれた!」と絶賛されたもの。この本が日本人の手で成されたことを誇りに思いたい。
発刊されたのは25年前なのだが、今読んでも逆に新鮮で、驚きと発見に満ちた一冊となっている。もうすっかりマスト本の一つとなってしまった。しばらくしてから、また読みたい。司馬遼太郎もこの本を愛読していたらしいし、飛行士の野口さんはこの本と出会い、宇宙を目指したそう。
宇宙でESP実験を行なったというエド・ミッチェルのラスト付近のインタビューは本当に開眼もの。人間とは、神とは何か?宇宙体験とは、宗教体験と限りなく近いものなのだという事実。全てのものは、表現方法が違うだけで同じことを表そうとしている!?
冷戦時代にもし人類が宇宙に行ってなかったら、恐らく核戦争起こってただろうなあ〜っと思わさずにはいられない。
ネットが星を覆い、電子や光が世界を駆け巡っても、民族や言語が無くなる程には情報化してない近未来までに。。。人は次のステージにいけるのだろうか?
科学の限界と可能性を同時に感じた。
あ、勿論一瞬でねw
2019年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞で紹介されていたので買いました。最初は図書館で借りましたが、良かったので買いました。とにかくよく取材していると思います。ロケットが発射してからスピードがどれくらいになって、でも宇宙に出ると重力で減速するとか、具体的な数字もあって、SF好きにはお勧めです。